仙台に行ってきました
今日2月23日は富士山の日なんだそうですが,当地は朝から快晴のお天気,しかも気温も上がってすっかり春めいた陽気となりました.ウチの職場には梅の木があるんですが,この陽気で満開を迎えています.
さて,そんな2月23日の前日,2月22日(猫の日とか竹島の日とかいろいろあるみたいですが)に仙台に行ってきました.来月の11日(すなわち東日本大震災からちょうど4年目の日)に行われる3.11祈りのコンサートの練習に参加するためです.経費節減のため(笑),上野駅から新幹線やまびこ号で仙台入りしました(上野からだと東京発に比べて200円安い).
久しぶりの仙台はそれほど寒くはなく心地よい冷気といった感じでした.着いたのがちょうどお昼時だったので,駅前のラーメン屋さん仙台っ子に入ろうとしたんですが,けっこう待っている人がいて時間がかかりそうだったので断念,名掛丁にあるほかのラーメン屋さんに入りました.
この日いただいたのはオーソドックスな中華そば,あっさり味にゴマが利いておいしかったです(どうでもいいですが,最近は味玉子がどこのラーメン屋さんでも定番になってますね).
昼食後は本日の会場となる電力ホールへ.東二番町通りに面した電力ビルの7階です.学生時代には何度も来た場所ですが,最近はすっかりご無沙汰になっていて,最後に来たのは2年前だったかな?会場にはすでに合唱団の人たちが大勢集まっていました.
13時になってロビーで発声練習,その後ステージに移動します.今回の曲目はW. A. モーツァルトのレクイエム K.626とAve Verum Corpus K.618です.ザルツブルク時代には数多くの宗教曲を作った(作らされた?)モーツァルトですが,ウィーンに移住後に作曲されたのはわずか3曲,最晩年のこの2曲のほかは未完成のハ短調ミサ曲 K.427(大ミサ曲)だけです.
モーツァルトのレクイエムは大学合唱団時代に取り上げたことがあって,お金はなくとも時間だけはあったあの時代,それこそ無限に練習をした甲斐があって,今でもちょっと楽譜を見ると頭の中に曲が湧いてきます(この日の練習で先生から「当日は暗譜ですね」と言われたんですが,この曲なら暗譜できる自信があるのは,こうした昔の記憶が染みついているからなんでしょう.最近やってるバッハのコラールの暗譜であんなに苦労しているのとは大違いだ 笑).
2時間ほどの練習(この日はオーケストラも一緒)ののち,久しぶりの仙台を後にしたのでした.来月の本番前にもう1回練習があるので,今度こそ仙台っ子に入ろう(笑).
東北新幹線と東海道新幹線を乗り継いで小田原についたのは夜8時,駅前の居酒屋で夕食となったのでした(お供はもちろん日本酒です).
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