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2012年3月29日 (木)

懐かしの天北線

 先日ちょっと Youtube を見てたら,非常に懐かしい動画を見つけてしまいました.かつて北海道に存在した天北線を走る急行「天北」の動画です.

 

 

 天北線というのは,宗谷本線を旭川から北に約130キロにある音威子府駅(オトイネップと発音,駅の蕎麦が有名)から東に伸び,オホーツク海に面した浜頓別町,猿払村を経て南稚内駅で再び宗谷本線に合流して稚内に至る北海道のローカル線でした.沿線は人口希薄地帯なんですが,それでも急行列車が走っている路線で,その列車の名前も天北でした.実は私も学生時代に乗車したことがあるんですが,当時札幌から稚内まで6時間半くらいかかった記憶があります.

 急行「天北」として使われていた車両は時期によって異なりますが,この動画に出てくるのはディーゼル機関車牽引による14系客車の時代です(私が乗ったのはこれより前の気動車時代でした).この客車は本来特急用に製造されたもので,これを急行列車だった天北に投入したんですから,当時としては相当気合が入っていたんだと思います(国鉄&JRの急行料金は200キロを超えると同一料金のため,長距離であればあるほどお得感があった).

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2012年3月28日 (水)

皇帝誕生日

 今日3月28日は,私ビザンチン皇帝コンスタンチヌス21世の誕生日です.とはいえ,亡国の君主なので残念ながらこの日は国民の祝日はなっていません(笑).何歳になったのかはさておき,ひとつの節目であることには変わりません.

 学校教育における学年は4月2日から翌年の4月1日までですから,3月28日というと同学年の中ではほとんど最後の方になります.幼稚園や小学校低学年の段階だと,4月初めが誕生日の子と3月末が誕生日の子だとほとんど1年の違いになります.大人と違って幼少時には1年違うと身長や体重など劇的に違います.なので当時は運動会の徒競争では確実にビリ,喧嘩してもまず勝てませんでした.今考えると当然なんですが,当時は「どうして自分はいつもビリなんだろう」と考えていた記憶があります.そんなわけで一般の子供と違い体育は嫌いな教科の筆頭だったことはいうまでもありません.

 しかし,学校が進んで高校生ぐらいになると状況が変わってきます.他の生徒に比べて1年早く学校に入っているというのが段々利いてきました.なんって大学受験の時にまだ17歳なんですから,心理的にも「自分は1年得しているから,一浪してやっと世間並みだろう」なんて心の余裕が生まれました.これが良かったのか,結局現役で合格できました.この時も合格発表の段階でまだ17歳,進学先のアパートを確保して,さあ引っ越しだという時にようやく18歳になったのです(もっとも自分の場合,進学だったのでいいんですが,これが就職だと卒業するまで車の免許が取れないという問題点がありますが).

 そんなわけで,早生まれは幼少時は不利ですが,大学受験ぐらいになると逆に有利になり結局人生でのプラスマイナスはゼロなんだろうなと思いました.

 そんな3月28日生まれにどんな人物がいるんだろうと調べてみたんですが,

 神田うのレディ・ガガ元横綱北の富士

 なんだかムチャクチャ個性の強い人物ばっかりなのでした.おそらくみんな幼少時の苦労をバネにして頑張ってきたのでしょう(笑).

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2012年3月26日 (月)

無断出席

 先日私のところに,毎年各地の寮歌イベントでお世話になっている先輩から封書が届きました.見たら,今年の能代寮歌を愛する会へのお誘いでした.

P3260250 普段はクラシック音楽を愛好している私ですが,深層心理には寮歌が潜んでいるためときどき無性に歌いたくなります.各地の寮歌祭におじゃますることも多いんですが,寮歌を現役で歌っていた方々が高齢になっていることもあり,最近では全国各地の寮歌祭が惜しまれつつ幕を下ろしています.そんな中でこの能代の寮歌はいまだにその火を灯しつづけているわけです.

 で,案内用紙を見ているうちに,すてきな文言を発見しました \(^o^)/

P3260247 注意事項の中に無断欠席とともに無断出席はご遠慮くださいの文字が見えます.

 無断欠席はよく聞きますが,無断出席って…

 実はこの手のイベントには,事前に参加しないと言っておきながら,当日気が向いてふらっと現れる人が多いんだそうです.寮歌祭の中には当日参加を受け付けているところも多く,そういうところでは問題にならないんですが,あらかじめ座席が決められていて,料理も個別に出てくるスタイルの寮歌祭の場合,当日いきなりこられても困るわけです.この能代の寮歌はそういう座席指定制の寮歌際なのでした(もっともその手の無断出席者には超OBの大先輩も多く,若い幹事を悩ませるケースもあるようです 笑).

 昨年は所用で出られなかったこのイベント,今年は出席に丸をしてハガキを投函しました(これで無断出席になりません 笑).

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2012年3月25日 (日)

大赤字というウワサの映画

 2,3日前にネット上のニュースで出ていた話題です.

 映画「ジョン・カーター」、史上最大の赤字作になる可能性

 映画はウォルト・ディズニー生誕110年を記念して同社が製作したものです.タイトルを見て,「アメリカ合衆国の政治家の生涯を扱った映画か,ディズニーもずいぶん渋い映画を作るな」と思った人もいるかもしれません(笑).たしかに,ジョン・ケネディとジミー・カーターを合体したようなネーミングはいかにも政治っぽい香りを漂わせています.

 しかしこの作品,決して政治映画ではありません.ジョン・カーターというのは政治家の名前ではなく,SFファンならば誰もが知っている作品の主人公なんです.それはE・R・バローズ(ターザンの原作者でもあります)の火星シリーズ,南北戦争時代の南軍の若き士官が幽体離脱して火星にわたり,そこで大活躍するというスペースオペラの原点的な作品です.その若き士官の名がジョン・カーターなんです.創元推理文庫から全巻が出ていて,私も中学生ぐらいの時期に夢中になって読んでいた記憶があります(第1作火星のプリンセスから第11作火星の巨人ジョーグまであります).

Kasepuri(写真1) 創元推理文庫版の火星のプリンセス,故・武部本一郎氏による表紙絵が人気でした.

 今回ディズニーではこの作品を実写映画化したわけです.製作費3億5000万ドル(約280億円)をかけた大スペクタクル… なはずなんですが,蓋を開けてみたらさっぱり,ということのようです.記事によると,このままではギネスブックに載るほどの赤字がでそうなのだそうです.まあ原作の人気があまりにも高い場合,その熱烈なファンというのは独自の作品感を強く持っていたりしますから,その映像作品が批判にさらされる場合が多いのは宿命ともいえますが,今回はそれが強烈だったということなんでしょうか.

 ただ,封切りからそれほど時間が経ってはおらず,日本ではまだ公開すらされていない作品です.その段階で記録的大赤字と言われてもねぇ~.思うにアメリカでの興行不振をこれからの海外公開で挽回するために,あえてこんな記事を出して世間の注目を集めようというディズニーの陰謀なのかもしれません.なにせ私自身,この記事を見て映画に興味を持ちましたから(笑).いずれにせよ,今後の展開に期待です.

 なお,この火星シリーズのオマージュ作品として,吉岡平氏による火星の土方歳三という作品があります.

 

Kasehiji(写真2) 火星~,新選組両方のファンにとってはたまらない作品です

 

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2012年3月24日 (土)

台湾での「復活」演奏会~後編~

さて台湾「復活」演奏会の後篇です.本番となる3月20日,この日も朝はゆっくりでした.遅めの朝食を摂ってしばらく部屋でくつろいだ後,11時ごろに出発です.

 この日の予定は,最初に今回のコンサートのために台湾側が製作したドキュメンタリームービー(そのために2月にスタッフが来日し,宮城・岩手を回って取材したそうです)を鑑賞,その後コンサート会場に入って最終的なリハーサル,そして夜にいよいよ本番という段取りです.

 まずはムービーを鑑賞するために昨日も行った長栄海事博物館のあるビルに向かいます.昨日はビルの地下でしたが,この日は上階でした.エレベーターで行くと視聴覚教室のような部屋に通されます.みなが着席するとムービーが始まりました.

 ムービーは震災で実際に家族を亡くされたり,家が流されてしまった団員が出演し,震災当時の生々しい映像もあるもので,かなり胸にくるものがあります(コンサート本番では,ホールでまずこのムービーが上映されたのち,演奏が始まる形式でした).

http://www.youtube.com/watch?v=HJsYSQgu6hQ
          ↑
  ここからそのムービーが見られます(Youtube)

P3200122_2P3200126_2(左写真1) 国家音楽廰の外観,(右同2) 正面入口です

 鑑賞後は演奏会場となる国家音楽廰に入ります.ここは台湾を代表する音楽ホールです.ステージ上には巨大なパイプオルガンも設置されている西洋式の立派なホールですが,市内中心部の中正記念堂そばにあるためか,外観は中華風でした.

P3200136_2P3200137_2(左写真3) ステージから客席を見た構図,(右同4) 総勢100人規模のオケ

Kokkaongaku_2P3200140_2


(左写真5) こうしてみると壮観です (右同6) 最後の打ち合わせをする指揮者のシュマルフス氏と合唱団の音楽監督佐々木正利先生

 控室に荷物を置いて,さっそくリハーサルです.昨日は声が響かない会場で苦労しましたが,この日のホールは素晴らしい響き,合唱部分のリハーサルは極めて順調に進み,指揮者のシュマルフス氏からは一発OKが出ました.その後は入退場の練習や連絡を取った後控室に戻ります.今夜の終演は午後10時近くが予想されるため,主催者側からお弁当が用意されていました.昨日は日本風でしたがこの日の弁当は台湾風、さらにはウィンナーシュニッツェルのような唐揚げとヤクルトの後発品(?)のような乳性飲料も付いていました.

Bentou_2(写真7) 台湾風のお弁当です

 その後着替えをしていよいよ本番なんですが,この日の演奏会はマーラーの前に,岩手大学合唱団が岩手を代表する詩人宮沢賢治の詩による日本語の合唱曲を歌います.私たち一般の団員はその間,最後の確認等に取り組んでいましたが,その合間に控室のモニターで学生たちの演奏に聴き入っていました.

P3200143_2(写真8) 着替えも完了

 学生たちの演奏の後休憩に入り,さあいよいよマーラーの交響曲第2番「復活」の本番です.私は最前列だったので最後の方の入場となります.客席を見るとほとんど満員でした.

 合唱団の後からオケが入場,チューニングの後指揮者とソリストが入場し,いよいよ始まります.とはいえマーラーの復活は全編80分を超える大作ですが,合唱が出てくるのは最終5楽章の後半20分ほどです.つまり最初から1時間ほどは舞台上で待機となるわけです.狭いステージなので体制的にはちょっと厳しかったですが,オケの音量が凄いので眠くなることはありませんでした(笑).

 演奏的には満足できるものだったと思います.会場からは大きな拍手をいただきました.

Img003(写真9) 演奏会のパンフレット,シュマルフス氏のサイン入りです

 終演後は指揮者のシュマルフス氏やエバーグリーン交響楽団関係者およびスポンサーの関係者を交えてのパーティーとなります.市内の海鮮料理屋さんで,美味しい料理と紹興酒に舌鼓を打ったのでした.そして日付の変わった3月21日1時頃に終宴となりホテルに戻って爆睡したのは言うまでもありません.

 そして3月21日は比較的ゆっくりと市内観光をして夕方の便で松山空港から羽田空港に戻ったのでした.ともに参加したみなさん,お招きくださった張栄発基金会の関係者,指導して下さった諸先生方本当にありがとうございました.

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2012年3月23日 (金)

台湾での「復活」演奏会~前編~

 こんばんは,ビザンチン皇帝です.久しぶりの更新になってしまいました.

 今週の前半台湾の台北市に行って来ました.目的は年頭の記事でも触れたように,台湾の「張栄発基金会」主催による東日本大震災からの復興を祈念するチャリティーコンサートに合唱団員の一人として参加するためです.コンサートは台湾初の民間プロオーケストラであるエバーグリーン交響楽団と主として震災の被災県を活動拠点とする複数の合唱団が共演する形で行われました.曲目は19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍した音楽家,グスタフ・マーラー作曲の交響曲第2番「復活」,震災復興を祈念するにふさわしい曲です.今回のコンサートはエバーグリーン交響楽団の指揮者とこちらの合唱団を指導されている先生との親交が縁で実現したものです.私も計画が持ち上がった瞬間から,ぜひ参加したいと思っていました.

Taipei_070(写真1) コンサートのポスター

 昨年末から練習が始まったんですが,自分も都合を付けて週末の練習に参加していました.全篇80分以上の大曲ですが,合唱が登場するのは最後の20分くらいと,なんとなくベートーベンの第9交響曲に似ています.

 今回は複数の合唱団が参加するということで,仙台組・成田組・羽田組・関空組・福岡組がそれぞれ台湾入りして現地で合流という形でしたが,私は羽田空港発着のエバー航空便でした.出発は3月18日日曜日,10時過ぎに昨年完成した羽田空港国際線ターミナルに集合しました.さすが最新のターミナルだけあって手続きは極めてスムーズに進みました(まあ,もちろん国際線の便数が多くないので旅客数が少ないからというのもあるんでしょうが).

P3180008(写真2) 松山空港にて

 約3時間半のフライトで到着,本来台北の国際線は郊外の桃園空港なんですが,羽田からの便は台北市内にある松山空港到着です.ここは本当に市内にある空港なので,アクセスは抜群です(日本でいえば福岡空港なみ).この日は特に練習等はないため,市内を少し回って夕食,その後ホテル入りでした.今回泊まったのは福華大飯店というホテルで,内部の吹き抜けが凄かったです.

Taipei_056Taipei_054(左写真3) エレベーターからの景色,(右同4) 床はこのように唐草模様でした

 翌日3月19日はオケ合わせの日,観光旅行ではないので朝はゆっくりです.10時半にホテルを出発して会場に向かいます.場所は台北城の東門近くのビル,ここは内部に長栄海事博物館が入っているんですが,そこの地下でした.

Taipei_062Taipei_065(左写真5) 長栄海事博物館.ここの地下が練習会場でした.(右同6) 展示されていた明代の鄭和の船

 行ってみるとすでにお弁当が用意されています.見ると日本風のお弁当で,製造元は桃屋日本料理というところ,桃のマークも入っており,日本では”ごはんですよ”でおなじみの桃屋の現地法人なのかもしれません(朝ゆっくりで朝食が遅かったので全部食べられませんでした 泣).

Taipei_072(写真7) 日本式のお弁当,しかも味噌汁付きです.

 その後オケ,指揮者のシュマルフス氏が登場してオケ合わせの開始です.会場がコンサート用の場所でなく,声が響かないのでみんな不安なのか,力が入ってしまい指摘を受けました.その後は比較的順調に進んで終了です.その後は地元のプレスの取材や,コンサートのもう一つのステージである岩手大学合唱団の練習が行われていました.

Taipei_075Taipei_079(左写真8) オーケストラの練習風景,(右同9) プレスも大勢来ていました.

 練習終了後はいったんホテルに戻って,夕方からは合唱団が一堂に会してに夕食会でした.会場は梅子餐廳という台湾料理店です.今回の合唱団は岩手・宮城が中心ですが,そのほかにも東京,神戸,山陰の松江,九州の鹿児島からもたくさんの方々が参加されていて総勢140人の大所帯でした(マーラーの復活は規模が大きいので,やっぱりこれくらいの合唱団が欲しいです).今回初めてというメンバーも多く,美味しい台湾料理と紹興酒を飲みながら親睦を深めました.

Taipei_096Taipei_097(左写真10) 夕食会場の梅子餐廳,(右同11) こうして140人が会すると壮観です.

 夕食後はそれぞれホテル別のバスに乗り込んで,台北名物の夜市に繰り出しました.3月の夜というと東北はもちろん,東京でもかなり寒いんですが,亜熱帯地域にある台湾は涼しくて快適な気温です.夜市は地元の人や観光客で大賑わい,それこそ様々な品物が(まさに玉石混交で,相当怪しいのも多いですが 笑)売られていました.

Taipei_104Taipei_102(左写真12) 人で賑わう夜市,(右同13) いろんなキャラがいますが,なんか微妙に違う気が… 笑

 しばらく散策したのちバスでホテルに戻りました.明日はいよいよ本番です

 (後編に続く)

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2012年3月18日 (日)

台湾に行ってきます

みなさんこんにちは、ビザンチン皇帝です。
以前から時々話題にしていた台湾での演奏旅行に出発するため空港にきています。
今回は成田ではなく、羽田空港からの出発です。すでに出国審査は完了し、まもなぅ始まる搭乗を待つばかりです。今回は現地にPCを持って行くので、現地の様子もレポできると思います。

それではみなさま、いってきます。

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2012年3月16日 (金)

ひの新選組まつりその後

 気が付けば3月も半ば,今年は遅れていた梅や桃の花が一斉に咲き始めていて,すっかり春の様相です.

Dinner_011(写真) ウチの近所もようやく咲きました

 春と言えばひのパレですが,先月半ばから今年のパレードの参加募集が行われています.日野市観光協会のHPによると,今年は参加方法として

 ① 衣装貸出での新選組隊士,② 衣装持ち込みでの新選組隊士,③ 同時代の人々(衣装は実行委員会が用意) という例年通りのパターンに加えて,④ 自前衣装での同時代の人物や薄桜記など異形の(?)新選組(笑) という新機軸が打ち出され,それに対して歴装隊という命名がされていました.

 震災の影響で中止になってしまった昨年春に代わって,秋の産業まつりの一環として第14回のお祭りが開催されたわけですが,この時新選組を題材としているゲーム作品である薄桜記とのコラボが行われていました.私はよく知らないんですが,世間では非常に人気の高い作品のようです.で,これが好評だったのか,今回新企画として歴装隊が登場したのだろうと想像します(つまりはconservativeな新選組以外はここに入るんでしょう).

 で,募集が続いていた3月14日(偶然にもお菓子屋の陰謀デーその2でした),HP上で突然歴装隊中止のお知らせが出ていました.あまりに唐突で,シャーロック・ホームズの赤毛組合中の「赤毛組合は解散する!」という張り紙を想像してしまいました(笑).もしかして異形の新選組がたくさん登場することに異論が出たのかなどと想像してたんですが,昨日3月15日になって再びHP上に,歴装隊の申し込み先と申込期間が変更になる旨が告知されていました(第15回ひの新選組まつり).どうやら歴装隊自体が中止になったわけではなかったようなんですが,申込先の変更というのが気になりました.従来の申込先は「ひの新選組まつり実行委員会」ですが,歴装隊の申込先はそうではないといことのようです.申し込み先が実行委員会じゃないってことは,もしかして…

 5月13日日野市で二つのイベントが同時開催されるということなんでしょうか.ますます謎が深まる今年のひのパレなのでした.

 追記: ひのパレつながりの神楽教授との某所でのやりとりでは,歴装隊はパレードには加わらず,どこか(中央公園?)で写真撮影会だけをやるのでは?という推理になりましたが事実はいかに? です.

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2012年3月14日 (水)

松山空港

 来週台湾に行って来ます.1月に今年の抱負の記事にも書いたように(2012年の目標),台湾の台北市で行われるエバーグリーン交響楽団によるマーラーの交響曲第2番「復活」演奏会に参加するためです.

 実は台湾には2007年の年末にも行ったんですが,この時は成田空港出発で台北の桃園空港に到着するコースでした.しかし今回のフライトは羽田空港出発で,台北では桃園ではなく,より市内にある松山空港に到着するコースになりました.

 台北の空港は主として国際線が桃園空港,国内線が松山空港という使い分けがされていて,ノリとしては東京の成田空港(国際線)と羽田空港(国内線),ソウルの仁川空港(国際線)と金浦空港(国内線)の関係と一緒です.そしてこの3か所について共通なのはそれぞれ国内線用の空港が市内にあって便利なのに対して,国際線用の空港は郊外にありアクセスがやや不便という点です.しかしながら昨年の羽田空港の再国際化に合わせて,羽田-松山間の定期便が就航したということです(以前もチャーター便はあったんですが).

 ちなみに松山空港というと,愛媛県にある松山空港を想像してしまいますが,台湾のそれは台北市の松山区にあることに由来する名前です.歴史的には戦前の1930年代に当時の台湾総督府によって造られ,民生用に運用されていましたが,戦争中には陸軍の航空隊(飛行隊?)の基地として使われていました(「陸軍下士官、兵 よもやま物語」などの著者である富沢繁氏は戦時中この松山基地に勤務しており,作品中に当時の様子が出てくる).現在も中華民国空軍の基地との共用空港となっているそうです.

 なお,今は空港といういい方が一般的ですが,私の親の世代は飛行場という呼び方をしていました(羽田飛行場など).

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2012年3月 8日 (木)

新しい iPad

 アメリカ時間の3月7日にAppleが新しい iPad を発表したそうです.従来のiPad2に比べて解像度がほぼ倍になり,付属しているカメラの画素数も向上するとのことです.その一方で厚さと重量が若干増すそうです.

 う~ん,どうなんでしょう.自分の場合,解像度にはこだわりがないので,むしろ重量が増すデメリットの方が大きく感じます.というわけで,今回はパスになりそうです.

Img_1733646_65901217_0(写真) 現在使用しているiPad2

 ちなみに新しいiPadの名称はというと,ただのiPadだそうです(笑).iPad,iPad2ときたものの,3は安易すぎると考えたのでしょうか.個人的には

 iPadよ永遠に とか,iPad新たなる旅立ち帰ってきたiPadiPad V3iPadアマゾン(競合他社から訴えられそう 爆),iPadストロンガーなんかも楽しいなと思いました.さらに,

 さらばiPad  これはまずいか(爆)

 一方で2ときてただのiPadに戻ったパターンは,ストロンがーの後ただの仮面ライダーに戻ったパターンと一緒です.ということは来年にでも出てきそうな次期iPadの名称は,iPadスーパーワンということになるんでしょうか(ということはいずれはiPadブラックRXが登場か?).

 などと妄想をふくらました一日でした.

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2012年3月 5日 (月)

時間砲計画

 3月になりましたが当地は連日の雨模様,なんとなくすっきりしない日が続いています.

 さて,私は子供の頃からSF好きでした.興味を持ち始めたのは小学校の高学年頃,当時学校の図書室におかれていた鶴書房発行のSFベストセラーズを夢中になって読んでいました(このシリーズは自分でも購入して家に揃えていました).今でも時々当時のSF熱がこみあげて来るんですが,最近豊田有恒氏の「時間砲計画」が無性に読みたくなり,ネット通販で購入しました(昔の本は実家にあるので).

Img002neo(写真1) 青い鳥文庫版の時間砲計画です

 今回購入したのは講談社の青い鳥文庫から出ている「時間砲計画」です.

 この作品は,あらゆるものを一瞬で消し去る(厳密には過去に飛ばすことのできる)オメガ粒子を発見した科学者の娘(中学生)とその同級生の少年を中心に,オメガ粒子を悪用しようとする人物の陰謀などと絡めながら展開していくタイムトラベルもののSF作品です.

 届いたのでさっそく読み始めたんですが,「あれっ? 昭和40年代の作品なハズなのに」という描写がたくさん登場します(主人公の少年がインターネットで検索するシーンがあるなど).さらには以前はオメガ粒子という名前だったハズの粒子もクロノ粒子という名前に変わっていました.

 どうやら作者自身による改訂が行われたらしいのです.思うに発表から40年経過した作品なので,現代の視点から見るとおかしなことがたくさん出てきたので,それらに修正を加えて書き換えた模様です.SF作品も時代とともに変化するということですね.

Jikanhou(写真2) こちらが鶴書房版の時間砲計画

 この時間砲計画には続編として「続時間砲計画」があり,こっちも読みたいなと思ったのでした.

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2012年3月 2日 (金)

3月になりました

 いよいよ3月に入りました.最近更新が滞りがちになってしまい申し訳ございません.

 ニュースによると今年の冬は沖縄を除き6年ぶりの寒冬だったんだそうです.北日本や日本海側の大雪もありますが,普段はあまり雪とは縁がなさそうな九州の鹿児島や宮崎でも降ったということですからやっぱり例年以上に冬だったということでしょう.

 当地でも1月,2月と寒い日が多く,ヒーターの灯油の減りは明らかに昨年よりも早いなと思いました(3月に入った直後に結構な雪が降ったのは今年の冬を象徴するような光景だと思いました).

Yuki(写真1) 3月1日の当地の光景

 そんな寒い冬の影響はいろんな方面に出ていて,たとえば当地では地域の梅林(曽我の梅林)で2月中に梅まつりが開催されているんですが,この寒さで梅の開花が大幅に遅れ,急遽期間を延長して開催することになりました(3月最初の週末まで).

Ume(写真2) これは2009年2月の写真です

 一方,隣県の伊豆地方には河津桜という早咲きの桜があって,開花を迎える2月中には河津桜まつりが開催されて毎年大勢の観光客で賑わうんですが,今年は2月下旬になってもさっぱり開花せず,お祭りのサイトによると(第22回 河津桜まつり),昨日あたりからようやく本格的に咲き始めたとのことです(今週末あたりから見ごろのようです).

 とはいえ,冬が寒いと逆に夏は暑くなるとも言われています.3月に入ってこれから春が進むにつれて一気に暖かくなるのかもしれません.

 春はもうすぐそこですね.

 

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