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2015年11月30日 (月)

水木しげるさんの訃報

 11月も最後となったこの日,突然の訃報が流れてきました.

 「ゲゲゲの鬼太郎」水木しげるさん 多臓器不全で死去 93歳

 漫画家水木しげるさんの訃報です.鳥取県境港市出身で,太平洋戦争中は陸軍の一兵士としてラバウルのあるニューブリテン島に派遣され,そこで左腕を失うという重傷を負いました.戦後復員してから漫画家となっています.代表作はもちろんゲゲゲの鬼太郎で,妖怪という存在を私たち一般に広めたのはこの作品によるところです.テレビアニメ化されたこともあって,子供向けの作品と捕えられがちですが,実際には人間対妖怪などという単純化された話ではありません.

Mzuki1  水木さんの作風をひとことで言えば,達観した視点から人間の愚かさを見つめるところにあります.ゲゲゲの鬼太郎でも妖怪は人間を脅かす存在ばかりではなく,むしろ文明の発達によって妖怪の存在の方が外に追いやられていくような描写も見られます(そういう意味では野生動物の絶滅危惧種的なものでしょうか).

 妖怪と並んで水木さんの作品の柱となるのが,自らの体験がベースになった戦記作品です.冷静に考えれば,戦争中の水木さんは現代の私たちが想像もできないほど過酷な体験をしています.しかしながら,それら戦争をテーマにした作品の中にも,戦争の悲惨さを前面に押し出すというよりは,戦争に翻弄される人間を俯瞰するという作風が色濃く出ているような気がします.漫画ではありませんが,1970年代に出版された「娘に語るお父さんの戦記」という作品では,過酷な軍隊生活や戦場の様子がどこかユーモラスな感じに語られていたのが印象的でした(この本は自分が妖怪以外の水木さんの側面を知った最初の作品でした).その他,幕末の新選組について,ちょっと見方を変えた作風となっている「近藤勇 星をつかみそこねる男」も新選組愛好家にとって魅力的な作品でした.

20110329131538  妖怪の世界と人間の世界を自由に行き来し,世を超越したような存在に感じていた水木しげるさん.まだまだずっと活躍されるだろうと思っていた矢先の今回の訃報,自分が子供の頃に魅せられた偉大な漫画家がまた一人いなくなったのが寂しい限りです.

 水木しげるさんのご冥福を心からお祈りいたします.

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2015年11月18日 (水)

来年のカレンダー

 日々の生活のなかで何気ないものでありながら,ないと困るものがあります.カレンダーもその一つです.書店などに行くと立派なものも売っていますが,自分の場合利用しているのはもっぱら貰い物(笑).仕事柄出入りの業者さんからカレンダーをいただくことが多いからです.卓上タイプやら壁掛けタイプやらいろんなものがあるんですが,特に愛用しているのがこちら,JALの世界の美女カレンダーです(笑).

Pb100004  このカレンダー,日付の部分に余白があって,その日の予定などを書き込むことができるのが便利です.おまけに目の保養にもなるんですから,一石二鳥! というわけで,ここ数年来愛用しています。

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2015年11月16日 (月)

クリスマスツリー

 11月もちょうど半ばを過ぎ,今年も残すところ45日となりました.徐々に年末モードになっていくわけですが,病棟にクリスマスツリーが登場していました.

Dsc_0651  ついこの前まではハロウィーン飾りだったんですが,それが撤去されたと思っていたら,もうクリスマスツリーとは…

 クリスマスはもちろんキリスト教のイベントです.本来ならクリスマスの約1か月前にある待降節からがクリスマスシーズンとなります(ちなみに今年の待降節第1主日は11月29日).日本だと12月24日夜のクリスマスイブが明けると,さっさと撤去してしまいますが,教会のクリスマスシーズンは翌1月6日の公現祭までなので,西洋では25日過ぎたからと言ってすぐに片づけられるわけでもないようです.

 考えてみればこの病棟のクリスマスツリー,待降節に入る2週間も前から飾っているわけで,凄いフライングだなと思ったのでした(病棟ではクリスマスが終わればすぐに正月飾り,年が明ければ今度は節分シーズン,ひな祭りシーズンと続いていきます).

 ところで昨日は沼津の出張だったんですが,今朝職場から見えた富士山です.

Img_2010  ここ数日のぐずついた天気が続いていたわけですが,今朝の空は晴れていました.しかし街には靄がかかっています.これはこれで幻想的な光景だなと感じたのでした.

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2015年11月14日 (土)

壊れました

 2010年に初代iPadをソフトバンクで購入した際にもらったWiFiルーター FON,以来自宅での無線LAN用に使っていたんですが…

 壊れました ( 一一)

Pb140006  昨日自宅でiPadを使っていた際にふと見ると,普段WiFiマーク(バウムクーヘンみたいなやつ)が出るはずの場所にLTEの文字が… 要するに本来なら無線LAN環境であるはずの場所で,LTE回線使用になっているということです.

 iPad側の問題かと,本体の設定から見てみると,FONの無線LANであるMy Placeが表示されていません.おかしいなと思って今度はFON本体を見てみると,ランプがすべて消えています.ACアダプターが抜けているのかと確認しましたが何ともなし,LANケーブルもしっかりつながっています.ケーブルの異常かと思って別なケーブルに変えてみたんですがダメ!

 電源コード内が切れているのか,本体がダメになったのか,どちらにせよすぐに復活は無理なようです(5年でダメになった計算,これは早いのか標準なのか?).仕方ないので出張用の小型ルーターで当座を凌ぐことにしたのでした.

Pb140007

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2015年11月10日 (火)

研修会とワイン

 昨日(11月9日)は産業医研修会のため甲府に行ってきました.テーマは「タバコによる健康障害防止セミナー」,特に職場における喫煙環境のありかたから受動喫煙についての講演でした.喫煙の害は広く世間に知られているところですが,喫煙者本人が煙を吸うのは自分の意志なので仕方ないといえますが,問題なのは他人の煙を吸わされてしまうこと.これが受動喫煙と呼ばれるもので,昨今大きな問題になっています.

Pb090001  職場の喫煙環境に関しては,従業員の健康のためにも敷地内全面禁煙が望ましいという話が出ていました.医療機関や学校などでは既にその方向で対応しているところも多いんですが,一方で飲食店や宿泊業などでは顧客との兼ね合いから実施が難しいところもあるのも現実です(もっとも,飲食店やホテルは全面禁煙にすると客足が遠のくと不安視する経営者が多いですが,アメリカのデータではたとえ全面禁煙にしても客足には影響しないとの報告があるようです.これは禁煙にすることで,逆に安心して利用する人もいるからだと思われます).

Pb090002  タバコに関してはかつて自分も喫煙者だったことがあるので,その習慣を断つことの大変さもわかるんですが,脳卒中や虚血性心疾患などの血管障害,各種悪性新生物(癌など)を引き起こすリスクであることが証明されており,外来でも喫煙者には可能なら禁煙するように指導しています.タバコの有害性は大麻以上といわれる一方で,大麻が非合法なのにタバコが合法なのは,あまりにも風習として定着しすぎており,産業もあるため一気に非合法化するのはいたずらに混乱を招くためと思われます(そのため徐々に規制を強化し,将来的には自然消滅させる方向がベストかも).そんなことを考えた研修会でした.

Dsc_0637  さて,山梨産業保健総合支援センターのセミナーは甲府駅近くの山梨県医師会館で開催されるのが一般的なんですが,この日の会場は山梨県地場産業センターかいてらすでした.入ったらちょうど山梨ワインの新酒(山梨ヌーボー)のフェアをやっているじゃないですか.中には試飲も可能と出ており,酒好きの血が騒いだんですが,この日は車で来ていたことから我慢して,帰りに3本ほどお土産に購入したのでした.

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2015年11月 8日 (日)

古道万葉うどん

 今日は朝から雨模様だったんですが,お昼にふと思い立って南足柄市の矢倉沢にある,古道万葉うどんに行ってきました.

 南足柄市の中心部から西に向かい,足柄峠を越えて静岡県小山町に抜ける県道78号線は足柄街道と呼ばれ,古くは律令時代から整備されていた主要街道でした.鎌倉時代以後箱根を抜ける今の国道1号線が整備されるまでは,この道が東国と都を結ぶ東海道だったのです.知人からそんな大昔の東海道に美味しいうどん屋さんがあるからと教えられていたんですが,今日ふと思い立ったわけです.

Pb080225 (写真1) ここを左折するとお店につきます

 南足柄市の中心部,伊豆箱根鉄道大雄山駅の近くから足柄街道に入ります.比較的整備された対面交通の道路をひたすらに西に向かいます.当初はたくさんあった人家もなくなり,周囲は峠の趣になっていきます(天気が悪く霧も出始めていた).こんなところに本当にうどん屋があるのかと不安になってきた矢先に,久々に案内板という名の人工物が,ここを左折して細い道を登ったところに目指すお店がありました(雨降りで山奥だというのに結構車が停まっていた).

Pb080222_2 Pb080221 (左写真2) お店の外観,(右同3) 店内

 店名にある古道万葉というのは,この足柄街道が東海道の古道であり,古くは万葉集にその記載があるからと思われます.中に入ると,しっとりとした落ち着いた店内でした.うどん屋さんですがうどんメニューとしては,特製カレーうどんとろろうどんざるうどん湯うどんの4種類,それにサイドメニューとして猪汁,おでんなどがありました(おでんはセルフサービスで持っていく形).この日はお勧めの特製カレーうどんを注文しました.

 セルフのおでんを頂きながら待つこと10分程度でうどんが登場しました.

Pb080220 (写真4) 特製カレーうどん

 ここのカレーうどんはだし汁に浸かったうどんの上にペースト状のカレールーが乗っているのが特徴です.このルーを出汁に溶かしていただきます.ひき肉に野菜が加わった独特の風味で美味しかったです.隣に座っていたお客さんが湯うどん(釜揚げうどんのようなタイプ)を注文していたんですが,そちらも美味しそうでした(こんどはそっちに挑戦したい 笑).

 足柄というと金太郎が有名ですが,実はこのお店の近くに金太郎が産湯代わりに浸かったとされる夕日の滝があります.ただ雨降りで,15分歩かなければならないためこの日はパスしました.今度晴れた日に湯うどんといっしょに訪問してみたいです.そんなことを考えた雨の日曜日でした.

Pb080216 (写真5) メニュー表

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2015年11月 7日 (土)

オーメン

 11月最初の週末となりました.気が付いたら今年も残すところ2か月弱となったわけです.いよいよ晩秋,朝夕はストーブが恋しくなってきました.

 さて,秋は芸術の季節,オペラやクラシックコンサートも秋から冬にかけてが本番のイメージですが,一方で映画もまた秋の夜長にふさわしいジャンルです.先日そんな秋にふさわしい(?)作品,オーメンを鑑賞しました.

Omen0  オーメンは1976年に公開されたオカルト・ホラー映画で,1973年公開のエクソシストとならんで,この手の古典的な名作として知られています.新約聖書のヨハネの黙示録に記載されている,獣の数字”666”をモチーフにした,悪魔の子ダミアンによって悲劇に巻き込まれる人々を描きます.

 公開当時テレビで,

「6月6日,2人が生まれ1人が死んだ.それがオーメンの始まりだった」

という宣伝をやっていて,当時小学生だった自分は親にねだって観に行ったはいいが,あまりの恐怖で夜トイレに行けなくなった記憶があります.後年のスプラッタームービーのように血しぶきが飛ぶわけではないんですが,独特の合唱付き音楽と共に非常に印象深い作品でした.

Omen1 Omen2  キリスト教世界では7がめでたい数字とされているのに対して,それに1少ない6は不完全な数字とされているようです.獣の数字666はこの不完全な数字(悪魔)が3つ,すなわち悪の三位一体を表しているという解釈なのでしょう(キリスト教の三位一体は父と子と聖霊ですが,悪の三位一体は悪魔とアンチキリストと偽預言者なのだそうです).

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2015年11月 5日 (木)

音威子府駅開業記念日!

 今日11月5日は北海道北部にあるJR音威子府(おといねっぷ)駅の開業記念日なんだそうです.

 【今日は何の日?】”黒いそば”で知られる駅が開業

 音威子府駅は北海道最北を走る宗谷本線,旭川と稚内のほぼ中間地点にある駅です.駅のある音威子府村は人口わずか800人未満の小さな自治体ですが,この地が交通の要衝であることから,特急や急行などすべての優等列車が停まる駅となっています(JRの特急列車が停まる自治体としても最小らしい).

P7200370 (写真1) 音威子府駅

 音威子府駅は現在では宗谷本線のみの駅ですが,かつてはここからオホーツク海沿岸北部を回って最終的に稚内に至るもう一つの路線である天北線の分岐点にもなっていました.私が初めて北海道を旅行した1980年代にはこの路線がまだ存在していて,こちらから稚内に行ったこともあります(宗谷本線経由だと音威子府-稚内は130キロですが,天北線経由だと150キロと長く時間もかかりますが,北オホーツクの荒涼とした原野を走る光景が最果て感いっぱいでよかった).その後国鉄分割民営化,赤字ローカル線廃止の流れの中で1989年に廃止され,現在は音威子府駅構内に天北線資料室があって,往年の様子を伝えるのみとなっています.

P7200368 P7200367 (左写真2) 上音威子府駅は天北線最初の駅でした,(右同3) バックの国鉄色の車両の絵がいいです

 そんな音威子府駅の名物が,記事にも出てくる音威子府そばです.この地は非常に冷涼な気候のため穀物の栽培にはあまり適した土地ではないんですが,蕎麦だけは例外で当地の名産品となっています.

P7200373 (写真4) 音威子府の蕎麦の畑

 ここの蕎麦の特徴はなんといってもその色で,殻付きのまま製粉するため色が非常に黒いのが特色です.村内の何ヶ所かで食べることができるんですが,特に駅構内にある立ち食いそば屋が有名で,テレビの旅行番組なんかでも取り上げられたこともあります.私も何度かの北海道旅行の際に立ち寄って食べたことがあるんですが,特にここの天ぷらそばがお気に入りです.写真を見ると分かるんですが,この天ぷら,スーパーなんかで売っている95%以上が衣じゃないかというシロモノですが(笑),熱い出汁に衣が溶けてどろどろになった風味が最高なのでした.

P7200365 P7200364 (左写真5) 音威子府駅構内のそば店,(右同6) 真っ黒な蕎麦です

 この音威子府駅の開業が今から103年前の1912年(大正元年)11月5日だということです.

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2015年11月 4日 (水)

晴れの特異日

 11月3日は晴れの特異日といわれます.前後の日に比べて統計学的に有意に晴れの日が多いからというわけですが,今年の11月3日は一日フリーの休日ということで,信州南部地方に繰り出すことにしました.朝一番で出かける手もあったんですが,せっかくだからと11月2日の夕方に自宅を出発,岐阜県中津川市のホテルに前泊です.

 11月2日は一日雨模様でしたが,一夜明けた3日は予想通り晴れの良いお天気です(さすが晴れの特異日).朝食後ホテルを出発,まずは県境を越えて長野県南木曽町に入ります.目的は日本の滝100選に入っている田立の滝です.国道19号線から北に入っていきます.狭い道を15分ほど走って駐車場に到着です(休日ということもあるのか,10台近く停まっていた).

Pb030067 (写真1) 田立の滝入口の粒栗平駐車場

 田立の滝とはいっても,そういう名前の滝があるわけではなく,木曽川水系坪川流域に点在する複数の滝の総称のことです.駐車場から遊歩道をひたすら歩いていきます(入り口に協力金として一人200円入れるためのボックスがある).道は比較的整備されてはいますが,古くなった木道や吊り橋などもあり,気を付けて歩かないと危険な箇所も多いです.

Pb030436 (写真2) 螺旋滝

 約40分ほどで最初の滝,螺旋滝の入り口に到着,ここから川まで急な下りとなります(ここは遊歩道というより登山道といった感じ).螺旋滝はその名の通り,らせん状に水が落ちる滝でした.

 来た道を引き返して本道に戻り先へ進みます.数分で洗心滝に到着,ただこの滝は遊歩道からは木の陰になってよく見えません.パンフレットの写真だと,正面からバッチリ見えているんですが,近くを見渡しても滝への入り口はなく,仕方なくそのまま通過しました.

Pb030091_2 Pb030445 (左写真3) 不動岩(最終的にあそこまで登りました),(右同4) 霧ヶ滝

 そこからさらに上流に向かうと,霧が滝,天河滝と規模の大きな滝が続きます.特に天河滝は落差40メートルとこの田立の滝群の主瀑的立場にある滝です.昨日は雨だったとはいえ,最近は晴れが続いたせいか水量は少な目でした(少なくともパンフレットの写真の滝よりは少ない).

Pb030457 (写真5) 田立の滝の主瀑,天河滝

 ここでしばし休んだのち,再び遊歩道を登っていきます.登り切ったところに天河橋という吊り橋がかけられていて,ここから見上げるのが不動滝です.実はこの直上に不動岩という巨大な岩があって,その直下の滝ということです.この不動滝が見える場所から古い木道がつづら折れになって一気に登っていくポイントがあり,ちどり橋と呼ばれているようです.手すりも付いているんですが,結構古く,崩れたら大変だなと思いながら登っていきました.

Pb030474 (写真6) 龍ヶ瀬

 ちどり橋を登りきると,川が浅瀬になったところに出ます.ここが龍ヶ瀬と呼ばれる場所で,ほかの観光客が昼食を摂っていました.

 そこから少し行ったところに再び川を渡る橋があり,ここから鶴翼の滝が見えました.本来ならこの更に上流にそうめん滝という変わった名前の滝があるんですが,残念ながらこの先通行止めということで断念し,そのまま不動岩の山頂の展望所へ,結局駐車場からここまで2時間半の行程でした.ここで休憩,昼食をいただきます.晴れて眺めが最高でした(帰路は元の道を引き返します.ひたすら下りなので1時間半で戻れました).

Pb030480 Pb030498 (左写真7) 不動岩からの木曽の里と山々,(右同8) 紅葉がきれいです

 駐車場でしばし休んだのち,ちょっと離れた場所にあるうるう滝へ(ここも田立の滝のひとつ).天河滝ほどではないですが,落差のある滝でした.

 この段階ですでに午後3時,この後は隣の飯田市に向かいます.今度の目的は日本の道100選に入っている並木通り,ここは道の中央にリンゴの木が植えられていることで知られています.4時過ぎに到着したんですが,この日は市内でイベントが開催されていた模様で,その後片付けやら何やらで関係者が走り回っていました.

Pb030192 (写真9) 日本の道100選,飯田市の並木通りです

 日本の道100選散策はただ道を歩くだけではなく,それを顕彰した碑(顕彰碑)を探すというオリエンテーリング的な要素があります(結構これで苦戦することが多い).この日の並木通りは全長が短い(400メートルほど)のですぐに見つかりましたが,なんと顕彰碑の目の前にイベント用のパイプ椅子やテーブルを積んだ台が置いてあるじゃないですか! 写真を撮りたいのになぁと思っていたら,係員のおじさんが気づいたのか,「あっ,写真ですね.今どけますから」といって椅子やテーブルを移動してくれました.感謝して写真を撮ったのは言うまでもありません.飯田の商店街は結構活気がありそうで,今度また時間をかけて散策してみたいなと思いました.

Pb030209 Pb030206 (左写真10) リンゴがたわわになっていました,(右同11) 顕彰碑

 そのまま5時過ぎに帰路につき,家に着いたのは10時近く,非常に充実した晴れの特異日でした.今回は訪問できませんでしたが,付近にある妻籠宿や柿其渓谷も行ってみたいです.

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