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2018年4月29日 (日)

南部アフリカ旅行記⑦

 旅行からすでに3か月経っていますが,南部アフリカ旅行記いよいよ後半です(もたもたしてると次の旅行が始まってしまう (゜o゜)).

 1月24日水曜日,今回の旅行も折り返し点を過ぎていよいよ後半となる.この日はヨハネスブルグから飛行機でジンバブエのビクトリアフォールズの町に移動する日程である.モーニングコールは6時,ヨハネスブルグは1泊だけだったのでたいして荷物の出し入れがなかったため,パッキングはスムーズだった.身支度をして朝食のレストランへ,一般的なビュッフェスタイル(卵料理も付くアメリカンスタイル)だったが,ソーセージが固いのがやや難点だった(笑).

P1240598 P1240597 (左写真1) 朝食会場の卵コーナー,(右同2) この日の朝食

 朝食後は再び部屋に戻って準備し,7時30分にロビーに集合である.今回の参加者はみな時間にきちっとしてるので極めてスムーズにバスに乗り込んだ.空港への道中は昨日に続いてガイド氏による南アフリカの政治経済の話題,今日も非常に濃厚なお話が伺えた(笑).

 市内の交通はスムーズで8時過ぎには空港に到着である.ここからジンバブエのビクトリアフォールズに向けてのフライトとなるのだが,ここは国際線になるのでチェックインは自分でやらなければならない.南アフリカ航空のカウンターで手続きを行う.ジンバブエ入国にはビザが必要となるため,係員に「ビザは?」と聞かれたので,「向こうに着いてから取る」と答え,そのままスルーとなった.

 ここで件のガイド氏とお別れしてセキュリティに向かう.近年世界的にどこでもセキュリティは厳しくなっているのだが,ここアフリカ南部地域は緩いらしく,ブザーが鳴ってもササっとチェックするだけだった(機械も古典的.一応アメリカから全身スキャン式の機械も送られているらしいが使われていないとのこと).セキュリティを抜けると続いては出国審査,ここもあっという間に手続きは終わり出発ロビーに出た.

Img_3637 (写真3) 空港のラウンジでワインをいただく

 この段階でまた9時前,搭乗ゲート集合は10時なので,まだ1時間もあるではないか! ということでまずは目の前の免税店で緊急用のウイスキーする.日本から持ってきたものが昨晩でなくなってしまったからだが,今回の旅行ではミニバーが開かなかったり,ミニバーそのものがなかったりと毎日が緊急事態(笑)なのである.今回は760mLサイズを購入した.その後は例によってラウンジに入ってワインを楽しむ時間,朝っぱらからワインを飲めるのが休暇の特権だ.

 時間になったのでゲートに向かうとちょうど搭乗が始まるところだった.我々はグループ一段となってゲートのチェックを抜ける.それぞれ搭乗券とパスポートの写真の乗っているページを見せて通過するのだが,私の直前に通過した一人参加の若い女性のパスポートの生年月日がチラッと見えてしまった ( ゚Д゚).実は自分よりも年上らしい!! ものすごくショックを受けたビザンチン皇帝だった.

P1240623 (写真4) 軽食のビーフサンドイッチ(結局これがこの日の昼食になった 笑)

 10時40分に飛行機は動き始め,まもなく離陸した.安定飛行に入って軽食が配られる.ビーフとなんとかの選択だったが,”なんとか”が聞き取れなかったのでビーフを選択,サンドイッチだった.我々の前方にユダヤ人っぽい人がいたのだが,ちゃんと専用の軽食をもらっていた(コーシェル・フードというわけだ).

P1240839 (写真5) 飛行機からもビクトリアの滝の水煙が見える

 12時過ぎにもうすぐ着陸するというような機内アナウンスがあった.は,早いな(汗).その後徐々に高度を下げていく.窓の外を見ると熱帯雨林が広がっている.その先にもくもくと水煙が,「ビクトリア・フォールズだ!!」はやくもその姿を拝見し,感動に浸った我々である.その後まもなく飛行機は無事にビクトリアフォールズの空港に着陸した.

 機体が停止し外に出ると,「あ,暑い~」,涼しい高原のヨハネスブルグと大違いである.その後一同はなるべく早く入国審査場に向かう.これはここで取得しなければならないビザのためである.これから入国するジンバブエはビザが必要なのだが,これには1回ビザ,2回ビザ,数次ビザの種類があり値段も違う.一度入国してその後第三国に出国,おしまいという流れなら1回ビザで何の問題もないのだが,今回の旅行ではビクトリアの滝の観光のために一度ザンビアに行ってその後ジンバブエに再入国,翌日にはチョベ国立公園に行くためボツワナに出国し,同日夕方にジンバブエ再々入国と都合3回入国することになる.こうなると一番高い数次ビザが必要になるわけだが,ここで強い見方が登場する.それはジンバブエ・ザンビア両国を行き来自由&ボツワナへの一時出国も可というユニビザ(KAZA VISA)である.50米ドルで入手できるので,ジンバブエ数次ビザ+ザンビアビザ(55米ドル+50米ドル=105米ドル)よりも断然安い!! しかしこのビザ,一日の発行枚数が限定されているらしく,ようは早い者勝ちなのだ.我々が急いで審査場に向かったのはそういう理由があったのである.

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(左写真6) 断崖と滝のモニュメント,(右同7) ライオンが捕食する瞬間のモニュメント

 そんな審査場だったが,この日は観光客が少ないのかビザ発行カウンターにはほとんど人が並んでおらず,我々のユニビザ入手はあっさり成功 (^^)v.その後の入国審査から税関も極めてスムーズに通過し,13時には空港の到着ロビーに解放された(添乗員さんがこれまでの最速記録だと言っていた.ひどい時には抜けるのに2時間以上かかることもあるとか).ロビーには動物のモニュメントが飾られるなどアフリカムードいっぱいである.ここで現地ガイドと合流し外に出る(ここのガイドさんは日本人ではなく,英語を話す現地人の方だった).すると我々を待ち構えていたかのように現地人が合唱を始めた.もちろんチップ目当てのパフォーマンスなのだが,妙にハモってて感心した.

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(左写真8) お出迎えの合唱隊,(右同9) ビクトリアフォールズ空港

 ここで利用する車はヨハネスブルグと同様マイクロバス+荷物牽引車である.一同乗り込むとさっそくホテルに出発,ケープタウンやヨハネスブルグと違って周囲は熱帯サバンナである.20分ほど走ってビクトリアフォールズの町に入る.左折するとホテルに向かう交差点の正面向こうに滝の水煙が見え,一同歓声が上がる.

P1240852 (写真10) 周辺はサバンナです

 その後少し走ってこの日から3連泊するホテル・エレファントヒルズに到着,チェックインを済ませてさっそく部屋に入る.エアコンもばっちり利いているリゾートホテルである.バルコニーからはサバンナが見渡せるのだが,サルが出没していて油断すると部屋の中に入って来て荒らされるので,窓は決して開け放たないように念を押された(笑).

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(左写真11) ホテルのフロント,(右同12) ホテルからも滝の水煙が!

 この後の予定は16時頃からザンベジ川のサンセット・クルーズである.ただ先述のようにホテル到着が予想外に早かったため結構空き時間ができた.というわけで,我々はしばらく休んだ後,ホテルのプールに繰り出すことにした.

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(写真13) ザンベジビール

 プールは上下二段に分かれていて,それぞれプールサイドにはビーチチェアが並んでいる.深さは浅いところで1メートルくらい,深いところだと1.8メートルくらいになるようだ.見ると下段のプールサイドは白人客でほぼ満員状態だったため、我々は上段のチェアを占領する(こっちは貸し切りだった).結局下段は白人のみ,上段はカラードのみになっている.これが新手のアパルトヘイトなのか(笑).ここではプールで泳ぐ傍ら地元のザンベジビールをいただいた.それにしても南国のプールは気持ちいい.

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(左写真14) プールでくつろぐ自分,(右同15) 下段は白人専用エリアです(嘘)

 しばらくプールでくつろいだ後部屋に戻り,着替えをして集合場所に向かう.何度も言ってるように今回の旅行には困ったちゃんがいないので何事もスムーズだ.そのままバスに乗り込んでクルーズ船の船着き場に向かう.サバンナ地帯を20分ほど走って到着だ.船はまあまあ大きくて2階建て,2階の方が景色がよさそう(だが日差しや風は強そう)だったのだが,すでに満員になっていたため1階の海に近い部分に陣取った.ドリンクは飲み放題で,その他軽食が出てくるスタイルだ.ビール・ワイン・ビールといただいたのは言うまでもない(笑).

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(左写真16) ザンベジ川,(右同17) 船内の様子

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(左写真18) 乾杯! (右同19) こうしてみても大河だとわかります

 しばらくして船は動き始めまずはザンベジ川の上流に向かう.ザンベジ川はナイル川・コンゴ川・ニジェール川に続くアフリカ大陸第4の川で,ザンビア北部のアンゴラとの国境付近に端を発してザンビア国内を南下,やがてザンビアとジンバブエの国境を流れて,モザンビーク国内に入ってインド洋に達する.ビクトリアの滝があるのはちょうど中流域で我々がクルーズしているのは滝のちょっと上流部分である(ザンベジ川の中流域は急峻な部分が多く,こうしてクルーズができる穏やかな部分は滝の上流側などわずかしかない).お酒を楽しみながら,時々川から姿を現すカバを見つけたり,付近の枝に止っている鳥を観察するなどみな思い思いの時間を過ごしていた.

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(左写真20) 鳥がいます,(右同21) こちらはカバ

 やがて夕暮れ時,サバンナに夕日が沈んでいく.ザンベジ川にも夕日のオレンジが鮮やかに投影されている.嗚呼平和だ(そして休暇だ)と実感する瞬間だった.

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(左写真22) ザンベジ川の夕日,(右同23) 木々も赤く染まります

 日が暮れると周辺はどんどん暗くなり,さらには雲が出て雷までなり始めた.船は急いで桟橋に戻る(時計を見たら予定より30分近く多くクルーズしていたらしい).小雨も振り出したが幸い濡れることもなくバスに乗り込んだ.そのままホテルに戻る.

Thunder1 (写真24) 雷が!!

 この日の夕食はホテルのレストランである.部屋に荷物を置いてすぐに会場へ.こじんまりとしたビュッフェスタイルだった.この日は牛肉に加えてイボイノシシの肉にも挑戦した.食事中にはまたまた男声合唱チームが(空港にいたのと同じユニットかどうかはわからない)演奏にやってきていた.

 食事後は部屋に入ってシャワー… と思ったのだがひねってもお湯が出ない ( ゚Д゚).洗面台の方の水は出るので元栓というわけではなさそう.困ったので添乗員さんに連絡してホテルの係員を呼んでもらった.スパナやらなにやら持って現れた係員,ちょっと蛇口をひねると…

 じゃぁ~~💦

 なんと!お湯が出たではないか!!,さっきまでは何だったんだろう? なんだか狐につままれたような気分になった.とはいえ無事にお湯が出たのでシャワーを浴び,さらには今朝空港で買ってきた緊急用ウィスキーを飲んでさっさと眠りについたのだった.

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