日本100名城スタンプラリー17
日本100名城 武田氏館(24番)
私の100名城シリーズ,6月15日の会津若松城で東北10城を全て制覇しました.次は関東10城ですが,こちらはすでに半分の5城は終わっています.ただ残りは8月に青春18切符を使って回る予定になっており,とりあえずは置いておきます.というわけで7月は甲信越9城にチャレンジしていました.
さて,山梨県甲府市は日本100名城に選定された城郭が2つもあるお得な町です.そのひとつが今回のテーマ武田氏館です.
言うまでもなく,山梨県=甲斐といえば武田信玄です.中井貴一主演の昭和63年の大河ドラマ武田信玄(この作品は歴代大河最高視聴率を記録した作品である)や,昨年の風林火山など多くのドラマ,映画で取り上げられ非常に人気が高いアイテムです.
(写真左) 堀です.(同右)境内にも石垣が残っています.
そんな武田氏の居城があったのが現在の甲府市北部で,躑躅ヶ崎館(髑髏(ドクロ)ヶ崎ではありません)と呼ばれていました.武田氏は清和源氏の流れをくみ,室町時代の初めから甲斐の守護となっています.戦国時代に入ると国内の守護代や国人の反乱などに悩まされますが,信虎の時代に甲斐を統一し,次の晴信(信玄)の時代には信濃,駿河,遠江などに領土を広げています.続く勝頼の時代1575年(天正3年)の長篠の戦で一敗地にまみれ,以後急速に衰退し1582年(天正10年)3月11日に織田信長によって滅ぼされたのでした.
(写真) 有名な風林火山の孫子の旗.実物は撮影禁止だったため,ポスターでどうぞ.
躑躅ヶ崎館跡は現在武田神社となっており,多くの観光客が訪れています.当時の建物などは残っているはずもありませんが,堀や石垣などから当時の様子を垣間見ることができます.境内にある宝物殿には武田氏ゆかりの品々が展示されており,訪問したときちょうど,あの風林火山の孫子の旗が展示されていました(どうでもいいですが,どさくさにまぎれて毘の旗も飾ってました 笑)
スタンプの設置場所 武田神社宝物殿の受付にあります.声をかけると出してくれます.
登城のハード指数(★☆☆ ハードではありません) 武田氏の館跡ということを除けばただの神社です. )
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