印象、日の出
三連休真っ只中です.世間では運動会シーズンとで,職場でも休みを取りたい人が多い連休になります.ということは必然的に,運動会に関係のない自分に当直のお鉢が回ってくるわけですが,今日10月11日だけは一日フリーの休日でした.当初は滝行などネイチャー系の休日にしようかとも思ってたんですが,天気予報が雨予想だったこともあり,芸術系に切り替え,上野の東京都美術館で開催中のモネ展に行ってきました.
印象派の巨匠モネの作品は,世界中の美術館等にありますが,パリのマルモッタン美術館は彼のまとまった作品群を収蔵している美術館として知られています.特にここにある「印象、日の出」はフランス大西洋岸の港町,ルアーブルの夜明けの風景を描いた絵で,いわゆる印象派という名前の端緒となった作品として知られています(一方で1985年に一度は盗難にあうなど数奇な運命をたどった絵でもある).
2008年春に転勤のどさくさ(笑)でパリを訪問した際に,このマルモッタン美術館を訪問し(その時の記録),この絵も見てきたんですが,今回日本にやってくるということで出かけてきました.
こんな有名な絵がやってきて,しかも三連休,相当混んでるんだろうなと覚悟してたんですが,会場に行くと「50分待ちで~す」と係員が叫んでいます.
「ご,五十分か… すごい人だ.これじゃあ”印象日の出”じゃなくて,”印象人出”だな」などと言いながら並ぶことになりました.2008年にパリで見た際は4月初めの平日ということもあったのか,ほとんど人がおらず貸し切り状態だったのとは大違いです(マルモッタン美術館自体パリの郊外にひっそりとあるため,団体ツアー客は訪れずあまり混んでる印象はない).
それでもなんとか入場し鑑賞してきました.7年ぶりの「印象、日の出」は照明の加減もあるんでしょうが,パリで観たときよりも輝いている感じがしました.久々の展覧会,疲れたけど面白かったです.
展覧会の帰りには新宿の小田急百貨店の12階に最近オープンした牡蠣の専門店,キンカウーカで牡蠣を堪能してきました(北海道産の牡蠣がメインでした.あっもちろんワインも 笑).
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