日本の滝100選10
日本の滝100選 払沢の滝(29番)
今日は久しぶりに日本の滝100選の話題です.今回のテーマは払沢の滝,東京都に存在する唯一の100選の滝です.日本100名城と違って日本の滝100選は全都道府県から最低一つは選ばれるわけではないので,やるなぁ~という感じもします(現実には千葉,香川,福岡,長崎の各県には100選に選ばれた滝がありません).
(左写真2) 滝入口のバス停,(右同3) 遊歩道を歩いていきます
そんな払沢の滝があるのは東京都西多摩郡檜原村,実は離島をのぞく東京唯一の村です.人口は2300人ほどですから,北海道の猿払村と同程度の規模となります(日本最大の村として知られる岩手県の滝沢村と比べると20分の1以下ですが).
払沢の滝は多摩川の支流,北秋川にかかる滝です.全体は4段にわたっている滝で,総落差は60メートル,最下段(1段目)の落差は26メートルあります.深い淵を形成しているその滝壺には大蛇が住んでいるという伝説があるそうですが,確かに青く澄んだ水には神秘的な雰囲気が漂います.またこの滝は冬季には氷結することでも知られています.
東京にある100選の滝ということで人気が高く,シーズンには大勢の観光客でにぎわうという話だったんですが,私が訪問した2013年4月27日はGWのはじまりであったにも関わらず,人影は少なくゆっくりと滝を堪能することができました.
(訪問日 2013年4月27日)
アクセス JR五日市線の終点,武蔵五日市駅から西東京バス(時刻表検索)で25分払沢の滝入口下車,徒歩15分程度です(バスの本数は決して少なくはありません).
観瀑のハード指数(★☆☆ ハードではありません) 遊歩道が整備されており気軽に散策できます.
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