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2014年2月22日 (土)

ミャンマー旅行記3

 ミャンマー旅行記2日目の午後です.

P2080290(写真1) 漆工房にて

 バーベキュー料理の昼食後,今度は市内にある漆工房の見学になります.実はここバガンは漆細工が名産品なのでした.工房では作品を作る工程がわかるように職人さんたちが作業をしていました(お土産として漆塗りのぐい飲みを購入 笑).

P2080296(写真2) ホテルのフロント

 その後は本日宿泊予定のホテルにいったんチェックインすることになりました.この日の宿泊先はバウガ・テイデイ・ホテル,バガン旧市街よりも南にある,いわゆるニューバガンと呼ばれる地域にある新しいホテルです.行って見ると,広々とした庭やプールなどもついたリゾート風のホテルでした.特にプールは魅力的で,この暑いミャンマーの気候では泳ぎたくなります.しかし残念ながら一休みしたらまた出かけるため,プールはなしでした(泣).

P2080279(写真3) バガン旧市街の入り口タラバ―門

 この後の観光予定は,まずバガン名物の馬車に乗ってこの街最大規模を誇るダマヤンヂー寺院へ,その後サンセットポイントとして有名なシュエサンド・パゴダに行き,その後夕食という流れになります.まずは馬車プールへ,ここでガイド氏が交渉して1台の馬車が用意されました.バガンの観光馬車は御者を含めて4人乗りです.当初はKが前に座ったんですが,重さのバランス云々の問題で結局私が前になりました(笑).

P2080307(写真4) 観光用馬車

 馬車はトコトコと進んでいきます.周辺には,よく知られたものから無名なものまでたくさんのパゴダや寺院が聳えていました.自動車からだと車窓から写真を撮るのが難しいんですが(自動車は速度が速いから),馬車だと楽勝です.なので時間がたっぷりある観光客はこの馬車を1日チャーターして市内を観光するようです(あとはレンタサイクルやレンタバイクも多いようです).

P2080327P2080364(左写真5) ミィンカバー・パゴダ,(右同6) スラマニ寺院

P2080360(写真7) ダマヤンヂー寺院

 しばらく行くとダマヤンヂー寺院に到着,ここは12世紀のナラトゥ王によって建造がはじめられた寺院です.彼は自分が王になるために父王および兄王子を暗殺したのですが,その後罪の意識にさいなまれてこの寺院の建造を始めたそうです.しかしながらその彼自身も暗殺されてしまい,結局この寺院は未完成のまま放置されて今に至るというわけです.確かにここは今まで見てきた寺院とは趣を異にして,壁などは荒れていて天井にはコウモリが飛び交うなど不気味な雰囲気を醸し出していました.しかしながらここにも壁画や金色の仏像はちゃんとあって,やっぱり寺院なんだなと感じました.

P2080351(写真8) ダマヤンヂー寺院の壁画

 続いてはサンセットポイントのシュエサンド・パゴダへ,途中同じ場所を目指しているらしい自転車に乗った欧米系の観光客が道に迷ったらしく声をかけてきたため,御者が自分たちが行く方向だからついてこいと言って誘導していました.

P2080377(写真9) スラマニ寺院

 シュエサンド・パゴダは11世紀に建立されたこの街では古いパゴダです.仏塔としては特に変わったものはないんですが,ここからの夕陽が見事ということで人気の高いスポットです.我々が行ったときはすでに大勢の観光客で賑わっていました(テラスに上がる階段が狭くて大渋滞!).テラスからのバガン市街の眺めは素晴らしいの一言でした.途中牛の群れが土煙を上げながら家路につく光景が見られ,街に点在する仏教建築物の光景にアクセントを加えていました.ここバガンは,カンボジアのアンコールワット,インドネシアのボロブドゥールと並んで世界3大仏教遺跡に数えられるんですが,まさにその通りなんだなと思いました.その後サンセットとなり,帰りの階段がこむことが予想されたため素早く撤収した我々でした(それでも大渋滞でしたが 笑).

P2080417P2080438(左写真10) 夕陽と牛の群れ,(右同11) バガンの夕暮れ

 日没後周囲はどんどん暗くなります(バイクや自転車の人は帰路注意が必要).我々は直接夕食会場のナンダレストランに向かいます.ここはミャンマー伝統のあやつり人形ショーが見られる野外レストランです(ここを訪れるパックツアーではほぼ100%入っているほど有名).ここの操り人形は日本の人形浄瑠璃とは異なり糸で操るタイプ,いわゆるマリオネットです.劇を演じるわけではなく,音楽に合わせて人形が躍るスタイルでした.夕食はサラダ,スープ,メイン(ポーク)のコースで,飲み物には白ワインをいただきました(ミャンマー産のワインだった!).

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(写真12) ミャンマー伝統の操り人形

その後はホテルに戻ったのでした.明日はいよいよチャイティーヨ・パゴダです.

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2014年2月21日 (金)

ミャンマー旅行記2

 ミャンマー旅行記の二日目です.この日は早朝の便でミャンマー中部の都市バガンに行き,一日同地を観光することになっています.4時にモーニングコールで起こされ,身づくろいをしてロビーへ,この時間ではもちろん朝食のレストランは開いていないため,代わりのボックスが渡されました.

P2080071(写真1) 国内線のターミナル

 車で空港へ向かいます.昨日は夕方のラッシュで大混雑だった道路も,早朝は空いていました.30分弱でヤンゴン空港に到着です.

P2080076(写真2) この日の朝食

 国際線のターミナルと違って国内線のそれは年代を感じさせる古い建物でした(これが昔の国際線ターミナルだというウワサ).早朝ではありますが,各地へ向かう飛行機を待つ乗客で,待合は大賑わいでした.一般の空港だと電光板なんかにフライト状況が表示されますが,ここにはそのようなものはありません.どうするんだろうと思っていたら,適宜係員が便名の書かれたプラカードを手に乗客を誘導しているようでした.搭乗まで時間があったのでここで朝食をいただきます.中身は固いパン2枚とゆで卵,バナナでした.ふと見ると近くには日本人の団体観光客の姿が,添乗員さんのファイルから阪急交通社のツアーのようでした.

P2080077(写真3) 行先別のプラカードで案内します

 6時ごろにニャウンウー(バガン最寄りの空港)行きのプラカードを持った係員が登場,搭乗開始となります.この飛行機はATRのプロペラ機でした.指定された席について離陸を待っていると,なにやらアナウンスがあって一同飛行機から降ろされます.機体トラブルか!と心配したんですが,どうやら霧のため離陸できないということでした(降りてみたら結構な霧だった).ガイド氏によると稀にこういうことがあるそうですが,経験したのは初めてだと言っていました.

P2080084(写真4) 霧のヤンゴン空港

 再び待合に戻って待つこと約2時間,ようやく出発となります.ヤンゴン-ニャウンウーは1時間半ほどのフライトですが,飲み物のほかに軽食のサービスがありました(ソーセージパンがおいしかったです).10時近くにようやく到着しました.飛行機から降りてみると,意外に涼しいじゃないですか! 確かにここの方が北でしかも標高も高いわけですが,ヤンゴンとの違いに驚きました.

P2080092 P2080098(左写真5) 機内の軽食,(右同6) ニャウンウー空港のターミナル

 タラップを降りてバスでターミナルに向かいますが,このバスが昔の日本の路線バスで懐かしかったです.一般にターミナルではターンテーブルから荷物が出てくるんですが,この空港では係員が一つ一つ運んでくる形式なのでけっこう時間がかかります(団体客は別枠で出てくるらしく,さきほどの阪急交通社の人たちはターミナルの外で待つように指示されていた).待つ時間がもったいないのでガイド氏は先に手続きに出ていきました.しばらくしてようやく荷物が登場,迎えの車に乗り込みいよいよ市内へ繰り出します.

P2080111(写真6) ニャウンウーマーケット

 まず向かったのは空港近くのニャウンウーマーケット,地元の市場なんですが,もう野菜,肉から雑貨品までなんでも売っています.大勢の地元の人々に加えて観光客の姿もたくさん見られました(あとで調べたら大抵のツアーはここに寄るようです).市場はいわゆるアジア的な熱気がすごかったですが,ここではガイド氏の勧めで茶葉で作ったミャンマー風の漬物をいただきました(ちょっと脂っぽかった).

P2080116 P2080126(左写真7) マーケット内部,(右同8) 茶葉の漬物

P2080159(写真9) シュエズィーゴン・パゴダ

 マーケットの次はこの町最大のパゴダ(仏塔)であるシュエズィーゴン・パゴダへ,ミャンマーは国民の大多数が仏教徒(いわゆる上座部仏教)で,全国あちこちにパゴダ(ミャンマー語ではパヤー)と呼ばれる仏塔が立っています.大きさは大小さまざまですが,大きいのになると100メートルを超えるほどの大きさになります.バガンのシュエズィーゴン・パゴダも40メートルほどの高さを誇ります.ミャンマーではパゴダや寺院を見学するには靴や靴下(ストッキングも含む)を履いたままは許されず,素足にならなくてはなりません.この日は一日中その手の場所を観光するということで,最初から素足にビーチサンダル状態にしていました(結果的に大正解).指定された場所でサンダルを脱いで中に入ります.円錐に近い金色のパゴダが太陽に輝いています.これは金箔をはっているためで,ミャンマーではパゴダや仏像に金箔を貼ることがその人の功徳になると考えられているのでした(私も貼りました).

P2080183 (写真10) アーナンダ・オーチャウン

 続いてはアーナンダ寺院へ.バガンにやって来たのにここを見ないとというのは,来てないのと一緒だといわれるほどの名所です.インドのナーランダ僧院に似た名前ですが,やはりここは仏教関連用語なんでしょうか.まずは寺院の北にある建物に入ります.ここはアーナンダ・オーチャウンと呼ばれる古い僧院で,内部に飾られている壁画が有名なのでした(残念ながら内部は撮影禁止).

P2080188_2P2080189(左写真11) 北の仏像(拘楼孫仏),(右同12) 東の仏像(拘那含牟尼)

P2080194 P2080209(左写真13) 南の仏像(伽葉仏),(右同14) 西の仏像(釈迦牟尼)

 そしていよいよアーナンダ寺院です.ここは本堂の大きさが60メートル四方ほどあり,東西南北4か所に入り口があって,それぞれに巨大な金色の仏像が立っている様は壮麗の一言でした.

P2080236(写真15) タビニュイ寺院

 そのあとに見学したのがタビニュイ寺院,1144年に建立されたバガンでもっとも高い寺院です(65メートル).ここも内部に金色の仏像が多く飾られていました(ここに限らずミャンマーには金ぴかの仏像や仏塔がたくさんある).

P2080240(写真16) シュエグーヂー寺院

 タビニュイ寺院から出るとちょうどお昼時,この日は街のレストランでランチの予定なんですが,ふと見ると近くの寺院のバルコニーに観光客の姿が,眺めがよさそうなスポットです.ガイド氏にあそこに行ってみたいというと,大丈夫とのことでちょっと寄り道します.ここはシュエグーヂー寺院といって,バガン旧市街で唯一展望が楽しめる寺院とのことです(郊外にはシュエサンドー寺院という有名スポットがある).登ってみると,今見てきたタビニュイ寺院やアーナンダ寺院がよく見えました.

P2080255 P2080261(左写真17) タビニュイ寺院,(右同18) 奥に見えるのがアーナンダ寺院

P2080273(写真19) 昼食レストランです

 しばし展望を楽しんだ後,昼食となります.この日は西洋料理ということで,トマトスープとバーベキューのセットでした(あとはビールも).

P2080269P2080270(左写真19) トマトスープ,(右同20) バーベキュー

 午後も引き続きバガンの観光です(続く).

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2014年2月18日 (火)

椎茸の植え付け

 私の職場は,普段からタケノコや銀杏が自生しているなど自然豊かなんですが,今日は椎茸の植え付けが行われていました.

Kinoko4_2  原木に電気ドリルで穴をあけ,そこに菌が含まれた種駒を金づちで打ち付けていきます.

Kinoko5  これが種駒です.白くまぶしてあるのが椎茸菌なんでしょうか.

Kinoko1 種駒はいちいち自分たちで作っているのかと思ってたんですが,

 元々こういう商品が存在するらしいです(笑).

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 1時間ほどで作業は完了,これからしばらくは原木に菌を繁殖させる段階になります.でもって,現実に椎茸が生えてくるのは来年の秋頃とのことです(ヽ(^o^)丿).

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2014年2月16日 (日)

イスタンブール旅行記完成

0istanbul1 最近ボチボチとホームページ本編の更新を行っているんですが,ようやく2009年のイスタンブール旅行記が完成しました.ビザンチン皇帝を名乗っているものにとっては非常に重要な旅行記なわけですが,完成までなんと5年近くもかかったことになります(笑).

 イスタンブール旅行記

 旅行記の他にもひの新選組まつりのレポもたまってるなぁ(笑).

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2014年2月15日 (土)

第17回ひの新選組まつり

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 日野市観光協会のHPによると,恒例のひの新選組まつりパレードの募集が始まり… そうな感じです(笑).昨日付けで,『第17回ひの新選組まつり』5月11日(日)『新選組パレード』参加者募集 という告知がされたんですが,実際に申し込みをするための応募用紙のダウンロードや,これまた恒例のであった人々枠の詳細が2月23日からということで,募集が始まったという表現はまだ適切ではないのかなと思った次第です.この辺のゆるさがひのパレの魅力のひとつなんですが,とりあえず5月11日にパレードが行われるということが公式に発表された意義は大きいと思います.

 なんだかんだで2006年の第9回から参加している私ですが(震災の年の第14回のみ不参加),ここ2年は出会った人々枠での参加だったので,今年は久しぶりに隊士で出ようかななどと思っているのでした.

 ただ自分がけっこう力を入れている学会が5月11日(日)~5月14日(水)に京都で開催と日程が重なっているんです.もっとも11日は理事会やら評議委員会やらのお偉方の会議が中心なので,お祭りに参加することの障害にはなりませんが,翌日朝京都に入っているためには,日曜最終の新幹線か夜行バスに乗るかしなくてはなりません(昨年と逆のパターンだ 笑).

 近年はアニメやゲームとコラボさせた歴装隊の登場など新機軸を模索中のひの新選組まつりですが,今年はどんな新機軸が打ち出されるのか(そしてひっそりと消え去るのか 笑),楽しみなのでした.

 注 画像は自分的に一番なつかしいポスターです(第11回のポスターですが,写っているのは第9回の面々がメインです).

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2014年2月14日 (金)

ミャンマー旅行記1

 今日の当地は朝から雨模様,そして昼前から雪になった.

Yuki(写真1) 雪模様です

 気温もあまり上がらず一桁なようである.

 すでに報告した通り,先週末から今週にかけてミャンマーに行ってきた.ここではいつ本編にアップできるかわからないレポを簡単にまとめておきたいと思う.

 今回出発便はANAということで,事前にwebチェックインを行った.これをしておくと,あとは当日空港で手荷物のみ預けてそのままセキュリティ,出国審査へと向かうことができる.念のため2時間前に空港についてたのだが,余裕がありすぎてしまった(笑).

P2070002(写真2) 事前にWebチェックインを行います

 出国審査を抜けたあと,近くの免税店に寄って緊急用のウィスキーを購入する.これは海外のホテルにはミニバーすらない場所も多く,そういうところで夜間に急にお酒が飲みたくなった場合に困るからだ(笑).壊れたら危険なので,ガラス瓶でなくペットボトル製が基本である(今回は直行便なので成田で購入したが,経由便の場合は最終搭乗地の店で買う).

P2080064(写真3) 成田で購入した緊急用ジョニ黒

 その後あちこちをぶらぶらして,搭乗開始の10分くらい前にゲートに向かう.見渡すと団体旅行っぽい日本人客のほか,ビジネス客っぽい人,東南アジア系の人,さらには白人系まで客層は様々だった.順番となり搭乗となる.

P2070009(写真4) 搭乗口

 飛行機はほぼ定刻に成田を離陸,一路ミャンマーの首都ヤンゴンを目指す.安定飛行に入ったのち,飲み物サービスが始まった.当然我々はワインである(笑).その後は昼食のサービス,今回はシーフードカレーとポークライスの選択,私はカレー,Kはポークを選んだ(お味はさすが日系航空会社だけあって口に合いました (^。^)).

P2070016P2070017(左写真5) シーフードカレー,(右同6) ポーク

 夜行便なら頑張って寝ないとあとがきつくなるのだが,今回は昼行便なので無理に練る必要もなく気分は楽である.それでも時々うとうとしてはいた.約8時間のフライトでヤンゴンの国際空港に無事着陸した.

P2070028(写真7) ヤンゴン国際空港

 飛行機から降りるとむわっとした南国の熱気に襲われる.今回の旅行にあたって参考にした椎名誠さんの本「秘密のミャンマー」によると,ミャンマーの入国審査は非常に時間がかかるということだったので,それなりに覚悟していたのだが,予想に反して普通の国と同程度で通過できた(まあ椎名さんの旅行記は10年以上も前のものだし).

 その後の税関では申告するものがあるはずもなく,緑のランプのコーナーを通っていよいよ到着ロビーに入った.ここで現地の係員と合流することになっているのだが… とキョロキョロしていたら,我々の名札を持ったミャンマー人の男性がいた.この彼が今回の旅行に同行してくれるアウナイ氏である(あとで聞いたら私とほとんど年が変わらないらしい).彼に案内されて送迎車(トヨタのマークⅡ)に乗り込んだ.この日はこのままホテルに直行である.

P2070031(写真8) ヤンゴン市内の道路

 ヤンゴン市内はメイン道路は片側2~3車線あるのだが,とにかく車の量が多く渋滞していた.見渡すと車の大半が日本車,それも日本国内で走っていたと思われる右ハンドルの中古車だった(ちなみにミャンマーは右側通行).年式はそれこそさまざまで,比較的新しそうなモデルもあれば,骨とう品に近いものまで色々である.

 とりわけすごいのがバスで,観光客用の立派なものから,トラックを改造したようなもの(アフリカあたりでよく見かけるタイプ)までいろんな種類のがたくさん走っていた.この国の旅行記にはよく,ミャンマーのバスは日本のバスがペイントも含めそのまま走っているという記事が多いのだが,さすがに近年の経済発展の影響か,まったくそのままのバスもあるにはあるが,地元企業の広告に塗り替えられた車体も多かった.

P2070042(写真9) ヤンゴンの宿泊所,パノラマホテル

 渋滞を何とか抜けてこの日の宿泊所,パノラマホテルに到着した.このホテルはヤンゴン中央駅にほど近い市内中心部に建つ中級ホテルである.中級とはいえ,従業員はそれなりに教育されており,先進国のホテルと大差ない対応だった.

 部屋に入って軽く荷物整理をしたのち夕食に繰り出す.当初は繁華街のレストランを探そうかとも思ったのだが,明日朝が早いこともあって結局はホテルのレストランで済ませた(それでも少し街をブラブラしてショッピングセンターに入ったりしたのだが).

 部屋に戻った後シャワーを浴びて,ミニバーのビールや成田で購入したウイスキーを飲んで過ごした.さあ明日から本格的な観光が始まる.

 

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2014年2月13日 (木)

ミャンマーから帰ってきました

 久しぶりの更新になってしまいました.この週末,日本国内は各地で大雪に見舞われていたようなんですが,私はというと予告通り東南アジア,インドシナ半島の西部の国,ミャンマーに行ってきました.

 日本ではイマイチなじみが薄いイメージの国ですが,敬虔な仏教徒が多く各地にパゴダ(仏塔)などの素晴らしい仏教建築物がたくさんあり魅力たっぷりな国でした.

 これから少しずつ写真を中心に記事をアップしていきたいと思います.

P2080438(写真1) ミャンマー中部のバガンの夕陽と仏塔

P2100847(写真2) 古都バゴーにあるこの国最大規模のシュエモード―・パゴダ

P2111143(写真3) 首都ヤンゴンにある全長65メートルに達する寝仏(前にいるお坊さんとの比較でその大きさがわかります)

P2111354(写真4) ライトアップされたシュエダゴン・パゴダ(何となくパリのエッフェル塔を思い出しました 笑)

P2090687(写真5) ミャンマー南東部,モン州にあるチャイティーヨー・パゴダ,崖の上にある今にも落ちそうな岩に載ったパゴダです.現地では非常に重要な宗教施設です

 

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2014年2月 5日 (水)

ちょっと出かけてきます

 異様に温かった節分の翌日は非常に寒い立春となり,当地でも雪が降りました.

Yuki(写真1) 立春の雪

 そんな寒い現実に嫌気がさしたわけではないんですが,この週末ちょっと南の方に行ってきます.

 行先はミャンマー,いわゆる旧ビルマです.昨年もこの時期にカンボジアのアンコールワットに行ってきましたが,最近は寒い時期に日本とあまり時差のない南国に出かけるのがマイブームなようです(笑).

P1300033(写真2) ミャンマーのビザ

 ミャンマーというと,三大仏教遺跡に数えられるバガンなどの仏教系の遺跡が有名なんですが,戦史に興味のある人間としては第二次大戦がらみの史跡にも行って見たい国です.

 とはいえ今回は日数に限りがあるので,マンダレーなどの中北部は断念することにしました(個人的にはインパール作戦で知られるチンドウィン川や第15軍の司令部のあったメイミョーに行って見たかったんですが).

 その代り今回は南東部モン州にあるチャイティーヨーパゴダ(別名ゴールデンロックパゴダ)を訪問します.ここは崖の上に巨大な岩が今にも落ちそうな状態で乗っている場所で,その奇妙な風景が人気の場所です.ただここは最後に1時間の山登りが必要で,年とってから行くのはキツそうだというわけで,今回ぜひ行って見ようとなったものです.

 日本とミャンマーというと行くのが大変そうにも見えるんですが,実はANAの直行便が出ており今回はそれを利用することになっています.

 現地のネット事情はあまりよさそうではないので,向こうから写真などをアップできるかは不明ですが,とりあえずiPadは持っていく予定にしています.

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2014年2月 3日 (月)

久しぶりの新選組

 気がついたら2月,明日は立春ということで季節は少しずつ春に向かっていきます.

 この週末用があって東北新幹線に乗ったんですが,車内の座席ポケットに入っている雑誌がJR東日本発行のトランヴェール(Train Vert)です.いつもはビール片手に流し読みするんですが、今回は真面目に見入ってしまいました.

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(写真1) 表紙は雪の鶴ヶ城

 なぜなら,新選組の特集だったからです!

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 幕末の文久三年から慶応慶応三年末まで主に京都で活躍した新選組ですが,鳥羽伏見の戦いの後江戸に帰還,局長近藤勇の刑死の後,土方歳三を中心に宇都宮,仙台,会津若松と転戦し,最後は箱館で終焉を迎えました(最後の隊長は相馬主計).

 今回はそんな江戸帰還以後の新選組の活動の特集でした(さすがJR東日本 笑).

 内容的には愛好家ならば特に目新しいものはないんですが,こういうところで特集が組まれていることに感動したのでした(普段はそのまま置いておくんですが,この日は当然のように持ち帰りました 笑).

 新選組愛好家は東北新幹線に急げ!

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