土用の丑の日
今日7月27日は2012年夏の土用の丑の日です.昔から土用の丑の日というとうなぎと,条件反射的に出てきます.しかしながら近年はうなぎの稚魚であるシラスウナギの不漁から価格が高騰していることはメディアでも報じられている通りです.この日にうなぎを食べるという風習は,江戸時代に元々丑の日にはうの字が付くものを食べる風習(梅干しやうどんなど)があったところに平賀源内が,「それならウナギがよかろう」と始めたものという説があります.本来ウナギの旬は秋から冬んだそうですが,暑いこの時期に各種栄養素の豊富なウナギを食べることは夏バテ防止にも役立つと考えられてもいます.
ウナギ好きの私も,ご多分に漏れず,毎年この時期になるとウナギを食べています.今日も仕事が終わった後街に繰り出しました.行った先は市内にある松琴楼という鰻屋さん,江戸時代創業の老舗です.ここはウナギの量が140グラムから300グラムまで5段階で選べるのが特徴です.主要メニューはうな重ですが,お椀に入って出てくるのでうな椀じゃないかという説もあります(笑).昔から鰻屋で急かすのは野暮で,お新香で酒を飲むなどと言われますが,この日はお腹が空いていたのでつなぎ様に板わさを注文しました(もちろんお酒も).
しばらく待っているとウナギが登場,とても柔らかく口の中でとろけそうでした(吉○家やホッ▲モ◎トのものとは違う感じ 笑).ご飯はやや固めですが,たれがしっかりからんで美味しかったです.
さあこれで夏バテしないだろうと家路についたのでした.
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