太っ腹な医師会
産業医という資格のようなものがあるんですが,これを維持するには5年間で20単位(20時間)の講習を受けなくてはなりません.開業医はともかく,勤務医の場合持っていてもメリットはほとんどないんですが(逆に前の職場ではこれを持っているがために職場の産業医にされ,手当て無しで仕事だけが増えるという悲惨な思いをした),せっかく取ったものを失うのもシャクなので更新をしています.
5年というと結構ありそうで油断をしていたら,な,なんと今年一杯で更新しなければならないことが判明,慌てて各地の研修会に参加して単位を集めています(今日現在あと10単位).
そんなわけで今日も夕方から関東地方の某田舎の医師会主催の研修会に参加してきました.
電車が30分~1時間に1本というひっそりした地域の医師会の研修会,指定された会場に入り受付をしようとしたら職員(おそらく医師会の)のお兄さんに食事をどうぞと案内されました.見るとテーブルの上にお弁当とお茶が.ええっ,この研修会参加費無料なのに,なんて太っ腹な医師会なんだと感激して頂きました.後から思えば,今夜の研修会は当医師会の会合も兼ねていたようで,そのために弁当が出ていたようでした.参加者も地元っぽい人ばかりでよそ者は私くらいだったし…
結局2単位を取得し,弁当までご馳走になって有意義な研修会でありました.
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コメント
研修大変なもんですね
月一ルーティン、休暇時集中いずれにしても
開業医している幼稚園の同級盛岡から駒込まで来て資格取得しました
私の勤務先本社にある診療所の先生、数年前までは南極越冬隊OBでした。いい先生でした。
投稿: Gustus | 2008年9月27日 (土) 00:40
<Gustusさん>
こんにちは.研修などの講義も内容と講師の力量によって大きく違いますね.現場のドクター(特に精神科)なんかのお話はとてもわかりやすく興味深いのですが,逆に厚労省の役人の話は無味乾燥で強烈な睡魔との闘いになります.
南極の越冬隊,若い頃の憧れでしたがこの年になると難しいでしょうね(笑).
投稿: ビザ皇帝 | 2008年9月27日 (土) 06:46