2018年十大ニュース
2018年も残すところわずか,平成最後の大晦日ですが,今年も恒例となっているビザンチン皇帝10大ニュースの発表です.毎年書いているんですが,基本的に仕事上の業績等は除外して,趣味上の話題ばかりです.まずは惜しくも(?)選外となった話題です.
・皆既日食撮影 今年の1月31日に皆既月食があったのですが,その撮影に成功しました(関連記事).
・3・11祈りのコンサート参加 今年も仙台で行われた祈りのコンサートに参加しました(関連記事).
・ノートPC壊れる 仕事で使っているノートPCが突然死し,買い替える羽目になりました(関連記事).
・しながわ宿場まつり参加 秋の恒例イベントです.今年は台風の影響で時間短縮となりました(関連記事).
・函館訪問 ウチのKの実家がある函館を数年ぶりに訪問しました(関連記事).
・日本の滝100選 今年はオシンコシンの滝,流星銀河の滝の2か所を訪問しました(関連記事①、関連記事②).
・日本医師会チャリティーコンサートに参加 12月に開催される同イベントに2年ぶりに参加しました.
・貧食カレー復刻 学生時代散々お世話になった学食カレーの復刻版を入手しいただきました(関連記事).
・セリ鍋の会参加 大学時代の仲間と年1回開催しているセリ鍋の会に今年も参加しました(関連記事).
さあ,続いてベスト10の発表です.ただ今年はどうしても10個に絞り切れず,10位が2つあります(笑).
第10位 エアコン壊れる!
記録的な猛暑だった今年,エアコンの重要性をひしひしと感じました.特に我が家には暑さ,湿気に弱い小動物であるチンチラがいるので夏場のエアコンは特に必須です.が…,今年の6月下旬我が家のチンチラ部屋のエアコンが故障しました.原因は室外機にあることが判明したのですが,なにせ購入して10年以上の機種,修理用の部品があるのか危惧されましたが,なんとか修理がすることができました.そしてその翌日から今年の猛暑が始まるという,まさにチンチラにとっては危機一髪のタイミングでした(関連記事)
第10位 各種オペラ鑑賞
もう一つの第10位です.クラシックの中でもとりわけオペラが好きな我が家,今年も新国立劇場や東京二期会を中心に合計10演目以上を鑑賞しました.それらの中でも印象深かったのは,細川俊夫作曲で日本初演となった「松風」(2月),バイロイト音楽祭の総監督カタリーナ・ワーグナーの問題演出(笑)によるベートーベンの「フィデリオ」(6月),それとは対照的に安定して美しいステージの「トスカ」,なかなか3つ通しでは上演されない二期会のプッチーニ「三部作」でしょうか.
こうしたオペラ鑑賞はその後のディナーもセットで楽しむのが我が家風です.
第9位 寮歌祭に今年も参加
前述のとおり基本的にクラシック愛好家の自分ですが,深層心理には寮歌が存在していて時に無性に歌いたくなります.今年も8月の中央寮歌祭(思えばこれが8月ほぼ唯一の活動だった)と10月の能代寮歌を愛するの会に参加しました.旧制高校を現役で過ごした方々は超高齢化が進んでおり,各地の寮歌祭は終了や縮小の流れにありますが,夏の中央寮歌祭のみは主催者の努力もあり,新制大学や私立大学など若い方々の参加も見られるようになっているのが嬉しいところです(関連記事①,②).
(写真左) 中央寮歌祭,(同右) 能代寮歌を愛する会
第8位 続日本100名城スタンプラリー始まる
2006年に日本城郭協会により制定され,翌2007年から始まったのが日本100名城スタンプラリーです.私も2008年5月から参加し,2011年1月の備中松山城をもって全100城の登城が完了しています.この企画の予想以上(?)の人気に気をよくしたのか,今年の4月から日本城郭協会が続日本100名城スタンプラリーを始めました.こうした企画もの,特に集める系に目がない私です.協会の目論見通り,さっそくガイドブックを購入し回り始めているのでした(ただ今度の100名城は中世の山城とかが多いので,回るペースは以前に比べて下がりそうです 関連記事).
第7位 東京マドリガル会ミニコンサート
趣味が合唱の私,現在いくつかの合唱団に所属していますが,そのひとつに東京マドリガル会があります.当会は1929年(昭和4年)に結成され,以来90年にわたり英国マドリガルを専門に研究演奏している団体です.定期公演は2016年の第88回をもって休止中ですが,現在も月に2回ペースで例会(本会では練習とは呼ばず例会という)を行っています.そんな東京マドリガル会のミニコンサートが私の勤務地で開催される機会を得たのでした.病院の訪問演奏はいろんなジャンルの方々がいらっしゃるんですが,英国マドリガルは初めてだったろうと思います(笑 関連記事).
コンサートの一コマ
第6位 マタイ受難曲企画始まる
こちらも合唱関係の話題です.現在私がメインで活動している合唱団のひとつが東京21合唱団です.年1回のコンサートや教会でのチャリティーコンサートなどの活動をしているんですが,今回縁あって東京のアマチュアオケである Collegium Armonia Superiore Japan のお声がけにより,2020年秋を目標に J. S. バッハのマタイ受難曲全曲公演を行うという企画が進んでいます.バッハのマタイ受難曲は古今東西の教会音楽の最高傑作です.それこそ,一生に1回はやってみたい作品なんですが,演奏規模などを考えると合唱団単体で企画するのは難しいと思っていました.しかし今回オケ側からのお誘いということで,俄然現実味が増し,12月下旬には主要メンバーを交えてのミーティングも行われました.ぜひとも成功させたいイベントです.
第5位 ひの新選組まつりコンテストに出場
春の恒例イベントであるひの新選組まつり,初めて参加したのが2006年の第9回で,以来10年以上ほぼ欠かさず参加しています.とはいえ近年はゲームやアニメから新選組に入ってきた若い参加者の増加など,急速に世代交代が進み,自分のようなオールドスタイルの立ち位置が微妙になっていると感じることもあります.さらにはかつて一緒に参加していた方々がほとんど卒業してしまったという寂しさもあり,箱館の土方歳三じゃないですが,自らの死に場所を求めて参加しているんじゃないかと感じることもあります.それでも参加し続けていたのは,2010年のコンテストでやり損なったくす玉割パフォーマンスをいつの日かリベンジしたいという思いがあったからです.で今年はついにパフォーマンスを完成させるべく8年ぶりにコンテストに参加しました.合否は度外視の100%自己満足のパフォーマンスですが,なんとか目標はクリア,自分的には「もう何も言うまい!」というワーグナー的な境地に至りました(関連記事①,②).
左 コンテスト後に,右 当日の一コマ
第4位 小田原医師会合唱団第10回記念定期演奏会
私がメインで活動しているもう一つの合唱団がこちら,小田原医師会合唱団です.ここはちょうど自分が当地に越してきたタイミングで結成された合唱団で,縁あって最初の練習から参加しています.当初は4声のアンサンブルをすること自体が大変な感じだったんですが指導の先生の我慢強い指導と団員の努力によってどんどん成長しているのを肌で感じた10年でした(自分だけが成長せず取り残されている感じ?).そんな医師会合唱団が縁あって,作曲家大田桜子さんの委嘱作品(金子みすゞの詩による混声合唱組曲「みんなを好きに」)を演奏するという貴重な経験をさせていただきました.本当に素晴らしい作品なので,全国の合唱団の方々に歌ってほしいと思います(関連記事).
左 演奏会当日に発売された楽譜,右 作曲者のサイン入りです!
第3位 北海道家族旅行
3位以上はすべて旅行関係の話題になります.例年自分の父の命日である7月中下旬付近に母親を連れての家族旅行に行くようになりました(昨年は山陰,一昨年は長崎,一昨々年は黒部など).今年の行先は北海道の道東地区でした.札幌で一泊して釧路湿原,阿寒湖,屈斜路湖から知床半島と巡りました.知床は自分的には20年ぶり,天気がイマイチでクルーズ船が欠航になるなど残念なこともありましたが,一方で珍しいトレッキングコースに参加したり,カニやエゾシカステーキなど北海道ならではの食を堪能した旅となりました(親も満足していたに違いない).
左 知床で見かけたエゾジカの子供,右 豪快過ぎるカニ
第2位 南部アフリカ旅行
今年は海外旅行に2回行っています.2位になったのはこのうち1月に行った南部アフリカ旅行です.これは本来昨年の10月に予定していたものが,諸事情で延期になったもので,実は冬休みではなく,遅い夏休みになります.南部アフリカに関しては以前ナミビアとボツワナのオカバンゴデルタには行ったことがあるんですが,メインの南アフリカにはほとんど行ったことがありませんでした.
左 ロベン島,右 テーブルクロスに覆われるケープタウンの街
なので今回は喜望峰,ビクトリアフォールズ,チョベ国立公園というこの地域では定番の王道コースを基本に,ケープタウン沖合のかつて監獄があったロベン島やヨハネスブルクも加えたツアーに参加しました.日本は冬の時期でしたが,現地は夏でほぼ連日良いお天気に恵まれ,快適な旅行を楽しむことができました.旅行記が途中で止まっているんですが,なんとか来年には完成させたいと思います(関連記事①,②,③,④,⑤,⑥).
左 喜望峰にて,右 チョベ国立公園の象
第1位 乾季のウユニとアタカマ旅行
そして栄えある2018年第1位は6月に行ってきたボリビア&チリ旅行です.南アフリカと南米という2つの大型旅行のうちどうしてこちらが1位になったのかというと,こちらの旅行は参加者が我々だけ,しかも初日からロストバゲージが発生し,途中大雪でチリ国境で立ち往生させられるなど,冒険度が圧倒的に高く印象が強烈だったからです.鏡張りで有名な雨季のウユニ塩湖には2015年行っていますが,今回は乾季という全く環境の異なる時期に前回は行かなかったトゥヌパ山やインカワシ島などのスポットを巡りました.
左 インカワシ島,右 カニャパ湖
また旅の中盤はアンデス高地帯の標高4000メートル地帯に滞在し,階段一段登るだけでめまいがするという体験もしました.そして後半はいつか行ってみたい場所であったチリのアタカマ高地の訪問です.死の谷・月の谷,青く美しいラグーンなど他では見られない景色に感動しっぱなしでした.本当に世界には凄いところがあると実感した旅でした.こちらも旅行記が途中で中断しており来年は頑張ります(そう言っているうちに次の旅行になってしまうのがパターンだが… 関連記事①,②,③,④,⑤,⑥)
左 アタカマ・チャクサ湖,右 アタカマ塩湖
以上です.来年はどんな年になるのか.いずれにせよ活動的な年でありたいものです.それではみなさん,よいお年を!
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コメント
ご無沙汰しています。
私のほうはブログはすっかり放置ですが(・_・;)、いつも旅行記など楽しく拝見しています。
来年も楽しみにしています。
良いお年をお迎えください。
投稿: みゆみゆ | 2018年12月31日 (月) 15:35
みゆみゆさん
いつもありがとうございます.
旅行記はいつも途中で放り出ししているうちに次の旅行、そちらの旅行記をかくも途中放り出し、また次の旅行という無限ループにハマっています(笑).
来年はなんとか脱却を図ろうと思いますので,時々のぞきに来てください.これからもよろしくお願いいたします。
投稿: コンスタンチヌス21世 | 2019年1月 5日 (土) 05:16