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2009年7月22日 (水)

小公女セーラ

 BS2で放送中のBS名作アニメ劇場,お昼の枠(12時35分~13時)で放送されていた小公女セーラが本日最終回を迎えました.

 小公女セーラはF.バーネット原作の小公女を基にしたアニメです.インドでダイヤモンド鉱山を経営する父の計らいでロンドンの女学院にやって来たセーラは学校中の人気者でした.しかし,父がインドで急死,破産してしまったために一転して不幸のどん底に突き落とされます.金が全ての学院長や意地悪な生徒たちの執拗ないじめ(実際,この番組の放送時には学校でのいじめが社会問題化していました)にあいます.しかし彼女は決してくじけることなく生きていきます.そして最後に亡き父の親友が登場するに至り,運命は再び180度転換し,彼女は幸せを手に入れるのです.

Sara  感動的なお話ではあるんですが,私はどうしてもこの作品が好きになれなかったのです.

 なぜかというと,最後に自分が幸せになった時,セーラはこれまでのいきさつを全て水に流して,自分につらく当たっていた人たちを許してしまうからです.それだけセーラが優しくて人格者だといってしまえばそれまでなんですが,なんか人間っぽくない印象を抱いてしまいます.

 その点,同じように苦労しながら最後に幸せを手に入れたペリーヌ物語の主人公ペリーヌはもう少し人間的でした.彼女は単なる労働者から最後には大製糸工場の後継者になるんですが,この時に不遇時代に自分に優しくしてくれた人々とは喜びを分かち合いますが,自分に辛くあたってきた人たちにはそっけない態度を取るんです(さすがにあからさまな仕返しはしませんが).なんかこっちの方が妙に人間くさくてほっとするのでした.

Peri  ペリーヌが人間くさい分だけ,セーラの聖人君子ぶりに違和感を覚えるのでした.個人的には小公女セーラ第45話「ミンチン院長の後悔」の次に,第46話「セーラの逆襲」なんてのを挿入しても面白いんじゃないかと思いました(笑).

 追伸①: 明日からこのお昼の枠では海のトリトンが放送されます.録画しなくてはと思います.

 追伸②: セーラが優しすぎる理由の一つとして,演じていた声優が島本須美さんだったこともあると思います.島本さんは当時風の谷のナウシカのナウシカやカリオストロの城のクラリスの声を当てており,とても悪いことはしそうにない感じだったのです.

 

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コメント

 ビザンチン先生こんばんは!
 この作品リアルタイムでは記憶がないんですが、
何かで見たことがあります。
 主人公がひたすらいじめられるんですよね。
それで最後はみんなを許すなんて、
わたしには絶対できません。

 セーラの逆襲、笑ってしまいました。
この辺のセンスが先生らしいな、と思いましたよ(笑)。

投稿: さら | 2009年7月22日 (水) 20:31

こんばんは!
私もペリーヌ物語好きです。
なんだか、主人公のたくましいところがいいです。
もちろんセーラも健気でいいのですけれど。

皇帝様ご存知かどうかわかりませんが、
このアニメシリーズに
「牧場の少女カトリ」というのがあります。
うちの娘がごく小さい頃もうレンタルビデオにあったのですが、フィンランドの物語です。うちではこれにはまりました!!
BGMがフィンランディアだったりするのです。一見の価値ありだと私は思うのですが。

投稿: yocomo | 2009年7月22日 (水) 21:36

<SARAさん>
 こんばんは.SARAさんの世代では,もうリアルタイムではないんですね…
 いや本当にこの小公女セーラ,最終回を見てると,「おい! ミンチン院長やラビニアに怒りのキックをお見舞いしろ」と叫びたい衝動に駆られます.
 ぜひセーラの逆襲で,セーラがミンチン院長をボコボコにするシーンが見たいです.

 そういえば,セーラの原名はSaraで,SARAさんと一緒ですよ!

投稿: ビザ皇帝 | 2009年7月22日 (水) 22:25

<yocomoさん>
 コメントありがとうございます.
 ペリーヌ物語は,登場人物が現実っぽくて私は好きです(もちろんストーリーもですが).

 牧場の少女カトリは覚えていますよ.
セーラの前年に放送された番組ですね.
名作劇場1のお金持ち主人公がセーラなら,名作劇場1に働いていたのがカトリでしたね.セーラと違って不幸そうで実は不幸でない主人公でしたね(出てくる人もいい人ばっかりでしたし).

投稿: ビザ皇帝 | 2009年7月22日 (水) 22:51

ビザ皇帝様 こんばんは!

ははは~このシリーズよく見てましたよ~!
「ペリーヌ物語」は、うっすらとしか記憶ないんですが、髪が長くてカワイイな~、としか記憶ないです。
賛否両論分かれる「セーラ」「ポリアンナ」は大好きです!なぜなら、幼い頃引っ越した先の小学校でイジメを3年間経験し、どちらも私が「頑張ればいつかは見返せる事が来る」とか「辛い事も喜びに変える」を学んだんですよね…。
結局「頑張ればそれだけ筋肉が鍛えられる」「辛い事も笑いに変える」と、かなり道が反れて育ってしましました。

投稿: まーうさ | 2009年7月22日 (水) 23:28

チンって…なんだろう…?

投稿: BlogPetのアロイジア | 2009年7月23日 (木) 13:53

皇帝様こんにちは。
セーラ懐かしいです。
いじめられていた頃は覚えているのですが、最後の記憶がアヤフヤでした。
あしながおじさんみたいなのが密かに屋根裏に差し入れをくれる・・あたりまで覚えていたのですが、そういう結末だったのですか!

 たしかにやさしすぎる声で、子供らしくない性格の子供でしたね。
 
 うちでは、午前枠でポリアンナを観ている途中ですが、子供達はポリアンナが「ホリオンナ」になっています。。

投稿: 琴 | 2009年7月23日 (木) 16:03

<まーうささん>
 こんばんは.小公女セーラは確かに賛否が分かれる作品ですね.
 「気分が落ち込んでいる時に見ると首を括りたくなる」という声がある一方で,セーラに感情移入することで,実際の自分のつらい体験を克服できたという声も多いんだそうです.当時の世相を色濃く反映させた作品ということですね(まーうささんの原点でもあったとは驚きました).

投稿: ビザ皇帝 | 2009年7月23日 (木) 17:40

<アロイジアへ>
 電子レンジで加熱することじゃないのか.

投稿: ビザ皇帝 | 2009年7月23日 (木) 17:41

<琴さん>
 こんばんは.小公女セーラは逆境が激しいだけに最後の幸せが感動的な作品ですよね.
 確かに妙に大人びた性格でしたね(設定では10歳ちょっとのハズですが…).
 ちなみに原作の小公女の方は,結構気丈なところがあって,時に院長に反論することもあるんだそうです.

 午前の枠は今はポリアンナですね.基本的に昼の枠の作品が次に午前の枠に移行しますから,ポリアンナが終われば次はセーラになると思います(ポリオンナって ポリ女?).

投稿: ビザ皇帝 | 2009年7月23日 (木) 17:48

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