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2017年1月26日 (木)

ブログパーツ

 20世紀と21世紀で大きく異なるのは情報通信インフラの著しい進歩にあるといわれています.とりわけインターネットの発達は世の中に情報通信革命ともいうべき変化をもたらしました.たとえば買い物ひとつとっても,20世紀なら自分の足で店を回るしかなかったのが,今では居ながらにして世界中のお店で商品を探すことができます.

 そんなネット時代はまた,それまで情報の一方的な受け手だった大衆が,自ら情報を発信できる手段を手にした時代でもあります.こちらも当初は個人のホームページの作成が主体でしたが,これらは結構手間がかかることやある程度の知識が必要なことから誰でも作っているわけではありませんでした.しかし2000年代前半には,よりリアルタイムかつ簡便な手段としてウェブブログ(略してブログ)が出てくると,個人とインターネットはより身近となり利用者も激増しました.そしてスマートフォンが普及し,ネット環境へのアクセスがより身近になった2010年以降はツイッターに代表されるSNSが世間を席巻し,まさに国民の半数以上がこうしたツールを使っているんじゃないかという時代になっています.こうしたネットによる情報発信の変化は,時代と共によりリアルタイムに,よりシンプルにといった流れに感じます.

 で,自分とネットという点で行っても,まさにその通りの流れになっていて,自分のホームページであるビザンチン皇帝の部屋の開設が2001年,メインブログであるビザンチン皇帝の日常(当ブログ)の開始が2006年でした.そして世間の風に流されるように(笑),Twitterやfacebookも始めて今に至っています.

 一方でかつてブロガーだった人たちがツイッターに流れるというのは一般的な現象らしく,SNS開始後はブログの更新頻度が落ちた,もしくはやめてしまったという人も多いようです.自分もSNS後は明らかにブログの更新頻度が落ちています.とはいえ自分にとってはホームページもブログも必要なものであることは変わっていません.自分の場合,情報発信ツールとしてツイッターは速報性の高い新聞の号外,ブログは旬な話題をまとまった文章として発表する雑誌,そしてホームページは時代にかかわらず自分が興味を持っていることを発信する百科事典的な位置づけで利用しています.つまりはそれぞれが必要な立ち位置をもって連携しているわけです.

 そんなわけで,自分のホームページやブログ上に自分のツイートを載せたくなるのも必然なんですが,そんな時に重宝するのがブログパーツというヤツです.これは極めて簡単な操作でホームページやブログ上にツイートを張り付けるアイテムです.かつてはTwitteenやついめ~じといったパーツがあって視覚的にも面白いので使っていたんですが,ツイッター自身のバージョンアップによって使えなくなり,2013年頃からはTweetsWindというパーツに切り替えていました.

 しか~し! 先週半ばごろから突然このTweetsWindがエラーが出ました画面になり,一切のツイートが表示されなくなってしまったのです(泣).数日様子を見てたんですが復活の気配はなく,これは100%サービス終了だなと直感じたため,昨日パーツの変更を行いました.今回はツイッターの公式パーツのTwitter/ウィジェットというものです.まあ公式で出してるものなので,突然消えることはないだろうと思ってますが.

 ただこのパーツ,横幅の最低値が220ピクセルなため,ココログの自分のテンプレートだと右端が少し切れてしまうという大きな欠点があるのでした(ホープページの方は自由度が高いので問題なし).テンプレートは変えたくないし,どうしたものかと思案しているのでした.

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