東京21合唱団第15回コンサート
今日は演奏会の宣伝です.先日演奏会が終わった医師会合唱団とともに,自分の合唱活動の柱である東京21合唱団の第15回演奏会です.
医師会合唱団が邦人曲やポップス系を含む幅広いジャンルの曲を演奏しているのと対照的に,こちらはキリスト教の教会音楽に特化した合唱団です.
今回は,定番の讃美歌21に加えて,J. G. ラインベルガーのミサ曲変ホ長調(カントゥス・ミサ)とJ. S. バッハの教会カンタータ21番を取り上げます.ラインベルガーは19世紀の後半に主としてドイツのミュンヘンで活躍した作曲家です.その主要作品はオルガン曲と宗教曲で,今回演奏するカントゥス・ミサは1878年に作曲された作品で,無伴奏による二重合唱で歌われます(無伴奏なので楽器による応援がなく,しかも二重合唱なので1パート当たりの人員は通常の半分になるという高難度の作品!).一方のバッハはあまりにも有名な作曲家ですが,このカンタータ21番は彼のワイマール時代に作曲されたといわれており,バッハの作品ではしばしばみられる,苦悩から歓びへというパターンを取る結構大規模なカンタータです.こちらも難しい作品ですが,いい演奏になるよう団員一同最後の追い込みに入っております.
演奏会は10月19日(金)19時から東京都港区の霊南坂教会にて行われます.
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