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2014年11月27日 (木)

演奏会の三連休その2

 医師会合唱団の演奏会から一夜明け,11月23日(日)となりました.この日は朝から故郷の盛岡に向かいます.演奏会三昧の三連休の後半,盛岡バッハカンタータフェラインの聖パウロの演奏会に参加するためです.

Img095 メンデルスゾーンの「聖パウロ」は新約聖書の使徒行伝をテキストにした壮大なオラトリオです.オラトリオは主に宗教的な題材による劇音楽(ただしオペラと違って演技はしない)で,日本語では聖譚劇などと訳されています.ヘンデルの「メサイア」やハイドンの「天地創造」が有名ですが,メンデルスゾーンもまたオラトリオを作曲しており,この「パウロ」のほかに「エリヤ」もあります(どっちかといえば,世間的にはこっちの方が有名か).

 音楽の素晴らしさの割にはなかなか演奏される機会の少ない作品ということで,オペラでいえばベルリーニのノルマや清教徒のようなイメージです.今回,演奏会で取り上げるということで合宿や強化練習を中心に取り組んでいた次第でした.

 そんな「聖パウロ」の演奏会のオケ合わせ,リハーサルが11月23日から始まるというわけで,自宅を7時半に出発したのでした.東海道新幹線と東北新幹線を乗り継いで盛岡へ,寒いのかと覚悟してやってきたんですが,意外にあたたかくて拍子抜けしました(後で聞いたらここ2,3日で温かくなったらしい).駅でコインロッカーに余計な荷物を預けて在来線乗り場へ.実は今回の演奏会の会場が都南文化センター(キャラホール)なので,移動があるからでした(マリオスなら目と鼻の先なのに…).

Dsc_0427(写真) オケ合わせの合間

 午後1時いよいよオケ合わせの開始です.最初からやるのかと思ってたんですが,オケのリハーサルは前日から始まっていたらしく,その続きからということで2部の後半からでした.今回もオケは東京バッハカンタータアンサンブルのみなさん,いつもながら素晴らしい音を聞かせてもらいました.途中3時半からは児童合唱を担当する岩手大学付属小学校の子どもたちも加わりました.彼らが担当するのは第1部,キリスト教徒を迫害していたパウロが光に打たれる場面でのイエスの声です.しっかりとした指導を受けていることがよくわかる素晴らしい歌声で涙が出てきました(本当に天から聞こえてくる声という感じ).

Morioka_010(写真) 恒例の盛楼閣の冷麺

 結局この日は夕方の休憩時間を挟んで夜9時まで練習でした.終了後電車で帰ろうとしたら,なんと!この時間帯(夜9時台)には盛岡方面への電車がないことが判明,仕方なくほかの方とタクシーの相乗りで戻りました.その後はウチのKと駅前の盛楼閣で夕食,明日に向かって栄養を付けたのでした.

 そして一夜明けて,いよいよパウロ本番の朝です.この日の集合は9時半,昨日同様電車で会場に向かいます.11時過ぎからゲネプロ開始,本番が午後2時半からということで,全曲フルに通すことはなく,確認がメインになりました.その後休憩時間となり,軽食を取ったりドリンク剤を飲んで居合を入れたりしているうちに集合時間になります.今回の公演は演奏の途中に指揮者の先生の解説を挟むという新機軸でした.曲自体がそれほど一般に知られているわけではないこともあるからです(この辺は偶然にも2日前の医師会合唱団の定演と被ります).

 曲だけで3時間に近い曲ですが,演奏が始まるとあっという間に感じました.自分もいろんな演奏会に出ていますが,これだけ鳥肌が立ったステージは珍しいと思います(ロ短調ミサ曲を始めてやった時の興奮に近いかな?).

 終演後は市内に移動してレセプションです.私たちは電車の都合があるため泣く泣く途中で帰ることになりましたが,帰路も演奏会の興奮冷めやらぬままでした.

 こうして怒涛の演奏会本番梯子三連休が終わって翌日からまた日常業務が始まるのでした.

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