野球殿堂博物館
昨日,現在開催中の日米野球を見に東京ドームに行ってきました.
で,ついでというわけでもないんですが,ドームに併設されている野球殿堂博物館にも寄ってみました.
日本の野球殿堂博物館は,本家アメリカのクーパーズタウンにあるアメリカ野球殿堂博物館(1939年創設)に倣い,1959年に作られました.日本の野球発展に多大な貢献をした野球選手や関係者を顕彰する野球殿堂と野球の歴史や各種企画展示を行うスペース,そして図書室などからなっています.現在は日米野球開催中ということで,それ関係の企画展が行われていました.
歴史コーナーには,野球創成期のルールなんてのがあったんですが,その第1条が
「メンバーは決められた時間に集合する。」
になっていました.これって要するに遅刻するなよってことだと思うんですが,当時はそんなに遅刻する人が多かったのか,などと思ったのでした.
ほかにも試合開始後にメンバーが現れた(要するに遅刻してきた?)際は両チームのキャプテンが同意すれば試合に出れるとか,通常練習日には対外試合を行わないなどというルールもあったようです.
ゲームに関するルールでは打球をワンバウンドで補給すればアウト,試合は先に21点取ったチームが勝利など,現代とは異なる点もあったようで興味深かったです.
野球殿堂には1959年に選出された正力松太郎氏,久慈次郎氏らを筆頭に今年選出された野茂英雄氏,秋山幸二氏,佐々木主浩氏,相田暢一氏まで184名の方々のレリーフが飾られ,その功績が顕彰されています.
(写真5) 大洋,ヤクルトの監督をされた関根潤三氏のレリーフ
東京ドームには来てもなかなか足を踏み入れる機会の少なかったこのスポット,とても興味深かったです.
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