袋田の滝
台風12号が猛威を振るっていたこの週末ですが,今日ドサクサにまぎれて茨城県北部,大子町にある袋田の滝を観に行ってきました.青春18きっぷの使用期限が迫っているのと,こういう日に観光に行く人は少ないから空いているだろうというヨコシマな理由からです(笑).
袋田の滝は俗に日本三大瀑布(幕府ではない)に数えられる名瀑です.他の二つは和歌山県の那智の滝と栃木県の華厳の滝ですが,この二つはどちらかというとその落差が評価されているのに対して,袋田の滝はその四段にわたって落ちしていくさまが素晴らしいといわれています.私自身は那智と華厳は複数回行ったことがあるんですが,ここは初めての訪問でした.
台風の影響で関東地方は時折激しい雨の予報だったんですが,細かい天気予報では袋田の滝のある大子町はなんとか大丈夫そうとの感触を掴み出かけました.上野駅から常磐線,水戸から水郡線に乗り換えて向かいます(当然全て普通電車なので4時間近くかかった).最寄り駅の袋田で下車,ほかに何人か同じ目的地と思われる観光客の姿がありました.
駅から路線バスで10分ほど,終点から徒歩さらに10分ほどで観瀑台の入り口につきました.心配されたお天気ですが,雨はなく時々日が差すほどの好天に恵まれました(日頃の行いが良いからです 爆).やっぱり台風の影響なのか,休日とは思えないほど観光客は少なかったです(観瀑台に昇るエレベーターが待ち時間なしでした).
袋田の滝は岩肌を滝が四段になって落ちており,その上から三段目の高さに第1観瀑台が,その40メートル上に第2観瀑台があります.滝の全景が見渡せるのは第2の方ですが,迫力という点では第1のほうがあります(水しぶきがかかります).今回は空いている観瀑台からゆっくりと滝を堪能できました.
(左写真5) 那智の滝,(右同6) 華厳の滝
ちなみに世界三大瀑布というのもあって,北米のナイアガラの滝,南米のイグアスの滝,アフリカ南部のビクトリアの滝をさしますが,残念ながら私は全て未訪です(泣).
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