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2012年2月21日 (火)

今年の夏休みは…

 毎年定番になっている私の夏季休暇旅行,ここ数年を振り返ると

 2011年はアフリカ南部のオカバンゴデルタ,2010年が南米ベネズエラのギアナ高地,2009年がビザンチン帝国の都イスタンブール,2008年がアフリカのナミビア,2007年がインド洋の巨大な島マダガスカルという感じでした.2009年のイスタンブールを除けば秘境系・ネイチャー系ばかりです(2009年は当初ギアナ高地を考えていたものの,新型インフルエンザ騒動のためアメリカ大陸行きを断念した経緯があります).

 実はこの理由として,秘境系は観光自体に体力を必要とする(あるいは不便を強いられる)ところが多く,歳を取ってからだとなにかと辛いだろうからというのと,こういう場所は政情が不安定になりやすく,それこそ行ける時に行っておかないと二度と行けなくなる可能性があるからというのがあります(現に古代メソポタミア関連の遺跡には当分行けそうにありません.なにせイラクですから 爆).

 そんな私にとって,今行きたい秘境系として挙がっている第1位が西アフリカのマリ共和国にある黄金の都トンブクトゥです.マリには派手な仮面の踊りで有名なドゴン族なんかもいて観光資源は豊富なんですが,現在トンブクトゥのあるマリ北部は政情が不安定になっていて,ここ1~2年渡航が難しくなっています(大手旅行会社はもちろん,アフリカに特化した会社である道祖神でも取り扱いを中止しています).というわけで残念ながらそこには行けません.

 で,次に行きたいのが南米太平洋岸にあるアタカマ高地とボリビアのウユニ塩湖です.幸いここは政情もまずまずなので渡航可能です.しかもクラブツーリズムからはこの両者を一度に見に行けるツアーが出ていて,こりゃ行くしかないと思いました.

 しかし,ここで問題が.アタカマ高地もウユニ塩湖も標高が高い観光地です(ウユニ塩湖で標高4000メートル弱).高山病は大丈夫か?というわけです.せっかく行ったのに高山病でダウンでは情けないことこのうえありません.というわけで,もうちょっと標高的に大丈夫なところで小手調べをとなりました.そこで候補に挙がっているのが,同じ南米にあるペルーの天空の城マチュピチュです.古代インカ帝国の遺跡であり南米の竹田城と呼ばれる(笑)観光地です.ここなら標高3000メートル弱で高山病の心配はありません.しかもついでにクスコという3400メートルの古都にも行きますから小手調べにもなるという寸法です.

Takedajo(写真) 日本のマチュピチュと呼ばれる竹田城

 というわけで,今のところこのペルーが第1候補に挙がっているのでした(ここは人気の観光地だから早めに手配しないといい宿が取れないななどと思っています).

 なお,今年のマチュピチュが順調なら次はいよいよウユニ塩湖ですが,来年2013年はヴェルディ&ワーグナーの生誕200年であり,オペラ好きの身としてはそれが話題の夏の音楽祭観光に充てたいなとすでに考えているのでした(とはいえ,バイロイトは論外なので,ヴェローナやザルツブルグ音楽祭辺りが狙い目か).

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コメント

おおっマチュピチュ!私も、いつかいきたいと夢みている場所ですが、今月末、妹が抜け駆けして行きます(ノд<。)゜。。有用な情報を得ましたら、ご報告いたしますね。

投稿: おねえさま | 2012年2月22日 (水) 10:25

おねえさま

旅行好きのおねえさまならマチュピチュの魅力はご理解いただけるのではと思います.
ホント,世界には魅力的な土地がありすぎますね.

おおっ,妹さんがマチュピチュ訪問ですか!
フレッシュな情報をお待ちしています(どこそこの食事が旨いとか 笑).

投稿: ビザ皇帝 | 2012年2月22日 (水) 14:06

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