巴里祭
1789年のこの日,政治に対する不満を募らせた民衆がパリ郊外のバスチーユ監獄を襲撃,この暴動が全国に波及してフランスは革命の激動期に入ったのです.
以来この日はフランスの祝日として祝われています.このフランスにとって特別な日である7月14日をテーマにした映画が,Quatorze Juillet で意味はそのまま7月14日です.これはルネ・クレール監督によって1933年に作られた庶民の恋愛劇で,日本では巴里祭という題で公開され人気を博しました.
このため,革命記念日自体も日本では巴里祭といういい方をすることがありますがフランス人に向かってこの日を "Festival de Paris" といってももちろん通用しません(笑).
映画「巴里祭」,私が見たのは学生時代の名画座でしたが,その哀愁的な挿入歌が素敵だなと思ったのでした.夏のひと時にコーヒーを片手に見たい映画です.
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