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2012年3月 5日 (月)

時間砲計画

 3月になりましたが当地は連日の雨模様,なんとなくすっきりしない日が続いています.

 さて,私は子供の頃からSF好きでした.興味を持ち始めたのは小学校の高学年頃,当時学校の図書室におかれていた鶴書房発行のSFベストセラーズを夢中になって読んでいました(このシリーズは自分でも購入して家に揃えていました).今でも時々当時のSF熱がこみあげて来るんですが,最近豊田有恒氏の「時間砲計画」が無性に読みたくなり,ネット通販で購入しました(昔の本は実家にあるので).

Img002neo(写真1) 青い鳥文庫版の時間砲計画です

 今回購入したのは講談社の青い鳥文庫から出ている「時間砲計画」です.

 この作品は,あらゆるものを一瞬で消し去る(厳密には過去に飛ばすことのできる)オメガ粒子を発見した科学者の娘(中学生)とその同級生の少年を中心に,オメガ粒子を悪用しようとする人物の陰謀などと絡めながら展開していくタイムトラベルもののSF作品です.

 届いたのでさっそく読み始めたんですが,「あれっ? 昭和40年代の作品なハズなのに」という描写がたくさん登場します(主人公の少年がインターネットで検索するシーンがあるなど).さらには以前はオメガ粒子という名前だったハズの粒子もクロノ粒子という名前に変わっていました.

 どうやら作者自身による改訂が行われたらしいのです.思うに発表から40年経過した作品なので,現代の視点から見るとおかしなことがたくさん出てきたので,それらに修正を加えて書き換えた模様です.SF作品も時代とともに変化するということですね.

Jikanhou(写真2) こちらが鶴書房版の時間砲計画

 この時間砲計画には続編として「続時間砲計画」があり,こっちも読みたいなと思ったのでした.

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コメント

こんばんは、ビザ皇帝さま。
改訂ってあるものなんですね。
マンガや小説での過去の作品に出てくる技術が、本当に現実化している事ってありますし、よく雑誌とかでも紹介されるのがありがちですよね。
でも、これほど個人端末が普及して全世界ネットワークが無くてはならない世界になるとは誰も思いもよらなかったです。
それにつけても、「SF」の響きすら懐かしいほどに使われなくなりましたね。

投稿: KAGAYAKI快男児!! | 2012年3月11日 (日) 01:11

KAGAYAKI快男児!!さん

こちらにもありがとうございました.
かつて天才バカボンなんかで,現在では差別用語その他で使えない語句が変更されている
(「キ○ガイ」→「変な人」など)例はありましたが,ここまで大きく改訂されているのはあまり見たことがありませんでした.

40年たった作品ですから,今の若い人からすると,???という部分も多かったのでしょう
(シフゾウのステーキを”シフテキ”と呼ぶ場面があったんですが,今ではビフテキという言葉も死語ですものね).

投稿: ビザ皇帝 | 2012年3月12日 (月) 23:21

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