2017年十大ニュース
さて,今年2017年も残すところわずかとなりました.というわけで,大晦日恒例のビザンチン皇帝10大ニュースの発表です.例年もそうなんですが,対象はあくまでも趣味やプライベートなことなので,仕事上のことや世間的な事件等は含まれません.
第10位 パソコンが壊れる
現在パソコンを何台か所有しているわけですが,そのうちの1台,家に置いてあるデスクトップが壊れました(泣).買ってそんなに経つわけではないんですが,夏以降ときどき不具合が発生し始め,年末に至ってとうとう修復困難な感じになってきたというわけです.データはもちろんバックアップを取っているので無事ですが,年末の忙しい中にパソコン移行作業が入ってしまったのは結構きつかったです(特にホームページビルダーをver.6から順にインストール&アンインストールを繰り返すのが 笑 関連記事).
第9位 日本の滝100選に挑む
現在自分が長期的にというか,ライフワーク的に取り組んでいるのが日本の滝100選です.以前やっていた日本100名城は約3年でクリアしましたが,この滝の方は難易度の高いところや,今現在アプローチのための道が閉鎖されているところもあるなど,いったいいつクリアできるのやらという感じになっています(おまけに近場の楽なところはほぼ訪問してるし).とはいえ,今年も北海道のアシリベツの滝や山口県の寂地峡五竜の滝などいくつかの滝を訪問できました(関連ページ).
第8位 初冬の奈良旅行
奈良といえば京都と並ぶ日本を代表する古都ですが,学会などもよく開催され,頻繁に訪れる機会のある京都と比べて,奈良は訪問する機会が少ない町でした.思い出したら最後に行ったのがなんと!学生時代,ずいぶん行ってないんだなあという思いと,ウチのKが実は奈良は未訪だということもあって,余っている年休を消化する意味も兼ねて1泊2日で奈良に観光に行ってきました.今回は奈良観光の原点とばかりに訪れたのは東大寺や薬師寺,法隆寺といった定番スポットです.比較的天候にも恵まれ楽しい旅行となりました(関連記事①,②).
第7位 銀の薔薇をもらう
クラシック好き,特にオペラに目がない我が家では機会を見つけてはオペラ鑑賞に出かけています.時には海外団体の引っ越し公演に行くこともありますが,メインは新国立劇場や二期会といった国内団体ものです.このうち新国立では今シーズンで契約が終了する飯盛泰次郎芸術監督によるワーグナーの指環4作品の最後,「神々の黄昏」公演が印象的でした.その他7月には二期会の「ばらの騎士」の公演があり,そのプルミエではペア先着70組限定で銀色のばらをプレゼントという企画をやっており,偶然貰えてしまい,非常に印象的なエピソードになったのでした(関連記事).
第6位 寮歌イベントに参加
前述の通り,基本的にはクラシック音楽愛好家の自分ですが,深層心理には寮歌が潜んでいて,何らかのきっかけで無性に歌いたくなることがあります.そんな寮歌のイベントとして,今年は6月の「能代寮歌を愛する会」と8月の「中央寮歌祭」に参加しました.どちらもここ数年定番になっている寮歌祭です.寮歌は基本的には現役でそれらを感じていた旧制高校経験者の方々のものですが,そうした方々は年々高齢化し,数が減っているのも事実です.そのためかつては全国にたくさんあった寮歌祭の多くも終了してしまいました.そんな中この2つのイベントは若い人も多数参加している寮歌祭として今後とも発展していってほしいものです(中央寮歌祭の方は実は自分も幹事なんですが 笑)(関連記事①、②)
第5位 ひのパレに高杉晋作で参加
毎年春の恒例イベントになっているひの新選組まつりに今年も参加しました.今年も同時代の人々枠での参加だったんですが,与えられた役は長州藩の高杉晋作! 南部藩出身で会津・新選組びいきの自分が高杉晋作なんて… とも思ったんですが,せっかくの経験とばかりに自前の三味線を用意してパレードに臨みました.面白いと言えば面白かったんですが,それにしてもアウェイ感がはんぱなかったです(特に高幡不動尊から小学校に移動するときのバスが,会津藩と一緒だったので余計肩身が狭かった 汗).一方で今回高杉晋作役を得たことを機に久しぶりに下関を訪問し,東行庵や功山寺など高杉晋作ゆかりの地を巡ったり,当地のおいしい海産物をいただいたのもよい経験でした(関連記事).
第4位 山陰への家族旅行
ここ数年,自分の父親の命日に合わせて家族旅行に出かけるのが定番になってきました(この手のものとしては2014年の北海道に始まり,2015年黒部,2016年長崎と続く).今年は妹がサンライズに乗りたいと言い出したことから,サンライズで行ける場所ということで山陰地区に決定しました(サンライズ瀬戸で四国もありなんですが,より乗車時間の長いサンライズいずもを選択).訪問したのは境港の水木しげるロードを手始めに,松江城や出雲大社,石見銀山,倉吉,鳥取砂丘など,宿泊はすべて温泉地で温泉津温泉に皆生温泉などです.どこも面白かったんですが,特に温泉津温泉で見た石見神楽が大迫力で素晴らしかったです(記事未作成).
第3位 総火演を観に行く
いよいよベスト3の発表,第3位は毎年8月に開催されている陸上自衛隊の総火演です.これは陸自最大規模の実弾射撃演習として知られているイベントです.こっち関係にも興味がある人間として,一度は行ってみたいと思っていたんですが,総火演は世間的にも非常に人気が高く,チケットを入手が困難なプラチナチケットとなっており行けていませんでした.しかし今回縁あってその学校予行のチケットが入手できたため,知人らとともに出かけてきました.演習は陸自の主要装備品を紹介する前段演習と,日本の島しょ部に侵入した敵を撃退する作戦展開を行う後段演習に分かれています.普段お目にかかれない実弾射撃が見られるのがポイントですが,特に初速が早い戦車砲の迫力はすさまじいものがありました.機会があればまた観に行きたいです(関連記事).
第2位 ラオス旅行
そして第2位は2月のラオス旅行です.今年は諸事情があって夏季休暇の海外旅行がなかったため,これが今年唯一の海外となりました.自分にとってはアンコールワット,ミャンマーに続く3回目の東南アジアでした.古都ルアンパバーンを中心に寺院や郊外の滝などを観光しました.同じ東南アジアの仏教国ですが,隣国のミャンマーの仏像はちょっとお茶目な表情をしていますが,ラオスのそれは色こそ金ぴかですが,表情は日本にある仏像に相通ずるものがあるなと感じました.一方で食事についても,ラープ(ラオス風肉そぼろ)やカオ・ソーイ(辛い麺料理)といった名物料理のほか,さすがかつてフランス領だったことを感じさせるフランス料理も堪能できました.その他ラオスの朝の風物詩,僧侶の托鉢も見学でき楽しい思い出となりました(関連記事①,②,③,④以下未完).
第1位 ヨハネ受難曲演奏会
というわけで,栄えある今年の第1位は3月20日に盛岡市民文化会館大ホールで行われた,バッハのヨハネ受難曲演奏会となりました.私が遠隔地団員として参加している盛岡バッハカンタータフェラインの40周年記念演奏会として企画されたものです.ヨハネ受難曲自体は過去にもやったことがあるんですが,常任指揮者である佐々木正利先生の指揮での公演は初めてということでワクワクして練習に参加していました.今回は節目の演奏会ということもあり,ソリストもすべて合唱団ゆかりの方々を起用したのも特徴です.合唱経験者ならばだれもが憧れる名曲,第1曲の前奏部分からしびれるようなステージとなりました.次回この曲をやれる機会があるのかどうかはわかりませんが,バッハはいいなと改めて思いました(関連記事).
その他,ランクインに至らなかった出来事です.
一,祈りのコンサートに参加 東日本大震災で亡くなられた方々,傷ついた方々の魂や心を慰めるために毎年この日に行われているコンサートに今年も参加しました.
二,宇宙戦艦ヤマト2202鑑賞 かつての宇宙戦艦ヤマトの続編的位置づけの「さらば~」,「ヤマト2」のリメイク作品が公開され始めました.昔から好きだったシリーズなので欠かさず見ています.
三,在京白堊会 在京者による高校の同窓会に今年も参加しました.昨年幹事学年だったために当時の仲間が集まり,その縁から今年も飲み会が開催されています.
四,東京21合唱団第14回コンサート 私が東京で参加している合唱団のコンサート,今年も赤坂の霊南坂教会を会場にバッハのカンタータ131番を中心としたプログラムを演奏しました.
五,小田原医師会合唱団第9回定期演奏会 本拠地である小田原で活動している医師会合唱団の定演です.私が参加している合唱団で唯一,邦人作品を取り上げる貴重な存在です.今年は太田桜子さんの作品を中心に演奏しました.
六,セリ鍋の会 大学合唱団の同世代の人間が晩秋に集まって,仙台名物のセリ鍋を食べる会をやっており今年も参加してきました.久しぶりに昔話に花が咲きました.
昨年は旅行が多くて寮歌祭などが圏外に飛ばされてしまったんですが,今年は順当な感じになっています.ちなみに毎年参加していたしながわ宿場まつりは諸事情のために不参加でした.
さて,来年はどんな年になりますやら.みなさんよいお年を!
| 固定リンク
コメント