宇宙戦艦ヤマト2199 ~第二章~
今年の4月から映像展開が始まった宇宙戦艦ヤマトのリメイク作品,宇宙戦艦ヤマト2199の第二章が6月30日から2週間の限定で劇場公開されていました.4月に第一章を観劇して(宇宙戦艦ヤマト2199),なかなか面白いじゃないかと思ったので,チャンスを見つけて先日観に行ってきました.
4月の第一章はテレビ放映2話分だったので1時間弱でしたが,第二章は4話あり合計2時間弱と普通の映画並みの長さになりました.今回はテレビ放映だと第3話~第6話ということになります.第2話のラストで地球を離れたヤマトの太陽系での活躍が描かれます.
以下ネタバレ注意
ワープ試験,ベールを脱ぐ波動砲といった今後ヤマトが広大な宇宙を旅するための基本的なメソッドが描かれていきます.特にワープについては,もっともらしく見せるための科学的考察が前作以上にされていたと思いました.
航海中のヤマトのドラマというと,どうしても第1艦橋が中心となります.前作の第1艦橋は常に固定メンバーでしたが,現実の航海では当然休息も必要であり,今回はきちんと交代要員も準備されています(前作に比べて(名前のある)乗組員が増えているのはこの辺にも理由があるんでしょう).今回は古代と森雪の席に交代要員が座っているシーンもありました.
さて,ヤマトの太陽圏内の戦いというとなんといっても冥王星での反射衛星砲云々の話は避けて通れません.今回のリメイク版でも反射衛星砲は司令官のシュルツとともに大いに活躍します(劇中シュルツが娘と交信している場面があるんだけど,可愛くて父親には似てなかった 笑).一方これを破壊するヤマト側ですが,旧作とは違う作戦になっていました.旧作では古代らの決死隊が基地に潜入して爆破する展開でしたが,新作では航空隊が大活躍します.
ネタばれ終わり
旧作では冥王星基地破壊が全26話中第8話でした.今回はそれより2話少ない第6話で冥王星基地攻略,旧作は本来全39話だったはずなので,これまでの節約分で後々オリジンルエピソードがいろいろ出てくるんじゃないか,などと期待を抱かせる第2章でした.
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