日本の滝100選15
日本の滝100選 丸神の滝(28番)
久しぶりの日本の滝100選の話題です(調べたら今年の3月24日以来だった).本日のテーマは埼玉県秩父郡小鹿野町にある丸神の滝,埼玉県内で唯一,日本の滝100選に選定されている滝です.
(写真1) 丸神の滝
丸神の滝は奥秩父の小森川の支流である滝越沢にかかる滝です.滝は全体が三段になっており,その全体の落差は76メートルに達します(一段目12メートル,二段目14メートル,三段目50メートル).ただ滝の全貌が見渡せるスポットはなく,アプローチの途中にある展望台から一,二段目が,滝下から三段目を見ることができるだけです.
アプローチはバスもしくは自動車となりますが,どちらの場合でも県道367号から遊歩道に入っていくことになります.遊歩道は県道の西側,東側それぞれにありこの2つの道は滝下で合流します(なのでどちらから入っても大丈夫です).
(左写真3) 東ルートの入り口,(→同4) 西ルートの入り口
滝下までの所要時間は東ルートが20分,西ルートが25分と東ルートの方が短くて勾配も緩やかなんですが,西ルートには途中に滝の一,二段目を眺める展望台があるので,往路・復路のどちらかは西ルートを通ることをお勧めします(私は東から入って西に抜けるコースにしました).ちなみにバス停および駐車場は東ルート入り口付近にありますが,両ルートの入り口は徒歩圏内なので問題ありません(駐車場にはトイレもあるのでここで用を済ませるとよいでしょう).
東ルート入り口の橋を渡りキャンプ場の中を通って歩いていく.勾配は徐々に大きくなっていくのだが,思ったほどではなく比較的歩きやすい道です.結局20分かからずに滝下に着きました.ここからは滝の三段目を見上げる構図になります.途中で二股に分かれて落下する50メートルの滝が見事でした.
そこからさらに道なりに進むとこちらが西ルートになります.ここは先ほどとは打って変わって急こう配,運動不足の身には堪えます(笑).道をほぼ登りきったところに展望台があって,ここからは滝の一,二段目が見えました(一段目はちょっと陰で見えにくいですが).そのまま今度は下りです.ところどころ滑りやすいところや岩場があって鎖が張ってある部分もありました.
(訪問日 2013年9月23日)
アクセス 秩父鉄道三峰口駅もしくは西武秩父駅から小鹿野町営バス利用となります.ただしどちらも直行はできず,小森バス停もしくは薬師の湯バス停での乗り換えが必要になります.滝前バス停からは遊歩道はすぐです.
観瀑のハード指数(★★☆ ややハードです) 遊歩道は整備されていますが,それなりのアップダウンがあります.
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