新・湯治ワークショップ
昨日(11月28日)は表題の「新・湯治ワークショップ」に参加してきました.これは特定非営利活動法人健康と温泉フォーラムが主催し,環境省が共催して行われたイベントで,自分も所属している温泉療法医会の研修会も兼ねていました.
会場は上野の東京文化会館の4階会議室です.東京文化会館といえば二期会や藤原歌劇団などのオペラ観劇でちょくちょく訪れている会場です.上野駅の公園口を出て横断歩道を渡り,いつものように会館の正面口から入って,近くにあったエレベーターで4階に上がりました.そこに会議室があるんだろうと思っていたんですが…
ありません ( ;∀;)
そこにあったのは音楽資料室だけでした… おかしいなと思って辺りを見渡すと何やら張り紙があります.それによると,会議室に御用の方は一旦外に出て楽屋口から入ってくださいとのこと,どうやら同じように間違えてここに来てしまう人が多いようです ( ̄▽ ̄).
張り紙の指示通り一旦外に出て楽屋口へ.ここには守衛さんが立っていて,「フォーラムの方は奥のエレベーターから4階にどうぞ」みたいなことを言っていました(ここからは舞台の楽屋にも行けるので,そっち方面へ部外者が入り込まないよう見張っている模様).指示されたとおりに4階に上がると無事に会議室がありました.ここで受付を行って会場に入ります.
今回の新・湯治ワークショップは21世紀的な湯治の在り方や世間へのPRをいかにすべきかをテーマとした会合です.参加者は自分のような温泉療法医の他,全国の温泉地の関係者,旅行会社の方,行政関係者の他マスコミ関係者もいました.
会議は最初に基調講演があって,その後討論という流れになりますが,結構議論が白熱して面白かったです.ただこの会合,いろんな種類の人達がいろんな思惑をもって参加していることもあり,時として自分の地域の話題などのPRを延々とやってしまう人がいるらしいです(笑).そのため司会者にはイエローカードやレッドカードが渡されていて,あまり長くしゃべる参加者にはそれらを提示して発言を遮ることがあるらしいです(この日は提示された人はいませんでしたが,「これ以上話すとイエローカードが出そうなのでやめます」みたいなことを言ってた参加者もいました.自分的にはなかなか面白い会合でした.
で,会が終わった後は小田原にとんぼ返り,夜は市役所行われる介護保険審査会に参加したのでした.
| 固定リンク
コメント