きよしこの夜
12月は演奏会シーズン,各地で様々なコンサートが催されます.私も現在いくつかの合唱団に所属しているんですが,やっぱり12月に演奏会を行っています.さらに12月といえばクリスマスもあるため,そちら関連の曲が取り上げられるケースも非常に多くなります.
クリスマスの曲といえばジングルベルや赤鼻のトナカイなんかがよく知られていますが,なんといっても定番曲は「きよしこの夜(独名 Stille Nacht, 英名 Silent night)」でしょう.国民の大部分が非キリスト教徒の我が国においても非常によく知られた曲で,おそらくはこの曲を知らない人を数えた方が圧倒的に早いんじゃないかと思います.
で,この「きよしこの夜」、斉唱で歌い分には何の問題もないんですが,合唱団として歌う場合にはやっぱり合唱バージョンとなります.
が… 非常に有名な曲だけあって,様々な編曲のバリエーションが存在します.もちろん,主旋律は基本的に同一なんですが,それに重なる他パートは,みな微妙に違っています.なので油断をしていると,違う編曲パターンで歌ってしまう,といった失敗が起こる可能性があります.本番では楽譜は暗譜しておくことが望ましいわけですが,こと「きよしこの夜」だけは楽譜を手放すとこういう危険が隠れているため,要注意なのでした.
そして昨日12月8日,この12月最初の「きよしこの夜」がありました.小田原医師会合唱団として参加した地元の小学校の交流会コンサートです.今回は第1部が主として壇上での医療のお話,後半に合唱披露という段取りでした.上の写真の一番上がこの日歌ったきよしこの夜です.
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