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2010年2月 1日 (月)

ロ短調ミサ曲演奏会~前哨戦~

 ほぼ一週間更新が停まっていました.このブログが開設されて3年半,海外旅行以外でこれほどの期間更新がなかったのは初めてかもしれません.もちろん病気をしたとかいうわけではありません.

 実は以前もどこかで書いたんですが,先週末に仙台と盛岡で演奏会がありそれに参加するために走り回っていたため,とても更新できる状況&心境になかったというのが実際です.演奏会が無事に終わった今,この激動の一週間を振り返ってみます(2010年我が家の十大ニュースの上位に来ることは間違いないイベントでした).

Hmoll2

 今回の演奏会はオーケストラアンサンブル金沢(OEK)のコンサートに私も所属している合唱団(盛岡バッハカンタータフェライン MBKV)がが共演するという形式でした.曲目はバロック時代を代表する作曲家,J. S. バッハミサ曲ロ短調です.これはバッハの晩年にまとめられた彼の宗教音楽の総決算ともいうべき作品で,演奏時間2時間の大曲です.私のような教会音楽を愛好する人間にとっては憧れの作品で、サッカーでいえばワールドカップ,高校野球なら甲子園みたいな存在です.私も過去に何度かステージを経験したことがありますが,今回は指揮者に著名なバッハ指揮者のヘルムート・リリング氏をお迎えするとのことで,気合の入り方は半端ではありませんでした.

 合唱団は盛岡ですが,私自身は関東在住ということでなかなか普段の練習には参加できません,そんなわけで月1回の強化練習や年1回の合宿には頑張って参加してきました.で,直前の練習には万難を排して参加しようとなりました.

 そんなわけで直前のスケジュールです.

1月27日(水) リリング氏の合唱練習(盛岡)

1月28日(木) リリング氏の合唱練習(仙台)

1月29日(金) オケ合わせ(仙台)

1月30日(土) リハーサル&本番(仙台)

1月31日(日) リハーサル&本番(盛岡)

 まずは27日の盛岡での練習,午前中仕事に行って,午後から年休を取って一路盛岡に向かいます(ウチのKも同行).東海道&東北両新幹線を乗り継いで盛岡駅に着いたのは17時22分でした.そこから在来線に乗り換え岩手飯岡駅へ、ここから徒歩10分弱で本日の練習会場キャラホールに到着です.18時ごろから発声練習が始まり,19時にいよいよリリング氏の登場です.テレビやDVDなんかでは目にしたこともある人なんですが,私の第一印象は…

 「メタボなお腹だな 笑」

 映像作品ではあまり気がつかないんですが,こうして見るとかなり立派なお腹,愛煙家とのウワサもあり生活習慣病は大丈夫だろうかと心配になりました(目の付けどころが間違っている気が… 笑).

 それはともかく,さっそく練習開始です.冒頭の第一曲からやっていきます.指揮の動きにちょっと戸惑いもありましたが,時間とともにどんどんリリング氏の世界に引き込まれていきます.途中やり直しをさせる時に,「○○小節から」と(もちろん日本語ではなく)となんと楽譜を見ないで指示を出されるリリング氏,楽譜がすべて頭に入っているんですね.さすがです.

 そんなこんなで約2時間の練習はあっという間に終了,リリング氏には概ね良い評価をいただいたのではと思いました.

287c (写真) 私が乗ったドリーム盛岡らくちん号

 練習後は市内でリリング氏を囲んでの懇親会となるんですが(Kは参加),私はというと翌木曜日は外来日で,ここに穴をあけると後が非常に厳しくなるため,いったん戻らなければならないのでした.とはいえ既に東京行の新幹線は終わっており,夜行バスでの移動でした.

 翌朝5時40分ごろにバスは東京駅日本橋口に到着,ここから電車に乗り換えていったん家に戻ります.シャワーを浴びて軽い朝食を取ってから職場へ,午前中はあくせくと外来をこなし,午後も処置をしたりしてこの日は14時45分に早退です.またまた新幹線を乗り継いでこの日は仙台です.会場は萩ホール,東北大学の川内キャンパスにあるホールで,以前は川内記念講堂という名前でしたが,最近リニューアルされて名前が変わりました(昨年8月に私もいた学生合唱団の50周年記念演奏会で行った).ホール内部全体が茄子色というかサツマイモの皮色に統一されていて,萩ホールでサツマイモ色… うん? 萩と薩摩,さては薩長ホールかなどと関係ないことを考えてしまいました.

Hmoll_020_2 Hmoll_021 (写真左) 萩ホールの外観,(同右) 内部はサツマイモ色です 

 18時からまずは合唱指揮者の佐々木先生から注意事項の確認がありました.その後19時からリリング氏が登場,練習の開始です.この日も非常に密度の濃い練習でしたが,昨日と会場が違うせいか周囲の声が聴きずらくてちょっと苦戦しました.

 こうして盛岡と仙台と2回練習があるのは,盛岡公演での合唱団はMBKVですが,仙台のそれは仙台宗教音楽合唱団(宗音)という別の合唱団だからです.実際には両方のステージに乗る人間も結構いるんですが,片方しか乗らない人も多いため,こうして2回練習が設定されているのでした.リリング氏はその時の合唱団の状態に応じて指示を変えてくるようで,同じ曲でも盛岡とは指示が異なっていたところもありました.

 宗音には学生時代からの友人もいるので,練習後は久しぶりの親睦というわけで市内のお寿司屋さんに繰り出しました(旨かったです).この日は仙台泊まりです.

 翌29日はオケ合わせなんですが,夕方からということでゆっくりです.久しぶりに朝寝坊をして床屋に行ったりしてのんびりと過ごしました(もちろん楽譜も見ています).そして夕方バスで萩ホールに向かいました.ちなみに最寄りのバス停なんですが,私がいた頃は「扇坂」という名前だったんですが,今では「東北大学川内キャンパス・萩ホール前」という非常に長いバス停名になっていました.

 この日はついにオーケストラアンサンブル金沢(OEK)が登場,ということで非常にワクワクしていました.発生練習の後ステージに並び,いよいよオケ合わせです.OEKはさすがに素晴らしい音色を聴かせてくれました.合唱団の方もエンジンがかかってきましたが,かかりすぎて走ってしまう場面もあり注意を受けました.

 そしていよいよ翌日から公演本番を迎えるのでした.

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コメント

おかえりなさいませ。
なんだか想像もつかない世界なのですが、とてもスゴイ事が起こっていたのがわかります。
皇帝様のワクワク感と緊張感が伝わってきて楽しいです。
続きも楽しみにしています。

投稿: パンダ子 | 2010年2月 2日 (火) 17:46

ビザ皇帝様、こんばんは。
 私は地元ということもあって、オーケストラアンサンブル金沢の公演には何度か足を運んでいますが、そのOEKとビザ皇帝様が共演されたとは、感慨深いものがあります。OEKのチェロ奏者の方は、インパクトのある髪形をしてますが、今回もいらっしゃってましたかね?
 それにしても、ハードスケジュールですね。お疲れ様でしたー。

投稿: まりも | 2010年2月 2日 (火) 22:20

<パンダ子さん>
 こんばんは,コメントありがとうございます.
今回の演奏会は私にとっては夢のような企画でした
(社会人野球の人がイチローやジーターと一緒に野球をやるようなものですから).

 きかくが出てきたのは2年前で,絶対参加しようと思ったんですがその後転勤もあったりして練習に行けず迷った時期もあったんですが,今回逃すと次はないと思ったので不退転の決意で参加した次第です.

投稿: ビザ皇帝 | 2010年2月 2日 (火) 22:21

<まりもさん>
 コメントありがとうございます.
 今回のプログラムは金沢でもOEK合唱団で演奏されました.

 OEKは素晴らしいオケですね.共演できたなんて今でも夢のようです.インパクトのある髪形のチェロ奏者は… ちょっと気づきませんでした(笑).

 ハードスケジュールでしたが,期間中はまったく疲れは感じませんでした
(今その反動が来てますが 笑).

投稿: ビザ皇帝 | 2010年2月 2日 (火) 22:28

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