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2015年2月 2日 (月)

ワイングラスの持ち方

 お酒好きな私,とりわけ好きなのが日本酒とワインという二大醸造酒です.どちらも料理のお供にぴったりなので,夕食とりわけ外での夕食ではこのどちらかが必ず付くといっても過言ではないほど飲んでいます(笑).

 日本酒の場合はお猪口や小さなグラスでちびちびと頂くわけですが,ワインの方はというと,ワイングラスで飲むことになります.

 で,本日のテーマはこのワイングラスの持ち方についてです.

 ワイングラスは一見して独特の形状をしており,ワイン本体が入る器部分(ボウル),その下に伸びている足の部分(ステム),そして一番下の皿状の部分(プレート)の3つからなっています.

 従来日本では真ん中のステム部分を持つのがスマートだとされていたようです.これは映画でソムリエなんかがテイスティングする際にそういう持ち方をする場面があってスマートに見えることや,ボウル部分を直接持つと,ワインの温度が変わってしまうからと言われていたことからのようです.が,欧米での本式のマナーでは,実はボウル部分を持つのが正解なんだそうです(ワイングラスの持ち方).そういえばどこかの晩さん会でアメリカのオバマ大統領がワイングラスのボウル部分を持って乾杯しているシーンが一部で話題になっていました.

Dsc_0513(写真) グラスのプレート部分を持つコロンボ持ち

 そんなワイングラスの持ち方で,一番下のプレート部分を持つ方法があります.これはアメリカのTVドラマ「刑事コロンボ」のうち「別れのワイン」というエピソードで,登場人物のワインの専門家がやっていたやり方で,私はこれを「コロンボ持ち」と呼んでいます.この持ち方もなかなかスマートに見えるので,自分も時々やっていっているんですが,リアル世界では自分以外にこの持ち方をしている人を見たことはありませんでした.

 しか~し! 先週の木曜日,新国立劇場に歌劇「こうもり」を見に行ったんですが,その幕間にロビーでコロンボ持ちをして赤ワインを飲んでいる人を発見!! 

 いやぁ~,自分以外にこれをやる人を初めて見たと,妙にうれしくなったのでした.

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