ドイツ演奏旅行2
さて,間隔が開いてしまいましたが,ドイツ演奏旅行の続きです.
ローテンブルグの演奏会は8月4日でした.会場は旧市街にあるフランシスカーナ教会,建てられたのは1285年とのことですから,800年以上の歴史を持つこの街最古の教会です(13世紀末,日本だと元寇が終わった直後の鎌倉時代!).
(左写真1) フランシスカーナ教会の外観,(右同2) 教会内部
演奏会は無事に終わり,翌5日は陸路,ドイツ東部ザクセン州最大の街ライプツィヒに向かいました(ザクセン州の州都はドレスデン).
途中,中世の城壁に囲まれた古都ニュルンベルグに立ち寄って,名物のソーセージをいただきました.ニュルンベルグのソーセージは香辛料のきいたやや小型のソーセージで,ドイツで一番おいしいという人もいます.
ビールと一緒にいただきましたが美味でした.
(左写真5) ビールを添えて,(右同6) ソーセージ屋の看板
その後はバイエルン州東部,チェコとの国境からも遠くない街,バイロイトに入りました.今年は大作曲家R. ワーグナーの生誕200年の記念イヤーなんですが,そのワーグナーゆかりの地がこのバイロイトです.
(写真7) ワーグナーの作品のみを上演するために建てられたバイロイト祝祭劇場
人口10万に満たない決して大きな街ではありませんが,毎年夏にこの地で開催されるバイロイト音楽祭(ワーグナーのオペラ作品のみを上演する音楽祭)はチケットがとりにくいことで有名な音楽祭で,毎年世界中からワーグナー愛好家が集まってくるイベントとして知られています.今回私たちは移動の途中で立ち寄ったのですが,劇場付近には観劇のために着飾った人たちがたくさん歩いていました(私もいつの日か参加してみたい音楽祭です).
バイロイトを後にして一路アウトバーンを北東に進みます.途中サービスエリア(?)で休憩をとりながらライプツィヒを目指します.ドイツのサービスエリアには普通の飲み物のほかアルコールも売っているのが驚きでした.飲酒運転が禁止されていることはドイツも日本も変わりません.日本ではこういう場所でアルコール販売は論外ですが,ドイツではあくまでもドライバーのモラルに任されているということのようです.このあたりの差に国民性の違いを感じました.
結局ライプツィヒに到着したのは夕方,中央駅近くのホテルにチェックインした後,ほかの人たちとともにインド料理屋さんに繰り出し,カレーを堪能したのでした.
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コメント
ドイツの教会で演奏なんて素敵ですね!
そして・・・私のドイツのイメージといえば、ソーセージとビールなのですが(笑)
やはり美味しそうです!
投稿: みゆみゆ | 2013年8月31日 (土) 14:29
みゆみゆさん
ヨーロッパの教会は基本的に石造りなので
音が響いて,上手に聞こえるというのがミソです (^o^)/.
ドイツのイメージはやっぱりソーセージとビールですよね.
このふたつの組み合わせはやっぱり最高だと改めて思いました.
投稿: ビザ皇帝 | 2013年8月31日 (土) 17:10