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2014年8月10日 (日)

北海道旅行3

 北海道旅行の第3弾です.

P7210415 (写真1) 一面の牧草地

 7月21日も朝から快晴でした.この日はレンタカーで稚内を目指します.名寄から稚内へは国道40号線をひた走れば170キロの距離ですがそれでは面白くないので,途中の美深町から東に折れてオホーツク海沿岸の枝幸町に抜けるルートにしました.途中は山林と牧草地ばかりの北海道的な(?)光景が広がります(10キロ以上全く人家がない感じ).途中最近タイ人に人気の観光地らしい歌登を通ってついにオホーツク海に出ました.

P7210423 (写真2) 枝幸かにまつりのポスター

 枝幸町は毛ガニの漁獲量日本一を誇る町で,毎年枝幸かにまつりが開催されているほどです(毎年7月の最初の週末に開催される模様).かつての国鉄時代は北オホーツクの浜頓別から海沿いに南下する興浜北線の終着駅があったんですが,1985年に廃止されてしまい,当時駅があった場所は公園になっていました.

P7210420 (写真3) 北見枝幸駅跡

 旧駅前には一級食堂という毛がにラーメンを供するお店があるらしいということで見てきたんですが,残念ながらまだ開店前のようでした(地元の人によるとお昼くらいには開くらしい).

P7210426 (写真4) ウスタイベ千畳岩

 仕方ないのでそのままオホーツク海沿いに北上してウスタイベ千畳岩というスポットへ.ここは表面が平らになった岩が畳のように敷き詰められたようになっている海岸です.青森県の日本海岸にある千畳敷を思い出させるスポットでした.

P7210429 (写真5) 歩きやすい岩場です

 千畳岩を後にしてさらにオホーツク沿岸を北上,やがて(この辺りでは)比較的大きな町である浜頓別に到着です.まずは冬には大陸から白鳥がやってくるクッチャロ湖(屈斜路湖ではない)へ.もちろんこの時期は白鳥の姿はなく,夏の湖畔の雰囲気でした.そろそろお昼時ということで,クッチャロ湖畔に立つホテルのレストランで昼食にします.私はオホーツク海の海鮮ラーメンにしました.

P7210446 (写真6) 浜頓別の海鮮ラーメン

 昼食後は浜頓別町の見どころであるベニヤ原生花園へ.原生花園とは北海道の沿岸地域によく見られる自然のお花畑のことである.網走郊外の小清水原生花園や幌延付近のサロベツ原生花園などが有名だが,ここ浜頓別のベニヤ原生花園もよく知られている.

P7210522 (写真7) ベニヤ原生花園

 ここは春から秋にかけてたくさんの花が咲くのだが,ちょうど訪問した時はノハナショウブが盛りを迎えていた(ハマナスはお終いの時期だった).自分で花を探しても見落とす可能性が高いので,この日は地元のフラワーガイドの方に案内していただきました.

P7210511 P7210497 (左写真8) ノハナショウブの群生,(右同9) ノハナショウブ

P7210492 P7210473 (左写真10) ハマヒルガオ,(右同11) タンポポモドキ

 原生花園の花々を堪能した後,再びオホーツク海岸を北上します.昔の映画,「人間の条件」のロケ地にもなった猿払村を通って,いよいよ稚内に入ります.市街地まであと30キロというところで,宗谷岬に到着です.ここは現在一般人が行ける日本の最北端として知られる地です(本当の最北端は北方領土択捉島のカモイワッカ岬).ここには過去何度か来ているんですが,来るたびに観光客の数が増えている気がします.

P7210540 (写真11) 最北端宗谷岬の碑

 宗谷岬は最北端であると同時に集落も存在するため,付近には「日本最北のガソリンスタンド」,「日本最北の土産物屋」,「日本最北のトイレ」など最北ものがたくさんあって楽しいのでした.また最北端の碑近くにはスイッチを押すと宗谷岬の曲が流れるモニュメントもありました(昔はここに来るとこの曲が流れっぱなしでやや風情を落としていたので,スイッチ式になったのかもしれない)

P7210567 P7210115 (左写真12) 昔の海軍の監視台,(右同13) 周辺ではキタキツネが戯れていました

 最北端を見学したあとは稚内市内へ.ホテルにチェックインして,夕食は稚内名物のたこしゃぶをいただいたのでした.

Dsc_0148 (写真14) たこしゃぶです

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