大学入試センター試験
この週末,日本列島にこの冬最大級の寒波がやって来たということで,北日本や日本海側を中心に各地で大雪になっていた模様です.当地は幸いにも雪は降りませんでしたが,それでも朝夕は結構気温が下がっていました(まぁ北国感覚でいえば寒いうちには入らないが).
そんな週末,同時に大学入試センター試験が行われていました.自分が現役だった頃は共通一次試験で,もっぱら国公立大学専用の試験でしたが,平成に入ってから大学入試センター試験と名前を変え,私立大学も参加できるほか,受験科目についても各大学で自由に扱うことができるようになりました(共通一次時代は全国公立大学5教科7科目必須だった).
自分が受験していた時代からすでに30年くらい経っているわけですが,試験翌日の新聞を見ながら,世界史の問題のみ毎年やっています.なぜ世界史なのかというと,自分が大の歴史好き,特に世界史好きだからです.
まあ,もちろんこの日のために特別な勉強をしているわけではないので,そんなすごい高得点というわけにはいきませんが,それでも毎年平均点よりは上になっているので,仮に世界史1科目だけでいいのなら,どこかの大学に引っかかる自信はあります(笑).ちなみに今年は4問間違いの89点でした.ここ数年の中では一番点数が良かったんですが,思うに問題が易しかったものと思われます.
ちなみにセンター試験の世界史の問題は,基本4択で,文が正しいものを選べというパターンが多いんですが,毎年誤った選択肢を見て笑うのも一興です.自分的に今年の問題で笑えた誤選択肢を紹介します(カッコ内は正しい答え).
・曹操が焚書・坑儒を行った(焚書坑儒は始皇帝).
・ヴァレンシュタインがスウェーデン軍を指揮した(スウェーデンの指揮はグスタフ・アドルフ,ヴァレンシュタインは神聖ローマ帝国側の将軍).
・アイバクがカジャール朝を開いた(アイバクが開いたのはムガール朝,カジャール朝はイランの王朝).
・ミッドウェー海戦でアメリカ艦隊が敗北した(言わずもがな).
かつては年号や人物を選ばせるなど,丸暗記科目というイメージの強かった世界史ですが,最近は文章を吟味して答えるものが多く,知的な遊びとして取り組むのも面白いものです.
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