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2012年1月31日 (火)

しばれフェスティバル

久しぶりの更新になりました。所用でちょっと出かけていたためです。

それにしても寒い日が続いています。故郷岩手では内陸部を中心に連日この冬一番の寒さを記録しているようです。本州の寒極と言われる盛岡市玉山区薮川では朝の最低気温がマイナス20℃以下の日が続いているそうです。

さて、寒いところといえば当ブログでも時々取り上げている北海道東部の内陸に位置する陸別町です。ここは真冬には町の中心部でもマイナス30℃を記録するという厳寒の地ですが、一方で逆にその寒さを観光PRに利用していることでも知られています。

そんな陸別町で今週末素敵なイベントが開催されるようです。


北海道陸別町しばれフェスティバル

しばれるというのは非常に寒いという意味の言葉で北国では一般的に使われます。このイベントは他地方の人に陸別の寒さを体験してもらおうというまさに寒さを前面に押し出したイベントです。そのメインイベントがなるのが今年で31回目となる人間耐寒テスト、夜9時に行われる開会式から翌朝7時まで決められた会場内に留まってマイナス30℃一晩体験しようという企画です。会場中央に篝火が焚かれるものの、それ以外の火は一切なしだそうです。宿泊は地元の人たちが作ったバルーンマンションというドーム型の氷の廬、会場から出なければその間の行動は自由なようですが、逆に何かしてないとこの寒さに耐えるのはキツそうです。ビザンチン皇帝の琴線を多いにくすぐる企画ですが、残念ながら事前の申し込みが必要で今年はすでに締め切られた模様です。来年参加してもいいかも、と思ったのでした。

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2012年1月25日 (水)

日本人のワイン消費量

 ネットのニュースに興味深い記事が出ていました.

 日本人が1年間に飲むワインは約3・2本

 日本人一人当たりが1年間に飲むワインの量は平均して3.2本なんだそうです.ちなみに1位のフランス,2位のイタリアはほぼ一緒で年間70本,日本の20倍以上です.世界的に見てこの2カ国がとりわけ酒飲みなのかというと,たとえばドイツやイギリスならビールが,ロシアならウォッカがあるなど,ワイン以外のお酒の消費量が相当に多いでしょうから一概にはいえません.日本人にしても,一般にはワインよりもビールや焼酎,日本酒の方がなじみがありますから,ヨーロッパ諸国に比べるとワイン消費量が少ないのは仕方ないとも言えます.ただ,件のニュースでは世界全体のワイン消費量は減少傾向だそうですが,日本に関して言えば依然として増加傾向にあるそうで,日本はアジアではトップの輸入国です(最近は特にスパークリングワインの伸びが高いようです).

 ひるがえって自分はどうだろうなと考えます.自分の場合好きなお酒の順位は

 ワイン,日本酒>焼酎>ビール>リキュール

Img_1803024_60427962_0(写真) 以前レストランでいただいたアマローネ

 という感じなので,ワインは日本酒と並んで消費量は多いと思います.特に外食時は和食料理店の場合は日本酒,フレンチ&イタリアンの場合はワインが必須です(これらのお店ではビールは頼みません.ビールを飲むのはラーメン屋さんや居酒屋の時,あるいは職場の宴会などです).しかも当直日以外はほぼ毎日飲んでますから(爆),思うに1年間のワイン消費量は軽く50本,同じく日本酒消費量も4合瓶で50本はいきそうです(笑).なので仮にワイン消費量で偏差値を出したら80とかいう数字を叩き出しそうなのでした.

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2012年1月22日 (日)

新横浜ラーメン博物館

 今日新横浜にあるラーメン博物館(以下 ラー博)に行ってきました.目的は今日22日まで特別出店している,岩手県久慈市のらーめん千草です.

Chigusa2(写真1) らーめん千草本店

 久慈市は私が以前勤務していた土地なので,この千草は当時よく行っていたお店なんです.地元では結構有名で,このラー博にも2004年3月から2005年11月まで出店してた時期もあります.今回は東日本大震災の復興祈願の側面から東北のラーメン店ということで再出店となったようです.私にとっても非常に懐かしいお店ということで最終日の今日ようやく行くことが出来ました.

 昨日の土曜日は一日中雨降りでしたが,今日は基本曇りでちょっとぱらつく程度,出かけるに難儀はなかったです.新横浜駅から徒歩数分,着いたのは11時頃でしたがすでに入口で行列,やっぱり天気のイマイチな日曜ということで,みんな近場に遊びに来るようです.

P1220028(写真2)ラー博の街並み

 ラー博というと,昭和30年代テイストな街並みが広がる風景も有名ですが,9軒のラーメン屋さんの他に喫茶店や駄菓子屋,射的の屋台なんかも並んでいました.目指す千草に行って見ると,やっぱり行列,大体20分待ちでした.

P1220027(写真3) 千草の前も人でいっぱい

 久慈の本店は直接注文するスタイルですが,ここは食券式でした.とはいってもメニューはラーメンとミニラーメンそれに別注のトッピングとして三陸ワカメと鶏皮があるだけでした(20個くらいボタンがある券売機のわずか数か所しか使われていない 笑).本店にはもやしラーメン,ネギラーメン,カツラーメンなどいろんな種類があるんですが,スープは一種類だけです.

P1220021(写真4) 今回注文したワカメトッピングのラーメン

 実はこの千草の特徴はそのスープにあるんです.それは出汁がすべて鶏だということ.豚や魚,野菜等他の材料は一切使っていないというこだわりようです.なのでこのスープ,見た目は色が薄くてあっさりしてそうですが,その実意外に濃厚なのでした.この日はラーメンにトッピングで三陸ワカメを付けました.

P1220019(写真5) こんなポスターも

 出てきたラーメン,まずはスープを一口,鶏出汁の懐かしい味が口に広がります.ただ本店のスープはいつも一口目はやけどするんじゃないかというほど熱いんですが,ここのはそれほどでもありませんでした.三陸ワカメはさすが,歯ごたえがありました.

P1220029(写真6) 手前のバー プーサンが素敵です

 食べた後は館内を散策,ちょっと写真を撮ったり駄菓子屋を眺めたりして過ごしました.

 このラー博には展示コーナーもあるんですが,そこに横浜名物のサンマーメンを紹介するコーナーがあるんですが,サンマーメンはサンマ入りじゃないというのをPRする写真があって笑えました(にしんそばがあるんだからサンマラーメンがあってもいいと思いますが 笑).

P1220030(写真7) 横浜名物サンマーメンのコーナー,サンマ入りの写真がツボです(爆)

 なお,2月2日からはかつて気仙沼にあったラーメン店かもめ食堂が復活営業することになっているそうです(また行って見ようかな).

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2012年1月21日 (土)

センター試験に挑戦

 先週末に大学入試センター試験が行われていました.今年は一部で混乱があったらしくニュースでも話題になっていました.英語のリスニングに関しては機材を使うのでそんなこともあるだろうなとは思ってたんですが,そのほか社会科では問題冊子の誤配布があったとのことでした.

 誤配布? なんでだ?

 と不思議に思ったんですが,どうやら今年から社会科は2科目受験する場合には第1解答科目と第2解答科目があり,順番に問題冊子を配るんだそうです.そりゃトラブルが起こるでしょう.全国で何十万人もが受験する試験でこんな面倒なことをしたら起こらない方が不思議です.いくら事前に準備してもヒューマンエラーはゼロにはなりませんから.以前のように全科目の問題が入った冊子を一斉に配って,各自が必要な問題を解くスタイルじゃダメなんでしょうか.もしかして,無駄な紙を出さないようエコに気を使ったのか(いや,そこはケチらなくてもいいと思いますが).

 なんにせよ,トラブルに会われた受験生が気の毒です.

 さて,今日はちょっと時間があったので,このセンター試験に挑戦してみようと考えました.とはいえ,普段それ用の勉強なんかしていませんから,数学なんか受けた日には,ほとんど0点の可能性があります(笑).じゃあ,自分がゼロ勉でもなんとか太刀打ちできそうな科目はないかというと,「ここはやっぱり世界史だろう」ということで世界史に挑戦することにしました(センターの世界史は世界史Aと世界史Bがありますが,当然世界史Bを受験です).

Saiten(写真) レポート用紙に解答します

 大学入試センターのHPから問題にたどり着き,開始です.本来の受験時間は60分なんですが,面倒くさいので終わり次第終了にしました(結局30分くらいで終わった).

 終わって自己採点をしたんですが,なんと79点! やるなあ~自分,などと思ってたんですが,この問題良く見たら平成23年度でした(要するに去年の).これは失敗と思い,改めて24年度のを探して再び取り組みました.

 で,今度は 64点… 平均点が62点だそうなので,かろうじて平均点以上でした.悔しいので来年に向けて今年は受験世界史をちょっとやってみようかなとも思ったのでした.

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2012年1月19日 (木)

新選組検定

 世の中検定ブームです.従来の検定は何らかの分野関しての実力を評価し,それを仕事などの実用に役立てるという意味合いが強かったんですが,最近の検定はそういった実用だけではなく自分の趣味などを極めるための目安的な意味合いが強くなっているようです.

 私が2006年から時々参加している境港妖怪検定なんかもそうです(妖怪に詳しくても就職には活かせそうもないですし).

 そんな検定のひとつとして,今年新選組検定が行われます.

 新選組検定

 幕末ものの検定としては坂本龍馬幕末歴史検定が知られていますが,龍馬に負けずコアなファンの多い新選組です.今までそういった検定がないのが不思議なくらいだったんですが,今回満を持して新選組の検定が登場したわけです(今年は二級と三級の2段階とのことです).今年の3月18日の日曜日に京都と東京の2か所で開催されます.新選組愛好家のビザンチン皇帝としては,本来なら今年の目標のひとつにしても全くおかしくないイベントですが,実は同じ3月18日お昼に所用で台湾に出かけることが決まっているため,現時点で不戦敗が決定しているのでした.

 今年の状況を聞きながら,もし来年もあればぜひ受験したいなと思ったのでした.

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2012年1月18日 (水)

復活!カップヌードル天そば

 以前ここでも書いたんですが,まぼろしのカップヌードルといわれたカップヌードル天そばが1月16日に復活発売され,さっそく購入しました(笑).

P1170004(写真1) 今回復活の天そば

 カップ麺の老舗日清カップヌードルは,その創成期3つの種類がありました.すなわちノーマルなカップヌードルカレーヌードル,そして天そばです.このうち前者2つは今に至るまで存在しますが,天そばは後にどん兵衛シリーズが登場するに至って姿を消したのでした.

P1170003(写真2) 総選挙で復活の文字が

 しかしながら昔を知るファンの熱心な声にこたえる形で今回の復活となったわけです.さすがに容器は昔の発泡スチロール製ではないですが,緑色による CUP NOODLE の文字はそのものです.麺は昔の天そばどん兵衛の麺の雰囲気です(コシがない感じ 笑).スープは昔と一緒なのか,記憶がありませんがちょっと柑橘を加えられたそば汁という趣でした.

P1170008(写真3) お湯を注いで3分経ったところ

 日清の天そばが復活したということで,今度は明星のカップリーナが復活しないかななどと考えたのでした.

P1170011(写真4) さあ,いただきま~す

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2012年1月17日 (火)

21世紀の物理学

 先日ニュースで興味深い話題が出ていました.

 「不確定性原理の」の欠陥実証

 自然科学のなかでもひときわ重要な分野である物理学は時代とともに大きくその姿を変えてきました.物理学は物体や波などがどのようにふるまうかを考察する学問です.19世紀の物理学はニュートン力学マクスウェルの電磁気学がその柱となっていました.ニュートン力学は高校の物理の一番最初に習うもので,物体に力を加えるとどのように運動するのかを,極めて簡単な方程式で記述する優れた理論です.一方の電磁気学は電気や磁気に関する基本的な理論です.今ではこの2つをまとめて古典物理学と呼んでいますが,これらがあまりにも優れていたため,当時の物理学者たちは「もう物理学は完成した学問であり,今後発展の余地はないのでは」とさえ思っていたそうです.

 しかし19世紀末に至り,古典物理学では説明がつかない現象が次々と見出されました.ただ当時の学者たちは,古典物理学が正しいという前提に立って,それらの現象を説明しようとしたため結局上手くはいきませんでした.これらの問題に解答を与えたのが相対論量子論で,前者はアインシュタインによって,後者はボーアを筆頭とする当時30歳前後の若い物理学者たちによって理論が造られました.

 相対論は特殊相対論と一般相対論の2種類があって,特殊の方はニュートン力学の改訂版とでもいうべきものです.ニュートン力学は私たちが普段目にするような速度では正しいのですが,光の速度に近いような高速になると不正確になるのでそういう場合には特殊相対論が必要なわけです.一般相対論は重力の影響について扱う理論となっています.

Bundesarchiv_bild183r57262_werner_h(写真) 若き日のハイゼンベルク

 一方の量子論というのは,原子よりもさらに小さいミクロの世界での振る舞いを記述する理論ですが,今回のニュース記事に出ている内容というのは,この量子論の世界の根幹をなす法則である不確定性原理に実は欠陥があったというものです.不確定性原理はハイゼンベルクという若い物理学者が考案したもので,ミクロの世界では運動している物体の速度と位置を同時に正確に測定することはできないとする原理です.これは測定精度の問題でそうなのではなく,原理的に不可能だという点がミソです.

 今回そんな不確定性原理の欠陥に光を当てた新しい発表,思えば量子論自体がそもそも,「そう考えることによって現象をうまく説明できるから」という理由で成立した理論ですから,それと異なる事実がもし判明したのなら修正を迫られるのは自然な流れです.昨年には光速よりも早い粒子を発見したという相対論に矛盾する発見のニュースがありました.20世紀物理学の矛盾の相次ぐ発見,もしかしてここから21世紀物理学とでもいうべき新理論が構築されていくのかもしれません.

 

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2012年1月15日 (日)

寒い場所の思い出

 今日1月15日は所属する合唱団の強化練習に参加するため盛岡に行ってきました.前日は都内で用事があったためそのまま宿泊し,朝の新幹線で盛岡に向かいました(残念ながらグランクラスは連結されていませんでした 笑).盛岡駅に着いたのは12時20分,本来なら一日の中でもかなり温かい時間帯なハズです.

 …が,ホームに降り立った第一声は

 さ,寒い

 ここ数日は小田原も結構寒かったんですが,やっぱり盛岡は別格です(さすがは本州で最も寒い県庁所在地です).ちなみにこの日は真冬日だったようです.

 で,寒いといえば以前も話題に出したように日本では北海道の陸別町,世界ではロシアのベルホヤンスクあたりが有名です(一番寒いのは南極なんですが,人が定住していないので除外).この辺の気温はどうなんだろうと思いさっき調べたんですが,なんと! 今朝の陸別町の最低気温は-26.5℃だったそうです(陸別町のアメダス).マイナス20℃越えはすごいです.

 マイナス20℃といえば,ちょっとした思い出があります.1988年暮れに縁あってアメリカ西部ユタ州のローガンという町に行ったんですが,グレイハウンドのバスを降りたったのが夜の9時,猛吹雪でムチャクチャ寒い夜でした.この時街角に電光板で気温が表記されてたんですが,その気温がマイナス2度,そんなもんかなぁと思いつつ,近くのモーテル(日本でいう同名の宿泊所とは意味合いが違います 笑)に駆け込みました.モーテルのおじさんは驚いた表情(こんな寒い夜に客が来るとは思ってなかった模様)でしたが,とりあえずは宿にありつけたわけです.

 翌朝は吹雪も病んで快晴の青空でした.外は寒かったですが,風はなく昨日よりはだいぶましな雰囲気,私は昨晩見た電光板を見つけたんですが,そこに発見したのがFの文字でした.そう,アメリカの温度は華氏なんですね.つまり昨夜のマイナス2度というのは-2℉だったわけです.これを摂氏に直すと実はほぼ-20℃,どうりで寒かったわけです.

 陸別町の気温を見てそんな昔のことを思い出しました.

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2012年1月14日 (土)

13日の金曜日

 昨日は13日の金曜日でした.西洋で不吉な数字とされる13とキリスト教でイエスが十字架に架けられたのが金曜日だったという話題が一体化したものとされ,ホラー映画のタイトルにもなるなど日本でもよく知られた日にちです.

 実は今年はこの13日の金曜日が3回あって,昨日の他に4月と7月にもあります.しかも7月13日の金曜日は偶然仏滅にもあたっており,和洋両面で縁起の悪い日となっています.

 で,この7月13日の金曜日は各地で医学関係の研究会が開催されることが予想されます.なぜなら週末とはいえこれだけ悪い条件が重なると,結婚式披露宴がを行う人がいなさそうだからです.医学関係の研究会はある程度以上のホテルの会議室やホールで開催されるんですが,競合するのが結婚式の披露宴です.

 ホテル側にとっては研究会よりも結婚式の方が儲けが大きい(結婚式だとコース料理や衣装,引出物などその他の売り上げが望めるのに対し,研究会だとせいぜいコーヒーに軽食程度のため)ので,結婚式の需要の多い大安の週末などはホテル側が渋るんだそうです(笑).逆に仏滅だと,結婚式の需要が減るのでホテル側も安くするなど研究会にはもってこいなわけです(たしかに研究会には大安も仏滅も関係ない).

 この話,今まで意識したことはないんですが,先日研究会の後援をすることの多い製薬会社の方に言われ,「なるほど~」と思ったのでした.

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2012年1月11日 (水)

新たなる目標は

 私はブログを2つ持っています.一つはここで,主として国内旅行や新選組などの日本史関連のネタ,B級ネタ,鉄道ネタを扱っています.一方でグルメの話題や音楽,世界史のネタ,学問ネタはもう一つのブログの方で展開しています.

 で,昨年までこのブログの大きな柱だった日本100名城が終わってしまいました(感).このままだと,ネタが不足する恐れがあります(というかすでに不足し始めており,現に今年に入ってからの更新頻度は向こうのブログの方が上回るというかつてない現象が起こってます).

 これではいけないということで考えたんですが,ここはひとつ以前からマイナーに進めていた日本3大ネタをもっと大々的に取り上げることにします.

G1_057(写真) PHP文庫の日本3大の本

 何を持って日本3大と呼ぶかは議論がありますが,とりあえずはこの本を参考にして行動していきたいと思います.日本3大ラーメン,日本3大うどん,日本3大鍾乳洞はすでにHPの方(非日常の世界)に完成していますが,今年はこれを続々と完成させていくのを目標にしたいと思います.お楽しみに(笑).

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2012年1月 9日 (月)

初詣

 みなさまこんばんは,ビザンチン皇帝です.新年を迎えて一週間以上が過ぎました.

 新年というと初詣があります.神社に繰り出して新年の無事や祈念の成就をお祈りするイベントです.その年の最初のお参りが初詣ですから,仮に12月31日に初めて参拝すれば,それも立派な(?)初詣になります.

 実はこの週末,所要があって九州に繰り出していました.で,せっかくだからと空き時間に初詣に行ってきました.場所は大宰府天満宮です.

P1080009(写真1) 大宰府天満宮,この日もすごい人出でした.係員が「お急ぎの方は脇から参拝ください,ご利益は変わりません」と言っていたが,道真公の祟り力から考えて,そんな不信心者の願いはかなえてくれないんじゃないかと思いました 笑

 大宰府と言えば,菅原道真公です.全国的に学問の神様として知られていますが,平安時代には彼を陥れて左遷させた藤原時平らを死後祟って恐怖のどん底に突き落とした雷神として知られていました(実際、当時は彼の祟りを恐れて正一位太政大臣を追贈しているくらいです).そんな恐ろしい神様ですから,きっと一心にお願いすればご利益もあるだろうというわけで,受験生の合格祈願の場として全国的にも知られているようです.

P1080010(写真2) 大宰府天満宮の絵馬,この裏に願いを書きます

 そんな自分にとって,合格祈願ってなにかあったかな? と考えたんですが,そういえば新年の抱負でもあげたように今年こそ境港妖怪検定中級合格を祈願するんだったと思いだし,絵馬に書いてきたのでした.

P1080013(写真3) このように絵馬がたくさん並んでいます.多くは高校,大学の合格祈願です.

P1080012_2(写真4) こういう絵馬が飾られました(爆)

 境内ではおみくじもあったんですが,道真公の祟りなどという不謹慎なことを考えていたバチが当たったのか,引いたのは小吉,あまりいいことを書いていません.

 仕方ないので,違う種類のおみくじを探し,誕生月と干支で選べるのを発見,気合を入れて引いたところ今度は

大吉でした(笑).

P1080015(写真5) 大吉のおみくじ,但し書きが素敵です.

 とはいえ,色に溺れ酒に狂えば凶と書かれていたので,気を付けなければ(笑)と思ったのでした.

 

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2012年1月 6日 (金)

一番怖かった映画

 今日は久しぶりにココログのブログネタに挑戦します.テーマは今までに観た中で,一番怖かった映画は?です.

 最近はとんと行かなくなってしまいましたが,昔は色々な映画を見に行っていた私です.好みとしてはSFモノやいわゆる名画と呼ばれるものなど様々でした.今回のテーマとなる怖い映画というと,ジャンルとしてはミステリーホラーということになると思います.

 この系統の映画ももちろん観ていましたが,実際に怖いと感じるかどうかは映画の中身もさることながら,その映画をいつ観たか(何歳頃だったか)が重要かなと思いました.

 いわゆるホラーものとしては13日の金曜日シリーズなんかがありますが,私がこの映画を観たのは高校生段階になってからだったので,それほどの恐怖は感じませんでした.同様に恐怖映画の古典とも言うべき,ヒッチコックのサイコも大人になってから観たので恐怖に震えるということはありませんでした.

 そういう点で自分の記憶で一番怖かったのは,なんといってもオーメンです.これは新約聖書のヨハネの黙示録に出てくる獣の数字「666」をテーマにしたホラー映画です.公開は自分が小学校高学年の頃でした.テレビの宣伝で,「6月6日,2人が生まれ1人が死んだ.それがオーメンの始まりだった…」という文句に惹かれ親にせがんで連れてって貰った記憶があります.

 …で,そのあまりの恐怖に震えあがり,その晩は恐ろしくてトイレに行けませんでした.暗がりを歩くと頭上から十字架が降ってくるんじゃないかという恐怖で.

 大人になってから観ると,同系列のエクソシストの方が怖い気もしますが,リアルに観たという点でやっぱりオーメンがナンバーワンです.

 一方で邦画の世界では,なんといっても横溝正史原作のシリーズを挙げないわけにはいきません.同じく私が小学校の頃話題になった犬神家の一族や,「たたりじゃぁ~」というコマーシャルで話題をさらった(当時ドリフのネタにもなりました)八つ墓村もかなり怖い作品だったと思います.

ブログネタ: 今まで観た中で、一番怖かった映画は?参加数

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2012年1月 5日 (木)

2つの鉄道ネタ

 昔からマイルドスーパーライトなビザンチン皇帝ですが,今年に入ってそんな私の琴線をくすぐる鉄道の話題が2つも出現しました.

 一つはJR山手線に新駅ができるという話題です(山手線、40年ぶりに新駅).

 場所は田町と品川の間,ここの駅間は山手線全区間で一番長いんだそうです(2.2キロ).JR東日本では将来的に東北本線(宇都宮線)や高崎線・常磐線を東海道線と直通させる計画だそうで,そうすると現在田町-品川間にある車両基地を縮小することができ,空いた土地を再開発して新駅をその核にしたい模様です.そういえばあの辺って都心の割に空き地が多くて閑散としてますね.個人的には渋谷駅の湘南新宿ラインホームも独立した駅にして欲しいんですが(あそこは南渋谷駅とでも呼んだ方がいいくらい遠くて乗り換えが大変です).

 二つ目の話題は,JR九州が九州一周の豪華寝台列車を来年の夏にも走らせる計画だという話題です(九州一周30万円!3泊4日豪華列車の旅).

 九州を走る寝台列車といえば,一昔前には東京と九州を結ぶはやぶさ富士さくらや大阪と九州を結ぶなはあかつきなどがありました.しかし車両の老朽化が進んだことと,より安くて快適な高速バスが急速に発達したことから利用率が低下し2009年までに全て廃止されてしまいました.今回JR九州では,博多駅を拠点に3泊4日で九州を一周するいわば豪華クルーズ列車を計画しているようです.設定価格はなんと!30万円ということで,思うにカシオペアスイートよりもゴージャスになるんだと思います.

 が… 個人的には九州って普通に一周して一晩かからないんじゃ… もしかして夜中は時速20キロで走るとか,同じ区間をぐるぐる回るとかなんでしょうか?

 だったら,いっそのことJR各社共同で日本一周豪華寝台列車にした方が話題性もあるんじゃないかと思いました.たとえば鹿児島中央駅から鹿児島本線で鳥栖へ,そこからいったん長崎まで行って戻り,再び鹿児島本線を博多・小倉を経て下関に抜けます.そこから今度は山陰本線で長門市,萩,松江,米子,鳥取を通って京都へ,そこから北陸本線まわりで敦賀,金沢,富山,糸魚川まで行きます.そこからは大糸線に入って松本まで行き,そこからは中央本線を東にとって小渕沢へ,そこから今度は小海線で日本の鉄道最高地点を通って小諸へ,さらにしなの鉄道・信越線経由で再び日本海に出て直江津,新潟,秋田を経て青森に出るのです(個人的には秋田・能代からは五能線に入って欲しいな 笑).青森からは青函トンネルを抜けて函館へ,まずは函館本線回りでニセコ・倶知安・小樽経由で札幌へいきます.函館本線をさらに進んで旭川からは宗谷本線に入って稚内へ,(昔ならそこから今度は天北線,興浜北線と行きたいところですが…)稚内からはいったん旭川まで戻り,今度は石北線で北見・網走へ,さらに釧網線で釧路へ抜けてそこから根室本線を東に進んで根室に出ます.

 本土東端の根室から根室本線を西に戻って釧路,帯広、石勝線・室蘭本線経由で函館に戻り再び青函トンネルをくぐって青森へ,そこから今度は青い森鉄道・岩手銀河鉄道・東北本線経由で宇都宮に至り,そこからは湘南新宿ラインを利用して東海道線に入って名古屋まで行きます.そして関西本線・紀勢線・阪和線で紀伊半島を回って天王寺へ,さらに大阪環状線を使って大阪駅からは東海道線・山陽本線を通って岡山に行きます.そこからは瀬戸大橋を渡って高松へ,さらに高徳線・徳島本線・土讃線・予土線・予讃線経由で四国を一周し再び岡山へ,そこからは山陽本線を西に進んで下関・小倉に戻り今度は日豊線経由で鹿児島中央駅に戻り日本一周の完成です.都道府県として山形・茨城・群馬・千葉・山梨・岐阜・奈良・滋賀(あと沖縄)の各県の県庁所在地を通過しないのが残念ですが,時期によって路線変更するなどして対応したら面白いと思います.途中非電化区間も多いので機関車牽引の客車運用になりますが,どうせなら一週間くらいかけた超豪華な列車の旅にしてはどうでしょうか.JRにはぜひ頑張ってほしいものです(笑).

 追記: この豪華寝台列車の名前は,日本一周ということからニッポン号とか秋津島号がよさそうです.

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2012年1月 4日 (水)

今年は何の記念イヤー?

 2012年も今日から仕事始めのビザンチン皇帝です.

 さて,このブログでも毎年年初にはその年がなんの記念イヤーに当たるのかに注目を当てています.たとえば2006年は有名な作曲家W. A. モーツァルトの生誕250年でした.2010年は平城遷都1300年,2011年はマーラーの没後100年などがありました.

 それじゃあ今年,2012年はどんな記念イヤーなのか調べてみました.

① 石川啄木没後100年

 わが郷土岩手県が生んだ歌人,石川啄木の没後100年です.地元ではきっと盛り上がると思います.

② 中華民国成立100年

 1911年に起こった辛亥革命を経て清王朝が滅亡し,中華民国が成立してから100年の記念イヤーです.台湾では大いに盛り上がるものと思われます.

③ ナポレオンのロシア遠征200年

 フランス革命後帝政を開始したナポレオンが没落するきっかけとなったロシア遠征が行われて200年です.フランスで盛り上がるかは不明ですが,この時の様子を描いたチャイコフスキーの大序曲1812年はきっとあちこちで演奏されるんじゃないかと思います.

④ 巌流島の決闘から400年(?)

 宮本武蔵と佐々木小次郎による巌流島の決闘が行われたのが今から400年前の1612年(慶長十七年)であるという説が一部で取り上げられています.これについては詳細は不明な部分が多いようですが,舞台となった下関市の観光ホームページではその説に従って盛り上がっているようです(下関市観光ホームページ 今年中に行って確認してみたい気もします 笑).

⑤ ジャンヌ・ダルク生誕600年

 14世紀から15世紀にかけて起こった英仏百年戦争,その末期に劣勢だったフランスに出現した英雄ジャンヌ・ダルクが生まれたのが今から600年前の1412年です.日本では室町時代に当たります.

⑥ アーヘンの和約1200年

 ビザンチン帝国関連の話題ではこちら.当時西ローマ皇帝を名乗り始めたフランク王シャルル・マーニュ(カール大帝)に対して当時のビザンチン皇帝はそれを承認しない方針を取っていました.しかしブルガリアの勢力によって帝国内が脅かされる状況となったことから妥協が図られ,812年にアーヘンの和約によって一応の承認が与えられたものです.

⑦ 杜甫生誕1300年

 唐代の詩人にして詩聖と呼ばれる杜甫が生まれて今年で1300年です.

⑧ ミルウィウス橋の戦い1700年

 これもビザンチン関連の話題です.ローマ帝国の首都をローマからコンスタンチノープルに移した皇帝コンスタンチヌス1世,彼が皇帝の地位に昇り詰めるきっかけとなった戦いがこのミルウィウス橋の戦いです.今年はその戦いから1700年になります.

⑨ カリギュラ生誕2000年

 一番きりがいいのがこの話題でしょう.ローマ帝国第3代皇帝カリギュラ(ガイウス・カエサル・ゲルマニクス)が生まれて今年で2000年です.昔彼を主人公に据えた18禁の映画がありましたが,狂気に満ちた皇帝だったことは確かなようです(暴君として名高い第5代皇帝ネロは彼の甥にあたります).

⑩ 孟子没後2300年

 前項のカリギュラとは正反対のイメージがある人物ですが,思想家としても名高い孟子が亡くなったのが今から2300年前の紀元前289年だそうです.

 という感じです.今年は音楽関係の記念がありません.どうやら来年のヴェルディ&ワーグナー生誕200年に向けて英気を養えということかもしれません.

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2012年1月 3日 (火)

2012年の目標

 2012年になって3日目,明日は仕事始めです.というわけで,毎年恒例の今年の目標を考えてみます(当たり前ですが,仕事関係は全て無視です 笑).

 ① 秘境系の旅行に行く

 恒例となっている夏季休暇の旅行,近年のマイブームは秘境系です.2007年のマダガスカルに始まり,2008年のナミビア,2010年のギアナ高地,そして昨年2011年はオカバンゴに行って来ました.一番の目標は西アフリカ・マリ共和国にある黄金の都トンブクトゥなんですが,残念ながら政情の不安から現在は訪問が厳しい状態になっています.なので今年は南米のウユニ塩湖やアタカマ高地が狙いです.ただこの辺は標高が高いという問題があり,まずは小手調べ(笑)にペルーのマチュピチュに行こうかというウワサもあります.

 ② 台湾の”復活”公演

 今年の3月に台湾でマーラーの交響曲第2番「復活」の演奏会が行われます.で,縁あって私も参加する方向になっています.しっかりと練習もしなければと思っています.

 ③ ひの新選組まつり

 昨年春に中止になり,秋に人知れず行われていた(笑)ひの新選組まつりには今年も参加したいなと思っています(第15回ということになるんですね).どういう形での参加かはこれから考えることにはなりますが…

 ④ 境港妖怪検定

 昨年参加できず不戦敗となってしまった境港妖怪検定,今年はぜひ参加したいと思っています(昨年から中級は東京でも受験できるようになったようですが,私としてはぜひ境港に行っての受験を目標にしたいと思います).

 ⑤ 日本100名城に代わる国内旅行の目標

 昨年までは年初の目標に日本100名城コンプリートがあったんですが,2011年に達成してしまったので今年はそれを目標にすることができません.ということでそれに代わる目標を模索中です.ライフワークになっている日本三大シリーズのほか,日本四端制覇なんかも面白いなと考えています.

 ざっと考えてこんなところがリストアップされたんですが,なんといってもこれらを実現するには心身とも健康な状態が必須ですから,まずは健康第一でこの一年を送るというのが最初の目標です.

 

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2012年1月 1日 (日)

謹賀新年

みなさま明けましておめでとうございます。いつも当ブログにお越しいただきありがとうございます。

昨日から実家のある盛岡に帰省し、久しぶりにのんびりとお正月を迎えているビザンチン皇帝です(昨年は大晦日と元旦に当直、一昨年も大晦日に当直、一昨々年は元旦に当直と、ここ数年年末年始は仕事だった)。

2012年の目標や抱負については明日以降にしますが、当ブログも今年で6年目になります。これも訪問してくださるみなさんのおかげと感謝しています。今年もビザンチン皇帝の日常をよろしくお願いします。


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さて今年の干支は龍ですが、ということはイメージは坂本龍馬でもいいんじゃないかと思い、昔写した龍馬写真を使って見ました。

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