寒い場所の思い出
今日1月15日は所属する合唱団の強化練習に参加するため盛岡に行ってきました.前日は都内で用事があったためそのまま宿泊し,朝の新幹線で盛岡に向かいました(残念ながらグランクラスは連結されていませんでした 笑).盛岡駅に着いたのは12時20分,本来なら一日の中でもかなり温かい時間帯なハズです.
…が,ホームに降り立った第一声は
さ,寒い
ここ数日は小田原も結構寒かったんですが,やっぱり盛岡は別格です(さすがは本州で最も寒い県庁所在地です).ちなみにこの日は真冬日だったようです.
で,寒いといえば以前も話題に出したように日本では北海道の陸別町,世界ではロシアのベルホヤンスクあたりが有名です(一番寒いのは南極なんですが,人が定住していないので除外).この辺の気温はどうなんだろうと思いさっき調べたんですが,なんと! 今朝の陸別町の最低気温は-26.5℃だったそうです(陸別町のアメダス).マイナス20℃越えはすごいです.
マイナス20℃といえば,ちょっとした思い出があります.1988年暮れに縁あってアメリカ西部ユタ州のローガンという町に行ったんですが,グレイハウンドのバスを降りたったのが夜の9時,猛吹雪でムチャクチャ寒い夜でした.この時街角に電光板で気温が表記されてたんですが,その気温がマイナス2度,そんなもんかなぁと思いつつ,近くのモーテル(日本でいう同名の宿泊所とは意味合いが違います 笑)に駆け込みました.モーテルのおじさんは驚いた表情(こんな寒い夜に客が来るとは思ってなかった模様)でしたが,とりあえずは宿にありつけたわけです.
翌朝は吹雪も病んで快晴の青空でした.外は寒かったですが,風はなく昨日よりはだいぶましな雰囲気,私は昨晩見た電光板を見つけたんですが,そこに発見したのがFの文字でした.そう,アメリカの温度は華氏なんですね.つまり昨夜のマイナス2度というのは-2℉だったわけです.これを摂氏に直すと実はほぼ-20℃,どうりで寒かったわけです.
陸別町の気温を見てそんな昔のことを思い出しました.
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