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2009年12月31日 (木)

2009年十大ニュース

 さて,2009年も残すところあと数時間となりました.毎年恒例の我が家(ビザンチン帝国)の十大ニュースの発表です.今年もいろんなことがありました.

第10位 坂本龍馬提灯行列に参加

Ryoma (写真) 龍馬イベントですがなぜか新選組の姿も…

 幕末扮装仲間のフミヲさんのお誘いで,11月14日に京都で行われた坂本龍馬慰霊提灯行列に参加しました.これは坂本龍馬の誕生日&命日にあたる11月15日に近い土曜日に開催されているもので,参加者一同提灯を持って龍馬ゆかりの地を歩くというものです.服装については特に決まりはないようですが,龍馬紋の和装の方が多かったです(私もそうしました).あくまで慰霊の行列なので華やかさはないですが,夕闇に浮かぶ提灯行列はとても幻想的な雰囲気でした(関連記事 龍馬と寮歌).

第9位 冬のサイパン旅行

P2170105  我が家の海外旅行は例年夏季休暇を利用して行くんですが,冬に大きなイベントがない年なんかは寒さを避けて南国に逃げることもあります.今年はクレジットカードのポイントをマイルに移行するサービスを使って航空券をとり,現地のホテルを別に予約する形で2月にサイパンに出かけました.ミクロネシアは2年ぶりです.連日よいお天気に恵まれふにゃふにゃになっていました(関連記事 実は南国に行ってました).

第8位 各地の扮装イベントに参加

Ujisakura_065  今年は恒例の扮装行事以外のイベントにも参加しました.4月にはフミヲさんのお誘いによる春の京都宇治での平安装束によるお花見イベントがありました.上々のお天気の中,国宝平等院に出現した平安貴族の一団は観光客の注目をおおいに浴びました(笑).

Edohyoshi  また今年のひのパレで仲良くなったおりんさんたちと,日光江戸村に繰り出しての扮装イベントもありました(7月と11月).みんな思い思いの江戸装束で楽しいひと時を過ごしました(関連記事 お花見①~宇治編~日光江戸村扮装イベント

第7位 しながわ宿場まつりに今年も参加

Shinagawa20092_126  すっかり恒例になった秋の扮装イベント,しながわ宿場まつりに今年も参加しました.例年悩む役どころですが,今年は幕末の志士清河八郎に挑戦しました.本当は新選組なんかと絡むシチュエーションを期待していたんですが,今年は「新選組での参加はなし」とのことで残念ながらそちらのネタ写は撮れませんでした.しかし,いろんな方々と触れ合いながら楽しい一日を過ごすことができました.来年以降もぜひ参加したいイベントです(関連記事 第19回しながわ宿場まつり).

第6位 各地の寮歌祭に参加

200911151555000  趣味の一つである寮歌,今年は3か所の寮歌祭に参加する機会を得ました.6月に秋田県能代での寮歌祭,10月には新宿で行われた第49回日本寮歌祭,そして11月に前橋での群馬寮歌祭です.寮歌は元々旧制高等学校の寄宿舎で歌われていたものです.当時現役だった方々もご高齢となり,伝統の日本寮歌祭も来年の第50回をもって終了が決まっています.とはいえ日本の古き時代の青春の寮歌,なんらかの形で引き継いで行きたいものです(関連記事 梅雨の晴れ間第49回日本寮歌祭龍馬と寮歌).

第5位 第12回ひの新選組まつりに参加

Mausa  私の扮装イベントの柱となっているひの新選組まつりに今年も参加しました.昨年はあいにくの天気でしたが,今年は絶好のお祭り日和でした.コンテストの方は撃沈してしまいましたが(笑),思いがけず一番隊に所属することができ,他では味わえない経験をさせていただきました.また例年このお祭りでは新しい人たちと知り合うことができるんですが,今年も個性的な方々と出会うことができ非常に有意義な二日間でした.来年もぜひとも参加したいイベントです.どういう形で参加するか現在思案中です(関連記事 第12回ひの新選組まつり参戦).

第4位 ロ短調ミサ曲演奏家に向けて

20091231115254_2  合唱方面の活動では,現在盛岡の合唱団の遠隔会員として参加させていただいており,来年1月末に演奏会本番が控えています.曲目はバッハのロ短調ミサ曲BWV.232,難曲として知られる大作です.今回はドイツからヘルムート・リリング氏を指揮者にお迎えしての演奏なんですが,よりよい演奏とすべく猛練習が行われています.私は遠隔なので毎週の練習には参加できないんですが,それでも週末の練習や合宿には積極的に参加して準備しています.おそらくは来年の十大ニュースの上位に来るだろうこの企画,今からワクワクしています(関連記事 ミサ曲ロ短調 BWV 232).

第3位 さらばわが愛車

2009022613100002  今年の2月に十年以上乗っていたわが愛車をついに手放しました.私は車を買うと骨になるまで乗りつぶす方なので(笑),免許をとって20年になりますが車は3台目でした.最初の2台は中古車で,最後の1台が平成10年3月購入のカペラの新車でした.以来11年乗り続けてきましたが,昨年こちらに引越してからは自動車に乗る機会が激減したのと,実家に軽自動車が1台遊んでいたため,維持費の軽減のために愛車を手放す決意をしたのです.なにぶん走行距離二十数万キロ,エアコン故障,カーナビは11年前の使えないシロモノと国内では買い手はつきそうにありません.しかしエンジン系統はいたって元気なのでおそらくは海外ではまだバリバリに走れる(エンジンは1.8LのDOHC)と思われます.今頃はどこどうしているのか,時々気になります(関連記事 さらば,わが愛車).

第2位 日本100名城への挑戦 

Kouchi1  昨年の5月から始めた日本100名城スタンプラリー,今年も引き続き挑戦しました.ただ近場はほとんど行きつくしてしまったため,残るは遠隔ばかりなりということで,昨年の訪問数49に対して今年は27と減ってしまいました.しかし年明け早々には遠征を企画しているなどやる気は満々です.残るは24城,なんとか来年中にはコンプリートしたいなと考えています.特に沖縄の3城についてはなんとしても行きたいものです(関連記事 日本100名城スタンプラリー).

第1位 イスタンブール訪問

Istanbul1_234  そして栄えある第1位は今年9月のイスタンブール訪問です.ビザンチン皇帝を名乗るものにとってイスタンブールは故郷ともいうべき場所ですが,実はこれまで未訪でした.いつでもいけると思うとなかなか行けないという法則がありますが,まさにそれにハマった感じでした.近年はマニアックなところに旅行に行くことが多く,本当は今年も南米のギアナ高地を予定していましたが,例の新型インフルエンザ騒動で当時職場でもアメリカ大陸自粛ムードがあって断念し代わってイスタンブール行きが急きょ決まった次第でした.

 ローマ・ビザンチン・オスマンと古代から近代までの様々な史跡の残るイスタンブールはまさに文明の十字路にふさわしい街でした(関連記事 イスタンブール滞在記ビザンチン大学).

 その他選外になった出来事です.

選外1 様々なオペラを鑑賞

 オペラ好きの我が家,今年は新国立劇場のワーグナーの指輪(トーキョーリング)から「ラインの黄金」と「ワルキューレ」を鑑賞しました(その他「魔笛」も).

選外2 高遠の桜を観賞

 桜の名所として知られる信州の高遠に行ってきました.ものすごい人出でしたが,さすがは天下に名高い桜だけあってお見事でした(ヘリコプターからの眺めも良かったです).

選外3 ノクターン号のスーパーシートに乗りました

 夜行バス最高装備を誇るノクターン号(東京-弘前の夜行バス)のスーパーシートに乗りました.個室的な環境でほぼフラットになれるなど豪華な座席でした(東京-盛岡便にも欲しい).

選外4 総司忌に参加

 例年6月に開催されている総司忌に参加しました.沖田総司の墓所は普段一般の人は立ち入り禁止ですが,年に1度この日のみ墓参が可能です.暑い一日でしたがこの日もたくさんの人が訪れていました.

選外5 二十云年ぶりの同窓会

 今年の8月に中学時代のクラス会が行われ,私も二十云年ぶりに参加しました.卒業からだいぶたっていますが,みんなそれなりに当時の雰囲気が感じられました.懐かしい人たちとの楽しいひと時でした.

選外6 境港妖怪検定受験

 今年も境港妖怪検定中級に挑戦しました.残念ながら不合格のため選外になりました.来年もがんばります(笑).

選外7 曽我の梅林

 私が以前住んでいた北国は梅と桃と桜が同じ頃に咲くのでお花見というと桜のイメージでした.しかしこちらに越してから観梅に行こうと近くにある梅林に繰り出しました.

 以上です.今年もいろんなことがあった1年でした.とはいえいろんな方面で新しい人たちとの出会いがあった年だったと思います.人の輪はなりよりの財産です.みなさん来年もよろしくお願いいたします.

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2009年12月30日 (水)

今年訪問した街

 2009年もいよいよ明日を残すのみとなりました.

 旅行好きの私ですが,今年2009年に訪問した街はどれくらいあるんだろうということで,スケジュール帳から見た,ビザンチン皇帝2009年の旅行先です(仕事の出張と帰省は除外しました).

 1月3日~4日 

 岐阜県恵那市,三重県松阪市,伊賀市訪問(100名城の岩村城・松阪城・伊賀上野城訪問).青春18きっぷで行きました.宿泊は松阪市でしたが主要なお店が閉まっており松阪牛はなしでした.

 1月9日夕方~12日

 四国遠征.高知県高知市,徳島県徳島市,香川県高松市,丸亀市,愛媛県今治市,松山市,大洲市,宇和島市訪問(四国にある100名城9か所を一気に制覇しました).さすがに往復飛行機です(貯まったマイル使用),宿泊は高知市,丸亀市,松山市でした.松山はこの年末話題の坂の上の雲の舞台の一つです.

 1月17日 

 日帰りで群馬県高崎市,太田市,栃木県足利市訪問.日本100名城の新しいスタンプ帳に押印するためです.青春18きっぷで行きました.

 2月6日夜~8日

 近江遠征.岐阜県岐阜市,愛知県犬山市,滋賀県彦根市,湖北町,安土町,京都府京都市訪問(日本100名城関係です.小谷城・観音寺城・安土城は本格的に登城,その他岐阜城・犬山城・二条城・彦根城は押印のみ).移動はもちろん新幹線でした.宿泊は岐阜市と京都市です(せっかく京都に行ったのに宿泊のみという情けない結果に).

 2月11日

 日帰りで山梨県甲府市へ.100名城の甲府城・武田氏館観光です.JR東海の休日乗り放題きっぷを利用しました.

 2月13日~17日

 冬のサイパン旅行.

 3月7日~8日

 冬の安比高原.前年の忘年会の景品で当たったホテルの無料宿泊券を利用しました.

 4月11日~12日

 4月11日は京都府宇治市での平安装束扮装お花見会,12日は長野県高遠町のお花見.宿泊は愛知県名古屋市.

 4月17日夜~19日

 北陸遠征.福井県坂井市,福井市,石川県金沢市,七尾市,富山県高岡市訪問(日本10名城関係で,丸岡城・一乗谷城・金沢城・七尾城・高岡城を訪問しました).宿泊は七尾市,交通は北陸フリーきっぷを利用しました.

 4月24日夕~26日

 北海道遠征,というかウチのKの実家に行きました.ついでに(?)100名城の松前城・五稜郭を訪問です.交通は飛行機,これまた貯まったマイル利用です.

 5月9日~10日

 ひの新選組まつり参加,日野市に宿泊です.

 5月16日~17日

 春の安比高原.今回は盛岡の合唱団の合宿でした.

 6月16日~17日

 秋田県能代市訪問,恒例の能代寮歌を愛する会参加のためです.宿泊は能代市,交通は飛行機です.

 7月11日~12日

 宇都宮遠征.今年のひのパレでご一緒させていただいた方々と宇都宮に繰り出しました.夕食はもんじゃ焼き,宿泊は栃木県宇都宮市です.

 8月23日

 日帰りで宮城県仙台市へ.私が所属していた大学合唱団の50周年記念演奏会に行ってきました.

 8月30日~9月6日

 夏のイスタンブール旅行.宿泊はもちろんイスタンブールです.

 9月13日

 強化練習のため仙台へ

 9月19日~22日

 九州遠征.熊本県人吉市,熊本市,鹿児島県鹿児島市,宮崎県日南市,福岡県福岡市訪問(メインはもちろん100名城で,今回は人吉城・鹿児島城・飫肥城・熊本城・福岡城登城),その他長浜ラーメンや野球観戦も行きました.宿泊は鹿児島市,熊本市,福岡市,交通は飛行機です.

 9月27日

 日帰りでしながわ宿場まつり

 10月16日夜~18日

 来年1月のコンサートに向けた合宿のために仙台へ.宿泊は仙台市,16日の夜にはクライマックスシリーズ第1ステージの観戦もしました.

 10月23日夜~25日

 山陰遠征.恒例の境港妖怪検定のためです.鳥取県鳥取市,境港市,島根県松江市,安来市訪問.宿泊は鳥取市,松江市.ついでに100名城(鳥取城・松江城・月山富田城)のスタンプも押印しました.

 10月31日~11月1日

 本来は11月1日の盛岡での強化練習参加だけだったんですが,JR東日本の三連休パスを利用したため,もったいないので新潟県上越市,新発田市,山形県山形市を経由して盛岡に行きました.100名城スタンプ(春日山城・新発田城)押印です.宿泊は山形市でした.

 11月6日~8日

 これは公用と私用が混じった遠征でした.6日は再びの日光江戸村遠征,7日は仕事で盛岡,8日は仙台で強化練です.JR東日本の土日きっぷ併用なので,100名城の白河城・山形城・多賀城のスタンプ押印もしました.宿泊は宇都宮市,盛岡市です.

 11月13日夜~15日

 京都&前橋遠征です.京都は14日に坂本龍馬の提灯行列参加,翌15日は前橋市での群馬寮歌祭です.アルコール漬けの3日間でした.宿泊は京都市(2泊)でした.

 11月22日

 連休の合間に日帰りで信州に行きました.訪問地は長野県上田市,長野市です.上田城と松代大本営跡を見学しました.交通はJR東日本のホリデーパスを使用しました.

 12月5日~6日

 本来は6日の仙台での強化連が目的でしたが,またまた土日きっぷなので,もったいないとばかりに長野県松本市,福島県会津若松市,喜多方市も訪問しました.松本は松本城スタンプと信州そば,会津若松はスタンプ,喜多方はラーメンが目的でした.もちろん強化連も行きました.宿泊は会津若松市です.

 12月13日

 実は前日12日に仕事で盛岡へ,ついでに翌13日仙台に行きました.学生時代の合唱団の定期演奏会鑑賞のためです.

 というわけで,今年も走り回った1年でした(感慨).それにしてもやっぱり7,8月の遠征が少ないです.

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日本100名城スタンプラリー68

日本100名城 七尾城(34番)

 城郭の使用目的は時代とともに変化します.江戸時代には主として大名の居住地や政庁として利用されたため,平野部などの交通の利便性の良い場所に建てられました(平城).

 それに対して戦国時代には城は軍事施設であり,外敵から領国を守る砦として築かれました.したがって当時の城は断崖などの要害の地に作られることが多かったのです.特に山頂や尾根筋は,適当な水源が確保されれば,守るに易く攻めるに難い場所として好んで城が築かれました(山城).こうした山城は全国に数多くありますが,俗に五大山城などと呼ばれるものがあって表題の七尾城はそのひとつに数えられています(あとの4つは月山富田城観音寺城小谷城春日山城).

Hokuriku_242 (写真1) 本丸北側の石垣群

 七尾城は石川県の能登地方の中心七尾市の郊外にあります.標高約300メートルの城山とその周辺の尾根筋に各郭が連なる城郭です.

 七尾城を築いたのは室町時代にこの地の守護だった畠山氏で,その築城は15世紀前半のことと言われています.当初は簡単な砦のみで館などは山麓に置かれていたようですが,応仁の乱とその後の戦乱から徐々に拡充が行われ,戦国時代後半には政庁を含めてこの地に入り一大城塞都市となったのです.

Hokuriku_228 (写真2) 登山道を登ります.ここはカーブが続く七曲り

 天正五年(1577年),上洛を狙っていた上杉謙信によって七尾城は包囲されましたが,さすがに要害のこの城は戦上手の謙信を持ってしても簡単には落ちず,結局城内の内紛による自滅から同年9月に開城となったのです.

Hokuriku_305 (写真3) 山頂からの眺め

 その後は上杉氏,次いで織田信長の勢力下にありましたが,天正十年(1582年)に城主の前田利家が居城を交通の便の良い平野部の小丸山城に移したためその存在意義を失い,やがて廃城になってしまいました.

Hokuriku_260 Ninomaru

(左写真4) 本丸に建つ石碑,(右同5) 二の丸の様子

 しかし,一乗谷城と同様にその後の主要市街地から外れたことによって,当時の遺構が良く遺る城郭となっています.当時の建物などは残るはずもありませんが,郭や石垣,土塁などがよく保存されています.特に本丸に残る五段の石垣は見事です.

Hokuriku_293

七尾城へのアクセス: JR七尾駅から市内循環バス「まりん号」(東まわり)にて11分バス停「古屋敷町」下車すぐに資料館がありそこから徒歩40分で本丸です(まりん号時刻表). 

スタンプの設置場所 山麓にある七尾城史資料館にあります

登城のハード指数(★★★ かなりハードです) 登山道はよく整備されていますが30分以上の登山となり健脚向きです(ただし車の場合は本丸近くに駐車場があるのでそれほどでは歩く必要はありません.ですがこの城郭の雰囲気を堪能するためにも資料館から歩くことをお勧めします)

34nanaojo 登城日 2009年4月19日

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2009年12月28日 (月)

今年の忘年会

 12月といえば忘年会です.毎年5月に開催されているひの新選組まつりでお世話になっている風雅さんのブログ(徒然にゃんこの昼寝部屋)で忘年会をまとめる記事がでていたので,私もまねっこして記事にしてみました.ビザンチン皇帝の忘年会です(笑).

 12月3日(木) 友人との忘年会

A776  しょっぱなは知人との忘年会です.すき焼きを食べようと繰り出しました.お肉がムチャクチャ美味しくて,ひと口食べた瞬間「生きてて良かった 涙」と思いました(松阪牛です).

 卵で食べるのと,おろして食べるのと両方いただきましたが,どちらも良かったです.

 12月11日(金) 職場の忘年会1

G158635pm1_a   で,職場の忘年会パート1です.今回は普段仲良くしている人たちで出かけました.当然お偉いさんはいませんので気楽なことこの上無しです.日頃のうっぷんなどを話したりして有意義な宴会でした.

 イタリア風鉄板焼きという不思議なコンセプトの食事でした.やっぱり美味でした(またまたカロリー過剰だな 笑).

 12月12日(土) 仕事関係の忘年会(イン盛岡)

Nomika  そして12日は場所を盛岡に移して,仕事関係の重要な忘年会です(これをサボると士道不覚悟で切腹になるかも 汗).

 土曜日の午後からまずは研究会,この一年の活動と業績発表を行います.その後緊張する(?)質疑応答を経て無事に無罪放免です(笑).

 その後会場を移して忘年会に突入,立食形式でした.料理は美味でしたが,一方で偉い先生や来賓などもたくさんいて,自分らしさ(爆)を発揮できない宴会ではありました.写真は珍しく畏まっている自分です.

 12月17日(木) 職場の忘年会2

 そして17日には職場全体の忘年会がありました.会場は職場からそれほど遠くないホテルです.写真は… 撮るのを忘れました.

 ホテルの宴会場でのお座敷形式です.入り口でくじを引いて席を決めるんですが,私の隣は事務の比較的えらい人でした.宴会では恒例のビンゴゲームなんかもあったんですが,普段くじ運が全くない私にしては珍しく,商品券があたりました

 12月21日(月) 地元医師会合唱団の忘年会

266e  21日には地元の医師会合唱団の忘年会が行われました.会場は近くの開業医の先生のところです.会費は1500円と軽めですが,その他各人持ち寄り式です.

 医師会とはいっても,同じ音楽が趣味の方々ばかりなので気難しい雰囲気は全くなく肩も凝りません.即興での歌やピアノなんかも登場して楽しい雰囲気の中進みました.写真は他の先生が差し入れてくださったドンペリです.私なんかにとっては盆と正月が一緒に来たようなお酒です

 12月25日 職場の忘年会3

Efce  この日は職場の病棟有志の忘年会でした.会場は市内の焼肉屋さんです.盛岡と違って冷麺はありませんでしたが,肉はなかなか良かったです.

 お酒は飲み放題のコースでしたが,今月はかなり飲んでいるので少しはセーブしてみました.実はこの翌朝早くに帰省することになっていたのでした.

 12月26日(土) ビザンチン皇室の忘年会

7874  そして12月26日帰省しました.目的の一つは実家の掃除ですが,その晩には久しぶりの親孝行というわけで,母親も連れて盛岡市内の料理屋さんに繰り出しました.

 冬の味覚ふぐを堪能するためです.行ったのは盛岡ではよく行ってたお店で,ここのふぐ雑炊が美味なんです.ふぐ雑炊はふぐちりをやった後にいただくんですが,鍋は要らないから雑炊だけ食べたいという気分にさせるものでした.

 12月27日(日) 盛岡の合唱団の忘年会

Pc270003  そして忘年会シリーズの締めは,翌日27日に行われた盛岡の合唱団の忘年会です.実は来月末に演奏会を控えていまして,そのための強化練習がこの日行われたんです.その後盛岡駅前の居酒屋に会場を移して忘年会に突入しました.ここは私が「先生」と呼ばれない数少ない忘年会です.

 仕事は関係なし,完全趣味の忘年会は非常に楽しいものでした(来月の今頃は演奏会直前なんだよなぁ).

 明日以降は年内当直シリーズで身動きが取れなくなるので,今年のビザンチン皇帝の忘年会はすべて終了なのでした.

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2009年12月26日 (土)

帰省します

 今年の年末年始の休業は12月29日から1月3日までの6日間です.とはいえ,今年は年内は当直やら何やらで身動きがとれません.

 というわけで,今日明日と帰省して掃除の手伝いをすることになりました.

 今年は例の高速道路1000円の影響で危機感を抱いたJR東日本がふるさと行きの乗車券という年末年始限定の企画割引切符を売り出しました.東京-盛岡往復が9200円とほぼ44%引きのお値段です.今回はこの乗車券とえきネット割引の特急券を組み合わせての帰省です.岩手・三陸エリアは均一料金なので,盛岡に帰省する人よりも沿岸の宮古や久慈,はたまた鹿角(秋田県だけど)まで行く人はさらにお得になります.

200912261151000  (写真) これがふるさと行きの乗車券

 盛岡は仕事関係の忘年会以来ですが,きっと寒いんだろうな(笑).

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2009年12月24日 (木)

クリスマスイブ

 明日はクリスマスで,今夜はクリスマスイブです.イブとは英語のeveningのことで夕方から夜の意味です.

 昔のユダヤ教の暦では一日は日没から始まったため,12月25日は今の暦でいう12月24日の夕方から始まる計算になります.このため今の暦ではたとえ24日でも,この日の夕方からお祝いが始まるということのようです.

 キリスト教圏ではもちろん,そうでないところでも便乗して様々なイベントが行われるのもこのイブです.各地の教会ではこの夜にミサや礼拝が行われます(ただし東方正教会の一部では,クリスマスはユリウス暦で祝うため,現在の暦では1月7日になるところもあります).

 今夜,かくいう私はというと… なんと当直でした(泣).「ビザンチン皇帝は地上における神の代理人だから,みんなの幸せのために当直してるんだ」と自分に言い聞かせています(笑).とはいえ,「今頃みんな美味しいものを食べてるんだろうな」などと想像しながらPCに向かっていたりします.

200912241246000

 で,悔しいので一足先に今日のお昼に職場の仲の良い人たちとゴージャスランチに挑戦しました.市内の料理屋さんに特選おにぎり弁当なるものを配達してもらい,さらには究極の即席みそ汁(笑)と特選宇治茶をミネラルウォーターで入れ,いただきました.さすがに美味でした.

200912241246001

 ちなみに今年は元旦が当直だったんですが,なんと大晦日も当直で節目節目は見事に当直にあたっています(爆).

 みなさんはいかがお過ごしでしょうか.

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2009年12月23日 (水)

皇居参賀

 今日12月23日は天皇誕生日,私も一応皇帝を名乗っている身なので(爆),祝意をささげるべく皇居に行ってきました.決して普段は見られない伏見櫓や富士見櫓などが見たいからではありません(Seiryuさんみたいだ 笑).

 本来は日本国の天皇とビザンチン皇帝の会見ということで,宮殿のなんとかの間で行われるべきなのかもしれません(爆).しかし方や世界第2位の経済大国の元首,こちらは550年前に国が消滅した亡国の君主ということで,宮殿内での会見は宮内庁が許可してくれそうにありません.というわけで一般の人たちに混じって参加してきました.

Koukyo_006 (写真1) 皇居正門の二重橋

 前日は外勤だったため,朝早めの電車に乗って一路東京へ,東京駅の丸の内口を出ると空は一面の快晴でした.皇居方面に歩いていくと,すでに大勢の人がぞろぞろと歩いています.途中で新聞社の方が日の丸の小旗を配っていました.周囲を見ると観光客らしき外国人の姿も多く見かけました.

Koukyo_011 (写真2) 普段は横からチラッとしか見られない伏見櫓

 皇居前広場のセキュリティチェックを通って進んでいきます.入り口は正門,普段は立ち入れないところです.そのまま折り返すように進むと正門鉄橋いわゆる二重橋を渡ります.ここから坂となり上ったところに宮殿がありました.時計を見ると10時10分,この日最初のお出ましの10分前です.大勢の人でごったがえしていました.

Koukyo_018 (写真3) お出ましの様子

 そして10時20分にいよいよ天皇皇后両陛下以下皇族の方々のお出ましです.ひときわ大きな歓声とともに無数の小旗が振られます.その後天皇陛下のお言葉,それに続く人々の歓声で最初のお出ましは終了です.その後は皆,坂下門・桔梗門方面に流れていきます.坂を下っていくと目の前に大きな櫓が! 富士見櫓です.偶然にも富士見櫓が見られるなんて,なんて運がいいんだと思いました(笑).

Koukyo_024 (写真4) 富士見櫓です

 結局桔梗門から退出しました.もう少しいたかったんですが,今日は午後から別用があるため泣く泣く皇居を後にしました.東京駅に向かう道ではこれから参賀に向かう人の波が続いていました.

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2009年12月22日 (火)

坂本龍馬の本

 いよいよ年末です.来年2010年の大河ドラマは「龍馬伝」,きっと京都や高知,長崎なんかは凄いことになるんでしょう.

 で,ブログ仲間のまーうささんのお友だち,まりもさんが翻訳された本,英語で読む坂本龍馬が発刊されたとのウワサを聞きつけ購入いたしました.

 坂本龍馬の生涯を対話形式で綴った英語の本です.前後篇ではありますが,ページ数もそれほどでなく,文字も大きいので読みやすいと思います.各セクションごとにまずは英文,続いてまりもさんによる訳文が続くという構成です.内容・分量的にもちょうど高校英語のサイドリーダーといった趣です.そのまま英文だけ読んでもどうにかなりますが,まりもさんによる土佐言葉などがふんだんにちりばめられた訳文も楽しいので,一粒で二度美味しいという感じでしょうか.

Ryomajou Ryomage

 坂本龍馬の人となりがわかり,しかも英語の勉強にもなるという本であります.

 ところで昔から大河ドラマには,幕末モノは当たらないというジンクスがあり,20世紀には大体6~7年に1本程度の製作本数でした(1998年の徳川慶喜の前が1990年の翔ぶが如く,その前は1980年の獅子の時代,1977年の花神となります).しかし21世紀になってからは2004年の新選組!,さらには2008年の篤姫のヒットで(事実上篤姫は幕末モノで当たった初めての作品と思われます)NHKも以前より幕末を取り上げる意欲が増してきているのかなと思いました.

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2009年12月20日 (日)

ロマンスカー

 昨夜は当直だったんですが,一夜明けた今日は所用で都内へ.

 なんとなく気が向いたため,ロマンスカーで行こうと券売機で切符を購入してホームに行くと…

Pc200002  なんと写真の青いロマンスカーが停まっていました.これはMSEと呼ばれるタイプの車両です.小田急は代々木上原駅から地下鉄千代田線にも乗り入れているのですが,この地下鉄に乗り入れることを前提に製作されたものです.ですから普段は小田急のターミナルである新宿駅には乗り入れず,代々木上原から千代田線を経由して北千住に向かうんですが,地下鉄の通勤需要が激減する休日には新宿駅への乗り入れもあるらしく,今日はたまたまそれに当たったようです.

 このタイプのロマンスカーに乗るのは初めてだったので,なんとなくワクワクしてました(マイルド鉄スーパーライトなので 笑).

 で,このMSEのことを青いロマンスカー

 VSEのことを白いロマンスカー

と呼んでいますが,そこで私の頭に湧き上がった妄想が…

 悪いロマンスカー: 「次は町田に停まります」と放送をしておきながら,実際には通過してしまったり,「新宿行きです」と言いながら藤沢方面に曲がったりして乗客を混乱させる.

 ずるいロマンスカー: 外観はピカピカの特急電車に見えて,期待して乗り込むと実はただのロングシートの通勤電車というハッタリをかますロマンスカー

 臭いロマンスカー: 車内に常に異臭が漂うロマンスカー

 キモいロマンスカー: キモイ人たちが… 以下略

 なんてことを考えているうちに新宿に着いたのでした.今日は天気は良かったですが,寒い一日でしたね. 

 

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2009年12月19日 (土)

FFとドラクエどちらが好き?

ブログネタ: あなたはFF派? それともドラクエ派?参加数

 今日はココログのブログネタに参加してみます.テーマは「あなたはFF派? それともドラクエ派?」です.

 いわゆるロールプレイングゲーム(RPG)の東西の横綱とも呼ぶべき両作品,誕生から20年以上経過した今も人気を保っているシリーズです.

 この両シリーズが登場したのはちょうど私が大学生の頃でした.発売はドラクエ→ドラクエⅡ→FF→ドラクエⅢ→FFⅡ→ドラクエⅣ→FFⅢ の順だったと記憶しています.

 私はドラクエは最初からやっていましたが,FFの方は2からと記憶しています.FFⅡはあの経験値のないシステムが新鮮で,よく合宿と称して敵そっちのけで味方同士殴りあう戦闘をやってレベルアップを図っていました.ハマり症の私はずっと後ですが,FFタクティクスが出た時も砂漠で合宿をやって(忍者でレベル99まで上げてその後吟遊詩人にジョブチェンジ,わざとトラップを踏んで吟遊詩人でレベル0まで下げる.以下これを繰り返すとムチャクチャ力が強くてムチャクチャ素早いキャラになる),究極のラムザの育成に成功しました(最終ボス以外のすべてのルカヴィを一撃で倒すくらい).

 一方のドラクエはⅢはだいぶやりこみました.凝り症なのでこれまた最強キャラを作ろうと力の種や素早さの種といったステータスをアップするアイテムを集めて賢者に食べさせたり(結局最強のキャラは力255,素早さ255で,はやぶさの剣を装備した賢者でした),同じく3では魔法使いの呪文アバカムを覚えるまでひたすらアリアハンでザコ相手に戦い,鍵を入手せずに先に進めたりなんてこともやりました. 

 で,この両シリーズのどちらが好きかと言われると… 悩むんですが,やっぱりストーリーやキャラクターの魅力からFFでしょうか.

 とはいえ,最近すっかりゲームをやらなくなってしまい(HPにブログ2つ,さらには日記も始めちゃったのでゲームしてる暇がないというウワサ 笑),FFも9以降はプレイしていません.ニュースでは最近ⅩⅢが出たそうですが,もうついていけないんだろうなと思います.

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2009年12月17日 (木)

悪魔の電車

 今私が住んでいるところは,都心から90km程で普通列車だと1時間半くらいかかります.一方新幹線を利用すると30分ちょっとで行けるので,夕方から都心で用事がある場合などは新幹線を使うケースも多いです.

 特に夕方6時11分に小田原駅を発つ新幹線は,それに乗るとほぼ7時には都心に着けるということで愛用しています.

 それが表題の悪魔の列車です.なんで悪魔かといいますと,列車名が

 こだま666号 だからです.

 そうです,新約聖書の最後,ヨハネの黙示録に出てくる獣の数字666です.映画「オーメン」で有名になったこの数字,なんとなく意味深いものがあります.

Nekuta_004  さあ私が今度この列車に乗るのはいつになるのでしょうか(笑).

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2009年12月16日 (水)

日本100名城スタンプラリー67

日本100名城 金沢城(35番)

 久しぶりの100名城ネタです.

 北陸の城下町金沢の中心が金沢城です.江戸時代には加賀藩の藩庁がおかれました.大名家としては最大の石高を誇った加賀藩の始祖が有名な前田利家です.古くから織田信長に仕え,信長の死後は秀吉に臣従した利家は加賀・能登・越中に100万石を越える領国を与えられました.

Hokuriku2_026 (写真1) 重文の石川門

 秀吉の死後わずか8カ(月で利家も死去したため,以後時代は徳川家康の天下となり,前田家もまた幕藩体制の中に組み込まれていきます.しかし,その実力から江戸時代を通じてほぼ100万石の領地を維持していきます.

Hokuriku_144 Hokuriku2_056

(左写真2) 重文の三十間長屋,(右同3) 鶴丸倉庫

 そんな加賀藩の中心が金沢城です.金沢城の立っている小立野台地には戦国時代,加賀の一向一揆で有名な本願寺金沢御堂が置かれていました.信長による一向一揆の制圧後,この地は柴田勝家の勢力下になりましたが,賤ヶ岳の戦いによって勝家が滅びると,代わって利家がこの地に入り,彼によって今の金沢城が築かれました.城に隣接している有名な大名庭園である兼六園が造営されたのは彼のひ孫の4代藩主前田綱紀の時代です.

Hokuriku_156 Hokuriku2_044

(左写真4) 橋爪門と続櫓,(右同5) 五十間長屋

 明治維新後は城は陸軍の管轄に入り,第七連隊や第九師団司令部などが置かれました.第二次大戦後は金沢大学のキャンパスとして使われ,平成13年から金沢城公園として整備され現在に至っています.

Hokuriku_212 (写真6) こちらは大手門跡です

 遺構としては石川門や三十間長屋などがあり,公園として整備されてからは櫓や門などの復元も行われています.私が初めてこの地を訪れた昭和60年代初頭は,ちょうど金沢大学の移転準備が行われていて,構内もかなり雑然とした印象でしたが,今回約20年ぶりに訪問し,綺麗に整備されたその姿に大いに感動した次第です.いまでは隣の兼六園とともに,多くの観光客でにぎわう名所になっています.

Hokuriku2_033

金沢城へのアクセス: JR金沢駅からバスで15分ほどのバス停兼六園下で下車し徒歩5分程度です

スタンプの設置場所 二の丸案内所や石川門入口案内所にあります

登城のハード指数(★☆☆ ハードではありません) 普通の都市公園です.誰でも気軽に散策できます.

35kanazawajo 登城日 2009年4月18日

 

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2009年12月14日 (月)

大石内蔵助とアムンゼン

 今日12月14日はいわゆる忠臣蔵,赤穂浪士の討ち入りがメチャクチャ有名ですが,実は人類が初めて南極点に到達したノルウェーの探検家アムンセンの快挙がこの同じ12月14日(1911年)なんだそうです.

 12月14日というと日本では真冬で日も短いんですが,南半球は反対に夏で日が長い時期です.それも南の果ての南極とくれば,夏も夏,白夜の季節です.実際にアムンセンらはほとんど日が沈まない南極大陸を犬ぞりを駆使して移動し,今から98年前の今日,南極点に到達したのです.

Scottgroup (写真1) アムンセンに遅れること1カ月後に南極点に到達したスコット隊

 しかし,栄光の陰には挫折があり,当時アムンゼンと競うように南極点を目指していたイギリスのスコット隊は移動中のトラブル(アムンセンの犬ぞりに対して,スコットはモーターそりや馬を用意したものの,機械は故障し,馬は凍死してしまうなどして,結局人力でそりを挽くことになってしまった)もあって,南極点到達はアムンセンより1カ月遅れの1912年1月17日になってしまい,しかも悪天候に見舞われ帰路全員が遭難死するという悲劇的な結末になったのでした.

Yamato_snowfield (写真2) 白瀬らは南緯80度5分の地点に立ち,ここを大和雪原と名付けました

 ちなみにほぼ同じ時期に日本の白瀬矗中尉も南極探検をおこなっており,1912年1月に南緯80度を越える地点まで到達しています.

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週末総括2

 またまたこちらの更新が滞ってしまいました.

 先月後半からの充電期間もボチボチで,そろそろ活動が再開され始めているビザンチン皇帝です.

 で,そんな先週末はまたまた東北地方遠征に繰り出していました.まず12日土曜日は盛岡での仕事関係の研究会&忘年会です.これは超重要なイベントで,理由もなくこれを欠席すると,医局中法度の「局ヲ脱スルヲ許サズ」に背いたことにされて切腹になるかもしれません(笑).

Bonen_017 (写真1) 忘年会にて

 というわけで,土曜の朝に電車を乗り継いで盛岡入りした次第です.かなり寒いんじゃないかと覚悟していたんですが,思いのほか温かくて安心しました.

 研究会の方はこの1年間の活動や業績等を発表するもので,おおむね無事に終了しました.その後,市内のホテルに場所を移して忘年会です.会費が高いだけあって料理も豪勢なものでした.偉い人の挨拶やら余興やらとあっという間の忘年会でした.

 で,翌13日は仙台に移動です.この日は私が青春時代を過ごした大学合唱団の定期演奏会が行われるためです.

F19e (写真2) 定演のパンフ

 実はここの定演は例年12月の第2土曜に行われることが多いんですが,昨夜の職場関係の忘年会もまた12月の第2土曜というわけで,毎年バッティングしてしまうのです.というわけで,ここ数年見に行けなかったんですが,今年は日曜日の開催ということで,運よく行くことができました.

 演奏ももちろんですが,昔の仲間との再会も楽しみなイベントでした.

 というわけで,この週末も走り回っていましたとさ(笑).

 ところで,今日は12月14日,元禄赤穂事件の日ですね.

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2009年12月10日 (木)

昔のSF

 子供の頃からSF大好き少年だった私,当時NHKで放送されていた少年ドラマシリーズでもSFが取り上げられていた作品なんかはそれこそ夢中になってみていました.

 小説の方も好きで,鶴書房のSFベストセラーズシリーズに代表される少年少女向けのSF作品を読みふけっていました.

20091210191528

 当時はSFというとどうしても欧米の作品がメジャーでしたが,当時国産のSF作品を盛り上げていた作家たちもいました.このSFベストセラーズは子供向けのこうした作品を収録していたシリーズでしたが,この頃の作家として福島正実,光瀬龍,眉村卓,筒井康隆らがいました.中でも福島正実氏は当時日本ではまだほとんどなじみがなかった昭和30年代にSFマガジンを立ち上げてその初代編集長となり,海外の優れたSF作品を翻訳して日本に紹介する一方,自らもSF作品を書いたり日本人のSF作家を育成するなど八面六臂の活躍をしました.ただ,無理がたたったのか1976年にわずか47歳でこの世を去ってしまいました.

 福島氏のSFは今で言うところの長編は少なく,もっぱら短編です.しかしなかなか興味深い作品が多く,当時鶴書房のシリーズに入っていた「リュイテン太陽」や「異次元失踪」(これは長編といえる分量があります),秋元文庫の「真昼の侵入者」,「悪夢の呼ぶ声」などは購入して読んでいました.

 その一方,当時既に絶版になっていた作品もありました.これらについてはその後すっかり忘れていたんですが,先日調べものをしていたら,な,なんと,ネットオークションに出ているじゃないですか!

20091210184409

 というわけでさっそく競り落としました(って,私以外に入札者がいなかったというウワサですが…).

 で,その本が今日到着した次第です.角川文庫が3冊,ハヤカワが1冊です.中島靖侃氏による「ちがう」と「出口なし」の表紙絵が素敵です.

 しばらくはこれらの本が電車のお供になりそうです.

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2009年12月 8日 (火)

計算が…

 週末に出かけた会津地方,そこで気になったものです.

まずはラーメンを食べたまこと食堂のメニュー

Rame_005  中華そば600円,チャーシューメン900円です.これから類推するとチャーシューが300円だと思われます.

 で,大盛りの中華そばが850円.ここから大盛りは250円増しと思われます.

 じゃあチャーシューメンの大盛りはというと,チャーシューメン900円+大盛り250円=1150円? と思ったら…

 なんと1000円だそうです.計算があいません.どういうことなんでしょう(麺の量はかわらず,チャーシューが大盛りという意味なんでしょうか).

Rame_010

 続いては喜多方駅です.朝8時20分ごろですが,実はラーメンを食べて戻るところです.時刻表が描かれた看板があるんですが,なんか変…

Rame_012 山都って きっと郡山って書きたかったんだろうな…

 と思ってたんですが,実は喜多方の次の駅が山都でした(失礼,誤字じゃありませんでした 笑).

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2009年12月 7日 (月)

週末総括

 この週末仙台に行ってきました.

 で,交通手段としてJR東日本が出している土日きっぷを使いました.土日きっぷはJR東日本の中で,ほぼ北東北3県を除く全エリアが乗り放題という切符です.価格は18,000円で,私の家から仙台を往復するだけで元が取れてしまいます.

 しか~し,それなら仙台往復だけで終わらせるのはもったいないと考えるのが人情,というわけでJR東日本を赤字に追い込むべく乗りまくることにしました(笑).

 で,どこに行くか考えたんですが,なんとなく蕎麦が食べたい気分になりました.じゃあ信州に行こうと決意,さっそく東海道線に乗り込みます.

 信州の蕎麦といえば,戸隠そば(ぼっち盛りが有名)なんですが,ここは長野市からの移動が大変なので断念しました(夕方には東京で用事があったため).それではということで,100名城で知られる松本を目指すことにしました(新しい方のスタンプ帳にスタンプを押すという目的もあり).東海道線の茅ヶ崎駅から相模線・横浜線を乗り継いで八王子駅へ,ここから中央本線の特急あずさに乗り込みます.電車に揺られること2時間で松本に到着.

200912051234000 (写真1) 特急あずさ(ちなみにJRでは下り列車の号数は奇数のため,新宿発のあずさ2号は存在しません.)

 し,しかし… 雨が降っていました(泣).

 「ビザンチン皇帝がわざわざやって来たのに雨とはどういうことだ!」と叫ぶと,少しは気を使ってくれたのか,小降りになりました.その隙を突いてバスに乗り込み,松本城を目指します.曇り空でしたが,やっぱり国宝の天守閣は見事でした.

200912051310000 (写真2) 国宝の松本城

 そしてお城近くのお蕎麦屋さんに入って昼食です.この日は天ざると冷酒を注文しました.昼間からお酒を飲むと休日という気分がして幸せになります.お蕎麦はもちろん美味でした.その後は駅に戻りまたあずさ号に乗り込んで東京に戻ります.さっき飲んだお酒が効いてきて,帰りはほとんど寝てました(笑).

B313 (写真3) 今回食べた蕎麦,新そばでした

 夕方から東京で用足しを済ませて,さあとばかりに今度は北上です.新幹線で郡山まで行って,そこから磐越西線の最終電車に乗り込みます.向かう先は会津若松,とはいっても今回は幕末関連や天地人ではありません.喜多方ラーメンが食べたいからです(笑).

200912060721000 (写真4) 喜多方駅の階段にて

 ほぼ夜中の12時に駅前のホテルに入り,翌朝6時55分の磐越西線下り列車(新津行き)に乗り込みます.25分で喜多方駅に到着,そこからはひたすら歩きます.朝の7時にラーメン? などと言ってはいけません.喜多方では早朝から営業しているラーメン屋さんが結構あるんです.

Ramen_004 (写真5) まこと食堂

 歩くこと15分,今回訪れた店はまこと食堂という魚介に豚骨を加えた出汁を使った醤油味スープのラーメン屋さんです.いつもは近くの坂内食堂というあっさり塩味系のお店に行くんですが,今回は趣向を変えてこちらにしました.麺はもちろん平たくて縮れた喜多方麺です.学生時代に何度かきたことのあるお店でしたが,スープが意外にこってりでした(ここの店は約15年ぶりの訪問).ついでにお土産用のラーメンも購入して一会津若松に戻りました.

Ramen_010 (写真6) ややこってりの醤油ラーメンです

 その後は定番の鶴ヶ城に行ってスタンプを押し(こちらも新しいスタンプ帳用),その後再び磐越西線に乗って郡山,そこから新幹線で仙台に向かいました.

 結局この土日で乗りつぶした列車の切符を正規料金で払ったらいくらになるんだろうと計算してみたんですが,なんと約40,000円でした! というわけで,JR東日本に2万円以上の損失を与えた週末でした(笑).

200912072056000 (写真7) 二日間乗りつぶされてよれよれになった土日きっぷ

 

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2009年12月 4日 (金)

影絵

 二日間ほどこちらの更新が滞っていました.師走に入ってから恒例のレセプト点検やさらに昨日は都心に繰り出す用事なんかがあったためです.

 さて,今日の話題はちょっとほのぼの系です.みなさん影絵ってご存知ですよね.手で何かを作って,その影で絵を作るあれです.

 だいぶ昔にブログ仲間のパンダ子さんが紹介していたのを思い出して自分でもやってみました.

 かたつむりガールズ

 まずは定番のキツネです.

Kagee_002  続いてはです.

Kagee_003  そして続きましては…

Kagee_005  そう,ワシですね.そして最後はなんでしょう?

Kagee_006  はい,土瓶でした.我ながら良く覚えていたなと感心しております(笑).

 さて,明日からの週末ちょっと出かけてきます(笑).

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2009年12月 1日 (火)

師走!

 今日から師走である.

 師匠も走り回るくらい忙しいのかどうかはさだかではないが,慌ただしい季節ではある.忘年会が行われるシーズンでもあり,自分もいくつ忘年会があるのかまだ分からないほどだ.

 ところで,世の中に「~し」と呼ばれる職業があるが,これには「~師」「~士」という2つの系統がある.前者の代表が医師,教師であり,後者が弁護士,会計士だ.師というと師匠=先生のイメージがあるため,医師や教師は先生と呼ばれている(この論理でいくと看護師も先生になるはずであり,役職名が看護婦・看護士から看護師に変わった際この理屈から,「これからは病棟ではみんな先生と呼び合おう」と提案したのだが誰も実行してくれなかった(笑).

 師と士,大した違いはなさそうな気もするが,某大学前教授によるとイメージ的にはの方がずっといいそうである.なぜなら,士の職業には

 弁護士,公認会計士,税理士,消防士,救命救急士,栄養士… 

等社会のために汗を流している職業が多いのに対し,師の方は

 祈祷師,陰陽師,妖術師,黒魔導師,謎の整体師,詐欺師,ペテン師…

など必ずしもいいイメージばかりじゃないからだ.

 思うに士は武士・騎士など,その道を極めた求道者という感じがするのに対し,師の方は軍師に代表されるように知恵を巡らせて(策略によって)計画を成就させるというイメージだからかもしれない.

 ちなみに病院では師は医師・薬剤師・看護師・診療放射線技師・臨床検査技師,士は理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・臨床工学技士・栄養士・介護福祉士などである.

 自分は一応の付く方なので,インチキ臭くならないように頑張ろうと思ったのだった.

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