北海道に行ってきました
週明けの更新です.
この週末は,23日(金)の夜に東京赤坂の霊南坂教会でのコンサートに参加,その後の打ち上げを経て都内に宿泊しました.で,翌24日(土)は朝9時の全日空機で北海道に飛びました.
目的は第82回日本温泉気候物理医学会(以下温気会)に参加するためです.名前だけ聞くと,「ん?」となる(笑)学会ですが,今年で82回を迎えることでもわかるように,戦前(昭和10年)から歴史のある古い学会です.
自分も入会してかれこれ17年になります.温泉の名が付くように毎年の学術大会は温泉地で開催されることが多い学会ですが,別に「温泉に浸かれば体にいい」とだけ言っているわけではなく,温泉を利用した健康増進だけではなく,タラソテラピーなどの気候療法やリハビリテーションなどの物理療法なども扱う横断型の学会です.自分もできるだけ参加しているんですが,名前のイメージからかただ参加するだけだと「遊びに行ってるんじゃないか」と疑われる危険性があるため(笑),毎年演題を発表することで,そうした疑念を払しょくして参加しています.
そんな温気会の今年の会場は北海道南部赤井川村にあるキロロリゾートでした.
ここは冬季にはスキー場としてにぎわう所ですが,夏場には各種イベントなどが行われるようで,今回のような学会もその一部らしいです.ホテルに入ると,学会の名札をぶら下げた人に交じって親子連れなどの観光客の姿も多数ありました.
(左写真3) 学会場であることを示す看板,(右同4) ホテル内部
受付を済ませた後は発表者用のPCデスクへ.ここで自分が発表するパワーポイントが正常に動くか最終確認をします.OKなら受け付けは完了です.自分が発表するセッションまではまだ時間があるので,シンポジウムや特別講演を聞いて過ごします.今回は北海道での開催ということもあり,近年アトピーや乾癬に効能があると人気が高まっている,道北の豊富温泉からの発表が興味深かったです.
やがて時間が来たため自分のセッションへ.発表は5分で討論は2分という段取りです.演題のところには残り時間を知らせるデジタル表示がされます(残り1分を切ると赤くなるウルトラマンのよう 笑).発表は順調に進み,ちょうど残り10秒で終わります.その後は参加者からの質問等がありましたが,総じて事故もなく自分の発表は完了したのでした.
夕方になりこの日の日程は終了,夜は懇親会も行われるんですが自分はパスしてほかの場所に繰り出したのでした.
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