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2014年6月21日 (土)

夏至の日に

 今日6月21日は夏至です.一年の中で最も昼が長く,夜が短い日ということになります.もっともこれは北半球での話であって,同じ日に南半球では逆の冬至になります.

20070629000 (写真1) エラトステネス

 夏至の日には北回帰線上(北緯23度26分22秒)の地点で南中時に太陽が真上に来ることが知られており(つまりは影ができない),紀元前3世紀のギリシャの科学者エラトステネスはこの事実を手掛かりに地球の大きさをかなり正確に測定しました(後の中世ヨーロッパには有名な天動説が幅を利かせることになりますが,古代ギリシャの時代には一部の知識人の間で地球が丸いであろうことが考えられていました).

 さて,そんな夏至ですが,昼夜の長さのアンバランスさはその場所の緯度によって左右され,高緯度ほど昼の長さが極端になり,反対に低緯度では差が少なくなります.試みに国立天文台のサイトによると,今日の北海道根室市の昼の時間は15時間25分なのに対して沖縄県石垣島のそれは13時間38分となっています.もちろん外国のより高緯度地方になればさらに昼が長くなり,北緯66度33分以北のいわゆる北極圏になるとこの日は一日中太陽が沈まない白夜となります.

 日本では見ることのできない光景のため,なんとなく幻想的なイメージのある白夜ですが,北極圏の南限近く北緯70度付近だと,真夜中の時間には太陽が水平線近くまで下りてくるので夕方の雰囲気になりますが,北緯80度くらいの超高緯度地点になると真夜中でも昼間のような明るさのままです.

07 06 (左写真2) 北緯70度ノルウェーのトロムソの街(1999年6月訪問),(右同3) 北緯71度ノールカップの真夜中

Photo 0 (左写真4) 北緯80度スバールバル諸島ロングイヤービーエンの街(2003年6月訪問),(右同5) 同市内の真夜中

 夏至の日の夕暮は一年で最も遅い夕暮になるんですが,残念ながら日本はこの時期梅雨のため,きれいな夕暮れといかないのが悲しいところです.

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コメント

こんばんは♪
白夜・・・一度体験してみたいですね。

そして、先日の夏至の日は、やはり曇り空でしたね(^_^;)

投稿: みゆみゆ | 2014年6月24日 (火) 23:27

みゆみゆさん

白夜に身を置いていると体内時計が狂ってくるので,
高緯度地帯のホテルの客室には分厚いカーテンが用意されていて,部屋を真っ暗にできるようになっています.

夏至の日本は… 晴れませんね ヽ(^o^)丿

投稿: ビザ皇帝 | 2014年6月28日 (土) 16:12

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