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2016年9月29日 (木)

第26回しながわ宿場まつりに参加してきました

 すでに4日経過してしまいましたが,さる9月25日に開催されたしながわ宿場まつりの江戸風俗行列に参加してきました.秋の定番扮装イベントとなっています.

 今年扮したのは八丁堀の同心!

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 あれっ? 以前もやってなかったっけ,とツッコんでくれる方は正しい.実は2013年にも同じ役で参加しているからです.まあ当初希望していた役が被ってしまい,こちらに回ったというのが正解なんですが !(^^)!.ちなみにウチのKは寺子屋の先生になりました.

P9251368 (写真) 悪代官と碁を打つ同心

 前日は都内で用事があったため宿泊して,朝着替え場所となる北品川二丁目町会会館に向かいました.出向いた時間は昨年とほぼ一緒の8時半ごろだったんですが,比較的スムーズに支度が完了した昨年とは打って変わって,今年はメイクが律速段階になります.特に女性陣の支度は大渋滞で,ウチのKが完成して出てきたのは会場入りの1時間半後でした(( ゚Д゚)).

P9251359 (写真) 魚心あれば水心

 このお祭り,常連さんの参加率が非常に高くて,毎年この日だけお会いする方がたくさんいるのも魅力です.着替えを待つ時間などにそんな方々と旧交を温めました.

 パレードは12時から開始,参加者は三々五々集まってきます(この辺のユルさがこのお祭りの魅力です).例年先頭は交通安全パレードになり,一日署長として女性アイドルが参加するんですが,今年は福田彩乃さんだったそうです(よく知らない 泣).

P9251385 (写真) パレードの先頭車

 予想通り12時を結構過ぎてからパレード開始,ここから品川寺までの1.5キロを練り歩きます.自分がイスラエルから帰国してから涼しい日&雨の日が続いていて,すっかり秋めいたなぁなどと感慨に浸っていたんですが,この日は朝から晴れの良いお天気,気温や湿度も高くなりました.

Dsc_1126 (写真) 休憩中

 そんな中でのパレードでしたから,後半特にバテ気味になったんですが(笑),まあなんとか歩き切りました(最後足が攣りかかりました.終了後品川寺で休憩なんですが,例年だと早々に切り上げて活動再開となるはずが,今年は疲労回復のために少し長めに休憩を取った).

 例年沿道は大勢の観客で賑わうんですが,今年は明らかに外国人と思われる方がたくさんいて,さかんにカメラのシャッターを押していました(自分もどれだけ写真を撮られただろう 笑).

Dsc_1113 (写真) テレビの取材も入ってました

 パレード後は沿道をゆったりと歩く時間です.例年書いているんですが,しながわ宿場まつりのツボはパレード後の自由時間にあります(パレードははっきり言えばオマケで,こうして扮装した人たちが道を三々五々歩くことで,往年の宿場の雰囲気を醸し出そうというのがメインテーマだったりします).この日も沿道に出ていたお酒コーナー(やっぱりそこか 笑)を巡ったりして宿場の雰囲気を盛り上げました.

P9251414 P9251416 (写真) 勤め人の悲哀(左 岡っ引きに威張る同心も → 右 殿さまにはペコペコ)

P9251404 P9251407 (写真) お姫様の家庭教師(ついつい手が出てしまう 笑)

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2016年9月27日 (火)

災害時の放送

 昨日今日と所用があって九州の方に出かけていました.

14495406_1083839141713450_361692314 (写真) 午後の空港

 用事が住んでお昼頃にむこうを発ち,14時過ぎに羽田空港に無事到着しました.そのまま飛行機を降りてターミナルに入ったところでふいに放送が流れます.

 「先ほどの津波による,ターミナルビルへの被害はありません.」、「大津波警報は解除されました!」

 ん? なんだ? 東京に大きな地震でもあったのか (゜o゜),と緊張が走ります.おかしいな,もしそうなら機内でも何らかのアナウンスがあったろうに,と訝しんでいるとそのうち別な放送があって,どうやらこれは災害訓練用の放送だったらしいと判明…

 災害訓練ですから,当然事前にこれから訓練用の放送がある旨のアナウンスがあったはずなんですが,自分のように空路到着→即放送に遭遇すると,本物か!と思ってしまうのでした(陸路空港に到着というケースなら,そんな地震なんかなかったとわかるんですが,空路だと直前の地上の様子なんて知りようもないですから).

 そんなことを感じた羽田空港昼下がりの災害放送でした.

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2016年9月24日 (土)

イスラエル旅行記② ~イスラエル入国編~

P9140051 (写真1) 荒涼とした大地

 ヨルダンのこの日の天気は晴れ,バスは空港を出発して一路西に進む.周辺には荒涼とした砂漠とところどころに生えているオリーブの木といういかにも中東的な景色が広がっていた.道はどんどん下り坂になっている.途中ゼロポイントと書かれた標識を通過,実はここ地中海を基点とした海抜ゼロメートル地点である.道はその後もどんどん下っていくからこれ以降はすべて海抜ゼロメートル地帯ということになる.以前南米のペルーやボリビアの高地帯を訪問して酸素の薄い世界を経験したわけだが,今度は逆に酸素分圧が高い(ハズな)世界,そういえば気のせいか酸素が濃くなった気がする(笑).

P9140043 (写真2) どんどん下っていく

 しばらく進んで付近は開けた盆地部に出た.まっすぐに伸びた道のはるか先に湖と町が見える.湖の方はどうやらあれが死海らしい.否応なく気分が盛り上がる瞬間だ(町の方は旧約聖書でおなじみのエリコ).そうこうしているうちにヨルダンとイスラエルの国境地帯に差し掛かった.

 ヨルダンとイスラエルの国境ポイントはいくつかあるのだが,今回通過するのはアレンビー橋(キング・フセイン橋)である.ただここはヨルダンとイスラエルの国境というより,ヨルダンとパレスチナ自治区との国境である.ヨルダンはパレスチナを国として承認しているため,公式にはここをイスラエルとの国境とは見なしていない(とはいえ一般の観光客が通過するには問題はないが).自分は過去にヨーロッパで何度も陸路の国境越えを経験しているのだが,ウチのKは初体験ということでちょっと緊張していたらしい.

P9140054 P9140059 (左写真3) 海水浴グッツが…、(右同4) ヨルダン川の検問所の免税店

 やがてバスはヨルダン側の検問所に到着,ここで出国審査となる.手続きの仕方はひとりひとりがブースに並んで審査を受ける形ではなく,係員全員分のパスポートを預かって事務所に行き,そこで手続きをした後パスポートを返却して完了というちょっと斬新(?)な方法だった.

P9140067 (写真5) 国境地帯

 駐車場に入りバスが停まる.待っていたら係員が乗りこんできた.指示されたとおりにパスポートの顔写真が写ったページを開いた状態で手渡す.添乗員さんによると,この時ヨルダンの出国税を取られる可能性があるので,各自現金15USドルを用意しておくようにとのことだったが結局取られることはなかった.

 審査にはちょっと時間がかかるとのことで,この間にトイレを済ませようと一同バスを降りて建物の中へ.ここには簡単なお土産物屋などもあった.

 で,トイレを済ませてバスに戻ったのだが,ふと見ると最前列の座席にパスポートが山積みになっている! どうやら審査が早く終わったためここに置いていったらしい.セキュリティは大丈夫か(;゚Д゚)! ちょっと不安になったが幸い全員分ちゃんとあった(こんな感じだと,過去にはどさくさに紛れて無くなったというケースがあるんじゃないかと思ったが,そういう例はないらしい).

 全員そろったところでバスは出発,いよいよ国境に差し掛かる.両国の国境となっているのがヨルダン川だ.ニュースなどにも頻繁に登場する有名な川であるが,実はあまり大きくはなく国境の橋はあっさりと通過してしまった.しばらく走りやがてイスラエル側の検問所に到着した.

 イスラエル側の審査はヨルダン川に比べて格段に厳しく,ここでは係員がまとめてなんてことはなく,荷物を含め各自がチェックを受けなければならない.しかもやってくる車両1台ずつ,係員の指示があるまで下車することはできないという徹底ぶりだ(さすがに徒歩や自転車で国境を越えてくる人はいない模様).

P9171132 (写真6) イスラエル入国時に渡されるカード

 しばらく待っていると指示があり一同バスを降り,各自のスーツケースを手に建物の中へ.外は暑かったが中は一転して冷房がガンガン効いており寒いくらいだ.手続きはまずパスポートのチェック,ここはみんなあっさり通過だったが,ウチのKのみ名前を言わされていた(風貌が怪しかったのか 笑).続いては荷物検査,そして入国審査本番となる.審査ではいろいろ聞かれる可能性があると言われていたが,たいしたことはなかった.2016年現在イスラエルへの入国にあたって,パスポートにスタンプは押されないが,かわりに小さな青いカードが手渡される.これにはなんと!自分の顔写真が… どうやら先ほどのパスポートチェックの際に読み取ってコピーしているらしかった.

P9140070 (写真7) イスラエル側の検問所を出たところ

 審査を抜けるとそこはもうイスラエル(パレスチナ自治区)である.ここからはさっきまでとは別なバスに乗りこむ.ここで今回の旅行に同行してくれるガイドさんが登場,1組は男性,我々の2組は女性のガイドさんだった(イスラエルに30年以上住んでいるらしい).

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2016年9月23日 (金)

イスラエル旅行記① ~出国編~

 先週行ってきたイスラエル旅行記をアップしていきます.

 出発は9月13日,朝から雨模様だったこの日は午前中は通常勤務をこなし,午後からは申し送り書の作成,申し送りを行って午後4時前に職場を出た.小田原駅16時12分発の新幹線に乗って一路東へ,さっそく駅で購入したビールを飲んだ(昼間っからビールを飲むと休暇に入ったという実感がわく 笑).品川駅で下車し成田エクスプレスに乗り換える.東海道新幹線で西から入った場合,東京駅で乗り換えるとホーム間の移動が大変なので(東京駅の総武線ホームは地下深くなため)品川駅で乗り換えるのがツボである.乗り換えた成田エクスプレスは結構空いていた(都心-成田は2年くらい前に京成のスカイライナーがパワーアップして時間&値段とも優位に立っているので苦戦しているようだ).電車は快調に走り,佐倉の辺りで日が暮れて成田空港到着時はすっかり暗くなっていた.

Dsc_1047 (写真1) 乗り換えの品川駅ホーム 

この日の集合は18時50分であるが,電車遅延などの不測の事態を避けるため余裕を持たせたこともあり,空港に着いたのは18時頃だった(今回利用するのは第2ターミナル).

 到着後まずは旅行中に使うポータブルWiFiルーターレンタルのお店へ.最近は旅行先のホテルでもWiFiが無料で使えるところが増えてはいるが,アメリカやヨーロッパの大都市と違って,他地域ではWiFiはあってもうまく繋がらない&遅いといったケースも多いため,自分用のヲ用意するのが定番になっている(ウユニ塩湖みたいにはなから電波が届きそうもないところは最初から用意しない).あらかじめ予約していたため受け取りはスムーズだった.

Dsc_1049 (写真2) 第2ターミナル出発ロビー

 その後出発ロビーに上がり,まずは宅配会社ABCのカウンターへ.ここで事前に送っておいたスーツケースを受け取るためだ.その後はロビーの北の端にある団体受付カウンターへ,集合時間までだいぶあったのだがすでに来ている人も多いようだ.今回利用するのはクラブツーリズム主催で近畿日本ツーリスト共催のツアーだ.自分は近ツリ側から申し込んでいた(そうすると割引が効くため 笑).ここでまずeチケットをもらって,今回利用するエミレーツ航空のカウンターでチェックインを行う.行ってみたらすでに結構な行列ができていた.自分たちの前には同じツアーに参加するらしい年配女性の2人連れがいたのだが,大柄な方が「あなた,〇△じゃなきゃダメよ」みたいに突っ込んでいて,小柄な方が「わたしわからないから」という感じでぼけていて見ていて楽しかった(笑).

P9130001 (写真3) エミレーツのカウンター(自分はもちろんエコノミー 笑)

 自分の番がやって来たので受付をしていたら左の方でドスンという音が… 見ると2つくらい先のカウンターで人が倒れている.職業の本能で駆け付け,「大丈夫ですか」と声をかける.すぐに返答できる状態になっていたことと,航空会社の係員がやって来たため緊急性はないと判断してお任せしてカウンターに戻った.

 チェックインにあたっては預けの外に手荷物の重量チェックも行われた.エミレーツでは一人7キロに制限されているらしいからだ.が,自分の荷物は7.4キロ… あっと思ったがスルーされた(思うに同行のKの手荷物が5キロ未満だったので合わせ技でセーフになったようだ).手続きが完了すると再びさっきの団体カウンターに戻る.事前に送られてきたしおりによると,今回のツアーはバス2台で催行されるとのことで添乗員も1号車2号車それぞれにいるらしい.我々が乗るのは2号車だった.2号車の添乗員さんは比較的若い短髪の浅黒い方だった.白いシャツを着ていたのだが,どこかで見たことある風貌だと思ったら,そうだ2014年2月にミャンマーに行った際にお世話になった現地係員(もちろんミャンマー人)に似ているのだった(親戚にミャンマーの人がいるんだろうか).

 あとでわかったことだが,今回のツアーは総勢62人!とのこと,演奏旅行以外では最大規模である.修学旅行みたいな規模であることから,1号車を3年1組,2号車を3年2組と勝手に命名した(自分は3年2組所属となる 笑).

P9130004 (写真4) 吉野家もあります

 団体カウンターでの説明が終了し,あとはゲート集合時間までフリーだ.特にすることもないのでセキュリティを通って出国審査に進んでいく.夜ということもあるのか,あまり混んではいなかった.新品のパスポートに出国のスタンプが押される.免税店エリアを通ってまずは搭乗ゲートを確認しておこうと搭乗券に書かれている95番ゲートを目指す.95番は他の第2ターミナルのゲートとは離れたところにあった.なんかいつか来たことがあるなぁと思ったら,2015年2月にボリビアに行くときのアメリカン航空の搭乗口がこの辺だったと思い出す.当時はできたばかりだったのか,店もほとんどなくシャッター通りだったのだが,この1年半の間にかなり充実したようだ(お洒落な吉野家もあった 笑).

 ゲートに到着した後は近くの売店で機内用のお茶や菓子類を購入,トイレを済ませて待つ.三々五々人が集まってきたところで添乗員さんから今後の説明があった(主に到着地での集合場所など).

 そして時間となり搭乗が始まった.我々にとっての初のエミレーツだったが,この日の機内は比較的空いている.席に着くとさっそく小物入れが手渡されるのがうれしい(これにはアイマスクや靴下,耳栓などが入っている).あとは女性CAの帽子や白く垂れている布?が魅力的だ.予定の乗客が乗り終わったのか機体はゆっくりと動き始める.そして20時26分無事に離陸した.

 安定飛行に入ってしばらくすると1回目の食事の時間になる.今回は肉焼きそばとチキンの選択だった.私は肉焼きそばを,Kはチキンを選択した(ワインも注文したことはいうまでもない 笑).食事が終わりしばらくすると飛行機は中国大陸に入っていく(行きは上海上空を通過していた).この飛行機は機内でWiFiが使えるということで試してみると,たしかにつながった(10MBまでは無料で以降は1USD).そうこうしているうちにワインの酔いが回ったのか眠ってしまった.

Dsc_1051 Dsc_1052 (左写真5) 肉焼きそば,(右同6) チキン

 次に目が覚めたら数時間経過していた.ドバイ時間では9月14日の午前1時である(日本時間だと午前6時).ここで2度目の食事の時間となるが,今度は中華粥とオムレツの選択だった(私が中華粥,Kがオムレツ).飲み物はさすがにまもなく着陸なのでアルコールは止めた(笑).食事が終わるとやがて機体は高度を下げ始める.そして2時30分無事に着陸した.

Dsc_1053 Dsc_1054 (左写真7) 中華粥,(右同8) オムレツ

 この日のドバイ空港はボーディングブリッジではなくバスでターミナルへの移動だった.夜とはいえ外はさすがに中東の熱気が凄い.ターミナルに入ったところでツアー参加者はグループごとに集合,ここからまとまって乗り換え口に向かう.セキュリティを抜けてしばらく歩いた先が次の搭乗口B26ゲートだった.ここまで正味30分,ターミナル内はそれなりに歩いたものの,手続きは驚くほどシンプルであっさりだ.同じ乗り換えでもこれがアメリカなら,数度のセキュリティにパスポートコントロールと軽く2時間以上かかってしまう.最近は南米に行く場合,アメリカ経由ではなくドバイ経由という選択もあるというのがうなずける簡単さだった.

P9140016Img_2688 (左写真9) 夜明けのドバイ空港,(右同10) 夜明けのビール

 乗り換えゲートを確認した後いったん解散,再集合まで3時間あるのでラウンジに行くことにする.クレジットカードのサイトで確認したところB24ゲートの隣りと書いてあるのだが見つからない.仕方ないのでちょっと離れた別のラウンジに行った.入り口で受付をしてシャワーを使いたい旨を話すと,ラウンジ内にはなく,5分ほど歩いたトランジットホテル内になるがいいかと聞かれた.異論があろうはずはなく係員についていく(本当に5分くらい歩いた 笑).シャワーを浴びてさっぱりした後再びラウンジに戻り,フリーのビールを飲んで過ごす(食事もフリーだったが2度の機内食があり,次の飛行機でも食事が出るのでやめた).

P9140023_3 (写真11) 搭乗を待ちます

 しばらくうだうだしているうちに集合時間が近づいてきたため,モニターで搭乗ゲートの変更がないかを確認して向かう(確認しておかないと,たまに急な変更があったりする).ゲートに着くともう搭乗できる状態になっていた.外は白々と明けてきている.時差ぼけにビールの影響もあり,眠い目をこすりながら機内に吸い込まれた.予定の人員が乗り終わったのか,今回も早々に飛行機は動き始め,あっという間に飛び立った.

 安定飛行に入るとまたまた食事のサービス,今回はチキンオムレツだった.付け合わせのトマトが味が薄く,こういうところで日本のトマトは美味しいんだなと再認識する.今度のフライトは3時間程度なので,食後しばらく寛いでいるうちに降下し始め,やがてヨルダンの首都アンマンの空港に着陸した.

 ドバイと違ってここではボーディングブリッジでの移動,ターミナルに入って集合し入国審査に向かう.当初は現地係員が代わりに手続きをしてくれるという触れ込みだったが,結局個別の審査になった.とはいえ手続き自体は至ってスムーズで,スタンプを押されて完了である(ここで参加者の一人が「スタンプ押されたら困るんじゃないですか」と言ってたが,「ここはヨルダンですから大丈夫です」と言われていた.どうやらイスラエルと混同していたらしい).

P9140032 (写真12) アンマン空港

 無事に入国審査を終えるとターンテーブルで荷物を拾う.幸いロストバゲージにあった人もなく一同無事に到着ロビーに出た.ここで待っていたバスに乗り込む.いよいよ今回の旅行の本格始動である.

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2016年9月22日 (木)

秋分の日

 今日9月22日は秋分の日です.昼と夜の長さが同じになる,太陽が真東から登って真西に沈む日として知られていますが,一方で暑さ寒さも彼岸までという言葉があるように,厳しい夏の残暑もこの頃には落ち着くともいわれます.自分がイスラエルに出かける前はまだまだ暑かったイメージの当地ですが,帰国した頃には夜はむしろ肌寒くなっていましたから言いえて妙だと思います.

 そんな秋分の日は当直でした.しかも朝から雨降りのあいにくの天気でしたから出かけるという選択肢もあったはずもなく,一石二鳥の展開なわけです(笑).

 当直中には病院で患者さんに提供される食事を検食するという業務があるんですが,今日のお昼は塩ラーメンでした.

14390827_1079982592099105_703688475  野菜に餡がかかった具材ということで横浜名物のサンマーメンを想像させるメニューです.見た目も悪くはないんですが,麺が…

 みごとにソフト麺でした ( ̄▽ ̄)

 最近はコンビニのラーメンやざるそばなんかでもそれなりにコシのある麺が出回っているのにここの麺はへにょへにょのソフト麺,もう少し何とかならないのかと思ったのでした.

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2016年9月20日 (火)

イスラエルから帰国しました!

 みなさんこんばんは! 昨夜イスラエルから無事に帰国しました(で,今朝から当たり前のように通常勤務です 笑).

 今回は聖書の世界をメインにした旅行でしたが非常に充実したものでした(今更ながら期間が短すぎて,もっと居たかったと強く感じています 笑).旅行の模様はいずれホームページ本編に載るハズですが,いつになるのかわからないのでまずは備忘録的にこちらにアップしていく予定です.

 で,まずは小手調べの1枚.死海写本を読みながら死海にプカプカ浮くショットです (^。^).

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2016年9月13日 (火)

行ってきます!

 みなさんこんばんは.

 仕事の8月,当直三昧の9月上旬を経て,いよいよビザンチン皇帝恒例の海外旅行に出かけてきます.以前ここにも書いたように,今年の行き先は中東のイスラエルです.世間の中には 中東→テロ→危険!! というイメージを持つ方も多いようですが,イスラエル,特にエルサレムは世界中から大勢の観光客がやって来る観光都市であり,その辺のセキュリティは徹底しているので案外安全です(もちろん同じイスラエルでもガザ地区とか,シリアとの国境付近なんかは超危険.そういう意味ではメリハリのある国ともいえる).

 今は成田空港のラウンジ,今回はUAEのドバイで乗り換えて,ヨルダンのアンマンに入りそこから陸路イスラエル入りする予定です.

 それでは行ってまいります!

 

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2016年9月12日 (月)

神経筋疾患学術講演会

 今日は夕方から厚木で開催された神経筋疾患学術講演会に参加してきました.

Dsc_1041  この日のメインは国立精神神経センターの埜中先生の講演,筋病理のお話から始まって,宇宙メダカや最近の治療薬の話題まで非常に楽しいお話でした.随所にちりばめられた寒いギャク(笑)も素晴らしかったです.

 こうして講演を聴くと埜中先生って小児科の先生なんだなぁといつも思います.これが神経内科医なら,ちょっとひねったというか,独特なキャラが多いんですが(自分もそうかは不明),なんかまっすぐな感じの方なので (^。^).

 講演終了後,意見交換会と言う名の懇親会もあったんですが,自分は参加せずそのまま家路につきました.なぜかというと,明日の夕方からいよいよ,ちょっと遅めの夏季休暇に入るのでその準備があるからです \(^o^)/.

 

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2016年9月10日 (土)

広島カープ優勝!

 今夜東京ドームで開催された巨人戦に勝利し,マジックを1としていた広島カープの優勝が決まりました.カープの優勝は25年ぶり,実は今のNPB12球団の中でもっとも優勝から遠ざかっていたチームとなります.

 昭和50年代には4回のリーグ優勝をするなど黄金時代を築いていたカープですが,ドラフトの逆指名制度やFA制度の開始以後,主力選手の流出が相次いでチーム力が低下,最後に優勝したのは平成3年の山本浩司監督時代のことでした.

 近年は若手の台頭や黒田・新井両ベテランの復帰などもあり徐々に戦力が整ってきましたが,今年はそれら選手が大きな故障をすることなくフルに活躍できたことが,このぶっちぎり優勝の要因かと思います(その他交流戦でセリーグの他5球団が軒並み撃沈したのも大きい).

 そんなカープの優勝,東京での巨人相手の優勝決定というと,昭和50年の初優勝のシーンとダブります(当時は後楽園球場).実は昭和50年のシーズンというのは自分がリアルに覚えている最初のプロ野球シーズンなんです.このカープ優勝決定試合もテレビで見ていました.もっとも意識して見たというよりも学校が早く終わって家に帰り,テレビを付けたらやっていたというのが正解ですが(秋口だったため試合はナイターではなくデーゲームだった).

 0-0の展開から5回表に当時巨人の助っ人だったジョンソンのエラーでカープ1点先制,その後1-0の息詰まる展開が続き,7回(だったか8回だったか忘れた)にホプキンスの3ランで突き放し,最後9回裏はレスト水谷がフライをキャッチして試合終了となったのを鮮明に覚えています.そういえば3ランを打ったホプキンスって,この後野球をやめて医学部に入り,医師になったという後日談があります.

 ウチの職場は場所柄ベイスターズファンが多いんですが,一方で熱狂的なカープファンも多いので週明けは彼らがイキイキしてるんだろうな(笑),などと想像しているのでした.

 何はともあれ,優勝おめでとうございます!

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2016年9月 9日 (金)

暗黒流砂

4988003978129  最近空き時間に鑑賞している1977年の森村誠一シリーズ.第2弾は「暗黒流砂」,国土庁による国有地払い下げを巡る政財界の巨大な汚職と,それに立ち向かう若い元刑事という内容である.この主人公である元刑事中瀬を演じるのが北大路欣也,若い熱血漢である(そういえば彼は同じ年映画「八甲田山」で雪中行軍で遭難死する神田大尉役をやっていた).

 権力・財力をを持つ巨悪に蟷螂の斧よろしく立ち向かっていく若者という構図は,いかにも森村誠一的なストーリーだ.

 以下ネタバレ注意

 「国土庁が管理する国有地がいつの間にか民間に払い下げられ,しかもそこに豪邸が立てられて国土庁長官の愛人が住んでいる」.この匿名の情報の裏に巨大な汚職の影を感じ取った若き刑事中瀬は捜査を始める.しかし上層部からは捜査を打ち切るように圧力がかかって来た.それでも直属の上司の黙認によって中瀬は捜査を続けるのだった.

 そんなある日,中瀬は地下鉄内でチンピラに絡まれていた和装の女性を救う.なんと,その女性こそ国土庁長官の愛人久田芙美代だった.お礼をしたいからと中瀬は芙美代に誘われる.躊躇するが,汚職事件の関係者とコネクションができることに惹かれ誘いに乗る中瀬,だがそれは罠だった…

 婦女暴行の罪で告発された中瀬は警察を懲戒免職となる.だがそれでもあきらめない彼は友人や恋人の協力を得ながら必死に個人として捜査を続けていく.そんな彼に敵は第2の罠を仕掛けてきた.匿名の電話で赤坂のホテルに呼び出された中瀬は,そこで起こった殺人事件に遭遇する.実はこれは彼を殺人犯に仕立てる罠だったのだが,ちょっとした偶然によってその危機は逃れることができた.いよいよ敵は本格的に自分を排除しようと乗り出してきたことを知った中瀬だが,もちろんそんなことでめげる男ではない.

Cover225x225  だが,彼が真相に迫ろうとすると,その関係者や証言者が謎の死を遂げたり行方不明になったりする.すべて巨悪が我が身を守るためのトカゲのしっぽ切りである.それでも最後,殺人事件の謎が解け,汚職の方も政財界の中ボス(笑)が自白することで,巨悪政治家の逮捕に至るのだった.

 ちなみに原作では中瀬の他に,部下の些細な汚職に連座させられて公務員をくびにされた梅野の二人が軸になるのだが,ドラマ版ではほぼ中瀬単独でストーリーが進んでいく.信州方面の山々が舞台に登場するのは腐食の構造と一緒だが,巨悪が裁かれることなく終わる腐食に比べて,とりあえず逮捕に至る暗黒はまだ報われるラストではあろうか.

 そんなことを考えた暗黒流砂だった.

 

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2016年9月 8日 (木)

旅行の準備

 いよいよ来週火曜日に夏季休暇の旅行に出発するんですが,その直前は仕事やら何やらが立て込んでいます.昨日9月7日は当直,明日9日は出張当直,10日土曜日は内科学会の地方会に東京の合唱団の練習,11日は終日応援の日当直,加えて出発前日の12日は厚木で研究会があります.

 気が付いたら旅行に必要な買い物ができるのは今日だけじゃないか!(笑),ということで夕方から郊外のショッピングモールに繰り出してきました.まず買ったのが旅行中に着るシャツ,自分って基本的にカジュアルなシャツが圧倒的に不足しているので(笑),この機会に欲しいなと思ったからです.

 さらには各種消耗品も.ウエットティッシュや安全カミソリもそうですが(海外のホテルにも剃刀はあるのだが,粗悪品の場合も多く,こちらから持って行った方がいい),今回訪問するイスラエルは料理の味が薄いというウワサで,その対策としてマイ醤油やマイドレッシングを持参するとよいという情報があったためそれらも探してきました.

 あとは土曜日の午前中にスーツケースの荷造りをして発送すればまずは一安心となります(発送は月曜日で充分なんですが,なにせ家にいないため 汗).

 そんな慌ただしい9月初旬でした.

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2016年9月 4日 (日)

医師会合唱団の合宿

 9月に入った最初の週末,地元の小田原医師会合唱団の合宿が箱根湯本で行われ,自分も参加してきました.

Dsc_1034 (写真1) 小田原医師会合唱団の合宿

 この合唱団は2008年の春という,自分が当地に転勤でやってきた同じタイミングで結成された合唱団で,縁あってその創成期から参加させていただいております(自分の転勤とこの合唱団の結成が重なったのはまったくの偶然).年1回の定期演奏会をはじめ,県や市の合唱祭,医師会関係のイベントの余興などかなり活発に活動している合唱団です(年間の本番回数は10回近いのでは).

 ただ,合唱団の性格上頻繁に練習を設定することが難しいこともあって,年に1回泊りがけの合宿練習を行っており,近年は9~10月ごろに行われるのがパターンです.現在は10月にある市の合唱祭や12月の定期演奏会に向けての活動を行っており,そこで取り上げる曲を集中して練習しました.

Img_2678 (写真2) みんな集中して練習に取り組んでいます

 今年の定演は12月4日の日曜日で,曲目としてはクリスマスソングや昔の歌謡曲を合唱に編曲したものといった柔らかい作品から,モーツァルトのAve Verum Corpus,ヘンデルのメサイアからハレルヤ・コーラスといった宗教曲の定番作品,そしてメインとして新実徳英さんの作品を取り上げます(自分が参加している他の合唱団はほぼ宗教曲メインの団体ばかりなので,邦人合唱曲をメインにしている医師会合唱団は貴重な存在です).

Dsc_1031 (写真3) 夕食のメインディッシュ

 で,こういう大人の合唱団の合宿の場合,練習と並んで重要な柱が夜の懇親会です.医師会合唱団でも,もちろん宴会は充実しており,夕食会に加えて有志による二次会も大いに盛り上がったのは言うまでもありません.

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2016年9月 2日 (金)

9月の活動予定

 今日は9月2日,自分のHPのトップ画面に張り付けている「今日何の日」によると靴の日(く=9,つ=2にひっかけている?)なんだそうですが,実は1945年のこの日に8月15日にポツダム宣言を受諾した日本が正式に降伏文書に調印した日になります(なので外交的に正式な終戦の日はこちら).ちなみに日本側から調印したのは政府代表の重光葵外務大臣と,軍部代表の梅津美治郎参謀総長です(本来なら政府代表は総理大臣ですが,当時の総理は皇族の東久邇宮稔彦だったので出席が憚られたと思われる).

 さて,9月は1年のうちで自分が最も活動的になる月です.7~8月は他の職員が夏休みを取ることが多いために仕事量が増えるのでその反動というウワサですが,今年の9月も行事が盛りだくさんです.

 まずはこの週末,地元医師会合唱団の合宿が箱根湯本であります.今年は12月4日に定期演奏会が予定されているので,それに向けての練習が中心となります.

Img_2676  続いて9月13日から夏休みの旅行に行ってきます.今年の行き先はイスラエル! 当初は中央アジアのカザフスタンやキルギス,トルクメニスタンなんかを考えていたんですが,現在盛岡の合唱団でバッハのヨハネ受難曲を勉強していることもあり,聖書世界の中心地であるイスラエルに行ってみたいと思ったからです.エルサレムだけなら航空券とホテルだけ取っての個人旅行の方が自由度が高いんですが,昨今の情勢もあり周囲が心配するので(笑),今回はツアーに参加することにしました.ツアーの宿命か,エルサレム観光は近くのベツレヘムと合わせて2泊3日と慌ただしいものになってしまいますが,死海やナザレといったエルサレム以外にも行けるので,それはそれでいいかなと思っています.

 そして帰国後の9月25日には恒例のしながわ宿場まつりがあります.今年は八丁堀の同心役での参加となります.与力とか同心とか公務員系の役が似合うといわれる(笑)ので楽しみです.

Shinagawa2010_065  写真は2010年に大坂町奉行与力大塩平八郎をやった時のものです.

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2016年9月 1日 (木)

9月になりました

 今日から9月,気が付いたら2016年もその3分の2が終わった計算になります.本当時間が経つのは早いです.8月末は台風10号が東北北海道に大きな被害をもたらしました.かつて自分が住んでいた地域でもあり,強い衝撃を受けています.被害にあわれた方々に一日も早く普段の生活戻ってくるようお祈りいたします.

 そんな9月1日は新学期の始まりというところも多いんですが,自分が育った北東北ではお盆が過ぎた8月18日ごろには新学期が始まってしまうので,子供の頃全国放送などで,8月末の日曜日のニュースで「夏休み最後の日曜日,各地の行楽地は夏休みの思い出を作る家族連れで賑わいました」みたいな話を聞いても,「こっちはもう始まってるぞ!」とテレビに突っ込んでいたものでした.この9月1日のニュースも「今日から新学期」などと触れるんですが,とっくに新学期が始まっている身としてはなんの感慨もわかなかったのを思い出します.

 さてそんな2016年の9月1日ですが,実は自分が勤務する病院の電子カルテシステムが,来年春に更新されるということで,それに向けた職員とシステム会社との顔合わせを兼ねたキックオフミーティングが開催されました.

 会はシステム会社の担当者が今後のスケジュールやどういうことを準備していくのか等を話していくんですが,プレゼン中盛んに「来年4月1日の運用開始を目指して!」と力説していたんですが,最後に院長がボソッと一言,「来年4月1日は土曜日なので,その日の運用開始は無理だと思います」と言っていたのを聞いた瞬間,妙にウケてしまった自分がいました(笑).

 そんな9月1日でした.

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