アイスバイン
昨夜新宿の新国立劇場にオペラ鑑賞に行ってきました.演目はR.ワーグナーの神々の黄昏,上演時間4時間以上という大作です.上演時間が長いため途中45分ずつの休憩が入り,そのため午後4時開演で,終演はなんと10時半でした.
こんなに長いと途中お腹が空いてくるため,開演前に軽く食べて(しっかり食べると演奏中睡魔に襲われる危険性が大なので),あとは45分間の幕間に食べることにしました.
新国立劇場内にはマエストロというレストランがあって,上演日には幕間メニューが提供されています.45分間という限られた時間のため,お店に入ってからメニューを見て注文,そして調理なんてやってると開演に間に合わない恐れがあります.このため幕間メニューはコンサート前に予約しておいて席に着くと同時に食べられるようになっていました.今回のメニューをにてちょっと気になりました.
ニシンのマリネは判ります.問題は2皿目,アイスヴァインとありました.
アイスヴァイン=Eis Wein(英語なら Ice wine),氷結ワインが出てくるのか,と思っていたんですが,出てきたのは氷結とは正反対の温かい豚肉料理でした.
じっくり煮込んでコラーゲンたっぷりという感じの料理でしたが,調べてみたらこれはアイスバイン(Eisbein)というドイツ料理なんだそうです.どうやらお店の方で綴りを間違えていたようです.
食事をいただいた後,いよいよ劇のクライマックスを鑑賞したのでした.
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コメント
先生こんばんは。そしておめでとうございます*^^*
4時間以上のオペラ、すごいですね!
観劇するほうも計画を立てなくてはなりませんが、舞台に出る方たちも大変そうです。
精神力も体力も必要でしょうね。
私も一度お芝居で幕間に用意されたお弁当をいただいたことがありますが、あれもまた楽しみの一つですね。
アイスバイン、お肉好きな私としては豚肉のほうが嬉しいですv
投稿: そう | 2010年3月28日 (日) 15:04
<そうちゃん>
こんにちは.そしてありがとうございます
.
一般に人間の集中力の限界は2時間なんだそうで(だから映画や普通のオペラは約2時間です),4時間ものなんて普通の感性ではとっても耐えられません.
ワーグナー作品は,まず好きだという大前提が必要で好きだからこそ4時間も大丈夫といった感じです.
歌う方も難しいので,この作品を歌える人は世界でも多くはないんですよ.
氷結ワインと豚肉,私ならどっちも欲しいですね(笑).
投稿: ビザ皇帝 | 2010年3月29日 (月) 09:03