風魔まつり
小田原というところは非常にお祭りが多いところです(笑).ぱっと思い出しただけでも,2月の梅まつり,3月下旬の桜まつり,GWの北條五代まつり,6月のあじさい花菖蒲まつり,7月のちょうちん祭りが浮かびます.その他にも一夜城まつりとか,小田原おでん祭り,かまぼこ祭りなんていうのもあって,それこそ当地ゆかりのものなら何でもお祭りにしているような感じです(梅干し祭りや干物祭りがあっても驚かない 笑).
で,そんな小田原ではこの週末,またまたお祭りが開催されています.その名も「忍者の里 風魔まつり」です.
今や日本的な風物ということで,世界中に知られている忍者ですが,実は小田原も忍者ゆかりの地です.当地の忍者は風魔忍者といって,戦国時代に北條氏に保護されて,他国への謀略等で活躍しました.
ただ,その後の歴史が豊臣秀吉や徳川家康の世になったこともあって,国内的にも忍者というと,伊賀(三重県伊賀市)や甲賀(滋賀県甲賀市)のイメージが強いのが実情です.風魔忍者というとどっちかというと悪党軍団的に描かれていることが多く,同じ忍者でもマイナーな存在です.
ただ,ゆかりのものなら何でも売り込んでいく小田原市ですから(笑),これからはこの風魔忍者を大々的に取り上げていくんだと思います.
ちなみに自分的には風魔忍者というと,子供のころ読んでいた光瀬龍氏のジュブナイルSF「夕映え作戦」を思い出します.
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