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2010年6月28日 (月)

もうすぐ7月

 ひさしぶりの更新です.

 梅雨で雨の日が多いですが,今日は久しぶりに晴れ間が見えていました.梅雨の晴れ間というやつです.職場周辺に紫陽花が咲いているんですが,今日は雨がないせいか少し干からびて見えました(笑).

201006281323000

 職場といえば,来月1日からシステムの大幅な変更が控えていて,今その準備に追われています.あと4日か,はたしてうまくいくのだろうかと少し不安もあるのでした.

 ところで今ワールドカップで盛り上がっています.実は私の同僚の女医さんが,日本の初戦カメルーン戦の応援に先日南アフリカに行ってきました.現地は治安が悪いのでくれぐれも集団からはぐれないようにと注意していましたが,幸いトラブルもなく無事に帰ってきました.で,明日の夜彼女が当直なんですが,試合のある夜11時から翌1時ごろまでは誰も呼ばないでと力説していました(笑).

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2010年6月21日 (月)

2010年夏至の夕日のはずが…

 今日6月21日は夏至です.1年の中でもっとも昼が長く夜が短い日です.

 そんな夏至の夕日の写真を撮ろうと,ブログ仲間&同郷のまーうささんの発案で,全国の夕日を集めようキャンペーン(?)をやる日でした.

 当地の今日の天気予報は夕方から晴れ,こりゃ行くしかないと決意して夕方5時過ぎに出かけました,夕日のスポット芦ノ湖畔の箱根公園まで.ここからきれいな夕日が望めるハズだったんですが…

Kiri_002  なんと途中からひどい霧(泣),霧に浮かぶ海賊船の船影からかろうじてここが芦ノ湖とわかる有様です.

 かくして2010年6月21日夏至の夕方18時,箱根の芦ノ湖は深い霧に覆われていましたとさ.

 追記: 夏至といえば,北緯80度スバールバル諸島の夏至は,北過ぎて夕日どころか真夜中でも昼間のような明るさです.

10ji これは2003年6月に訪問した世界最北の街ロングイヤービーエンの真夜中(午前1時ごろ)の様子です.

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2010年6月20日 (日)

日本100名城スタンプラリー76

日本100名城 福岡城(85番)

 約2カ月ぶりの100名城ネタになりました.今回の話題は福岡城です.

Kyushuensei2_072 (写真1) 福岡城大手門と潮見櫓

 九州地方最大の都市福岡県福岡市ですが,街の顔ともいうべきJRの中心駅は博多駅で福岡駅ではありません(ていうか,そもそも福岡市にはJR福岡駅が存在しない).世間でも博多の名称が有名なため,中には博多市なんていう市町村があると勘違いしてる人もいるそうです.これは,古来商人の町として発展していた博多と主に江戸時代以降城下町として発展した福岡が明治維新後ひとつになって福岡市になったためです.要するに本来は博多だったが,後から隣にできた福岡という街に吸収合併されたような感じです.

Kyushuensei2_053 (写真2) 多聞櫓

 そんな福岡の街の中心が福岡城になります.このお城を築いたのは黒田官兵衛(如水)の息子黒田長政です.如水は竹中半兵衛とならんで豊臣秀吉の軍師として有名で,一方その子長政は武将として九州での島津との戦いや後の朝鮮出兵(文禄・慶長の役)で勇名をはせています.親子そろって豊臣恩顧の大名と言えますが,晩年の秀吉が如水の智謀を恐れて彼を遠ざけたこともあり,親子とも徳川家康に接近,関ヶ原では東軍に属して働きました.そして戦後の論功行賞でこの地に約52万石の大封を与えられたのです.

Kyushuensei2_040 (写真3) 天守台の石垣

 当初長政は小早川隆景が築いた名島城(今の福岡市東区)に入りましたが,海に面した名島城は水軍の拠点としては優れていても,平和時の拠点としては手狭で城下町の形成にも適さないことから博多を挟んで那珂川の対岸の地に新しい城を築きました.これが福岡城です.東は那珂川を天然の堀とし,西には当時博多湾の入り江の一部だった部分を埋め立てて堀を作りました(今の大濠公園).本丸の周囲を二の丸,三の丸が取り囲む縄張りで,その広さは25万平方メートルに及びます.本丸には立派な天守台も造られましたが天守はなかったとされています.これは天下人になったばかりの家康を警戒させないためだったろうと思われます.結局福岡城は江戸時代を通じて黒田家の居城として存続し明治維新を迎えました.

Kyushuensei2_023 (写真4) 祈念櫓

 明治後廃城となり,現在跡地は舞鶴公園となり,運動競技場などが置かれています(かつては西鉄ライオンズやダイエーホークスの本拠地だった平和台球場もここにありました).当時の遺構としては石垣やいくつかの櫓・門が残されています.

Kyushuensei2_006

福岡城へのアクセス: 地下鉄大濠公園駅から徒歩5分程度

スタンプの設置場所 舞鶴公園内の鴻臚館受付にあります

登城のハード指数(★☆☆ ハードではありません) 構内は広いですがそれほどの体力は要しません.

85fukuokajo 登城日 2009年9月21日

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2010年6月16日 (水)

ロストワールド

 毎年夏季休暇を利用して比較的大きな旅行をしている私,今年の旅行先は思案の末南米ベネズエラのギアナ高地にしようととある旅行会社に申し込んでいました.

 しか~し,先日その旅行会社から連絡があり,その企画は人が集まらず催行中止になったそうです.

 がーん!

 楽しみにしてたのに… 先方では代替の日の企画を案内されたんですが,どうしても抜けられない用事があったりして無理…

 しかし,あきらめの悪い私はその後あちこちの旅行会社を探して,ついに見つけました(嬉).ちょうど自分たちが参加することで最少催行人数に達するというのです.喜んで申し込んだことはいうまでもありません.

 南米ギアナ高地はテーブルマウンテンが多数そびえる,地球最後の秘境と呼ばれる地域です.シャーロック・ホームズの生みの親コナン・ドイルの冒険小説”The Lost World (邦題 失われた世界)”の舞台となった場所として知られており,いまだに文明人が入ったことのない地域も残るところです.小説のように本当に恐竜が住んでいるのかどうかは判りませんが(笑),私の琴線をおおいにくすぐるところなのです.

Img_1799550_61092021_0  この失われた世界は小学校高学年の頃に夢中になって読んだ作品です.主人公のチャレンジャー教授(すごい名前 笑)のような学者になりたいと恐竜や動植物の本をいろいろ読んでいましたが,気が付いたら全然違う世界に入り込んでいた自分がいました(笑).

 今年の旅行は8月の予定です.それを楽しみに明日からの仕事に邁進する決意をするのでした.

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2010年6月13日 (日)

ようやく日常の復活か

 小惑星探査機はやぶさが地球に帰還する日,みなさんはいかがお過ごしですか?

 5月半ばから学会やらなにやらいろんな仕事に追われてきた私ですが,昨日の研究会発表をもってとりあえずの大仕事が終了いたしました.これで明日からはようやく平和な日常が戻ってきそうです.

 と言うわけで,まずは停滞していた今年のひのパレレポ,そして2年分の旅行記,同じく停滞していた100名城関連記事等随時アップしていきたいと思います.

 今日研究会からの帰り,新宿からロマンスカーVSEに乗ったんですが,なんと最前列の展望席が奇跡的に空いてました! こりゃ幸先がいいぞと思ったのでした.

201006131437000 (写真) 小田急小田原線渋沢-新松田間

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2010年6月 9日 (水)

いつもの人

 最近泊りがけの出張に出ることが多いんですが,翌朝病院に戻る際には大抵同じ電車を利用することになります.

 その私が利用する電車でいつも同じ人を見かけます.私よりも年上と思われる女性です.どうしてこの女性の話題なのかというと,彼女がいつも電車内でメイクをするからです.この電車は私が乗りこむ駅で8割方の乗客が下車し,以後は空いた電車になります.つまりはこの駅までは満員のギューギュー詰め電車なんです.どうやら彼女はこの駅で大勢の客が下車したあと席に座ってメイクを始めるらしいのです.

 せっかくだからと観察して見たところ(目があって睨まれるのも嫌なのでチラ見ですが),まずは鉛筆で眉を描き始めました.しばらくすると今度は綿棒を取り出して描いた部分をぼかしていました.その後今度は目の周り(アイシャドウ?)か睫毛かを描き始め,そうこうしているうちに私が下車する駅に到着しました.向こうはそのまま乗り続けて行きましたが,見た感じはどこかの店員さんなど接客関係の人みたいです.

 電車内でのメイクは好ましい行動ではありませんが,それを注意できない自分がいるのでした(昨夜も泊まりでしたが,今朝やっぱりこの女性が乗っていました).

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2010年6月 8日 (火)

トム・ソーヤーの冒険

 久しぶりの更新になりました.

 本日菅内閣が発足しました.菅直人氏といえば,自分が医師になった時の厚生大臣が彼で,したがって私に医師免許を与えた人ということになります.

 当時はいわゆる薬害エイズ事件が大きな節目を迎えていた時期で,自分も国家試験の勉強の傍らニュースを見ていた記憶があります.

 それはともかく,時々見ているお昼のNHKBSのBSアニメ名作劇場で表題の「トム・ソーヤーの冒険」が始まりました.原作者はマーク・トウェイン,彼の作品ではこれの続編にあたる「ハックルベリー・フィンの冒険」の方が文学作品として評価が高いんですが,人種問題や様々な社会テーマを含んだ「ハックルベリー~」よりもこちらの方が純粋に楽しむことができます.私がこの作品と出合ったのはちょうど小学校時代(ちょうど主人公のトム・ソーヤーと同い年くらい)で,両親に与えられた本がきっかけでした.当時自分が住んでいたところは本当に田舎だったので,実際にこんな冒険がしたいなと漠然と思いながら読んでいました.

 その後名作劇場でアニメ化されたのは自分が中学生になった後で,本放送当時も見てはいたはずなんですが,その前年にやっていた「赤毛のアン」のインパクトが強烈過ぎてほとんど印象に残っていませんでした.

 で,今回の放送というわけで,久しぶりにお昼にテレビを見る習慣が復活しました(笑).

 追記: 今週末盛岡で仕事関連の重要なイベントがあり,その準備に追われているためブログの本格的な再開&溜まったレポ作成はその後になりそうです(泣).

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2010年6月 1日 (火)

6月になりました

 今日から6月です.

 5月は前半がひのパレシーズンでしたが,後半からは仕事関係の用事がたくさんあって忙しく,ここの更新も滞りがちになってしまいました(来て下さっている方々申し訳ございません 泣).

 恒例のひのパレレポも遅れていますが,なんとか頑張りますのでお待ちください.

 さて,6月といえば衣替えです.とはいえ,今年はイマイチ気温が上がらない日が多いので,あんまり衣替えという気分にはなりません.しかし,職場には「6月1日から夏の軽装期間に入ります 病院長」なんていう張り紙がされているので,一応率先してやらねばということで今日からは軽装で出勤しました(肝心の院長は昨日までと同じくネクタイ姿でしたが 笑).

 最近泊りがけの出張も多いんですが,こんな時荷物をどうするか悩みます.基本的に着替えと出張用の10インチ画面のノートPCが荷物なんですが,2泊以上の場合はキャリーバッグを転がすこともあります.しかし1泊だとそこまでの荷物ではないので,なにか他のカバンに入れたくなります.バックパックを背負うこともありますが,スーツにバックはちょっと違和感です.

 というわけで,一昨日の日曜日にフラッと買い物に出かけました.そこで購入したのが写真のバッグです.ポケットがたくさんついていて,大体1泊分の着替えとノートPC,それに折り畳み傘と電車内読書用の新書が1~2冊入る感じです.

P5300007

 実は今夜は出張,さっそくカバンが活躍しているのでした.

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