時代と風景
時代とともに街の風景は変わっていきます.しかしながら一方でいつまでも残り続けているものも存在します.ブログ&新選組つながりの風雅さんのところで,街の風景今昔とでもいうべき2枚の写真が紹介されていました.
実は私の近辺にもそういった,同じ場所から撮影したであろう新旧2枚組の写真があります.
上に挙げた2枚の写真,背景に写っている山の形が全く変わっていないことから,ほぼ同じ場所から撮影されたものと思われます(小田原市の郊外です).下の写真の左端にバイパス道路が写っていますが,上の古写真ではすべて田んぼや畑です.一方で古写真の中央部,街並みの中を通っている道路については,現代の写真でもほぼ同じ場所に存在していることがわかります.
こうした写真を眺めて地域の移り変わりを偲ぶのもいいですね.
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コメント
早速やってきました(笑)
山の形は変わらないのに、足元に広がる風景が・・・・・!
なんだか街道を挟んで広がる集落は、宿場町のようにも見えます。
舗装されていない道路、茅葺の屋根。
これが既に遠くなってしまった昭和初期の小田原の姿なんですね。
新しい建物が建つと、「あれ、ここ昔は何があったっけ」と思うこともしばしばな私。
なんだか新たな写真の楽しみ方を発見したような気がします。
平成の写真を見て、どこだか分かりましたよ。
だって有名な看板が見えますもん(笑)
投稿: 風雅 | 2013年4月14日 (日) 03:05
風雅さん
こんにちは,早速のコメントありがとうございます.
この古写真,いただいた方に昭和初期だと言われたのでそう書いたんですが,もしそうなら当時すでに存在したはずの小田原市内線の路面電車の形跡が見られない(あるとすれば中央の街道に沿ってあるハズ)ことから,実はもっと古い時期の写真なんじゃないかと疑っています(大正期または明治期かも).
平成の写真… そうですね.お正月にもしばしばテレビに映る看板ですね(笑).
投稿: ビザ皇帝 | 2013年4月14日 (日) 06:31