刑事コロンボの音源復活
今朝のYahooのニュースに出ていたんですが,刑事コロンボ旧シリーズ最終作の昔の音源が見つかったんだそうです.
ピーター・フォーク主演のテレビドラマ「刑事コロンボ」は故・小池朝雄さんの独特の吹き替えとあいまって,日本でも大人気となったシリーズです.旧シリーズ45作品と,新シリーズ24作品がありますが小池さんが吹き替えを担当していたのは旧シリーズの方です(新シリーズ開始時に小池さんが故人となっていたため).
当初NHK総合で放送され,後に日テレの水曜ロードショーでも放送された旧シリーズですが,最終作の「策謀の結末」のみ小池版の音源が失われてしまい,DVD化に当たって他の声優による吹き替えとなっていました.ファンの間からは小池版の復活を望む声が大きかったんですが,このほど一般の視聴者がビデオに録画していたものが発見されNHKに寄贈されたんだそうです.NHK BSハイビジョンで6月に放送するとのことで楽しみですが,記事によると発見された音源は1987年5月に日テレで放送されたものとのこと,思えばこの頃にはウチにもビデオデッキがあったはず.無類の刑事コロンボ好きだった私の父親(故人)も刑事コロンボが放送されるときは必ず録画してしました.もしかしてこの音源,実家のどこかに眠っているのかも知れません(放送前に見つけ出してみてみたいものです).
旧シリーズ最終作の「策謀の結末」はIRA活動家の犯人が登場する話ですが,ストーリー中に犯人が酒を飲む際にいつも,「ここまで,ここを過ぎず」(飲み過ぎないようにあらかじめ飲む量を決めておく)とボトルに指輪の宝石で傷をつけるシーンがカッコよくて,自分の父親もよくマネをしていたのを思い出しました.
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