ミステリーの日
今日,10月7日はミステリーの日なんだそうです.これはミステリーの祖といわれるアメリカのエドガー・アラン・ポーが1849年のこの日に亡くなったことに由来するのだそうです.
ポーは19世紀の前半にアメリカで活躍した作家&詩人ですが,今に至る探偵小説の原型を作った人としても知られています.その最初の作品が「モルグ街の殺人」で,警察が持て余した事件を私立探偵が乗りだして解決するというまさに探偵小説の王道のような造りになっています.一方でこの作品は密室殺人,意外な犯人というミステリーを語るうえで外せない重要なキーワードの元祖的な作品でもあります.
純文学や古典はからっきしダメな自分ですが,ミステリーは大好きで,小学校高学年ごろから子供向けの推理クイズから入り,中学校以降は内外様々な作品を熱心に読むようになりました.洋モノでは定番のコナン・ドイルやアガサ・クリスティー,エラリー・クイーン,ヴァン・ダイン,和モノでは横溝正史や松本清張といった作品を読み漁っていました.
ただ,大学に入った頃から自分の趣味も多様化してきたことから,ミステリーを読む機会が激減してしまいましたが,21世紀に入ってから空いた時間などを利用して少しずつ読むようにしています(今,森村誠一の腐食の構造を電子図書でチビチビ読んでいる).
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