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2015年8月31日 (月)

二学期

 今日は8月31日,関東以西の小中高では明日から二学期が始まるというところが多いと思います.出張帰りの朝の小田原駅も,7,8月は観光客以外は閑散としていましたが,明日からは通学生でごった返すんでしょう (^.^).

 しかし,この「8月いっぱい夏休み」というのは,自分が育った岩手県にはない習慣でした.北東北は冬の寒さが厳しいため,関東以西に比べて冬休みが長く,その分夏休みが短かったからです.自分の子供時代の夏休みはお盆が終わってすぐに終了,8月18日くらいに始業式という感じでした.外はまだ夏の気配が残り,蝉が鳴いてたりするんですが,そんな中二学期の始業式に向かったものです.

 当時の小学校は三学期制でしたが,このうち二学期が一番長く,8月18日ごろから12月25日ごろまでなんと4か月以上もあったのです.まだまだ夏の余韻に浸りながら(しかもテレビではまだまだ夏休み特集をやってるし…)学校に向かう足取りは非常に重かったのを覚えています(笑).

 まあ,たしかに新たな学年というワクワク感のある一学期や,寒くて家にいるよりも学校でワイワイやってる方が楽しく,しかも2か月もしないうちに春休みになる三学期に比べると二学期の始まりは寂しい印象が強く残っているのでした(あとは持っていくべき宿題の量が多いというのも二学期の特性か?).

 そんなことを考えた8月の末でした.

Ohshida3_1 (写真) 夏のJR山田線 自分の母親が旧川井村(現宮古市)出身だったので,子供のころ夏になると山田線に乗って遊びに行った思い出があります

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2015年8月30日 (日)

日本の滝100選の話題

 先週初めにやってきた台風15号とともに夏の暑さも飛んでいったのか,先週後半からかなり涼しくなってきました.

 今年の夏は比較的大きな旅行は7月の立山・黒部の家族旅行だけだったんですが,その他に日帰りの小旅行や出張のついでを利用して,近年の趣味のひとつになっている日本の滝100選巡りをしていました.その成果をホームページの方にアップしています.

 日本の滝100選38 称名滝

 日本の滝100選41 米子大瀑布

 日本の滝100選36 苗名滝

 日本の滝100選37 惣滝

 日本の滝100選66 那智滝

 日本の滝100選96 むかばきの滝

 全国の100選滝のうち,訪問済みは合計35か所となりました.これから秋を迎え,滝の散策には絶好の季節になります.できれば年内にあと5か所くらいは行きたいと考えています(難易度の高い滝がほぼ手つかずで残っているというウワサもありますが).

Shomyo6Yonako8_2 Naena2 Sou6 Nachi2 Mukabaki6 (上段左から) 称名滝,米子大瀑布,苗名滝.(下段左から) 惣滝,那智滝,むかばきの滝

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2015年8月25日 (火)

第25回しながわ宿場まつりに参加します

 今日帰宅してポストを覗いたら,申し込みをしていた第25回しながわ宿場まつりの江戸風俗行列の参加要項が届いていました.毎年秋の扮装イベントとしてかなりの高確率で参加しているイベントですが,昨年は別用が入ってしまい参加できなかったので,2年ぶりの参加となります.このお祭りは,江戸時代の人物に扮して商店街を自由に練り歩き,当時の宿場の雰囲気を醸し出すのが主目的と,まさに自分にうってつけのお祭りです(笑).

P8250001  今年は自分が火消し,Kは八百屋お七で参加します.火付けのお七と火消しって… もちろん偶然ではなくそのように希望したという次第です.どんな写真が撮れるか今から楽しみではあります(笑).参加される方々,見に来られる方々よろしくお願いします.

 過去にはこんなショットがあったのを懐かしく思い出しました.

Shinagawa2010_052  これは左から与力,同心,盗賊をはさんで岡っ引きと,江戸時代の警察機構を彩るキャラが勢揃いのショットなのでした.

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2015年8月23日 (日)

延岡に行ってきました!

 約一週間ぶりの更新になりました.先週は8月20日から8月22日まで所用で宮崎県の延岡市に出かけていました.宮崎県北部の五ヶ瀬川沿いに開けた街です(五ヶ瀬川の上流に神話で有名な高千穂峡がある).

 で,宮崎といえば牛だろう(笑)ということで,夕方から関係者と市内の鉄板ステーキのお店へ.この日は宮崎牛のヒレステーキをいただきました.

Dsc_0462  普通のレストランだとサーロインも食べるんですが,このクラスの肉になると脂率が非常に高くなるので,近年の自分には胃もたれがするので,ヒレを選択したという次第です(焼き方はレア).

Dsc_0464_2  もちろんワインもいただいたことは言うまでもありません(笑).

 そして明くる8月22日はそのまま帰ってくるのはもったいないので(次いつ来られるか分からない),郊外にある行縢(むかばき)の滝に行くことにしました.この滝は行縢山の雄岳と雌岳の間の断崖から滑り落ちている落差80メートルの滝で,日本の滝100選にも入っています.ちなみに行縢というのは昔の旅行者や騎乗者が履いた腰から足を覆う装束のことだそうで(要するにパンツか),二つの山の形がそれに似ているのでこの名があるらしいです.

P8220109 (写真) 行縢山の全景

 ふもとにある行縢神社が登山道の始まり,ここからひたすら登っていきます.道は全行程の大半が森の中なので,真夏とはいえそれほどの暑さは感じません.15分ほど登ると比較的新しい(平成11年完成と書いてあった)吊橋に差し掛かります.ここは滝が遠望できるポイントにもなっていました.

P8220055 P8220103 (写真左) 登山道はこんな感じ,(同右) 渡渉ポイント

11949523_844703828960317_2869745672 (写真) 吊橋からの滝の遠望

 橋を過ぎると道はますます登りがきつくなり息が上がってきます(日頃の運動不足が実感される).20分程度で行縢山登山道本道と滝への分岐点に到着,ここを左に曲がり5分ほどでむかばきの滝に到着しました.

P8220086 P8220077  滝は一枚岩の断崖を滑り落ちていました.真夏ということもあるのか,水量は少なめでしたが,滝そばまで行けるため,水しぶきが気持ちよかったです.この日は土曜日ではありましたが他に訪問者はおらず,貸し切り状態でした(登山者は他にもいましたが,みんな行縢山山頂を目指していた模様).

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2015年8月16日 (日)

Windows 10

 今日は8月16日,旧盆の送り火の日である.自分が育った北東北は夏休みが短かったため,お盆が終わると夏休みも最終盤,送り火とともに一気に寂しい気分になったものである.

 長じて今の仕事に着いてからは,基本的にお盆≠休みという環境なので,こうした感慨を抱くことは少なくなった.それどころか,この時期は帰省ラッシュや世間の休みの影響で,観光地はどこも混んでいて,しかも値段も高くなるために出歩くことは少なくなった.今ではこの時期に休みをとりたい同僚の留守番を積極的に買って出るため,かえって病院にいる時間が長くなっている(笑).

 今年もそのパターンになっていて,14日夕方から15日夕方までは普段応援に行っている静岡県東部の病院の当直,そして今日は朝から自分の病院の当直である.休みの日は基本的に静かな病院なのだが,お盆のせいかいつも以上に静かに感じた.

 そんな8月16日お昼の検食(病院食の味見)がこちらである.

Img_1945  珍しくパンが出てきた.ロールパンが1個と食パン1枚(たぶん6枚切り)を半分に切って中にマーガリンが少量塗ってあるやつ)なので,分量的には少ない気がするが,主菜がハッシュドポーク(ビーフではない 笑),副菜にマカロニサラダ,デザートにパイナップルが付いているので意外にカロリーはあるんじゃないかと感じる.

 で,午後に自分のPCで作業をしていたら,画面の右下のwindowsマークから「windows 10にアップグレードできます」といったポップアップが出てくる.以前からチラチラ出てきて,「ウザったいな」と思いつつ無視していたのだが,ちょうど時間もあったので思い切ってアップグレードすることにした.

Img_1944  1時間もかからずに終了,何がどう変わったかはこれからおいおい確認するとして,マウスポインターを左下に持ってきてクリックするといろいろ出てくるのがwindows 7以前を連想してなんだか懐かしくなったのでした(7→8 になってからはマウスポインターを左下ではなく右上に持っていくことが多かったので).

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2015年8月15日 (土)

8月15日

 今日8月15日は終戦の日,1945年のこの日,日本政府がポツダム宣言の受諾を表明したことによる(厳密にいえば正式に終戦になるのは戦艦ミズーリ艦上で降伏文書に調印した9月2日).今年はそれから70年という節目の年に当たることもあって,各種メディアでも盛んと関連番組や記事を取り上げている.

 とはいえ,このブログは本来政治的な話題を取り上げないスタンスなので,世間の流れにはあえて背を向けて,終戦以外の8月15日について調べてみた.すると,この日は意外に興味深い出来事がいろいろ起こっていることがわかる.

1.ナポレオン・ボナパルトの誕生日

 フランス革命からジャコバン派の恐怖政治の時代を経て,一介の砲兵将校から皇帝にまで上り詰めた,ナポレオンの誕生日が8月15日である.1769年のことなので,今年で246年目ということになる.

2.刺身の日

 暑い夏とは縁がなさそうな気がするが,8月15日は刺身の日らしい.これは室町時代後期の書記官,中原康冨が文安五年(1488年)8月15日の日記に「鯛なら鯛とわかるやうにその魚のひれを刺しておくので刺し身、つまり「さしみなます」の名の起り」とあり,これが初めて刺身に関する記事が文書に載ったことにちなむとのことである.

3.パナマ運河が開通

 太平洋と大西洋を結ぶ運河であるパナマ運河が完成したのが1914年の8月15日である.運河といえば地中海と紅海を結ぶスエズ運河があるが,実は当初このスエズ運河を作ったフランス人のレセップスがパナマ運河の開設を始めたものの失敗(太平洋と大西洋の高さの違いや地形など,スエズ運河とはあまりにも条件が違い過ぎた),結局アメリカによって建設されたものである.

4.ビザンチン皇帝ミカエル8世戴冠

 もっともこのブログにふさわしそうな話題である.1204年に第4回十字軍によって征服され,一時は消滅したビザンチン帝国であるが,西欧側の混乱の隙をついてコンスタンチノープルを奪回,帝国は再興された.この中心人物がミカエル8世で,彼が戴冠を受けたのが1261年のこの日である.ミカエル8世に始まるパライオロゴス朝はその後1453年の帝国の滅亡まで続くことになる.

 このように終戦以外にもいろんなエピソードがある8月15日であった.

Mika8 (写真) ビザンチン帝国の再興者ミカエル8世

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2015年8月14日 (金)

立山・黒部旅行6

Dsc_0439 (写真1) ホテルの売店で見つけた地元のカップ麺

 立山黒部旅行の最終回です.前日,前々日と朝早い行動開始だったこともあり,この日はゆっくりと温泉に浸るなどしてチェックアウト近くまでゆっくりしていました.この日は大町から白馬を越えて日本海側の糸魚川に抜け,そこから富山に戻るという行程です.ただ朝食時は晴れていたものの,徐々に雲が広がり始めているのがちょっと心配でした.

P7220885 (写真2) 青空はありますが,ちょうど山の部分に雲が

 10時半にホテルを出発してまずは白馬村へ.まず目指したのは白馬駅の北東にある大出の吊橋です.ここはガイドブックにもよく出てくる場所で,姫川の清流と北アルプスの山々がきれいに見えるスポットです.期待していってみたんですが… 残念ながら雲に隠れて山は見えませんでした(う~ん,昨日一昨日で晴れ男パワーを使い果たしたか).

P7220887 P7220890 (左写真3) 白馬ジャンプ競技場,(右同4) リフトで上へ

 その後は白馬ジャンプ競技場に向かいます.ここは1998年の長野オリンピックで,日本が団体金メダルを獲得した会場です.札幌のジャンプ施設と違って,ノーマルヒルとラージヒルの台が並んで存在しているのが特徴です(札幌はそれぞれ別な山にある).大会等が開催されていない日は気軽に見学ができるようになっています.リフトに乗って上部へ,この日は偶然どこかのチームが練習をしていました.夏ですが,冬と同じようなウェアーを着て飛んでいます.暑くないのかな? などと余計な心配をしてしまいました(笑).

P7220897 P7220898

(左写真5) 夏はちょっと離れた部分を滑走するようです.(右同6) 豪快に飛んでいます

 展望所から階段を上がって,ちょうどスタート地点の真上に行くことができるんですが,ジャンパー目線になってみると,凄いというか怖いというか,壮観な眺めでした(スキーをやっていた自分の父親によると,ジャンプよりも滑降の方がはるかに怖いんだそうです).

P7220918 (写真7) こういうのはお約束です(笑)

 ジャンプ台見学の後は昼食タイム,この日は信州そばにチャレンジ,近くにあった和味亭さんへ.私が頼んだのは白馬の豚天ざるそば,豚の天ぷらというのが面白いなと思いました.

P7220921 P7220922 (左写真8) 豚天ぷら,(右同9) ざるそばです

P7220945 (写真10) 途中,道の駅小谷で見つけた謎のモニュメント

 その後はひたすら富山に向かうんですが,実はその途中に日本の道100選に選ばれている道が3か所もあるということで,それらに寄り道しながら行きました(白馬山麓線,国道148号線,親不知の3か所).結局夕方5時前に富山駅に到着,レンタカーを返却して新幹線へ.大宮駅で母親を見送ったのち,K&妹と新宿に出て,2日早いうな重をいただいたのでした.

 かくして,家族旅行2015は無事に終了したのでした(これでやっとこのブログも日常に戻れる 笑).

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2015年8月13日 (木)

立山・黒部旅行5

 立山黒部旅行実質2日目の後半です.

 室堂周辺の散策からターミナルに戻ってきました.植物や美しい山々の風景は堪能できましたが,結局雷鳥は見つけることができませんでした(泣).

640x640_rect_30188649 (写真1) 昼食のとやまポークカツカレー

 さて,ちょうどお昼時ということで,ターミナル内にあるレストラン立山へ.ここは隣接する売店とともに,ホテル立山の外来部門になっています.標高2400メートルの山岳地帯ということで,豊富なメニューというわけではないんですが,ホールの係員はきちんとした服装をしています.立山は近年アジア系の旅行者にも人気のスポットになっており,ウェイターにもそっち系の人がいました.この日はとやまポークのカツカレーをいただきました.

P7210749 (写真2) 室堂駅

 昼食後は少し売店を覗いて買い物タイム,妹は趣味の鉄道チョロQを購入していましたが,私はというと富山限定のしろえびポテトチップスを.標高が高くて空気が薄いため袋がパンパンに膨らんでいました(売り場にも「破れる恐れがありますので優しく扱ってください」の張り紙が 笑).

P7210751_2 (写真3) トロリーバス乗り場

 買い物後,室堂を後にして今度はトロリーバスに乗ってアルペンルートの先に進みます.トロリーバスは架線から電気エネルギーを受けてモーターで走行するバスです.外観は完全にバスなんですが,架線のあるきまった経路のみを走るため,日本の法律上は電車に分類されるんだそうです(馬が軽車両に分類されるようなものでしょうか 笑).現在トロリーバスは日本ではこのアルペンルートにのみ存在し,室堂-大観峰間と黒部ダム-扇沢の2路線があります.

 室堂から大観峰間は立山連峰の主峰雄山の直下を走行しており,全長3.7キロ,所要時間は10分です.この日は3両のバスが出動していました.狭い通路をうまく走るもんだ(さすが大型二種)と感心しているうちに大観峰に到着します(笑).ここは山を貫いたトンネルの出口の断崖絶壁に作られた駅のため,室堂のような高原はありません.駅から外には出られませんが,展望台から雄大な後立山連峰や黒部湖の姿を拝むことができます.

P7210758 P7210759 (左写真4) もうすぐの表示が!,(右同5) Extraがあるというオチでした(笑).

 駅から屋上の展望台へは50段くらいの階段を登らなくてはならないんですが,残りの段数が表示されていて励みになります.展望からの眺めは最高です.眼下にはこれから向かう黒部湖が見えました(空気が薄いせいか日差しはまぶしかったです).

P7210755 P7210762 (左写真6) 後立山連峰と黒部湖,(右同7) 先ほど購入したポテチ,袋がパンパンです.

 しばらく眺めを堪能した後,今度はロープウェイに乗り込みます.このロープウェイは大観峰駅から黒部平駅まで全長1.7キロ,標高差500メートルを一気に下っていきます.途中に支柱が1本もない,ワンスパン方式と呼ばれるスタイルです.こんなところによくこんなものを作ったなぁと感心しながら降りていきました.

 約7分で黒部平駅に到着,久しぶりに2000メートル以下の場所に降りてきたためか,空気の量が多くなった感じがします.ここからも山々が眺められました.

P7210783 P7210786 (左写真8) さっきまでいた大観峰を望む,(右同9) 黒部平です

 15分ほどの滞在で,いよいよ黒部湖に向かいます.今度の乗り物は再びケーブルカー,黒部平駅から黒部湖駅までの0.8キロを最大斜度30度で走っています.全線がトンネルの中を走っています.朝最初に乗った立山ケーブルカーと同一経営ですが,あちらのケーブルカーは何度か車両の更新が行われているのに対して,こちら(黒部ケーブルカー)は1969年の開業以来同一の車両が使われているのだそうです(たしかにこんな山奥じゃ,新しい車両を運び込むのも大変だ).

P7210788 (写真10) ケーブルカーのすれ違い箇所

 約5分で黒部湖駅に到着,ここは黒部ダムの西側地下に位置する駅のため,ダムに行くには階段を上る必要があります.地下道はひんやりと涼しかったです.地上に出ると目の前には巨大なダムが! おおっ,黒部ダムだと感動していたら,ちょうど湖の遊覧船の発車時刻が近いことが判明,せっかくだから乗ることにしました(ただ乗り場まで結構距離があるのと,船着き場まで長い階段になるため足腰が悪い人には辛い).

P7210830 P7210797 (左写真11) 黒部湖遊覧船ガルベ,(右同12) 湖に乗り出します

 黒部湖の遊覧船は日本で最も高所を運行している遊覧船なんだそうです(世界ではペルーとボリビアの国境にあるチチカカ湖が最も高所の遊覧船(汽船)が走っている).船着き場から湖に出て約30分のクルージングです.周辺には木々が青々と茂っており,先ほどまでの高地帯とは違った趣を示しています.ふと見ると湖畔に釣り人っぽい人がたたずんでいました.

P7210795 P7210827 (左写真13) 橋が見えます,(右同14) ダムの構造物

Dsc_0326 (写真15) 北アルプスの山々が見える

 クルージング終了後はダムの堤防を歩いてみます.黒部ダムは戦後の高度経済成長期に,当時電力供給のひっ迫していた関西電力が社運をかけて着工した発電用の巨大ダムです.高さ186メートル,総貯水量2億立法メートルと国際最大級の大きさを誇ります.昭和31年から工事が始まり,特に建築資材を現地に運び込むために,長野県の大町市と当地を結ぶトンネル(現関電トンネル)掘削にあたっては,途中破砕帯と呼ばれる脆弱な地層から水が大量に発生し,工事が極めて難航したことでも知られています(この様子は石原裕次郎主演の映画「黒部の太陽」で描かれている).

Dsc_0333_2 Dsc_0338 (左写真16) ダムの下流側,(右同17) 観光放水している黒部ダム

 ダムからは放水の様子を見ることができますが,これは発電のためではなく,あくまでも観光客を喜ばせるための演出です(観光放水 実際の発電所はもっと下流にある).

 次にダムの全体像を見るために,高台にある展望所に登ってみました.行きはレストハウス脇から300段近い階段を登っていきます.直射日光で暑いのに加えて,途中工事中の箇所もあってかなり厳しかったです(母親は端から無理なのでレストハウス待機).とはいえ,上から見るとダムの巨大さを改めて実感できました.

P7210850_448x336 P7210872_448x336 (左写真18) ダム中央,(右同19) 殉職者慰霊碑

 帰路は駅とつながっているらしいトンネル内コースへ.こちらはひんやりとしていて快適,しかも階段も220段程度と少ないと楽勝でした(とはいえ,往路も徐々にダムの全景が見えてくるというワクワク感はある).

Dsc_0342_336x448P7210875_336x448_2 (左写真20) ハサイダー,(右同21) 黒部の太陽

 駅からレストハウスに戻り,関電トンネル工事で話題になった破砕帯の水で作ったサイダー(その名もハサイダー 笑)を飲んで休憩です.

P7220880_448x336 (写真22) この日の宿泊先くろよんロイヤルホテル

 その後夕方5時のトロリーバスに乗って,アルペンルートのターミナル扇沢に向かいます.途中,破砕帯のある地域を通過するんですが,案内板は立っているものの,いまではほとんど一瞬で通過してしまうため,当時の難工事を偲ぶのは困難でした.約15分でトンネルを通過,扇沢駅に到着です.北アルプスの東側の17時半は夏でも太陽は山の向こうに隠れてしまいます.ここで朝に立山で預けたレンタカーを受け取ります.そしてそのままこの日の宿泊先であるくろよんロイヤルホテルに向かったのでした.

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2015年8月11日 (火)

立山・黒部旅行4

 ちょっと時間が空きましたが,立山黒部旅行の続きです.

 立山黒部旅行実質2日目の朝になりました.外を見ると快晴の良いお天気です.ビュッフェスタイルの朝食を食べて(さすが富山,ご飯がおいしかった)早速出発です.この日の予定は立山黒部アルペンルートを富山側から長野側に抜ける行程,まずは富山側の拠点となる立山駅に向かいます.

 アルペンルート内はマイカーは入れないため,人間だけが長野側に抜けると車の処置が問題になります.そんな状況に対応するために当地では車の回送サービスというのが行われており,今回はそれを利用することにしました.駅前の事務所で手続きを済ませ,ついでに母親用にトレッキングポールをレンタルします.貴重品と飲み物以外の大きな荷物は車に残せるので身軽になって駅に入りました.

P7210505_480x360 P7210508_480x360 (左写真1) 立山駅,(右同2) 改札に並ぶ観光客

 アルペンルートは有名な観光地で,ピークシーズンは順番待ちの長蛇の列というウワサを聞いてたんですが,3連休明けの平日ということで意外に空いています.当初は9時20分発のケーブルカーを予約して,かなり余裕をもって駅に来たのですが,手続きがスムーズに済んだため9時発のに変更してもらいました.

P7210511_480x360 P7210513_480x360 (左写真3) ケーブルカーです,(右同4) 車窓から見えた柱状節理

 立山ケーブルカーは立山駅(標高475メートル)と美女平駅(標高977メートル)の標高差500メートルを1.3キロで結んでいます.最大斜度は29度,そのため車内はさながら大学の階段教室の趣です.時間になっていよいよ出発,ケーブルカーはするすると登っていきます.途中には柱状節理の岩肌が露出している部分もありました.約7分で美女平駅に到着,あっという間のケーブルカーでした.

P7210514_480x360 (写真5) 美女平駅の改札口

 美女平周辺を散策するのも良いのですが,この日は先を進むことにして,今度は高原バスに乗り込みます.これは美女平から立山登山の拠点となる標高2400メートルの室堂まで一気に登るバスで,立山黒部アルペンルートの中では距離,乗車時間ともに最長となる乗り物となります(環境への負荷を考慮して現在はハイブリッドバスが主体になっている).定期便まで30分くらい時間があったんですが,この日は臨時便が出るとのことで9時20分に美女平を出発しました.

P7201095_480x360 (写真6) 最初は鬱蒼とした森の中を進む

 この高原ルート,標高差が1500メートルもあるので周辺の植生がどんどん変わっていきます.当初は巨大な樹木が立ち並ぶ森林地帯で樹齢数百年という立山杉が見られるほか,昨日の夕方に訪問した称名滝を遠望できるポイントもありました(午前中なので昨日とは逆に日陰になってましたが).

P7201098_480x360 P7201100_480x360 (左写真7) 立山杉),(右同8) 称名滝の遠望

 それが,標高が上がるにしたがって周辺は木々の背が低くなり,いまだに雪を残している立山連峰の山々が間近に迫ってきました.途中,弥陀ヶ原と天狗平のバス停があるんですが,この日は途中での乗降はありません.やがて周囲から樹木の姿が消え,開けた感じになってきました.ふと見ると道の右側に巨大な雪の塊があります.これが春先に雪の回廊として有名なスポットのなれの果てなのでした(8月には完全に無くなるらしい).雪の壁を過ぎると大きな建物が見えてきます.これがホテル立山で,ここの1階がバスの終点室堂駅となります.

P7210524_480x360 P7210550_480x360 (左写真9) 残雪のある山,(右同10) 天狗平山荘

P7210555_480x360

Yukikairo (左写真11) 雪の壁の名残り,(右同12) 春先はこんな感じになります

 バスを降りて外に出ます.室堂は標高2400メートル,日本で気軽に来られる高地としてはかなり高い場所です(日本最高はおそらく乗鞍スカイラインの頂上,標高2700メートルだと思いますが).ちょうどペルーの有名な観光地,マチュピチュと同高度になります.あそこもそうなんですが,こういう高地帯は酸素が薄いので走ったりするのは危険です.まずは深呼吸をしてゆっくりとターミナルのなかへ.この日下界は猛暑日だったらしいんですが,ここは涼しくて快適な環境でした.

P7201142 (写真13) 晴天の室堂

 トイレを済ませて,さっそく付近の散策に繰り出します.ターミナルの外に出ると,青空と雪を頂いた山々,高原の緑が美しいコントラストを作っています(本当に日頃の行いがいいのか素晴らしい天気でした).ふと近くの看板を見たら,10時30分から立山自然保護センター主催の自然観察ツアーがあるとのこと.せっかくだから参加しようと受付に行きました.

P7201276_2 (写真14) 立山は名水の地でもあります

 時間になって出発ですが,他の参加者がいません(笑).というわけで完全貸し切りツアーになりました.ガイド(ナチュラリスト)は初老の男性,この地で何十年もガイドをやっている大ベテランでした.「何が見たい?」と聞かれたので,「雷鳥が見たいです」と答えたんですが,「今日は天気が良すぎるから,逆に難しいかもなぁ」とおっしゃっていました(雷鳥も強い日差しは苦手な模様 笑).

P7201160 P7201157 (左写真15) 重文の立山室堂,(右同16) 修験者がいました!

 オフィスを出発してまず向かったのは室堂の名前の元となった立山室堂です.これはこの地を訪れる修験者が祈祷をするためのお堂で,現存する建物はなんと!江戸時代の享保年間に造られたのだそうです(国の重要文化財).その後立山登山者のための宿泊所としても利用されるようになり,利用者の増加によって手狭になったことから,現在は隣に立派な室堂小屋(立山室堂山荘)が建てられています.ガイドさんのお話では,この山荘の基本部分は極力石材を利用し,コンクリートは使わないのだそう.なぜかというと,冬の寒さが厳しすぎるためコンクリートが壊れてしまうためとか.たしかに足元を見るとコンクリート部分にはひびが入っているところが多いようでした.ちょうど室堂を見学していたら,本当に修験者の方がやってきていて法螺貝を吹いていました(なんてラッキーな 笑).

P7201116_480x360_3 P7201146_480x361_3 P7201170_480x361_3 P7201182_480x359_3 (写真16-19) 左からヨツバシオガマ,イワカガミ,イワイチョウ,クルマユリ

P7201274_480x360_2 P7210582_480x360_2 P7210599_480x360_2 P7210720_480x360_2 (写真20-23) 左からミヤマリンドウ,シナノキンバイ,チングルマ,イワギキョウ

 続いては遊歩道を歩きながらミドリガ池へ.こじんまりとした池ですが,周囲には高山植物がたくさん見られるポイントになっています.この時期はチングルマやミヤマキンバイ,イワカガミなどが咲いていました.

P7201192 P7210648 (左写真24) ミドリガ池,(右同25) 水がきれいです

 ミドリガ池から今度はエンマ台と呼ばれる展望スポットへ.ここからは地獄谷と呼ばれる硫化水素が漂う地域を望むことができます.本来ならトレッキングロードもあるんですが,現在は有毒ガスの量が多いということで通行禁止になっています.ガイドさんによると,今日は環境省から調査員が来ているはずだということで,じっと観察していたら,たしかに山肌を数人の人が歩いているのが見えました(お疲れ様です).

P7201231 P7210695 (左写真26) 地獄谷,(右同27) 環境省の職員が

 地獄谷の近くには雷鳥荘やロッジ立山連峰といった宿泊施設も立っています.有毒ガスが出ている場所からもそんなに離れていないんですが,それでも大人気なのだそう.ちょっと危険なくらいの方が客が集まるのかなぁとはガイドさんの弁でした.

P7201250 P7201259 (左写真28) ミクリガ池,(右同29) 雪渓が残っています

 エンマ台から引き返して,今度はミクリガ池を望みます.立山室堂のガイドブックには必ず出てくるスポット,我々も写真を撮ったのは言うまでもありません.池には雪渓が残っていたんですが,毎年8月初めごろに夏の陽気でこれが解けて崩れ落ちる瞬間を狙った写真家がたくさん集まるんだそうです.

 こうして約2時間の散策は終了し,出発地点に戻って来たのでした.

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2015年8月10日 (月)

中央寮歌祭2015

Img032_345x480  昨日,新宿の京王プラザホテルにて中央寮歌祭2015が開催されました.

 寮歌とはすなわち寮の歌なんですが,実際には旧制高等学校および大学予科の寄宿舎に伝わる歌をさすことが一般的です.特に寄宿舎の大きなイベントに即して作られたものが多く,作詞・作曲も寮生自身によってなされるのがほとんどでした.

 普段オペラなどクラシック音楽を愛好している私ですが,深層心理には寮歌が潜んでいて,時として無性に歌いたくなることがあります.今から10年ほど前に勤務していた病院の同僚ドクターのご尊父が無類の寮歌好きという縁で,能代の寮歌イベントに参加する機会をいただき,その後ほかの寮歌祭にも時々顔を出すようになりました.

 こうした寮歌祭は全国にたくさんあるんですが,その中でもとりわけ大きなイベントだったのが日本寮歌祭です.ただこちらは2010年の第50回をもって終了となっています.しかし,これだけの規模の寮歌祭が途絶えてしまうのは惜しいと考える人たちも多く,結局2011年以降別の形で継続していくことになりました.ただ,これには2つの流れがあって,主として旧制高校のOBたちが,あくまでも旧制高校の寮歌のみにこだわって運営している全国旧制高校寮歌祭と,主として新制大学時代の人々もかかわって,新制以降の寮歌などにも間口を広げている中央寮歌祭があります.今回参加したのは後者で,2011年以降今年が5回目となりました.

Dsc_0399_270x480  前日東京に用事があった自分は久々に新宿のカプセルに宿泊,朝ゆっくりお風呂に入ってから会場に向かいました.この日の都心はここ数日の暑さが和らいでやや秋模様の涼しさでした.受付を済ませてから和服に着替え準備は万端です.

 11時から開会式,主催者のあいさつに引き続きこの1年で鬼籍に入られた先輩方への黙祷(この日は長崎の日でもありました),檄文朗読と続き,11時半にいよいよ開始となりました.

Dsc_0401_270x480  この寮歌祭は基本的に北から南へ(札幌の北大予科から鹿児島の七高造士館),内地から外地へ(京城,旅順,台北)という流れで歌うんですが,公平を期するためということで毎年少しずつ移動していて,今年は高知高等学校から始まって松山高等学校で終わるパターンでした.

 料理は中華のコースでしたが,参加者の平均年齢が高いこともあって量は少なめ,その分アルコールは飲み放題になっていました(若い参加者には物足りないでしょう 笑).自分はというと,周囲の高齢者にお酌しつつ,散々飲んでいました.

Dsc_0408_480x270  自分の所属する弘前高等学校は15番目,歌ったのは「都も遠し」でした.

 持ち時間は各校4分,例年だと途中で長々と挨拶を始める御仁がいたりして,時間が押すケースが多いんですが(4分経つと鐘が鳴らされる),この日の進行は非常にスムーズで幹事は大喜びだったと思います(自分も一応医務部ということで幹事の端くれに入っていますが,この日は涼しかったこともあって体調を崩す方はいませんでした).

Dsc_0426_360x480  夕方4時に会は終了,着替えをして帰路につきました.ちなみにこのい中央寮歌祭,来年は8月4日木曜日なんだそうです.平日じゃないか!! と思ったんですが,こういう寮歌イベント参加者は基本的に現役を退いた方々ばかりなので,曜日は関係ないんだろうなと思ったのでした(自分は参加できるかなぁ 汗).

 

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2015年8月 6日 (木)

海外安全情報

 ネットのニュースで見た話題です.

 〔外務省〕「渡航情報」を「海外安全情報」に改称 表現も分かりやすく

 外務省の海外安全ホームページは世界各国の治安や政治情勢などを解説し,邦人がその地域を訪問するにあたっての注意事項などを載せているものです.旅行好きの私も好きなサイトで,暇があるときには覗いて政界情勢の理解に役立てています.

 このホームページで解説されている,当該国・地域に旅行に行くことが大丈夫なのかどうかを示す部分が渡航情報でした.ただ,ここに載っている表現が堅苦しく(役所だからか?),わかりにくいという声が多かったようで,来る9月1日から海外安全情報と名称を変更し,表現もわかりやすくするということです.

 これは近年海外に旅行する日本人が増加し,その渡航先も多様化している一方で,世界の治安情勢は急激に変化していることから,現地でトラブルに巻き込まれるケースが増えていることが背景にあります.特に昨年末から今年初めにかけてのシリアでのテロ組織による邦人殺害事件や今年3月にチュニジアの博物館で発生したテロ事件(邦人3人が死亡)は世間を驚かせました.

 そんなわけで外務省も,一般の人々が読んでもその地域の治安情勢がすぐにイメージできるような表現にするということです.具体的には危険度を軽い順に

レベル1 十分注意してください

レベル2 不要不急の渡航は止めてください

レベル3 渡航は止めてください(渡航中止勧告)

レベル4 退避してください。渡航は止めてください(退避勧告)

とするようです.レベル1はいままでと変わりありませんが,レベル2は従来,「渡航の是非を検討して下さい」という,行ってよいのか悪いのか一般の人には判断に悩む表現でした.今回の変更で,外務省としてはレベル2であっても「できれば行くな」というスタンスを示していることになります.

 これまで大手の旅行会社が出している商品はレベル1の地域までで,一部中小の業者ではレベル2の商品も取り扱っていたのですが,今回の表現の変更でこれらの旅行会社がどうするのか注目していきたいと思います.自分個人としては現在レベル4のマリは諦めていますが,レベル2のパキスタンのモヘンジョダロやハラッパーは行ってみたい場所です.

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2015年8月 3日 (月)

真夏の滝めぐり

 8月になりました.先月の立山・黒部旅行のレポの途中ですが,今日はちょっと違う話題を取り上げます.今年の8月には都合5回の日曜日があるんですが,実は2日以外の4回はすべて予定が詰まっています.すなわち,好きなことができる唯一の日曜日が昨日の8月2日だったというわけで,この貴重な休日を有効活用すべく,信州方面に出かけてきました.

 1日は夕方まで仕事,その後新幹線で合唱団の練習に向かいます.予定では19時過ぎに到着できるハズだったんですが,山手線が止まるアクシデントがあり,着いたのは19時半近くでした.練習終了後地下鉄と埼京線を乗り継いで大宮へ,そこから北陸新幹線に乗って長野に着いたのは夜の11時でした(結局この日の夕食は駅で買ったお弁当 笑).

 長野駅前のビジネスホテルに一泊し,翌2日朝8時から活動開始です.今回の目的は長野市周辺にある3か所の100選滝を一気に回ろうという結構ハードなものです(長野県須坂市の米子大瀑布,新潟県妙高市の苗名滝&惣滝).元々公共交通機関は絶望的な場所が多いので駅前でレンタカーを借ります.林道を走ることになるので車種はもちろん軽自動車です(あとは安いからという理由も 笑).

P8020007_480x360 (写真1) 米子大瀑布駐車場

 最初の目的地は米子大瀑布,米子といっても鳥取県米子市ではなく,長野県須坂市米子(「よなこ」と読むらしい)にある大きな滝(瀑布)のためこの名があります.長野市内からひたすら東に向かいます.途中から狭くて曲がりくねった林道(いわゆるキック道)になり,すれ違いが難しそうなところも多いんですが,ちゃんと舗装されているので,去年の秋に行った秋田県の安の滝へのアプローチ道に比べるとだいぶマシだと感じました.約1時間ほどで滝の駐車場に到着,途中対向車には会わなかったんですが,駐車場には6~7台の車が止まっていました.ここにはトイレのほか簡単な案内所&売店もあります.ストックの無料貸し出しもあったのでお借りして滝を目指します.

P8020009_480x360 (写真2) 米子大瀑布への道

 道は登山道以上遊歩道未満といった感じで結構アップダウンもあります.歩き始めること30分ほどで最初の目的地米子不動滝に到着しました(米子大瀑布は不動滝,権現滝その他で構成される).ここ数日晴天が続いていたせいもあるのか水量はそれほどでもなかったですが,落差85メートルは見事でした.不動滝から徒歩5分くらいで今度は権現滝の見えるポイントへ.こちらは滝そばではなく遠望のみ,高さは75メートルと不動滝よりも若干低いようです.

P8020028_360x480 P8020016_1_360x480 (左写真3) 不動滝,(右同4) 権現滝

 権現滝スポットからさらに歩いていくと,トイレのある休憩所に到着.そこから少し歩いていくと,周囲が開けた高原の様な場所に出ます.ここが二つの滝が一望できる場所で,そばには日本の滝100選の標識もたっていました.実はここからさらに奇妙滝という滝に向かうコースもあるんですが,現在落石のため通行止めということで断念しました.

P8020055_480x360 (写真5) 両滝を一望する

 その後は再び険しい山の中のルートとなり,結局2時間ほどで駐車場に戻ったのでした.

P8020077_480x360 (写真6) 苗名滝のレストハウス

 この段階で12時,元の林道を戻り上信越道に乗って妙高高原インターで降りて,今度は妙高市の苗名滝に向かいました.この滝に行く道も米子大瀑布と同様狭い林道なんですが,さっきと違って対向車がたくさんやってきます.しばらく走って滝の駐車場に着きましたが,ここは地元では有名なスポットなのかたくさんの車が止まっていて,大勢の行楽客でにぎわっていました(家族連れが多い印象).駐車場から滝へも整備された遊歩道を10分ほどと手軽に散策できました(途中にあった人口の滝が仮面ライダーとショッカーが戦いそうな雰囲気でよかった 笑).

P8020110_480x360 P8020089_480x360 (左写真7) 人口の滝,(右同8) 苗名滝

 この苗名滝は高さは55メートルですが,周囲の柱状節理の断崖の風景と相まって絵になる滝でした(欠点はとにかく人が多いこと.ゆっくり堪能する風情はない 汗).ちなみに滝駐車場脇には釣り堀を併設した食堂があるんですが,ここの名物が流しそうめん.そういえば昔行った鹿児島の龍門滝そばにも流しそうめんが名物の店があったが,滝と流しそうめんにはなにか由来があるのかと思ったのでした.

P8020121_480x360 (写真9) ”いもり”はいないいもり池

 苗名滝の滞在を切り上げ,続いてこの日最後の目的地である惣滝を目指します.同じ妙高市にあるんですが,ちょうど妙高山を挟んで反対側になります.途中で「いもり池」という興味を引かれる名前の池があったために寄り道します.名前のイメージからいもりがたくさん生息しているのかと思ったんですが,その姿はなく水芭蕉の群生地になっているようです.その後赤倉温泉,関温泉といった温泉地帯を通ってどんどん標高を上げていきます.そしてちょうど行き止まりにある燕温泉手前の駐車場に車を止めました.

P8020127_480x360 (写真10) 燕温泉

 燕温泉は山奥の秘湯ムード一杯の温泉街でした.ここには名物露天風呂の黄金の湯(一応男女別になっている模様)がありますが,そこからさらに急な坂道を登ったところに惣滝を遠望できる展望台があります.息を切らしながら登ったんですが…

 霧に覆われて見えません… ((+_+))

P8020149_480x360 (写真11) 霧のかなたにかすかに見えます

 しばらく待っていると,一部見えてきたんですが,その後再び雲に覆われてしまいました.実は惣滝はこの展望台の他にも,温泉街から30分ほど歩いて滝そばまで行くことも可能なんですが,さすがにこの霧で断念しました(マジで遭難の恐れあり).燕温泉は雰囲気抜群なので,いつか泊りがけで再挑戦したいなと思いました.

 この後長野駅に戻ってレンタカーを返却,駅前の居酒屋で夕食を摂ってから新幹線で戻ったのでした.こうしてビザンチン皇帝唯一の8月フリーの日曜日は終わったのでした.

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2015年8月 2日 (日)

立山・黒部旅行3

 猿飛峡の観光を終えて,来た道を引き返します.帰路足湯のスポットもあったんですが,帰りの列車の予定もあったためパス,そのまま欅平駅に戻りました.ちょうど昼食時間ということで駅2階のレストランへ.この日は地元富山特産の白エビの天ぷらが入ったしろえびうどんをいただきました.白エビがたくさん入っていて美味しかったです !(^^)!.

P7200451 (写真1) 白エビうどん

 昼食後は駅前で写真を撮ったりして帰りの列車に乗り込みます.時間になって列車は出発,往路の宇奈月駅と同様に駅員さんたちが手を振って見送ってくれました.

 黒部峡谷鉄道は沿線にも見どころがたくさんあるんですが,往路は勝手もよくわからないこともあり,うまく写真が撮れませんでした.帰路はだいたいこの辺にあるな的なイメージがつかめていたのと,車内放送(地元富山出身の室井滋さんのナレーション)で案内があったことで,なんとかそういうスポットの撮影に挑戦しました.

P7191008 P7191022 (左写真2) 東鐘釣山,(右同3) ねずみ返しの岸壁

 帰路はほとんど下りなんですが,所要時間は往路と変わりません(元々電化されているため登りでも速度が出るためと思われる).1時間半弱で宇奈月駅に到着しました.

 ここから車に乗って立山に移動します.とはいえすぐにホテルに入るわけではなく,まずは立山黒部アルペンルートにもほど近い場所にある称名滝を目指します.ここは立山連峰の大量の湧き水が山の西側に広がる高原,弥陀ヶ原から一気に下界に落ち込んでできた滝です.全体で4段からなり,合計で350 メートルもの高さを持つ,落差日本一の滝です.もちろん日本の滝100選にも選ばれています.

Shomyo2 (写真4) 称名レストハウスと後方にわずかに滝が見えます

 一般道と北陸自動車道を乗り継いで立山インターから再び一般道へ.途中立山有料道路の分岐点を右手に見ながら直進します.しばらく走ると駐車場とレストハウ スが出現,ここが一般車が入れる終点のようです.ここから滝へは歩いていかなければならないのですが,道は登山道でも遊歩道でもない普通のアスファルト舗装された道,非常に歩きやすかったです(ハイヒールでも大丈夫な感じ 笑).

Shomyo4 Shomyo5 (左写真5) 舗装された道路と称名川,(右同6) 前方に虹が!

 歩くこと30分で滝を正面にする滝見橋に到着しました,西向きの滝なので天気の良い日の午後に訪れると見事な虹がかかります.この日は橋に向かう途中で大きな虹が見えてきたため感動が大きかったです.

Shomyo1 Shomyo7 (左写真7) 滝見の橋から,(右同8) 上の展望台から

 橋からはさらに上の展望台に登る階段がありました.さすがに母親はパスしましたが,我々は登ったのは言うまでもありません.ちなみに称名滝の右手には,より落差のあるハンノキ滝というのもあるんですが,春先などの水量の多い時期にしか出現しないとのことで,この日は細い水量がわずかに見えるだけでした.

 しばらく滝を堪能したのち来た道を引き返します.帰りにレストハウスで食べたソフトクリームが美味しかったです.

 この後は立山駅にほど近いホテルにチェックイン,地元産のビュッフェとワインに舌鼓をうったのでした.

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2015年8月 1日 (土)

立山・黒部旅行2

 一夜明け,7月20日の朝になりました.いよいよ立山・黒部観光の開始です.こういった自然を相手にする観光の場合,最大のポイントが天気です.せっかくの景観も天気が悪いと素晴らしさも半減してしまうからです.今回の旅行は梅雨明け前,しかも直前に台風はやってくるわでどうなるのか心配されたんですが,

かつて降水確率を100%から30%に下げた実績のある晴れ男のビザンチン皇帝が行く旅行に雨なんか降るはずがない!!

と強く念じていたら,予定通り快晴の良いお天気でした(笑).

Dsc_0299 (写真1) 7月20日朝の富山は快晴

 早めに朝食をいただいて,駅前のレンタカー屋さんで車を調達します.この日まず向かうは宇奈月温泉,とはいっても温泉に入るのが目的ではありません.ここを起点に黒部川の上流,黒部峡谷を走るトロッコ列車に乗るためです.天気の良い日曜日ということで混雑が心配されたんですが,予想以上にスムーズに到着,予約していた電車までまだ時間があったため駅周辺を散策することに.宇奈月温泉は黒部川の中流域の峡谷沿いに開けた温泉街です.富山地方鉄道の宇奈月温泉駅と黒部峡谷鉄道の宇奈月駅が隣接しており,観光客でにぎわう場所です.温泉駅の前には温泉水が噴き出している噴水がありました(かなり熱いです).

P7200271 P7200274 (左写真2) 宇奈月駅,(右同3) 温泉による噴水

 しばらく散策しているうちに時間がやって来たため改札をくぐってホームへ.黒部峡谷を上流に向かうトロッコ列車は,元々戦前の日本電力が黒部川の電源開発のために,その資材や作業員を送り込むために建設されたものです.ただ,当時から登山者や観光客を乗せてほしいという要望が強かったようで,当時は便乗という形で同乗が許されていたそうです(旅客営業ではないので,当時の乗車表には「命の保証はしない」と書かれていたそうです ( ゚Д゚)).

Dsc_0303 P7200284 (左写真4) ここにもゆるキャラが…,(右同5) 記念撮影スポット

 山間の狭いところを走るために軌間(線路の幅)は762mmと日本の一般的な鉄道(狭軌 1067mm)の7割,新幹線(標準軌 1435mm)の半分程度しかありません.一方で急勾配の中たくさんの資材を運搬する必要があることから,初期から電化がなされています.現在では旅客輸送がメインになってはいますが,それでも業務関係の駅や線路もたくさんあり関西電力の発電業務用としても現役で使われています.

P7200288 P7200366

(左写真6) オープン式の客車,(右同7) 762mmと狭い軌間

 このトロッコ列車,元々が資材運搬用だったこともあって,客車の屋根はついているものの周囲はオープンになっているのが特徴です(普通車.これ以外にも一般的な客車もある).晴れた日には気持ちよさそうですが,雨が降る日には雨合羽は必須だろうなと思ったのでした.

P7191035 P7191072 (左写真8) 宇奈月ダム,(右同9) 中世風の塔

 定刻になり列車は出発,駅員さんたちが手を振って見送ってくれました.列車は橋を渡り,黒部川の右岸を上流に向かっていきます(進行方向右手が峡谷,左手が山という感じ.なので景色がいいのは進行方向右手である).しばらくするとエメラルドグリーンの水を湛えたダムが出現,これが宇奈月ダムでその近く柳橋駅(旅客扱いなし)そばに立っている塔が中世ヨーロッパ風で面白かったです.

P7200314 P7191051 (左写真10) サル専用の橋が!,(右同11) トンネルの中で行き違いをします

 その後は峡谷沿いの崖の間をひたすら登っていきます.川にはところどころ橋も架かっているんですが,面白いのがサル専用の橋! これはダムのために川幅が広くなってしまいこの辺に生息しているサルが対岸に渡れなくなるのに配慮した橋なんだそうです(欄干などの手すりがなく,人間が渡るのは極めて危険とのこと).途中トンネルや洞門もたくさんありました.

P7200392 (写真12) 欅平駅前の案内板

 列車は約80分ほどで終点の欅平駅に到着です(途中たくさんの駅に停車しますが,旅客の乗り降りができるのは黒薙・鐘釣の両駅のみ).ホームは1本ですが,降車地点と乗車地点を分けていてスムーズな運行に努力しているようでした(機関車の付け替え等に時間がかかるため,そのままの折り返し運転はできない).駅舎はこんな山奥にあるとは思えないほど立派で,水洗トイレのほかレストランも併設されています.

P7200398 (写真13) 奥鐘橋と奥鐘山

 さっそく周辺の散策開始です.まずは駅から東,黒部川の支流,祖母谷川方向に歩いていきます.すぐに長い橋に到着,ここが奥鐘橋,周囲の緑と欄干の赤の対比がいい感じです.そこから少し行くと崖が大きくせり出して道を覆うようになっているポイントに.ここが人喰い岩です(人が立つと岩に喰われているように見える).

P7200437 P7190932 (左写真14) 人喰い岩,(右同15) 名剣温泉

 人喰い岩からしばらく歩いていくと,トンネルがあり,そこを抜けて少し登ると一軒の建物が見えてきました.ここが名剣温泉です.午後2時までなら外来入浴も可能らしいですが.名剣温泉からさらに奥地に入ると秘湯中の秘湯,祖母谷温泉に至りますが,時間がないのでここで引き返すことにしました.

P7190997 P7190942 (左写真16) 水が滴る洞門,(右同17) 探検気分満点!

 先ほど渡った奥鐘橋のたもとから今度は黒部川本流に降り,川沿いに整備された遊歩道を下流に向かって歩きます.目指すのは猿飛峡,黒部川本流が最も狭くなっている地点です.猿が飛び跳ねて対岸に渡るさまから名づけられたのだそうです.途中の遊歩道は断崖からしみ出てくる湧き水も多く,それを防ぐ洞門(のようなもの)が多数設置され,その中を歩いて進むのはちょっとした探検気分でした.

P7191000 P7190987 (左写真18) フクロウの看板,(右同19) そういえば見えなくもない

 途中には自然のフクロウというスポットがありました.これは本物のフクロウがいるわけではなく,木の幹の模様がフクロウに似ているというものです.ただ,見つけるのは結構大変でした(対岸の木々の間にあった).

P7190978 P7190960 (左写真20) 猿飛峡,(右同21) 黒部川の下流を望む

 奥鐘橋から歩いて20分ほどで猿飛峡に到着,黒部峡谷の美しさが凝集されたようなスポットです.しばらくこの景色を堪能してきた道を引き返したのでした.

P7190971 (写真22) 記念撮影

 長くなったのでパート3に続きます.

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