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2015年2月28日 (土)

ラーメンフェスタ

 仕事で時々沼津に出かけています.もっぱら電車なのでJR東海道線の沼津駅を利用するんですが,かつて沼津駅前にあった西武の跡地で現在ラーメンフェスタが行われています(ブログお友達のみゆみゆさんの情報です).

 普段からラーメン大好き人間なので,ここ最近沼津に行った際にさっそく行ってみました.

P2201306 (写真1) 沼津駅前の西武跡

 ここは現在空き地なので,会場は仮設店舗です(外部とはビニールで仕切られた感じで,中もお祭りの夜店っぽいイメージ).

 出店しているのは主として静岡県内のラーメン屋さんで,日替わりで毎日6店舗が交代で出店しています.各店のらーめんは基本的に一杯500円の食券制となっています(トッピングなどは100円単位で別売りも).値段が抑えられていることからもわかるように一杯のラーメンも少なめで,一度の訪問で複数のお店のラーメンを賞味できるようになっています.

 私はというと,伊豆の三色の焦がし味噌と,沼津市の隣の清水町の麵屋中川のとんこつをいただきました.

P2201305 Dsc_0569 (左写真2) 三色の焦がし味噌,(右同3) 中川のとんこつ

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2015年2月27日 (金)

ボリビア旅行記4

P2090378 (写真1) 早朝のスクレ

 今回の旅行で初めて普通のホテル滞在(笑)から一夜明け,2月9日になりました.昨夜は早々に眠りについたため目覚めは爽快でした.そしてこの旅行で初めてホテルで朝食を摂りました.会場は昨夜の夕食と同じレストラン,形式は一般的なビュッフェスタイルです(卵料理のコーナーがあるのがやや高級感を醸し出していた).食後にはコカ茶もいただきました(これが飲めるのはペルーとボリビアだけです).

P2090382 P2090384 (左写真2) 朝食,(右同3) 卵料理も

 7時に昨日と同じ大型バスに乗って出発,ふと見たら近くに野犬がいて,車が走り去るたびに追い掛け回しています.狂犬病なのかとビビったのでした(日本だとイメージしませんが,世界では狂犬病はいまでも現役の病気で,毎年大勢の方が亡くなっている).

P2090166 (写真4) 県境の橋

 しばらくは市街地を走りますが,徐々に人家も減ってきます.やがて有料道路の料金所のようなところを通過,ここから高速道路なのかと思ったんですが,道は広くなく曲りにくねったまま,どんどん標高を上げていく感じでした(ガイドブックでもこの辺の道はよくないと書いてあった).標高が上がったためなのか,周囲には木々が少なくなり,代わってサボテンの姿が目立つようになります.やがて赤茶けた大きな川が出現,ここがスクレのあるチュキサカ県とポトシやウユニのあるポトシ県の県境です.ここに中世ヨーロッパの砦のような風情の橋があったため写真撮影タイムとなります(この辺から写真ツアーの本領が 笑).

P2090442 (写真5) アンデスとジャガイモ畑

 このあたりで今ポトシは雨らしいとの情報が入り,雨具などを準備するよう指示が出されました.その後も道はどんどん上りとなって植生も乏しくなります.

P2090431 (写真6) 山々とアンデスの集落

 途中,雪をかぶったアンデスの山々を背景にしたジャガイモ畑などがあって写真撮影をしながら進んでいきます.周辺は曇り空だったんですが,少しずつ明るくなってきました.どうやらポトシの雨も上がった模様とのことです(晴れ男のビザンチン皇帝がいるんだから当然だとほくそ笑む 笑).やがてポトシの町に入る頃には日も差すようになりました.

P2090225 (写真7) ポトシの入り口

 ポトシはかつて銀山で栄えた標高4100メートルにある都市です.人口は約16万人で,都市としては世界で最も標高の高いところだそうです(集落レベルならもっと高いところはある).まずは市内が見渡せる小高い丘に停車,ここはポトシの入り口となっていて,それを象徴する門が立っていました.アンデス地方の他の都市もそうですが,ここポトシも赤茶けた山々に囲まれた茶色い建物が立ち並ぶ街です.ただ,クスコやスクレに比べるとまだ他の色が混ざっている感じが強く,そのことがこの街の雑然さを強めているような気がしました.

P2090455 (写真8) ポトシを一望する

 市内を一望したのちバスで市街地に入ります.この街も石畳の道路で道が狭く,ゴミゴミしています.ガイドさんによると,ここは標高が高く寒いため,なるべくみんなが寄せ集まって生活しているから狭いのだそうです.

P2090460 P2090473 (左写真9) 地元の市場,(右同10) カテドラルと手前は旧造幣局

P2090488 (写真11) 11月10日広場の自由の女神

 まずは中央市場へ,ボリビアでも大都市に行くと今風のショッピングモールもあるそうですが,地方都市ではまだまだ昔風の市場がメイン,ここも小さなお店が所狭しとひしめいていました.市場内でトイレを借りて,街の中心11月10日広場へ.ここもなにか由来があったはずですが忘れました(笑).

P2090233 P2090477 (左写真12) サン・ロセンソ教会,(右同13) デ・ヘスス塔

 広場の中心にはミニ自由の女神があります.スクレのミニエッフェル塔といい妙にフランスに縁があります.周辺には定番のカテドラルや市庁舎のほか,旧造幣局やヘススの塔といった観光スポットもありました(今回は入場はなし).ゆっくりと歩いていたんですが,さすがに標高4000メートル,ちょっと歩くだけで息が上がります.

P2090489 P2090490 (左写真14) カテドラル,(右同15) ポトシ市庁舎

 この辺でちょうどお昼時になったためランチとなります.この日は行ったのは EL EMPEDRADILLO という落ち着いた感じのレストランでした.メニューは焼き石スープとラザニア,標高4000メートルで食事なんかできるのかと思ってたんですが,意外に食べやすくてほぼ完食しました(さすがにアルコールは無し 笑).

P2090502 P2090503 (左写真16) 石焼スープ,(右同17) ラザニア

P2090497 (写真18) サン・フランシスコ教会とポトシ銀山

 食事後外に出ます.レストランからポトシ銀山こと,セロ・リコが見えるんですが,さっきまでは山頂に雪があったはずなのにいつの間にか消えていました.ここで迎えのバスに… と行きたいところですが,道が狭いためここには来られず,やむなく歩くことになります.標高4000メートル,しかも食後ということで脳に行く酸素はかなり少ない.みんなお疲れモードでした(オマケに渋滞でバスの到着が遅れるし… 笑).

P2090507 (写真19) 昼食後見たら雪が消えています

 ようやくやってきたバスに乗り込んで出発,ここからは本日の目的地ウユニ塩湖に向けてひた走ります.ウユニは標高3700メートルでポトシよりも低いので,少しは楽になるはずなどと妙に安心した気分に浸る一同,観光の疲れもあって気が付いたらみんな睡眠モードになっていました.

P2090513_2 P2090258 (左写真20) リャマの群れ,(右同21) 標識も南米風

 途中リャマやフラミンゴを見つけて写真を撮ったり,スコールが降ったりしましたが着実にウユニに近づいていきます.が,ここで現地から連絡が… なんでもウユニの町への国道が閉鎖されているため大型バスは通れないとのこと,やむなく途中でバスを降りて,4台の4WD車に乗り換えることになりました.

P2090537 (写真22) ウユニ付近はこんな風景

 国道閉鎖ということで何かあったのかと思ったんですが,特に深い理由はないようです.バスを降りると,そこにはこれから私たちのウユニ塩湖滞在をサポートしてくれる現地スタッフが待っていたんですが,その中に真っ黒に日焼けした一人の日本男性がいました.この方こそ,ボリビア観光界でレジェンドと呼ばれる”トシさん”です.還暦を過ぎているというウワサでしたが,とてもそうは思えない引き締まった体の御仁でした.

P2090549 (写真23) 土埃が舞うウユニの町

 バスを降りて数百メートルほど歩き,専用車に分乗します.私とKは現地ガイドのみずえさんとともに1号車になりました.ほどなく出発してまもなくウユニ市内に入ります.この日は風が強くて,市内はいたるところ土埃が舞っていました(その姿は銀河鉄道999に出てきた火星の大シルチスを思わせる).

 ウユニの町から先はほとんど未舗装の悪路になりました.途中コルチャニという小さな村を過ぎるとホテルは間もなくです.案内板の方向に曲がっていくと,前方にホテルが見えてきました.今回泊まるのはウユニ塩湖の湖畔に建つルナ・サラダという塩のホテルです.その名の通り,ウユニ塩湖から切り出した塩のブロックで作られたホテルなのでした.

 さて,ここで写真家の高坂雄一先生と合流します.今回のツアーは写真撮影ツアーということで参加者の方々もみな(添乗員さん含め)写真にこだわりを持った方々ばかりです.ネタ写が主目的なんていう人は自分くらいしかおらず,厳しい先生なら「ナメたやつだ!」と怒られるんじゃないかと不安に思っていました.

 が,高坂先生,ロビーでいきなり

 「よろしくおねがいしま~す♪」

と軽快に登場,不安は一気に吹き飛びました(笑).

 この後さっそくウユニ塩湖の夕日撮影会に出発となります.結局この日先生は私とKの1号車に同乗することに,車内でお話しさせていただいたんですが,先生はカナダに25年在住しており普段はオーロラを専門にしているということでした.

 ホテルを出た専用車は砂地の道(と言えるかは不明だが)を進んでいきます.しばらく行くと碑のようなものが建っていて,円錐形の巨大な盛り塩が並んでいる地帯に到着,どうやらここからが塩湖の始まりのようです.

P2090057 (写真24) ウユニ塩湖の夕日(1)

 ウユニ塩湖は総面積1万㎢と秋田県に匹敵する(もしくは東京23区の17倍)広大な面積を持つ塩原です.もともと海だったところが隆起して形成されたもので,全体の高低差がわずか数十センチしかなく,世界で最も平らな場所とも言われています.乾季には一面真っ白な塩の原野ですが,雨季にはうっすらと水が張りいわゆる「天空の鏡」状態になることで知られます.この天空の鏡が見たくて地球の反対側から駆け付けた私たちです.ついに念願がかなうと感無量でした.

P2090061 (写真25) ウユニ塩湖の夕日(2)

 しばらく走って,夕日スポットに到着しました.この日は風が強かったため,いわゆる鏡状態ではなかったんですが,それでも見事な夕日が見られました(みんなバシャバシャ写真を撮っていた).

P2090092 P2090138 (左写真26) 日没後①,(右同27) 日没後②

 日没後ホテルに戻ります.周囲はあっという間に暗くなっていきます.こんなところで迷ったら冗談じゃなく遭難しそうだなと考えていました(車はお互いはぐれないように連なって走っていきます).到着後さっそく夕食,基本的にビュッフェスタイルで日替わりのスープがあるようでした(この日は野菜スープ).

P2090282 (写真28) ホテルのレストラン

 食事後は夜の星空撮影会の予定だったんですが,雨が降り始めたため中止に.代わって高坂先生の講習会です.星の撮影法を中心に講義を受けました.終了後は各自部屋へ,うわさに聞いていた通り,壁はもちろん塩のブロックで,床もすべて塩という塩ずくめのホテル(笑),油断していると足が塩まみれになりそうでした.

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2015年2月25日 (水)

ボリビア旅行記3

 2月8日,ボリビア旅行の3日目です.この日はサンタクルスからアンデス高地帯にスクレに飛ぶ行程です.朝5時にホテルにチェックインして眠ったかと思ったら9時に起床,この日もホテルの朝食は摂らずぎりぎりまで寝る方を優先しました(笑).部屋から外を見ると,リゾートホテルっぽくプールもあります.本当はこういうホテルで1日何もせず寛ぐ… なんてのもいいんですが,残念ながらもう出発の時間です(このホテル正味5時間も滞在しなかった 笑).

P2080224 (写真1) ホテルのプール

 9時50分にロビーへ,ここでチェックイン時にもらったウェルカムドリンク券を利用してコーヒーをもらいます.出発時間が迫っていたためあわただしくいただきました.ホテルを出るとバスの中ではこれから向かうアンデスの高地帯での注意事項の説明があります.高地帯は空気が薄いことと乾燥していることから,なるべくゆっくりと深い呼吸をすること,水分をたくさん取ることが言われました(高山病対策です).

 バスで20分ほどで今朝降りたばかりのビルビル空港へ.ここからは国内線なのでチェックインは個別ではなく添乗員さんがまとめてやってくれるので楽です.待っている間に現地通貨ボリビアーノへの両替を行いました(長いのでボリと省略する人も,ぼったくりみたいな名前だ 笑).ちなみに1米ドルが7ボリくらいで,1ボリは17円程度になります.私はお昼のビールくらいしか使わないだろうと思って20米ドルしか替えなかったんですが,中には50ドル以上替えているもいました.しばらく待っていると手続きは完了して搭乗券が渡されました.

P2080234 (写真2) アマゾナス航空機

 今回利用するのはアマゾナス航空という地元のローカル航空,機材はさすがにプロペラ機ではなかったですが,50人乗りのCRJ200でした.預け荷物の重量が大丈夫なのかちょっと不安でしたが,添乗員さん曰く,「万一オーバーだと言われたら,ワイロ的なものでどうにかしようかと思ってたんですが大丈夫でした」とのこと(笑).

P2080240 (写真3) 川の水が干上がっています

 搭乗がスムーズだったのか,飛行機は予定よりも早く11時40分に出発,眼下には熱帯の木々とその間を流れる川が見えます.が,その川は干上がっているのか赤茶けた川床が露出しています(今は雨季じゃなかったのか?).安定飛行になり飲み物のサービス開始,ジュースをいただいたんですが,ミックスジュースかと思ったら桃のジュースでした.日本だと桃はネクターのイメージなので,桃ジュースは新鮮でした(ジュースを配っていたCAの女性が無茶苦茶美人だった 笑).

P2080242 P2080251 (左写真4) 桃ジュース,(右同5) スクレの空港

 ジュースタイム後,飛行機は降下体制に移行,わずか30分超のフライトでスクレの空港に着陸となります.飛行機から降りてみると,日差しは強いものの,空気はひんやりしています.さすがは標高2700メートルと感動しながらターミナルへ移動します.空気が薄いので慌ててはいけないと,深呼吸しながらゆっくりと歩きました.荷物を受け取って迎えのバスに乗り込むんですが,なんと大型のバス! 1人1列使えるんじゃないか(笑)と感心しました.

P2080098 (写真6) 空港にあった恐竜のモニュメント

 空港から市内への道は狭くてくねくね曲がっています.途中には恐竜のモニュメントが見えました.ここで恐竜が発見されたのかと思ったんですが,発見されたのは足跡とのことです.町並みは茶色い屋根で統一された感じで,なんとなくペルーのクスコを彷彿させました.

P2080261 (写真7) 昼食のレストラン La Posada

 ちょうどお昼時になったため,まずは昼食のレストランへ.この日は行ったのはLa Posadaというクラシックな感じのお店です.サラダバーが付いていて,ピーナッツのスープとメインはいくつかからの選択制で,私はナマズの唐揚げを選びました(ボリビアは海なし国のため,魚というと淡水魚が一般的である).

P2080264 P2080266 (左写真8) サラダバー,(右同9) ピーナッツのスープ

P2080267 P2080268 (左写真10) メインのナマズ,(右同11) デザート

P2080117 (写真12) スクレの市街を望む(真ん中のビルの違和感が…)

 昼食後,市内の高台にあるラ・レコレータ修道院へ.パティオの中心には噴水があって,土台がカタツムリ… なにか由来があるのかと聞いてみましたが,特に深い意味はないとのことでした(笑).ここの回廊からはスクレの町が一望できるんですが,やっぱり雰囲気がクスコに似ています,が… 町の中心に一棟の高層建築物が建っています.その場違い感がハンパないのでした.

P2080111 P2080294 (左写真13) ラ・レコレータ修道院,(右同14) 白い壁がまぶしい

P2080109 P2080314 (左写真15) 噴水,(右同16) なぜか土台がカタツムリ!

P2080308 (写真17) 古都の趣が

 この後はバスでホテルにチェックイン,コロニアル調の邸宅を改装した感じのホテルでした.私の部屋は3階で,エレベーターはないので階段で登るんですが,さすがに標高2700メートルは息が上がるのでした.

P2080322 P2080328 (左写真18) コロニアル調のホテル,(右同19) パブリックスペースです

 30分ほど休んだのち,市内観光に出発,まずはバスでボリバル公園へ.名前はもちろん19世紀,南米の独立の英雄シモン・ボリバルに由来します(ちなみに町の名前スクレもボリバルとともに戦った英雄スクレにちなむ).さあ,さっそく降りて観光と思ったんですが,実は今はカーニバルの時期ということで,街の若者たちが無差別に水風船をぶつけてくることがあるらしく(こちらにはこの時期そういう無礼講的な文化があるらしい),特にこの公園はそういう意味で治安が悪いとのことで遠目に見るだけになったのでした(本当はこの公園にあるというミニエッフェル塔も見たかったんですが).

P2080333 P2080341 (左写真20) 劇場,(右同21) ボリバル公園

 公園の隣には白亜の立派な建物があって,これがボリビアの最高裁判所です.実はボリビアの憲法上の首都はスクレです.ただ20世紀に入ってほとんどの政府機関がラパスに移ってしまったために,現在ではラパスが事実上の首都になっていますが,この最高裁判所だけはいまだにスクレにあるのでした(首都のプライドを守る最後の施設でしょうか).

P2080345_2 (写真22) ボリビアの最高裁判所

 で,そろそろほかに行こうとしていたら,突然背中に衝撃が走りました! なんだ!と思って見渡したら隣りの人が濡れているではないですか.実は誰かが投げた水風船が私の背中に直撃,風船は破裂して水が飛び散ったもようです.ひどい目にあいましたが,まあこれも思い出かと笑いあいました(この後別なところでほかの参加者の方が泡をかけられる事件も発生).

P2080141 P2080145 (左写真23) 水をかけられました(汗),(右同24) 市庁舎です

 ボリバル公園を後にして次に向かったのは5月25日広場です(5月25日の由来は聞いたんですが忘れました 笑).ここがスクレの中心地になります.広場の真ん中にはシモン・ボリバルの像があるほか,元は国会(?)だったらしい現市庁舎,1825年にスペインからの独立宣言が行われた自由の家など見どころが並びます.こうして見渡してもこの街の建物は白く美しいことがわかります(さすがは世界遺産).

P2080351 P2080367 (左写真25) ボリバルの像,(右同26) カテドラル

 その後は広場近くにあるチョコレート屋さん”Para Ti(英語ではFor Youの意)”に入りました.実はスクレはチョコレートが有名な街なんです.参加者みんな買っていました(笑).

P2080356 (写真27) Para Ti の多種多様なチョコレート

 チョコレート購入後そのまま徒歩でホテルに戻ります.まだまだ明るくて出歩ける時間だったんですが,ここ2日間早朝チェックイン状態だったため休みたいということで,さらに出歩く人はいなかったようです.我々も夕食までのんびりすることにしました.

P2080373 (写真28) 今回の旅行でさんざんお世話になったフアリビール

 19時30分に夕食,この日は外には出ずホテルのレストランです.こじんまりとしていますが,大きな窓から市街地が眺められるなどきれいな感じでした.食事の始まりは添乗員さん持参の永谷園のお吸い物! こんなに美味しいと感じたのは初めてでした.その後飲み物,当初は高地入り初日のこの日はアルコールを控えようと思ってたんですが,ビールを注文している方を見て気持ちが揺らぎ(笑),結局頼んでしまいました.ちなみにメインはマス料理でした(これもチチカカ湖の淡水魚).途中で何度か花火が打ちあがり(カーニバルの余興なのかもしれません),その都度みんな窓の方に行って写真を撮ろうとしたんですが,日本の花火と違って数発で打ち止めになってしまいうまく撮れませんでした(泣).

P2080370_2 P2080374 (左写真29) レストランからの夜景,(右同30) メインのマス料理

 夕食後解散,ここ2日間睡眠が不足していたこともあり,バタンと眠り込んでしまいましたとさ(思えば今回の旅行中,最初で最後のゆっくりした夜だったというウワサです 笑).

 さあ,いよいよ明日はウユニ塩湖入りの日です.

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2015年2月23日 (月)

仙台に行ってきました

Dsc_0563  今日2月23日は富士山の日なんだそうですが,当地は朝から快晴のお天気,しかも気温も上がってすっかり春めいた陽気となりました.ウチの職場には梅の木があるんですが,この陽気で満開を迎えています.

 さて,そんな2月23日の前日,2月22日(猫の日とか竹島の日とかいろいろあるみたいですが)に仙台に行ってきました.来月の11日(すなわち東日本大震災からちょうど4年目の日)に行われる3.11祈りのコンサートの練習に参加するためです.経費節減のため(笑),上野駅から新幹線やまびこ号で仙台入りしました(上野からだと東京発に比べて200円安い).

Dsc_0557  久しぶりの仙台はそれほど寒くはなく心地よい冷気といった感じでした.着いたのがちょうどお昼時だったので,駅前のラーメン屋さん仙台っ子に入ろうとしたんですが,けっこう待っている人がいて時間がかかりそうだったので断念,名掛丁にあるほかのラーメン屋さんに入りました.

Dsc_0558  この日いただいたのはオーソドックスな中華そば,あっさり味にゴマが利いておいしかったです(どうでもいいですが,最近は味玉子がどこのラーメン屋さんでも定番になってますね).

 昼食後は本日の会場となる電力ホールへ.東二番町通りに面した電力ビルの7階です.学生時代には何度も来た場所ですが,最近はすっかりご無沙汰になっていて,最後に来たのは2年前だったかな?会場にはすでに合唱団の人たちが大勢集まっていました.

Dsc_0561  13時になってロビーで発声練習,その後ステージに移動します.今回の曲目はW. A. モーツァルトのレクイエム K.626とAve Verum Corpus K.618です.ザルツブルク時代には数多くの宗教曲を作った(作らされた?)モーツァルトですが,ウィーンに移住後に作曲されたのはわずか3曲,最晩年のこの2曲のほかは未完成のハ短調ミサ曲 K.427(大ミサ曲)だけです.

Dsc_0560  モーツァルトのレクイエムは大学合唱団時代に取り上げたことがあって,お金はなくとも時間だけはあったあの時代,それこそ無限に練習をした甲斐があって,今でもちょっと楽譜を見ると頭の中に曲が湧いてきます(この日の練習で先生から「当日は暗譜ですね」と言われたんですが,この曲なら暗譜できる自信があるのは,こうした昔の記憶が染みついているからなんでしょう.最近やってるバッハのコラールの暗譜であんなに苦労しているのとは大違いだ 笑).

 2時間ほどの練習(この日はオーケストラも一緒)ののち,久しぶりの仙台を後にしたのでした.来月の本番前にもう1回練習があるので,今度こそ仙台っ子に入ろう(笑).

Dsc_0562  東北新幹線と東海道新幹線を乗り継いで小田原についたのは夜8時,駅前の居酒屋で夕食となったのでした(お供はもちろん日本酒です).

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2015年2月20日 (金)

ボリビア旅行記2

 ボリビア旅行記の2日目です.リマ到着が早朝だったこともあり,ホテルでぐっすりと睡眠,再び起きたのは午前11時半でした.本当ならホテルでの朝食が付いていたんですが,どうせすぐに昼食時間だろうということで,パスして眠り続けていました(笑).準備をして12時半にロビーに集合,そのままバスに乗って出発となります.

 この旅行の最初の企画段階ではこの日は午前中にボリビアのサンタクルスに移動して,そこを観光という段取りだったんですが,ラン航空のダイヤ改正(改悪?)のためサンタクルスへの移動が深夜になってしまったため,予定を変更してリマの観光となったものです.

P2080081 (写真1) 混雑するリマ市内

 ペルーの首都リマは南米太平洋岸に位置する人口800万を超える大都市です.南緯12度という赤道に近い場所にあるんですが,沿岸部を流れるフンボルト海流(南極からやってくる寒流)の影響で緯度の割には冷涼な気候となっています.2月の平均気温も22℃と,ほぼ同緯度のブラジル大西洋岸のサルヴァドールの27℃と比べて5℃も低いほどです.もっともその海流のおかげで魚の大漁場が広がり,水産資源に非常に恵まれることになっているわけですが(すなわち魚介が旨い).

P2080076 (写真2) ワカ・プクヤーナ遺跡

 さて,ホテルを出発した私たちはまずはランチということで,リマの新市街ミラ・フローレス地区にあるワカ・プクヤーナという遺跡の目の前にあるレストランへ.バスは太平洋に面した自動車道を南下していきます.左手は高台になっていて新市街の建物が,右手には広大な太平洋が見えました(この海が日本まで続いていると想像すると結構感動 笑).沖合に島が見えたんですが,ここはフロントン島といって,かつて刑務所が置かれていた島なんだそうです(リマ版アルカトラズあるいはロベン島といった感じか).30分ほど走って到着です.

P2080061 P2080063 (左写真3) レストラン入口,(右同4) 内部の様子

 この遺跡は約1500年前の祭事場といわれるもので,日干し煉瓦によるピラミッドなどがあります.同様の遺跡は旧市街にもあるんだそうですが,保存状態が悪く荒れているそうです.レストランは本当に遺跡の真ん前にあって,遺跡を眺めながらの食事ができます.この日はセビーチェと呼ばれるスライスした生の魚に玉ねぎやトマトを加えてレモン汁で和えた料理(ペルー風マリネ,ペルー沿岸地域の名物料理)を前菜に,主菜として牛肉(ライスとポテト付),そしてデザートをいただきました(最後にコカ茶も).私たちが食事をしていた後方のエリアでは結婚式の披露宴なのか二次会なのかが行われていました.

P2080065 P2080067 (左写真5) セビーチェ,(右同6) 肉料理

P20800681 P2080069 (左写真7) デザート,(右同8) コカ茶

 昼食後今度は旧市街のセントロ地区に向かいます.旧市街は新市街と違って古い建物が多く,ゴミゴミした印象です.まずはそんな旧市街の中心であるアルマス広場へ.ここに限らずキリスト教世界の町は中心部に広場があって,そこに面して教会や行政府が建っているケースが多いです.ここリマもその例にもれず,カテドラルや大統領官邸,市庁舎が立ち並んでいます.

P2080099 P2080108 (左写真9) 市庁舎,(右同10) カテドラル

P2080118 (写真11) 大統領官邸

 広場の中心にはかつてペルーの征服者フランシスコ・ピサロの像が建っていたんだそうですが,独立後撤去されたとのこと.しばらくこの辺で写真を撮ったりしたのちに,官邸脇の趣のある道を進んで小さな図書館を訪ねました.ここはかつて駅舎として使われていた建物らしく,細長いドーム型のステンドグラスの高い天井はヨーロッパのターミナル駅を思い起こさせます.中では学生風の人たちが勉強していました.反対側から外に出ると,なんと!線路があります.聞くところによると,今でも貨物線として現役で使われているのだそうです.

P2080137 P2080147 (左写真12) 元駅舎の図書館,(右同13) 線路と跨線橋

P2080044 (写真14) 元駅舎であることがわかる

 図書館の見学&トイレ借用を終えて,今度はサンフランシスコ教会へ.ここは16世紀に工事が始まった古い教会で,地下は墓地となっているのだそうです(さすがに現在では新規の埋葬は行われていないようですが).中は装飾品がたくさんあってきれいでした.

P2080156 P2080163 (左写真15) サンフランシスコ教会,(右同16) その内部

 この段階で夕方の5時,今度は再び新市街にある恋人の丘に向かいました.ここはその名の通り(笑)の公園で,中央に抱き合った男女のモニュメントがあることで有名です(しかもその男女,若いカップルではなく中年以降! いつまでも若い時代の気持ちをということなんでしょうか).

P2080172 (写真17) 恋人の丘公園

 公園にはたくさんの人たち(恋人たちもそうでない人たちも)であふれていました.海に向かって右手には例の元監獄島が見えます.一方で左手にはアンテナがニョキニョキ立った山があるんですが,その姿が函館山に似てるなぁ~ などと思ったのでした.またこの公園の近くには自動車道を越えるように一本の橋が架かっているんですが,かつて公園で振られた男がこの橋から落ちるなんてことがあったらしいんですが,今では全体が覆われてしまっているので不可能とのことです.

P2080179 P2080068 (左写真18) よく見るとモデルは年配です,(右同19) 函館山みたいです.手前はレストラン

 気が付いたら周辺は夕暮れの時間帯,今度は同じく新市街のサンセットポイントに向かい夕日の撮影タイムとなりました(みんな熱心にバシャバシャ撮っている.この辺から写真ツアーの本領発揮だ).

P2080015 P2080035 (左写真20) 夕日,右端が元監獄島,(右同21) 日没後

P2080205 (写真22) 夕食のレストラン

 しばらくして日没,夕食の時間となります.この日の夕食は太平洋の海に突き出た先にあるしゃれたレストラン「ラ・ロサ・ナウティカ」です.実は2012年にペルー旅行に来た際にランチで利用したことのあるレストランでした.この日のメニューはシーフードの揚げ物とシーフードライス,飲み物としてペルー名物の紫トウモロコシのジュースもいただきました(それから当然ワインも 笑).ただ食事はどちらもパクチー入りだったため,パクチーが苦手なウチのKは固まっていました(笑).

P2080210 P2080211 (左写真23) シーフードの揚げ物,(右同24) シーフードライス

P2080209 (写真25) 紫トウモロコシのジュース

 21時に夕食が終わって空港へ.いよいよ今回の旅行の本番,ボリビアに入ることになります.ラン航空のチェックインを済ませてセキュリティチェック,出国審査を経て出発ロビーに出ます.23時30分搭乗開始,この便はリマからボリビアのサンタクルスを経て,ラパスまで行く国際便です.地図を見ればわかるんですが,位置関係からいえば,リマ→ラパス→サンタクルスの方が自然なんですが,なぜに遠いサンタクルスに先に行くのか?何か大人の事情があるのか不明なのでした.

P2070035 (写真26) 空港の自販機,インカコーラもあります

 飛行機は深夜の便だというのに大盛況,見るとテニス用品を抱えた若い人たちがたくさん乗っています.大会なのか合宿なのかなどと考えていました.23時50分定刻に飛行機は出発,一路ボリビアを目指します.ここで時計を1時間進めてボリビア時間に合わせる.安定飛行になったあと,ハムとチーズ入りのフランス風サンドイッチが配られました.

 ボリビア時間の3時20分,定刻よりも15分早くサンタクルスのビルビル国際空港(すごい名前)に着陸しました.飛行機を降りてイミグレーションへ,ここは簡単に通過しましたが,問題は次の税関,麻薬の持ち込みを警戒しているのかチェックが厳しいのです.ゲートのような部分にボタンがあってこれを押してブザーが鳴ったら荷物チェックというロシアンルーレットのような仕組み,私もボタンを押した瞬間 ブ~ と鳴ってしまいわけでチェックへ.スーツケースを開けて中を見せるんですが,係員中をチラッと見ただけで「もういい」というジェスチャー,「だったらブザーを鳴らすなよ」と心の中で叫んだのは言うまでもありません(笑).

 ようやく税関を抜けると,そこには現地係員の女性が待っていて,我々の姿を見ると「おはようございます」と声をかけてきました.実はみずえさんという日本人の方なんですが,すっかり日焼けしていることもあって,参加者の中には現地人と思った人もいたらしく,「日本語がお上手ですね」と言われていました(笑).

P2070043 (写真27) 緊急用ウィスキー,着実に中身が減ってます(笑)

 全員揃ったところでバスに乗ってホテルに向かいます.15分くらい揺られて到着,この段階で5時近くでした.2日連続で明け方に到着なんて学生時代みたいな生活だなと思ったのでした.そのまま部屋に入ってシャワーを浴び,昨夜同様緊急用ウィスキーを飲んで眠りについたのでした(はぁ~).

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2015年2月19日 (木)

ボリビア旅行記1

 さて,ウルトラマンスタンプラリーの話題もひのパレの話題もアップしたところで,いよいよ先日のボリビア旅行の記事を書いていきます.本来はホームページ本編に載せるものなんですが,いつ完成するかわからない状態なので,備忘録的にこちらに簡単に載せておきたいと思います(笑).まずは出発の日,2月6日です.

P2060004 (写真1) 日暮里駅のスカイライナー

 飛行機の出発が17時5分,集合が14時半ということでこの日はお昼前まで仕事をしていました.申し送りをして出発です.小田原から成田へは新幹線で品川乗換の成田エクスプレスが便利なんですが,2010年に京成スカイライナーがパワーアップしてからは新幹線と山手線・京浜東北線で日暮里まで行ってスカイライナーに乗り換えても所要時間はほとんど変わらなくなりました(むしろこっちの方が速いことも).

P2191304 (写真2) ウルトラ制覇証

 で,この日はスカイライナー利用です.なぜかというと,2月4日に完了したウルトラマンスタンプラリーの制覇証をもらうために東京駅に寄るからでした(笑).制覇証は東京駅地下のステーション・コンシェルジュでもらえるんですが,夜の8時で営業終了のため4日にはもらえなかったからです.デスクに行って64か所のスタンプが埋まったスタンプ帳を提示すると係員のお姉さんが「おめでとうございます!」と制覇証を手渡してくれるんですが,ちょっと恥ずかしかったです(笑).

 その後日暮里駅前のラーメン屋さんで昼食を摂り,13時45分のスカイライナーに乗って空港に向かいます.今回利用する飛行機はアメリカン航空(以下AA)ということで空港第2ビル駅で下車,宅配荷物のカウンターでスーツケースを引き取って,そのまま団体の受付カウンターに向かいます(今回利用したのはクラブツーリズムのツアー).そこでe-チケットをもらって,今度はAAのカウンターへ.大体いつもこの航空会社のチェックインが一つの律速段階になるんですが,この日はなぜかガラガラに空いていてあっという間に完了しました(荷物はこの日の宿泊地ペルーのリマまで預けるんですが,経由地のロサンゼルスで一旦出すパターンとのこと).

P2060010 (写真3) 成田空港第2ターミナル

 チェックイン後再びクラブツーリズムのカウンターに戻ると,今回の旅行でお世話になる添乗員の内藤さんと顔合わせしました(若い男性でした).ここで一般的な注意事項の説明を受けてそのままセキュリティチェックに向かいます.ここも比較的スムースに通過して出国審査に臨みます(途中に検疫と税関があるのだが,出国の際はその存在に気づかないほど影が薄い 笑).

P2060014 (写真4) 成田空港のシャッター通り(笑)

 出国審査を抜けるとそこはもう外国扱いです.この日に搭乗する82番ゲートはかなり遠くの方にありました(うちのKは例によって,世界各地の感染症の話題のブースに立ち寄っていた).ゲート付近には免税店もあったんですが,改装中らしくシャッターが下りていて,人通りの少なさと相まってシャッター通りのようでした.

P2060012 (写真5) AA170便

 16時20分に予定通り搭乗開始,この日のAA170便はほぼ満席の大盛況です.飛行機は17時20分に離陸,一気に高度を上げていきます.安定飛行に入ると,恒例の機長からのアナウンスが,「…8時間50分と短いフライトですが…」とのたまっています.「どこがじゃー!」と突っ込んだのはいうまでもありません.

P2060017 (写真6) 機内食のポークライス

 しばらくすると夕食のサービスが始まります.たいていはまず飲み物がやってきて,次に食事というパターンなんですが,この日はいきなり食事でした(短いフライトだからか? 笑).メインはポークライスとシーフードパスタの選択,私はポーク,Kはパスタを選択しました.

 短いフライト(笑)とはいえ,現地到着は朝です(2月6日の).向こうの時間に慣れるためにも気合を入れて寝ておかねばということで,眠剤を服用して眠る体制を整えます.あんまり眠った自覚はなかったんですが,気が付いたら目の前のモニター画面では日付変更線を越えていたり,いつの間にかパンが置かれていたりしたのでそれなりに眠った様子でした.

 目の前のパンが朝食なのかと思っていたら,そのうちに本当の朝食タイムがやってきました(実際の朝食もパンだった).朝食後飛行機は徐々に高度を下げ,現地時間の9時30分にロサンゼルス空港に着陸しました.

 眠い目をこすりながら飛行機を降りてイミグレーションに向かいます.ここでアメリカ入国で定番の両手の指紋,写真撮影を経て無事に通過します(悪いことをしそうには見えないハズだ 笑).その後今回のツアーに参加する他の面々と顔合わせ,添乗員さん他,私とKを含めて7名なんですが… 女子率が高い!! なんと男は私のほか,1名だけでした(おまけに私とK以外はすべて一人参加!).

 この日の目的地はリマなんですが,荷物はここで一旦ピックアップします.ロストバゲージになったらいやだなと思いましたが,全員分無事に出てきました.税関を抜けて,再び荷物を預けます.その後ここからリマへのフライトであるラン航空のチェックインカウンターへ,ところがここでリマへのフライトが5時間遅れることが判明します.当初予定ではリマ到着は2月7日0時過ぎ,それが5時間遅れということは… 朝じゃん! しかし添乗員さんは「大丈夫,私たちはリマで寝るだけですから」と楽観的に振る舞っていました(となりに同じクラブツーリズムのチリ方面まで行くツアー客がいて,そっちを心配していた).

P2070029 (写真7) 空港ラウンジからの光景

 ラン航空のチェックイン後大量に時間が余ったので,私とKはクレジットカードで入れる空港のラウンジへ.しばしビールなど飲みながらくつろぎました(飛行機の遅延に伴い航空会社からミールクーポンが支給されたため,それでピザを食べた).

 やがて現地時間16時40分に搭乗開始,その後飛行機は離陸します.夕日がきれいだななどと感心していたら夕食のサービスが始まりました.今度はビーフライスとパスタの選択でした(ビーフを選択,飲み物はもちろんワイン!).

P2070031_2 P2070034 (左写真8) ビーフライス,(右同9) ホットサンド

 ロサンゼルスからリマへは8時間のフライトです.少しは寝ていこうかと思ったんですが,気分が高ぶっているのかなかなか寝付けません.そうこうしているうちに夜食(朝食?)のサービスがやってきました.今度はホットサンドで,キノコの出汁が利いていておいしかったです.ホットサンドの後飛行機は徐々に高度を下げ,ペルー時間の2月7日4時30分(日本時間2月7日午後6時半)にリマの空港に着陸しました.

P2070037 (写真10) リマの空港ホテル

 飛行機から外に出ると,モワァ~っとした空気が襲ってきます.当たり前ですが日本の冬は南米の夏なのでした.その後イミグレーション,税関を無事に通過して空港の外に出ます.この日の宿泊ホテルは目の前にありました(徒歩数分といった感じ).チェックインをして部屋に入ります.シャワーを浴びて,日本から持参した緊急用ウィスキー(私がいつも海外旅行の際に持っていく非常用ウィスキー,ミニバーがないホテルで夜中に酒が飲みたくなった場合に利用するのが一般的だが,ミニバーがあるホテルでも翌朝の会計がウザい場合にも利用する)を飲んでそのまま眠りについたのでした.

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2015年2月18日 (水)

今年もこの季節が!

 私がまだ旅行に行っている最中の2月14日,日野市観光協会のホームページに第18回ひの新選組まつりの隊士募集の告知がなされていたようです.

 「第18回ひの新選組まつり」新選組隊士パレード参加者募集

17hino12 (写真1) 昨年の一番隊集合写真

 これによると今年のお祭りは5月9日(土)~10日(日)であり,パレードは10日に行われること,コンテストは昨年同様パレードの前日に行われることが記載されていました.募集は例年通り衣装貸出し隊士,衣装持ち込み隊士,同時代の人物の3カテゴリーで,同時代の役柄については現在実行委員会で検討中とのことです.この同時代の役柄については毎年二転三転するので,当日になるまでどんな役が登場するのかわからないという楽しさがあります.特に幕末系大河の年はそっち関連の役柄が登場することが多いのですが,今年の場合は幕末とはいっても長州系なので,その辺どうなるのかはわかりません.

P2090418 (写真2) 天空の新選組(笑) in ウユニ塩湖

 私はというと,基本は衣装持ち込み隊士なんですが,実際どうするかはこれから思案したいと思います(参加することは間違いないと思います).

 参加する皆様,見に行こうという皆様よろしくお願いいたします.

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2015年2月17日 (火)

完結!ウルトラマンスタンプラリー

 ボリビア旅行の記事をアップしていきたいと思っていたんですが,その前にこちらを書かなきゃいけないことに気づきました(笑).

Img006  2015年1月13日~2月27日の予定で,首都圏のJR東日本各駅で行われている「来たぞ我らの!ウルトラマンスタンプラリー」です.私自身は1月19日からスタンプを集め始めました.以来出張や空き時間を使ってぼちぼち集めてたんですが,パンフレットを見てみると,全64駅を制覇した際にもらえるウルトラ制覇証について,「なくなり次第終了」と書いてあるではないですか.2月上旬にボリビア旅行を控えているとあって,旅行中に品切れになる可能性が否定できなかったため,旅行前に頑張って一気に終わらせました(2月4日完了).

Dsc_0491 (写真1) スタンプはこのようなコーナーにある

 ウルトラマンスタンプは駅の改札の外にあるため,スタンプを押すたびに改札を出る必要があります.電車の一区間は130~150円程度ですが,塵も積もれば… で,結構な金額になってしまいます.そんな時に威力を発揮するのが都区内フリーきっぷで,750円で東京都区内のJR東日本の駅間乗り放題となります.実は今回のスタンプラリーの大半の駅をこのきっぷで降りることができます(常磐線内の一部駅はこのきっぷの範囲外にあるため別途対策が必要になる).

 こうして集めた全64駅のスタンプを公開します.

Img007 Img008 Img009 Img010 Img011 Img012 Img013 Img014 Img015 Img016

 すべてのスタンプを集めた後,東京駅のステーション・コンシェルジュに持っていくとウルトラ制覇証がもらえるんですが,ここの営業は20時までとのことで,2月4日夜最後のスタンプを押した段階ではすでに閉店後でした.というわけで,旅行に行くまさに当日のお昼に制覇証を入手したのでした(笑).

Dsc_052032 (写真) これがウルトラ制覇証です

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2015年2月16日 (月)

ボリビアから帰国しました

P2110815 みなさまお久しぶりです.

 昨日の夕方,超遅い夏休み(笑)の旅行から帰ってきました.ウユニ塩湖,想像していた以上に素晴らしいところでした(環境といいよりも景色が 笑).これからぼちぼち記事をアップしていきたいと思います.

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2015年2月 3日 (火)

これで正式に

 以前ここにも書いたんですが,今週末から遅い夏休み(笑 冬休み?)を取って南米のボリビアに行ってきます.最大の目的地は雨季のウユニ塩湖,あの鏡張りの景色がぜひ見たいからです.すでに申し込みや支払いは完了しているんですが,今日職場からの渡航許可証が届きました.

Neokyoka うちの職場は一応海外渡航の際は許可が必要という決まりになっているからです.まあ,よほどのことがない限り許可されないということはないんですが(今話題のシリアやソマリア,中央アフリカへの渡航は許可されないでしょうが),この書類によってようやく出かけられることが正式に決まったわけです.

 で,いつもならこの許可証1枚でおしまいなんですが,今回は加えて,外務省の海外安全ホームページのコピーが添付されていました.最近のニュースを受けての配慮なんだと思います.私自身はこの外務省のサイト,読んでるだけで面白いので結構利用しています.ちなみに今回行くボリビアの情勢はこんな感じです.

Dsc_0517 大都市およびブラジルとの国境周辺が「十分注意してください」になっています.こういった国の大都市の治安が悪いのは定番ですが,ブラジル国境は特に麻薬密輸関連の犯罪が多いのだそうです.今回はラパス,スクレ,ポトシの各都市を訪問する機会があるので十分に注意していきたいと思います.

 ちなみに海外安全ホームページでは各地の危険度を低い順に

① 表記なし

② 十分注意してください

③ 渡航の是非を検討してください

④ 渡航の延期をお勧めします

⑤ 退避を勧告します.渡航は延期してください

の5段階で表しています.一般にJTBなどの大手旅行代理店で扱う地域は②までで,一部小さな代理店では③の地域の商品も扱っていますが,④以上は旅行代理店では扱っていません.ちなみに国全部が⑤に指定されているのはいま話題のシリアに加えて,アフガニスタン,ソマリア,中央アフリカ,南スーダン,リビアといった国々です(エボラ出血熱が流行している西アフリカ諸国は③に指定されています).

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2015年2月 2日 (月)

ワイングラスの持ち方

 お酒好きな私,とりわけ好きなのが日本酒とワインという二大醸造酒です.どちらも料理のお供にぴったりなので,夕食とりわけ外での夕食ではこのどちらかが必ず付くといっても過言ではないほど飲んでいます(笑).

 日本酒の場合はお猪口や小さなグラスでちびちびと頂くわけですが,ワインの方はというと,ワイングラスで飲むことになります.

 で,本日のテーマはこのワイングラスの持ち方についてです.

 ワイングラスは一見して独特の形状をしており,ワイン本体が入る器部分(ボウル),その下に伸びている足の部分(ステム),そして一番下の皿状の部分(プレート)の3つからなっています.

 従来日本では真ん中のステム部分を持つのがスマートだとされていたようです.これは映画でソムリエなんかがテイスティングする際にそういう持ち方をする場面があってスマートに見えることや,ボウル部分を直接持つと,ワインの温度が変わってしまうからと言われていたことからのようです.が,欧米での本式のマナーでは,実はボウル部分を持つのが正解なんだそうです(ワイングラスの持ち方).そういえばどこかの晩さん会でアメリカのオバマ大統領がワイングラスのボウル部分を持って乾杯しているシーンが一部で話題になっていました.

Dsc_0513(写真) グラスのプレート部分を持つコロンボ持ち

 そんなワイングラスの持ち方で,一番下のプレート部分を持つ方法があります.これはアメリカのTVドラマ「刑事コロンボ」のうち「別れのワイン」というエピソードで,登場人物のワインの専門家がやっていたやり方で,私はこれを「コロンボ持ち」と呼んでいます.この持ち方もなかなかスマートに見えるので,自分も時々やっていっているんですが,リアル世界では自分以外にこの持ち方をしている人を見たことはありませんでした.

 しか~し! 先週の木曜日,新国立劇場に歌劇「こうもり」を見に行ったんですが,その幕間にロビーでコロンボ持ちをして赤ワインを飲んでいる人を発見!! 

 いやぁ~,自分以外にこれをやる人を初めて見たと,妙にうれしくなったのでした.

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