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2017年4月 2日 (日)

4月2日

 今日は4月2日,新年度は昨日から始まっているんですが,週末にぶつかっているために実質的に動き始めるのは明日の3日からとなります.

 そんな4月2日は,実は学年が切り替わる日でもあります.すなわち4月2日生まれの子から,次の学年に所属することになるからです(以前の記事でも書いたいわゆる早生まれの最後が4月1日生まれ).普通に考えたら4月1日生まれから次の学年にしてもよさそうなものですが,いったいどういうことでしょうか.

 実はこれには学校教育法と民法の付属法である年齢計算保護者ニ関スル法律という2つの法律が関わっています.すなわち,学校教育法第17条によると,

「保護者は、子の満六歳に達した日の翌日以後における最初の学年の初めから、満十二歳に達した日の属する学年の終わりまで、これを小学校又は特別支援学校の小学部に就学させる義務を負う。」

とあります.一方で後者の年齢計算ニ関スル法律によると,

年齢は出生の日より之を起算す

となっています.この出生の日から起算というのがミソで,これに従うと満一歳になるのは生まれた日から数えて365日目(うるう年だと366日目)ということになり,それは誕生日の前日になります.例えば1966年3月28日生まれの人が満一歳になるのは,翌年の誕生日である1967年3月28日ではなく,その前日1967年3月27日ということになるわけです.同様の理屈で〇年4月1日生まれの子が満六歳になるのは〇+6年3月31日であり,これを学校教育法の規定に当てはめると,この子供が小学校に入学すべきなのは〇+6年3月31日の翌日以降の最初の学年,すなわち翌日から始まる学年(〇+6年度)ということになるわけです.一方で〇年4月2日生まれの子の場合は,満六歳になるのは〇+6年4月1日であり,小学校入学はその翌日以降に始まる学年ですから,ほぼ1年後の〇+7年度ということになる理屈です.

 いうなれば,歳をとる基準が世間の認識(誕生日)と法律の規定とがで違っているために起こる現象というわけです.ちなみに4月1日生まれの著名人に俳優の三船敏郎さん,元プロ野球選手の桑田真澄さんが,4月2日生まれにはミュージシャンの忌野清志郎さんがいます.

 そんなことを考えた4月2日でした.

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