横浜の研修会
先日記事にしたように,産業医の更新時期が迫っていることが判明し,不足してる単位をかき集める作戦を展開中のビザンチン皇帝です.10月10日はその第1弾として午後から横浜で行われた研修会に参加してきました.
会場は横浜駅西口から程近くにある,神奈川産業保健支援センターです.開始時間の15分前に余裕をもって到着,受付をしてここで研修手帳を提出させられました.
席は自由だということで真ん中の前から3列目に座り開始を待ちます.少ししたらなにやら声の大きい婦人が入ってきました.みたらかなり高齢の方のようで,同行したやはり高齢の男性とともに最前列に着席しました.
時間となり講演が始まります.この日のテーマは有害業務管理,事業所で扱われる各種化学物質の管理とその安全対策がテーマです.お世辞にも面白いテーマではないんですが,聴講が義務なのでおとなしく拝聴します.すると突然
「ちょっと,何言ってるのか全然聴こえない」
と先ほどの高齢のご婦人が宣うじゃありませんか.キョトンとする講師の先生,「あのぉ,最後列の方聴こえてますか?」と確認します.もちろん皆さん聴こえている模様.なんたってマイクとスピーカーをバッチリ使ってるんですから.
どうやらそのご婦人,極度の難聴だったみたいなんですが,考えてみたらこの講習,一応産業医業務を行う医師を対象としたものなハズ.ということはこのご婦人も現役のドクターだと思うんですが,あの聴力で普段の業務が行えているのか,他人事ながら心配になったのでした.
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