水戸の偕楽園
先日盛岡から自動車を陸送してきた私,ただ運転だけしてくるはずがありません.というわけで,ちょうど梅が見ごろを迎えた水戸の偕楽園に寄ってみました.
水戸の偕楽園は金沢の兼六園,岡山の後楽園とともに俗に日本三名園などとも呼ばれる庭園です.江戸時代天保年間に有名な水戸藩主徳川斉昭(徳川幕府最後の将軍徳川慶喜の実父)が造営した庭園です.名前の由来は「みんな(偕)でたのしむ(楽)」からきているんだそうです.梅の名所として知られていますが,私は残念ながら梅の季節に訪問したことはありませんでした.
この日3月1日は曇り時々晴れといった天気でしたが,日曜ということで大勢の観光客が繰り出し,露店もたくさん並んでいました.
園内には約3000本の梅があるとのことでしたが,ちょうど満開であちこちに赤白様々な色彩の花が咲いていました.中でも水戸の六名木と呼ばれる木があるとのことで,園内を探し回りました(こういうシリーズものにハマりやすい性格です 笑).
(写真左) 水戸六名木のひとつ裂公梅,(同右) 偕楽園というと梅林が有名ですが,竹林もあります.
先日訪問した曽我の梅林もきれいでしたが,満開時期にあたったこちらも見事でした.
ついでに弘道館にも寄ってみたんですが,な,なんと!普段は閉まっている正門が開いているではないですか.係員の話では弘道館の正門は江戸時代には殿様が来たときのみ,明治以後は皇族の来館時のみに使用されているそうですが,近年梅まつり期間中の土日に限り一般人の通行も認めているとのことでした(普段は正門脇にひっそりとたたずむ通用門から出入りする).ビザンチン皇帝の私が来たから開けてくれたわけではないようですが(笑),嬉しくなって何回も出入りしました.
| 固定リンク
コメント
ビザ皇帝様 こんばんは!
偕楽園、短大時代に茨城にいたのに、通り過ぎた事しかなかったです。
前の記事の岩手の風景とは一転、華やかな春の風景ですね~~!
暖かそうだぁ…いいなぁ…
門が開いてたのって、きっと長旅のビザ皇帝様を見ていた神様からの粋なプレゼントだったんじゃないですか~?
投稿: まーうさ | 2009年3月 2日 (月) 15:12
<まーうささん>
こちらにもありがとうございます.
ええっ,茨城で学生生活を送っていたんですか! じゃあ納豆は大丈夫ですね(違).
やっぱり盛岡とは気候が異なりますね.顔に当たる空気が違いますもの.
弘道館の門,過去2回行ってますが,今回はいった瞬間「何かが違う」と感じました.たかが門なんですが,いつもは閉ざされているところが開いていると嬉しくなります.
投稿: ビザ皇帝 | 2009年3月 3日 (火) 15:00