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2014年4月29日 (火)

日本の道100選5

日本の道100選 盛岡市寺町通り(8番)

 ~現代と調和する歴史的道~

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(写真1) 盛岡寺町通り

 江戸時代,今の北東北の半分以上の地域に広がっていた南部藩20万石の城下町が盛岡です.北上川,中津川,雫石川と3つの川の合流点に城が築かれ,その周辺に城下町が広がっているため,今でも市街地にたくさんの橋があることで知られます(ほとんど戦災を受けなかったこともあり,今でも狭い道路が多く,橋のところで慢性的な渋滞が発生することが問題になっています).

P4200201 (写真2) 清養院周辺

 そんな城下町盛岡には寺院も多いんですが,藩政時代大きな寺院が市街地の北部に集められてできたのが北山地区です.そしてそこを貫くように通っているのが寺町通りになります.現在は20を超える寺院が集中する寺町で,県庁や市役所の北側,住所でいうと名須川町というところになります.

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(写真3) 赤喜商店というお蕎麦屋さんです

 片側一車線の道路で両側に歩道も整備され,周囲にはお寺の土塀や老舗のお店が並ぶ落ち着いたずまいとなっています.通りとしては400メートルほどと短い区間ですが,周辺には国の天然記念物に指定されている龍谷寺のしだれ桜や,岩手という名前の由来となった鬼の手形がある三ツ石神社などの名所があります.

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Sidare2 (左写真4) 岩手の名の由来となった岩,(右同5) モリオカシダレ

 三ツ石神社にある大岩に関しては,”昔羅刹というなの鬼がこの地にいて悪行を重ねていた.人々が三ツ石の神に祈ったところ,鬼は捕えられ大きな岩に縛り付けられた.たまりかねた鬼がもう悪さはしない,ここには来ないと約束して逃がされた.この時に約束の証として鬼の手形が押された岩がこの神社にあり,それが岩手という名前の由来とされる” という伝承があります.

 この寺町通り,現在は国道455号線の一部となっていますが,この道は盛岡を北西に進んで早坂峠を越えて,岩泉町から太平洋に至る道で.江戸時代には沿岸部から塩を運ぶ大事なルート(野田街道)として活用されていました.

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顕彰碑


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顕彰碑の場所 東顕寺の前にあります.

散策のハード指数(★☆☆ ハードではありません) 平地でよく整備された散歩コースです.

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2014年4月25日 (金)

ひのパレの案内が

 昨日家のポストをのぞいたら,日野市観光協会からの封筒が来ていました.

P4250250 来月に迫った,第17回ひの新選組まつりの参加要項その他の書類です.例年だと午前中に高幡地区のパレード,午後からは日野地区のパレードという流れだったんですが,今年は午前中は高幡地区で各隊の紹介,午後は甲州街道パレードを2回という形になっていました.午前については,おそらく高幡地区のコースが短くて,パレードと呼ぶには寂しいものがあるため,参道をメインにした各隊のパフォーマンスという趣向なのかもしれません.一方午後は一番多くの観客が集まる甲州街道をメインにして,そこを2回にわたってパレードするというもののようで,これも大勢の観客とともにパレードを盛り上げようという趣旨と思われます(例年甲州街道部分が一番盛り上がり,その後の坂は観客もおらず疲労も加わって敗残兵状態になるし… 笑).

P4250251 また案内には昼食場所として第一小学校体育館と記されていました(午前の部終了後バスで小学校に移動となっている).ただ,ほかの参加予定者の情報によると,例年同様高幡不動尊で昼食という人もいるようで,もしかしたら混雑回避と午後の移動の簡素化のために2つに分けたものと思われます.例年パレード日の高幡不動尊は一般客と参加者ですごい混雑になりますし,昼食後のバスによる移動もかなり時間がかかり,その辺も待機時間が増える大きな原因になっています.全体の何割かをあらかじめ移動させておくことで時間の短縮を図ろうという趣旨と思われます(ちなみに私が初参加した第9回の時は運動公園のグランドが昼食会場だった).

 それからもうひとつ目に入った注意事項が…

P4250252  「薄桜鬼等,キャラクターのコスプレや奇抜な恰好での参加は禁止しております」

だそうです.2年前の第15回の際には,こうしたキャラ扮装を集めた歴装隊が登場したんですが,昨年は歴装隊の募集は行われていませんでした.その間いろいろな議論が行われたのでしょうが,今回こういった記載がなされたということは,2年前の路線は終了したということなのかもしれません.

 以前記したように,この時期は強行スケジュールの私なんですが,今年も楽しみたいと思います.参加される方,見に来てくださる方よろしくお願いします.

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2014年4月23日 (水)

日本の道100選4

日本の道100選 中央区中央通り(29番)

 ~明治近代化のシンボル・銀座の道~

 江戸幕府の土台を築いた徳川家康は江戸を中心とする街道の整備に力を注ぎましたが,その起点とされたのが日本橋でした.その伝統は今に続き,現在でも本州の主要国道(1号,4号,6号,14号,15号,17号,20号)の起点は日本橋であり,橋の中心には道路元標が埋め込まれています.

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(写真1) 中央通りの北端上野駅

 そんな日本橋を中心として,北は上野から南は新橋まで延びているのが中央通りです.この界隈は明治以降日本が近代化していく中でいち早く繁華街として発展していった地域で,まさに日本の近代化を見守ってきた道と言えます.またこの道路の地下には日本最古の地下鉄である銀座線の線路が敷設されています.この日は北端の上野駅から南下して歩いてみました.

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(写真2) アメヤ横丁

 上野駅正面の交差点から中央通りは始まります.まずは西に向かい山手線・京浜東北線のガードをくぐり,左手にアメヤ横丁(アメ横)を見ながら道なりに左に曲がっていきます.この界隈はカラオケ店や居酒屋など商業施設が立ち並ぶエリアで大勢の人でにぎわっています.上野広小路を過ぎるとしばらくはビジネス街になり人通りも減りますが,すぐにカラフルな建物が目立つようになります.ここが秋葉原地区で電気ショップやサブカルチャー系のショップが立ち並ぶ地域です.土曜日ということでここにも外国人を含む多くの観光客が歩いていました.

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(左写真3) 秋葉原地区,(右同4) AKB48の劇場

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(写真5) 万世橋

秋葉原地区の南端に位置するのが神田川に架かる万世橋,江戸時代からの伝統を誇る橋ですが,ここを渡ると周辺は再びビジネス街になり,土曜日なので人通りが少なくなります.その後すぐに中央線のガードをくぐって,中央通りはJR駅の東側に出ます.ここから日本橋までの界隈は地方銀行の東京支店が立ち並ぶ金融街となっています.

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(左写真6) 神田界隈,(右同7) 日本橋三越本店界隈

 しばらく歩いていると通りの右側に日本橋三越本店が現れ,そのちょっと先が日本橋です.日本橋は現在も日本の道路の起点となっている橋です.歌川広重の東海道五十三次にも描かれている有名な橋ですが,今はその頭上を首都高速が走っているため,景観的には残念な状態になっています.

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(写真8) 現在の日本橋

 日本橋の南側も基本的にビジネス街が続きます.そして京橋を過ぎて首都高をくぐった先,銀座通り口交差点からが東京を代表する繁華街,銀座になります.この日は土曜日のため歩行者天国になっていて,大勢の買い物客や観光客でにぎわっていました.

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(左写真9) 銀座の通り,(右同10) 銀座和光の時計台

 そのまましばらく南下,またまた首都高をくぐって外堀通り&昭和通りとの交差点で中央通りは終了,全線5.7キロ,この日は写真を撮りながら2時間で歩きました.

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顕彰碑の場所 日本橋のそばにあります.

散策のハード指数(★☆☆ ハードではありません) 平地でよく整備された散歩コースです.

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2014年4月22日 (火)

ネコの軍団

 ウチの職場の周辺には猫が出没しています.普段は駐車場や周辺の木陰などで見かけるんですが,寒い日なんかは,暖かい場所を見つけて丸くなっていることもあります.

 今週初め,当地は結構冷えたこともあり,ネコたちは暖かい温水の走っている配管に固まっていました.

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P4210236_3 P4210237_3   これだけネコがひしめいていると,それはそれで壮観だなぁ… と思ったのでした.

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2014年4月21日 (月)

盛岡に行ってきました

 久しぶりの更新です.

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(写真1) JR盛岡駅

 4月20日日曜日,所要で盛岡に行ってきました.その日関東地方は朝から曇り空でしたが,新幹線が北に向かうにつれて青空が広がりました.用事は午後からだったため,まずは市内中心部の石割桜に行ってみました.

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(写真2) 2014年4月20日の石割桜

 石割桜はその名の通り,巨大な岩の割れ目からエドヒガンが生えている珍木で,その樹齢は400年近くになるといわれる巨木です(一説によると,落雷によってできた岩の割れ目に種が入って生えてきたとも).

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(写真3) まだ花がまばらです

今年はまだ3~4分咲きといった感じでした(今週後半には満開かな?).

 ちなみに北日本の桜の開花が遅かった昨年は4月21日の段階でまだ蕾だったのを思い出します

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(写真4) 2013年4月21日はまだ蕾でした

 お昼には休日に盛岡に来た際に高い確率で訪問するラーメン屋,一風亭さんへ.ここの担々麺が美味なのでした \(^o^)/.

P4200218(写真5) 一風亭の担々麺

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2014年4月18日 (金)

新幹線の切符

 所要で盛岡に行くことが多いんですが,交通手段はもっぱら新幹線です.夜行バスを使うこともたまにはありますが,体力的にきつくなっている(笑)こともあり,なるべくなら新幹線利用です.ちなみに空路についていうと盛岡は最寄りの空港が30キロ離れた花巻にしかなく,空港へのアクセス等を考慮すると今では新幹線の方が速達性に優れているため,2014年現在,羽田-花巻の定期便はありません.

 そんな盛岡行きの新幹線,東京-盛岡間の最速達列車はやぶさ号(東京-盛岡2時間10分強)の普通車指定席の切符を普通に買うと14,740円になります.これを少しでも安くしたいと考えるのが人情です.

 JR東日本ではこうした利用者の期待に応えてか,各種の割引切符を出しています.その第一が,トクだ値というネット販売限定の安売り切符です.これは事前に購入することで5%~最大35%割引で購入できるという優れものです(枚数限定.もっとも35%引きで買えるのは東北新幹線でも速達タイプではないやまびこ号で,速達タイプのはやぶさ号の最大割引率は25%).ただしこの切符は列車限定で発売されるため,万一乗り遅れた場合には乗車券・特急券ともに無効になってしまう(普通の切符なら乗り遅れても乗車券は有効で,特急券も後続の自由席なら乗れる),キャンセルする場合普通よりも高額なキャンセル料がかかるというリスクがあります.

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(写真1) トクだ値25%引きの切符

 ちなみにトクだ値5%引きの場合の料金は13,990円,25%引きの場合は10,890円となり,特に25%引きだと盛岡で豪勢に何かを食べられるくらいお得です.ただ,はやぶさの25%引きは人気が高いので列車によっては発売開始即完売というケースもあり,入手できるかどうかがまず問題です.ちなみにこのトクだ値はグリーン車版もあり,時に25%の普通車は売り切れでもグリーン車なら残っているというケースがあります.こうした場合5%引きの普通車よりも25%引きグリーン車の方安い逆転現象が起こります.なぜなら,5%引き普通車の料金は前述のとおり13,990円ですが,25%引きグリーン車は13,740円となんと,250円安くなるからです.安くてしかも快適なんですから,こうしたケースは絶対グリーン車です.

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(写真2) モバイルSUICA特急券

 また,その他の割引切符としてはモバイルSUICA特急券を利用するパターンがあります.これもネット限定でモバイルSUICA(ケータイやスマホにSUICA機能を付ける)で事前に購入することで割安になるシステムで,これだと東京-盛岡は13,270円となり,トクだ値の5%引きよりも安くなります.しかもトクだ値と違って,乗り遅れそうになった場合,直前6分前までなら乗車変更も可能であり,自由度の高い切符です.

 その他割安切符の定番である回数券ですが,東京-盛岡のはやぶさ号回数券(普通車指定席6枚つづり)の1回分の料金は14,150円で各種割引切符の中では1番高い設定になっています(もっとも変更等の自由度は一番高いですが).

 一方で,東京以西の新幹線である東海道新幹線ですが,JR東日本にとっての東北新幹線は数ある路線のひとつですが,JR東海にとっての東海道新幹線は社命を制する重要コンテンツであるためか,この種の割引切符はあまりなく,あっても割引率が小さいのが残念なのでした.

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2014年4月13日 (日)

円谷英二特撮の軌跡展

Img073  昨日,新宿高島屋で開催されている円谷英二特撮の軌跡展を見に行ってきました.

 故・円谷英二は昭和の特撮の神様といわれる人物です.1901年,まさに20世紀の幕開けの年に生まれた彼は幼少時から飛行機にあこがれ,その後映画の世界に入りました.当初はカメラを回す役どころでしたが,その後特撮に目覚め,第二次大戦中の1942年公開の映画「ハワイ・マレー沖海戦」や1954年公開の東宝映画のゴジラ,日本のテレビでの怪獣番組のさきがけと もいえるウルトラQなどの作品で知られています.今回の展覧会はそんな彼のこだわりの特撮関連のものが紹介されていました.

2_2 会場の新宿高島屋の1階にはウルトラセブンエア遊具なんてのも置いてありました.

 エレベーターで11階に行きます.会場には老若男女幅広い世代のお客さんが来ていましたが,やっぱり自分の世代の男性が多かったです(笑).

 展示内容は,円谷英二氏が考案した特撮技術の解説や模型・カメラを使った再現や撮影現場の再現などがメインです.特撮技術としては飛行機やウルトラマンの飛行シーンの撮影で,飛行機やウルトラマンを逆さまに吊るしてカメラも逆さまにして撮影する手法(普通に吊るして撮影すると,上にピアノ線が写ってしまいいかにも作った感がしてしまうため)や,スクリーンに怪獣が暴れるシーンを映してその手前に人物を配する技法などが,特撮現場ではウルトラマン第19話「悪魔はふたたび」における国立競技場のミニチュアが再現されていて興味深かったです.

 自分はちょうど第二次怪獣ブームが始まったころに幼稚園の世代なので,円谷英二氏が実際に活躍していた時代とは重なっていないんですが,再放送で見たこれらは今に至るも好きな作品です(小学校中学年時代,親に「もう怪獣は卒業しろ」といわれていましたが未だに卒業できないまま今に至っています 笑).

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2014年4月 9日 (水)

WindowsXPサポート終了

 パソコンの基本ソフト(OS)として著名な WindowsXPが本日でサポート終了になります.

 ウインドウズXP きょうでサポート打ち切り

 発売されたのが2001年の秋で, ちょうど海外から帰国して秋葉原のLaoxを覗いていたところ,店員さんにそそのかされて(笑) 購入したノートパソコンが発売直後のXPでした.

 直前のOSだったWindows meと比べて 一気に未来化された雰囲気に感動した記憶があります. 以降マイクロソフトからは,今ではすっかり忘れられた感のあるVistaが出て(笑), XPの後継は7から8となりました. その一方でMacの復活やタブレット端末の登場など,PCの世界も大きく変わっています. そんな歴史を思うと,XPのサポート終了は非常に感慨深いです.

 そういえば実家のPCは未だXPだったのを思い出しました. まあ,ウチの母親はゲームとワープロソフトしか使わないからしばらくは大丈夫かな (^.^).

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春の陽気

 今日は朝から素晴らしいお天気に恵まれました.この陽気で当地ではタンポポの花が咲きだしています.

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(写真1) タンポポの花

 よく知られるようにタンポポには二ホンタンポポとセイヨウタンポポがあります.パッと見にはイマイチ違いが判らないんですが,花の裏側の総苞と呼ばれるものが反り返っているのがセイヨウタンポポ,反り返っていないのが二ホンタンポポになります.

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(写真2) タンポポの総苞

 ちなみに私の家の近所のタンポポはほとんど二ホンタンポポです(一般にセイヨウタンポポの方が繁殖力が強くて,世間でも優勢なんですが,二ホンタンポポもあるところにはたくさんあります).

 一方,この陽気でみちのくは仙台で桜が開花したというニュースも入ってきました.

 桜前線みちのく入り 珍しく福島より仙台で早く開花

 記事によると今週末には見ごろを迎えるところも多そうで,いよいよ東北もお花見モードといった感じです.

 で,昨日の道100選の記事でもふれたんですが,今年は桜をテーマにした道を積極的に歩いてみたいと考えています.先日の松戸市常盤平さくら通りがその第一弾だったわけですが,今後は第2弾として青森県十和田市の官庁街通りを,さらには第3弾として北海道新ひだか市静内の二十間道路を考えています.一応例年の開花状況から予測を立てて,この日に行こうと計画してたりするんですが,もちろん桜の開花はその年の状況によって変わりますからこちらの目論見が当たる保証はありません.

 例年なら十和田市官庁街通りの桜はGWごろ,静内の二十間道路の桜は5月中旬となるわけですが,今年は仙台が例年より早めということで,これらの北国の桜もどうなるのか予断を許しません(予想が外れた場合の作戦も考えなくては(笑).

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2014年4月 8日 (火)

日本の道100選3

日本の道100選 松戸市常盤平さくら通り(27番)

 ~桜花のトンネル通り~

 日本の道100選にはそれぞれテーマがあります.それは歴史だったり季節感だったりするわけですが,特にある季節をピンポイントにテーマにした道の場合,その時期を逃すといまひとつ良さが実感できないということになります.桜をテーマにした道の場合それが特に顕著で,シーズン外だとなんの変哲もない通りになってしまいます.そのため今春は可能な限り,こうした桜がテーマの道を歩いてみたいと思います.

P4040034 (写真1) 常盤平さくら通り

 今回の道,常盤平さくら通りは千葉県松戸市にある桜並木で,新京成線八柱駅(またはJR武蔵野線新八柱駅)から五香駅付近までの3.1キロ区間です.

P4040032 (写真2) 八柱駅北の通りの始まり

 この地域は昭和32年に当時の日本住宅公団が開発した住宅街です.団地の造成時に自動車交通に耐えうる道路を建設しようと作られたのがこのさくら通りです.名前の通り,開発時に沿線にソメイヨシノなど620本余りの樹木が植えられ,50年以上たった現在見事な桜のトンネルになっています.今回は新京成線八柱駅から歩いてみました.

P4040035 (写真3) 桜と祭りの提灯

 駅の東側で出てそこから少し北に行ったところからさくら通りが始まります.2日前に満開という情報は得ていたものの,前日の雨と風でどうなっているかと心配していましたが,まだ大部分の花は残っていました(一部葉っぱが出ていましたが).商店が並ぶのは駅周辺のみで,沿線は予想通りの住宅地です.自動車の交通量もそれほどでなく,道の真ん中に出て写真を撮ることもできる程度でした(笑).

P4040047 (写真4) さくら通りと交差するけやき通り

 20分ほど歩くと少しにぎやかになって大きな道路を交差します.ここが常盤平駅前で,このポイントで日本の道100選のさくら通りと新日本街路樹百景のけやき通りが交差しています(桜の花とけやきの葉が茂る時期が重ならないのが残念ですが).

 交差点を過ぎると徐々に商店がの姿が減り,周囲は再び住宅街になっていきます.途中,世界最強鮨店という看板を掲げたお寿司屋さんがありました.どの辺が世界最強なのか興味があったんですが,時間がないのと食事時ではなかったのとでお店には入りませんでした(いつか入ってみたいです).

P4040056 P4040055 (左写真5) 金太楼鮨,(右同6) 世界最強だそうです

 その後桜の木がまばらな地帯(バッサリと剪定された樹が並んだ地帯)があり,しばらく歩くとまた商店や飲食店が見えてくるとともに,前方がT字路になっていました.ここが五香駅付近で,さくら通りの終点となるのです.

P4040071 (写真7) 常盤平さくら通りの終点です

 来た道を引き返そうかとも思ったのですが,あまり時間もなかったので五香駅から電車に乗って戻ったのでした.この常盤平さくら通りでは,毎年4月の最初の週末に桜祭りが開催されています.

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(写真8,9) 顕彰碑

顕彰碑の場所 常盤平駅前のスクランブル交差点にあります.

散策のハード指数(★☆☆ ハードではありません) 平地でよく整備された散歩コースです.

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2014年4月 7日 (月)

思案のしどころ

 ここ数日所要で出歩いていたんですが,一昨日の夜帰宅したところ,日野市観光協会からハガキ(とはいっても元々は自分が宛名書きをしたハガキですが 笑)が届いていました.来月行われる第17回ひの新選組まつりの参加決定ハガキです.

 今年は2010年以来久々に隊士として参加します.ただパレードを挟んで前後にほかの予定がびっしり詰まっているために,5月10日の隊士コンテスト(あっ,最近は隊長コンテストになってるか)は欠席となります.参加の方々の活躍を遠くの地から応援いたします.

 ちなみにその時期のスケジュールはというと,5月9日日中に羽田から北海道の新千歳空港へ,所要を済ませて5月10日夕方羽田へ,その晩は多摩地区のどこかに宿泊,翌11日朝からひの新選組まつりパレード参加,終了後新幹線で京都へ,5月12日朝から学会に参加して5月13日夜に帰宅という流れになります.さらにいうと,その直前5月8日は当直にあたる可能性が高いため,5月8日~12日まで各地に5連泊ということになります.着替え等もそうですが,一番重要な新選組衣装一式をどうするか? 思案しています.まさか一週間持ち歩くわけにもいきませんから,10日宿泊予定地にあらかじめ送っておき,終了後も同じく最寄りのコンビニから自宅へ発送という形がベストかなとは考えています.

 今年もこの季節がやって来たのか,と感慨深く思ったのでした.

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2014年4月 5日 (土)

蟹江敬三さん死去

 ニュースで俳優の蟹江敬三さんが亡くなったことが報じられていました.

 俳優の蟹江敬三さん死去

 蟹江敬三さんといえば,昨年の朝ドラ「あまちゃん」での主人公の祖父,天野忠兵衛役が印象に残っているように,近年は個性的ないいおじさん役が多かった役者さんですが,若いころは逆に悪人役で活躍されていました(Gメン75が印象的).

 私的には昭和52年にNHKで放送されていた少年ドラマシリーズ「幕末未来人」での水戸浪士の樫岡役が印象的でした.この作品は現代(とはいっても昭和50年代)の高校生が幕末にタイムスリップ,激動の時代の渦にのみこまれるんですが,歴史の授業で使っていた日本史年表を所持していたことから,歴史の改変をもくろむ悪い連中に狙われ… というストーリーでした.蟹江さん扮する水戸浪士樫岡(平岩兵之進とも名乗る)は文久二年の坂下門外の変で老中安藤信正を襲撃した,いわゆる尊王攘夷の過激派で,劇中新選組の沖田総司を倒してしまう役柄でした(文久二年の暮れのことで,史実よりも5年早く沖田が死んでしまい歴史がどんどん変わってしまう).

 先日の宇津井健さんといい,またひとり個性的な役者さんが亡くなってしまいました.心からご冥福をお祈りいたします.

Kanie1 Kanie4 (左写真1) 高校生を脅す樫岡(蟹江さん),(右同2) 樫岡(左)と沖田総司(右)の対決

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2014年4月 3日 (木)

日本の道100選2

日本の道100選 草加市日光街道(24番)

 ~松並木の遊歩道~

 日本の道100選,第2回は埼玉県草加市にある旧日光街道です.

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(写真1) 日光街道草加松原です

 文明社会において道路は極めて重要性な社会インフラのひとつです.「すべての道はローマに通ず」で有名な古代ローマやインカ帝国など巨大国家の繁栄の礎には,整備された道路網がありました.関ヶ原の戦いでの勝利により,事実上日本の支配者となった徳川家康もまたこうした国内の道路網の整備に力を入れ,1601年には早くも日本橋を起点とする五街道の整備が始まっています.

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(写真2) 爽やかな街道です

 五街道のひとつである日光街道は江戸と家康が祀られている日光とを結ぶ重要路線であり,1636年に開通しました.現在の路線名でいうと,ほぼ国道4号線と国道119号線に一致しますが,場所によってはバイパスが完成したために都県道になっている部分もあります.今回のテーマである草加市日光街道も現在は県道49号線となっています.

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(写真3) 街道傍を流れる綾瀬川

 草加市内の日光街道のなかで日本の道100選に指定されているのは東武伊勢崎線草加駅から北10分ほど歩いた,札場河岸公園から東京外環道と交差する付近までの1.5キロ区間です.江戸時代にこの付近の街道筋にはたくさんの松の木が植えられ,草加松原と呼ばれていました(一説では江戸時代後期の天保年間に植えられ,最盛期には800本以上になったとも).

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P3221553_2(左写真4) 自動車道をまたぐようにかかる百代橋,(右同5) 草加松原の北端

 第二次世界大戦後モータリゼーションの発達によって街道をたくさんの自動車が通るようになると,その排ガスによってたくさんの樹が枯死してしまいました.しかし地元の人々の熱意によって,車道が西側に移され,再び植樹が行われた結果,今では爽やかな遊歩道としてよみがえり,市民の憩いの場となっています.私が訪問した2014年3月22日は雲一つない晴天で,青々とした松並木を歩いていると,往時の旅人の気分に浸れました.

P3221526P3221523(写真6,7) 顕彰碑


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顕彰碑の場所 札場河岸公園の北側にあります.

散策のハード指数(★☆☆ ハードではありません) 平地でよく整備された散歩コースです.

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2014年4月 1日 (火)

長興山紹太寺のしだれ桜

 年度が替わった4月1日は朝から晴天でした.職場ではさっそく新しい職員のガイダンス等も始まっているんですが,自分はというと好天に惹かれて,見ごろを迎えたという噂のしだれ桜を見に行ってきました.

P4010001 (写真1) 旧東海道です

 長興山の紹太寺は徳川幕府第三代将軍家光の乳母で,春日局ことお福の嫁ぎ先の稲葉家の菩提寺です.稲葉氏は安土桃山時代にはそれほど大きな家ではありませんでしたが,春日局の活躍によって出世し,寛永九年(1632年)に彼女の息子稲葉正勝が,8万5千石を与えられて小田原藩主になりました.江戸時代の小田原は西から攻めてくる敵を食い止める重要拠点であり,そこに封じられたということは,将軍家からの信頼の高さを物語っています.

P4010009 (写真2) 本来はこの階段を上ります

 さらにその子正則の代にたびたびの加増を受けるとともに,正則自身も順調に出世,寛文年間には老中首座となって幕政の中心で活躍しています.ちょうどその頃に彼が一族の菩提寺となっていた長興山紹太寺に父母と祖母春日局の霊を慰めるために植えたのがこのしだれ桜といわれています.

Shidare_048 (写真3) 稲葉家一族の墓,真ん中が春日局のものです

 このしだれ桜はお寺の山門から長い階段をひたすら登ってたどりつくのが本来の道なんですが,ここは過去何度も登っているためにこの日はパスし,脇を走っている緊急車両用の道路を行きました(こちらの方が勾配は急ですが距離が短い).登ること10分でしだれ桜が見えてきました.

P4010026 P4010025  桜はちょうど満開を迎えていて,平日だというのにたくさんの観光客であふれていました(桜の前に茶屋があるんですが,そこも大賑わいでした).

 このしだれ桜,かれこれ樹齢300年以上といわれており,近年は樹勢の衰えが見られるとのことで,以前は行われていた夜間のライトアップも中止するなど保護がなされるようになっています.

P4010030  で,桜見物の帰りには近所のラーメン屋さんで長崎ちゃんぽんをいただきました.

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