萩と御萩
この週末出張で山口(長州)に行ってきました.さっき無事に帰宅したんですが,ただ講習のみに参加するのはアホらしいのであちこち行ってきました.
今年の5月から開始した100名城のからみで日本海岸の萩にも行ってきました.萩は江戸時代の長州藩の城下町だった町で,いまでも昔風の街並みが良く残っていて着物で出歩きたくなるところです(今年2月に新選組装束で走りました).
そんな萩の町に関して昔から抱いていた疑問が
「萩におはぎはあるのか?」
おはぎとはもち米を適度にブレンドしたおにぎり状のものに餡をまぶしたものである.彼岸の季節に出されることからおはぎと呼ばれる(ぼたもちという説も).御萩とも書かれるくらいだから萩の町と関係があるのではと年少時分には思っていた.
(写真左) 萩バスセンターの近くのお菓子屋さんです (同右) おはぎが…
萩といえば夏みかんやかまぼこは有名で,名店も多いのだがガイドブックを見てもおはぎについては触れていない.はたしておはぎを売っている店があるのか,町をうろついてみた.町の中心部バスセンター周囲を探していたら,なんとお菓子屋さんを発見,さっそく行ってみると… なんとおはぎがあるではないか.さっそく購入したことは言うまでもない(美味でした).
(写真) 萩の手作りおはぎです
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コメント
おかえりなさいませ。
結局、萩市とおはぎの関係はわからず仕舞いだったのでしょうか?
私の予想では、萩市の名は萩の花からきているのではないでしょうか? 違うかな・・。
おはぎという呼び方は萩の花に由来している(所もある)ので、萩市とおはぎは萩の花つながりであって、直接の関係はないとか・・? なんだかややこしいですが。
でも折角なので 名産品にしてしまっても良さそうなものですね。
秋の「御萩」も、春には「牡丹餅(ぼたもち)」と呼ぶ風習もあります。
でも、我が家では春でも「おはぎ」と呼びます。おいしければ どちらでもかまいませんが・・。
投稿: 琴 | 2008年10月 6日 (月) 12:10
<琴さん>
萩とおはぎの関係は今でも良く分かりません.やっぱり萩の花と関係があるんでしょうか.ただ子供の頃に萩の町の存在を知った時,即座におはぎを連想した思い出があるばかりです(なにせ小学校時代で,東京はおろか仙台にすら行ったことがなかった自分にとって,萩はニューヨークやロンドン並みに遠いところというイメージでした).
おはぎとぼたもちは季節での呼び名の違いなんでしょうか.甘いものに疎い私にとって,その辺の知識はお寒い限りです(そういえばしることぜんざいの違いも微妙です).
投稿: ビザ皇帝 | 2008年10月 6日 (月) 15:41
ビザ皇帝様 こんばんは!
吹き出しました!
「萩におはぎはあるのか?」
さすがに「萩の月」はないでしょうけど、おはぎはあったんですね~~!
ちなみに私は未だにおはぎとぼたもちの区別がつきません!(きっぱり)
新選組装束で長州を走ったあのお姿は忘れられません!!
投稿: まーうさ | 2008年10月 6日 (月) 15:55
<まーうささん>
そうそう,萩の月っていうお菓子もありましたね.これなんか向こう(中国地方)に持っていけば,萩のお土産と勘違いされそうです.
萩とおはぎ,直接的な関係はなさそうですが,古風な街並みとおはぎの雰囲気が妙にマッチしている感じがしました.
萩名物「はぎのおはぎ」なんて名前で売り出してもいいかもしれません。
投稿: ビザ皇帝 | 2008年10月 7日 (火) 14:00