梅雨入り
昨日6月8日に気象庁が,「東海地方と関東・甲信地方が梅雨入りしたとみられる」と発表しました.これで元々梅雨のない北海道を除くと,北陸・新潟・東北以外はみな梅雨入りしたことになります.
気象庁の発表,以前は梅雨入り宣言だったんですが,予想技術が進歩したとはいえ,気象の世界は不確定要素が大きいのも事実です.高らかに宣言した翌日から晴れの日が続いて,世間から冷ややかな視線が注がれるなんてこともあったためか,近年は「~したとみられる」なんていう歯にモノがはさまったような表現になっています.
日本の大部分はケッペンの気候区分によるCfa(温暖湿潤気候)になります.すなわち夏に暑くて雨が多く,冬は比較的乾燥する.四季の区別がはっきりしているという気候です.夏に雨が多いということが稲作に適し,かつ水が豊富という国土を形成しているわけです.気分的にはちょっとうっとおしい時期ではありますが,やがてやってくる盛夏を楽しみに過ごしていきたいものです.
ちなみにこのブログの過去に当たってみたら,昨年の梅雨入りは6月5日でした.今年は3日遅れということになります.
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